秩父「羊山公園」の営業時間は？アスレチックや芝桜の見頃など楽しみ方を紹介！

埼玉県秩父市にある「羊山公園」は、芝桜で有名な公園です。芝桜が見頃の時期は、お花見で多くの人が訪れて混雑します。実は、この羊山公園には、芝桜だけではなく、見晴らし台やアスレチックや美術館など楽しめる要素が沢山あり、オールシーズンおすすめの公園です。自然の中でゆったりと過ごす事が出来ます。羊山公園のオールシーズンの楽しみ方をご紹介します。

シーズンオフの芝桜の丘は、カラフルな色ではなく緑で覆われています。お花見の時期のピンクや白の模様しか見た事が無い人にとっては、この緑も新鮮でおすすめです。その風景は、ただ草が生えているわけではなく、自然に生えている草で、なんとなく模様となっているのを見る事が出来、この場所をゆったり自然の中を散策するのはおすすめです。

秩父は、周りが山に囲まれた盆地です。地表に発生した霧が溜まりやすい地形となっています。羊山公園の見晴らし台を含め、この秩父市街を一望できる場所が多く点在します。「春と秋」「早朝」「晴れ」「風が無い」「湿度が高い」といった発生条件が揃って初めて、雲海を見る事が出来ます。絶対見れるとは限りませんが、雲海を見るために羊山公園を訪れてみてはいかがでしょうか?

幻想的な秩父市街、「天空の橋」「天空の工場」「雲海夜景」など、秩父市街の様々な雲海の風景は、絶景で感動ものです。この絶景は、早朝なので、早起きという努力が必要ですが、一生に一度は見ておきたい秩父の姿です。この羊山公園の「見晴らしの丘」から、見える雲海は限られていますが、春と秋の早朝に訪れるのはおすすめです。

羊山公園は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」と「心が叫びたがっているんだ」の聖地として知られています。羊山公園が、アニメの中で登場しているので、その場所で写真を撮る人が多くいます。一番有名な場所は、「見晴らし台の丘」です。ここは、秩父市街を見渡す事が出来、アニメを知っている人はもちろん、アニメを知らない人も秩父市街の絶景を見るのはおすすめです。

羊山公園には、大人も子供も楽しめる「冒険の森 わんぱく広場」があり、春は、芝桜観賞後に遊んでいる子供達がいます。丸太を上るアスレチックやロープを使ったアスレチック、丸太吊り橋などのアスレチックで、大人も子供も思いっきり体を動かす事が出来ます。一番人気のアスレチックは、ターザンロープ!今も昔も変わらず、人気者です。

また、大きな複合アスレチックや、木製トンネルやブランコもあり、子供達は何度も遊んでいる風景を見る事が出来ます。この広場は、森の中にあり、またアスレチックも木製なので、自然と一体となって遊んでいるような感覚になり、大人も子供も木のぬくもりを感じながら体を動かす事が出来ます。アスレチックはオールシーズン楽しめるので、おすすめです。

芝桜の丘を少し離れた場所には、牧場があり、羊たちがいます。ここは「ふれあい牧場」。羊たちは、この羊山公園の名前の由来となっている大切な動物です。ふれあい牧場なので、触れ合う事が出来ます。フワフワの毛を触ることも出来ますし、与えてはいけない草もありますが、それ以外の草をエサやり体験できます。とても優しい羊に癒されるので、ぜひふれあい牧場はオールシーズンおすすめです。

秩父の桜の名所でもあります。ソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜が合わせて約1000本が咲き誇り、4月上旬から中旬にかけて見頃を迎え、お花見をする事が出来ます。桜が見頃の時期の羊山公園は、お花見の人達でにぎわっています。羊山公園全体に桜の木が植えてあり、満開の時期は、ぜひお花見はおすすめです。広場もあり、お弁当を食べたり、ボール遊び、バドミントンをして楽しむ事が出来ます。ぜひ、おすすめです。

