玉前神社はパワースポットで人気！ご利益やお守りに御朱印情報まとめ！

千葉県一宮町にある上総国一之宮 玉前神社は、縁結び、子宝、養育の神様がお祀りされている歴史あるパワースポットです。ここでは特に女性に人気のある玉前神社のアクセス、ご利益、御朱印などの情報をまとめてご紹介していきます。千葉の人気スポットをぜひチェックしてみてください。

玉前神社(たまさきじんじゃ)は、千葉県長生郡一宮町一宮にある神社で創建年は明らかになってはいませんが、その歴史は平安時代にまで遡ると言われています。永禄年間の大きな戦火にかかり、社殿・宝物・文書の多くを焼失したため創建年などの情報が不明とされているそうです。

御祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、開運、再生など新しい物事が始まる際に守護してくれ、縁結びや子授けなどに関するご利益も得られるとして古くから信仰されてきました。源頼朝の妻が、ここで安産祈願を行ったことでも有名です。縁結びは男女の縁だけでなく人の縁を結ぶとしても信仰され、商売をしている人からの信仰も厚いそうです。

玉前神社から出雲大社までを結ぶレイラインと呼ばれる直線上には寒川神社、富士山、身延山、伊吹山、竹生島、元伊勢、大山とパワースポットが並んでおり、このラインは御来光の道とも言われています。また玉前神社で毎年9月に行われる例祭は総十二社祭り(または上総裸祭り)と呼ばれ、千葉県の無形民俗文化財に指定されています。

玉前神社は千葉県長生郡一宮町一宮3048に位置し、電車でアクセスする場合JR外房線上総一之宮駅から徒歩８分で行くことができます。千葉駅から上総一ノ宮駅までは乗り換えを含め約35分ほどです。乗り換えなしの電車でアクセスする場合は約1時間ほどかかります。時間に余裕のある方はのんびりと電車でアクセスするのもいいでしょう。

自家用車でアクセスする場合は、九十九里波乗り道路一宮インターからすぐのところにあります。九十九里ビーチラインでドライブを楽しみつつ向かうのもいいですね。玉前神社専用の駐車場があるので利用するととても便利です。ただ、祭りの際などは公共交通機関でアクセスした方が賢明でしょう。

玉前神社の社殿は1687年に造営されたもので、多くの特徴があるためよく注目されています。玉前神社の社殿は全国的にも珍しい、黒漆塗りの建造造りです。10年間の長い修復期間(平成の大修理)を経て、2017年春にピカピカの黒漆塗りの社殿をお目にかかることができるようになりました。

玉前神社の社殿と棟札は平成8年に千葉県の有形文化財に指定されています。なかなか他の場所では見ることのできない黒漆塗りの社殿は一見の価値ありです。特に最近公開されたばかりのため、想像以上に光って見えます。参拝の際には玉前神社の特徴的な建造物もじっくりとご見学ください。

玉前神社では24時間自由にいただくことができるご神水もあります。入れ物などは用意されていないので自宅からペットボトルなどを持っていくといいでしょう。この御神水は鉄分が多く含まれているため、かなり濁っているように見えますが、飲むことも可能です。またご神砂は社務所で初穂料500円でいただくことができます。

玉前神社でぜひ体験してみてほしいのがはだしの道です。円上に木が植えられている周りの道には小石がたくさんあり、その上を歩いて回るというユニークな祈願方法です。靴も靴下も脱いではだしで歩く必要があるそうで、結構痛く、一周も回れず断念する人もいるようです。

はだしの道ではまず一周目には無垢となり、無心で歩きます。二周目には気を入れて、三周目には気を満たすとあるのですが、なかなか痛くて難易度が高いです。ゆっくり歩くとより痛くなるので、背筋を伸ばして軽快に歩くとあっという間に終わるというアドバイスもされます。ぜひ挑戦してみてください。

玉前神社では国歌『君が代』の歌詞の中で出てくる「さざれ石」を見ることができます。さざれ石とは小さな石や細かい石のことをいうらしく、それらが自然の作用で集まって大きな岩となっています。名前は知っているけれど、さざれ石とはこのようなものだったのか!と新しい発見となるので、ぜひ見てみてください。

玉前神社は子宝のご利益があるとして多くの女性や夫婦が訪れていますが、中でも子宝・子授けイチョウという3本のイチョウの木の効果がすごい!と話題になっています。お父さんイチョウ、お母さんイチョウ、その子供のイチョウの順に木に触れながら、子宝に恵まれるようお祈りするといいそうです。

子宝・子授けイチョウは本当に仲良く並んでいる夫婦と子供のようにも見えてきます。秋にはこのイチョウが綺麗に色づき明るい黄色の葉で祈願にくる人々をより華やかに迎えてくれます。縁結びだけでなく、子宝を望んでいる方にもとても人気の玉前神社にご夫婦で訪れてみてはいかがでしょうか。

玉前神社の御朱印は初穂料300円で受けられます。総合案内所でいただけますが、もし案内所に誰もいない場合は授与所の方に行くといただけるようです。シンプルなものなので文字がとても目立ち、書き手によってそれぞれ大きな違いのある御朱印がいただけます。この機会に御朱印集めを始めて見てはいかがでしょうか。

玉前神社には5種類の御朱印帳があります。普通サイズのものは初穂料1200円で、波の先に御来光が刺繍されているものが色違いで白、橙、紺の3種類あります。全国一之宮御朱印帳というものはB5版の大きなサイズで初穂料3200円で受けられます。その他、ふさのくに神社御朱印帳が200円で受けられます。

玉前神社にはかなり豊富な種類の絵馬があります。ハート型の縁結びの絵馬には自分の名前と相手の名前を書けるようになっていて片思い中の方やカップルに人気があります。玉依姫絵馬、厄落とし絵馬や黒い馬が描かれた神馬絵馬などもあるので、自分のお願い事に合ったものを選びましょう。

玉前神社ではお守りも20種以上あります。中でも人気なのが波乗守というもので、鮮やかな黄色にオレンジの刺繍がされている華やかなお守りです。これは人生の荒波に耐え、開運の波に乗れるというお守りだそうです。現在人生の苦境に立っている方や新しいことを始めようとしている方におすすめです。

女性のためのお守り御珠守(みたままもり)も人気があります。このお守りの中には豊かな海の底で生み出された真珠が入っています。これを肌身はなさず持っておくことで、玉依姫命が女性を輝かせ、守ってくれるとされているそうです。見た目もとても可愛らしいため、女性へのプレゼントに喜ばれるでしょう。

玉前神社のお守りでもう一つ特徴的なのが月日守です。特に女性が生活の中で月の満ち欠けに大きく影響されるという考え方があり、御祭神の玉依姫命は月の満ち欠けや潮の満ち引きを司る神様でもあります。このお守りは女性の体と心の健康のご利益があるそうです。そして縁結び、子宝、子育てなども玉依姫命が見守ってくださります。

玉前神社には一宮町のキャラクターである一宮いっちゃんのグッズもあります。いっちゃんが描かれた安全祈願のステッカーやいっちゃんの刺繍がされたいっちゃん守などがあるので、ぜひそちらもチェックしてみてください。御来光、波、巫女姿と玉前神社の特徴を表したとても可愛いキャラクターとなっています。

玉前神社で参拝を終えたら立ち寄ってみてほしいのが、老舗和菓子屋の角八本店です。あんころ餅も有名ですが、特におすすめしたいのがみかんが丸々1つ入ったみかん大福です。もちもちの大福にジューシーなみかんが入っていて餡の甘さとみかんの酸味が絶妙です。期間限定でいちご大福も販売されます。玉前神社名物グルメをぜひご堪能ください。

角八本店にはみかん大福の他にも一之宮饅頭やいっちゃんが描かれた塩バターどら焼きなど、一宮土産に最適な商品がたくさんあるので、お土産の購入にもおすすめです。どれもこだわりの感じられる上品な和菓子で、長年多くの人に愛されています。ぜひお店で気になる商品を見つけてきてください。

様々なご利益のある玉前神社についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?特に女性に嬉しいご利益がたくさんある神社となっており、連日多くの女性が訪れています。千葉にお越しの際は、玉前神社に立ち寄って開運祈願をしてはいかがでしょうか。はだしの道もぜひ歩いてみてくださいね。