桜のお花見で、羊山公園は混雑する時があります。桜が咲くのは、芝桜が満開になる時期よりは少し早いですが、桜の花びらが風に舞う時期に訪れると桜と芝桜を一緒にお花見が出来、おすすめです。桜と芝桜を一緒に見る事が出来る、素晴らしい景色を見る事が出来るのは、4月半ばを過ぎた頃です。ぜひ、桜と芝桜のお花見はおすすめです。

羊山公園の南側には、「芝桜の丘」があり、花が見頃の時期になると芝桜が咲き誇り、パッチワークのようにアートが浮き出る事で有名で、芝桜のお花見はおすすめです。芝桜のパッチワークが目に入った瞬間、歓声を上げてしまう程、美しいパッチワークを見る事が出来ます。2000年から芝桜のアートは始まり、約17600平方メートルの面積に、9種類の芝桜が植えられ、素晴らしい景観を見せてくれます。

この斜面デザインは、日本三大美祭やユネスコ無形文化遺産として登録されている「秩父夜祭(ちちぶよまつり)の囃子手(はやして)の襦袢模様(じゅばんもよう)」をイメージされています。とても素晴らしいアートが、花のパッチワークとなっていて、見る場所で模様の見え方が変わり、色々な場所から見ていると時間を忘れてしまう程です。自分のお気に入りの場所を見つけてのお花見はおすすめです。

芝桜の丘は、芝桜でパッチワーク状に模様が作られていますが、その中に、毎年定番のハートのデザインが隠れているポイントがあります。見頃の時期には、くっきりと浮かび上がり、素敵な景色を見る事が出来ます。また、別の場所には、趣向を凝らした芝桜がまるで額縁に飾られているかのように見る事が出来るエリアもあり、ぜひおすすめです。

この芝桜の丘には、ベンチが沢山並んでいます。回り疲れた時の休憩に最適です。ベンチに座って、芝桜のお花見しながらゆったり過ごす事が出来ます。また青空ランチをする事もできます。芝桜の周りを歩くのも良し、ベンチに座ってゆっくり時間が流れるのを楽しむもよしで、混雑はなかなか避けられませんが、芝桜が見頃の時期の羊山公園はおすすめです。

芝桜のパッチワークのお花見もとても素敵ですが、小さい花一つ一つ観賞するお花見もおすすめです。芝桜は、9種類植えられています。特に珍しい物が植えてあるわけではありませんが、よく見ると赤や赤紫、青紫に白、柄が入っている花とあります。大きな素敵な景色を構成している小さな花に目を向けてみると、また違うお花見の楽しみ方が出来、おすすめです。

羊山公園の芝桜の丘からは、マイクラ山で知られる「武甲山(ぶこうざん)」が見えます。この武甲山は、雄大で、この武甲山を背景に芝桜を見る事が出来るポイントは、絶景過ぎて、感動します。この武甲山、石灰石の採掘場があり、その採掘の為に、変形しています。普通のなだらかな山ではなく、ちょっとカクカクしているのが特徴です。山の高さも採掘の為変わる面白い山です。

この武甲山のカクカクが、今人気のゲーム、四角いブロックでモノづくりをする「マインクラフト」で作ったような山のように見えるので、マイクラ山と言われる事があります。このマインクラフトが大好きな人たちにも、雄大な武甲山が大好きな人も、芝桜のパッチワークだけではなく、バックに武甲山があって芝桜が見える絶景もぜひ楽しむのはおすすめです。

桜や芝桜の見頃の時期は、秩父のグルメを楽しむ事が出来ます。「秩父路の特産市」が行われ、屋台が並びます。特におすすめの秩父グルメは、「みそポテト」。埼玉を代表するB級グルメで、ジャガイモの天ぷらに甘いみそダレで、絶品です。また、屋台の定番もあり、ぜひおすすめです。この屋台の営業時間はそれぞれ違います。芝桜有料時期は、有料エリア内にありますので、入園料が必要となります。

素晴らしい芝桜の楽しみ方、屋台の事を知る事が出来ましたが、では、芝桜の見頃はいつなのでしょうか?羊山公園の芝桜の見頃の時期は、4月半ばから5月初旬です。毎年、芝桜が満開の時期に合わせて、芝桜まつりが行われています。入園料はかかりますが、芝桜まつりの開催期間中が、一番素晴らしい景色を見る事が出来るのでおすすめです。見頃を過ぎると無料エリアに戻ります。

芝桜まつりは、例年4月半ばから行われています。ちなみに、2017年の芝桜まつりは、4月14日から5月7日まで開催されていました。2016年の芝桜まつりは、4月15日から5月8日まででした。自然の植物なので、気候などにより左右され絶対はありませんが、例年の時期を見て考えると4月末に芝桜のお花見に出かけるのが、ほぼ間違いないと予想されます。

この芝桜の満開時期は、とても短いので、見頃の時期を外すと、少し色味が足りなかったり、色はあるけど、つくしの親と言われるスギナが生えてきてしまっていたりと、残念ながら絶景とは言えなくなりますが、それでも一番の見頃時期を外してしまっても、まだ素敵な風景を見る事が出来るばあいもありますので、諦めずにのぞいてみるのはおすすめです。

普段の羊山公園は、営業時間はありません。24時間いつでも利用できます。しかし、芝桜が満開の芝桜まつりの時は、芝桜の丘は、営業時間が設けられます。8時から17時です。また、臨時駐車場にも営業時間があります。南から東の臨時駐車場の営業時間は、7時から17時です。北にある臨時駐車場の営業時間は7時から18時(入場は16時半)までと各場所で営業時間が異なりますので、ご注意ください。

羊山公園自体の入園料は、無料です。気軽に立ち寄る事が出来ます。ただし、芝桜が満開の「芝桜まつり」開催期間中のみ、「芝桜の丘」は、営業時間が設けられ、入園料が必要となりますので、ご注意ください。料金は、オフシーズンの間、この約半月の満開の芝桜の絶景の為に、草取りや苗植えなど、日々心を込めて、スタッフが手入れをしています。その手入れに充てられています。

開催期間中の「芝桜の丘」入園料は、高校生以上は300円。20名以上の団体は250円。中学生以下は嬉しい無料です。もし、障がい者手帳の交付がある人の場合など、無料となる場合がありますので、提示するのはおすすめです。また、芝桜まつりの時期は、普通にある駐車場は閉鎖されます。臨時駐車場が設けられ、有料となります。ご注意ください。

普段の羊山公園は、混雑しておらず、アニメの聖地巡礼の人や羊山公園でゆったり過ごす人たちがいるくらいです。芝桜の満開時期、芝桜まつりの時は、混雑します。芝桜アートを見る為に大勢の人が大勢訪れるからです。その混雑は、圧倒されるほどです。せっかくの芝桜のお花見、混雑の中で鑑賞するのも良いのですが、なるべく早い時間に訪れると、混雑にならないうちにお花見出来るので、おすすめです。

羊山公園の芝桜のオフシーズン、駐車場は混雑することなく普通にとめる事が出来ます。しかし、芝桜のシーズン中は、車で訪れる人が大勢いて混雑します。芝桜シーズン中は、常設駐車場は利用できないため、臨時有料駐車場が数か所設置されますが、満車となり、車をとめる場所に困ったり、渋滞したりと、とても混雑します。シーズン中は、やはり公共交通機関がおすすめです。

羊山公園の滝エリアの近くに「秩父銘仙館」があります。入館料が200円と必要で、秩父織物や銘仙に関する民俗学上貴重な資料などを展示しています。営業時間は、9時から16時で、休館は、年末年始です。別途料金で、藍染体験などの体験が出来るので、人気のある施設です。説明を聞きながら体験が出来るので、秩父の歴史に体験を通して少し触れてみるのもおすすめです。

住所:埼玉県秩父市熊木町28-1 電話番号:0494-21-2112

羊山公園から、車で20分の所にある「秩父ミューズパーク」には、小学4年生から大人まで遊ぶ事が出来るアスレチック「フォレストアドベンチャー」があります。森とアスレチックが一体化していて、かなり楽しい遊びとなるのでおすすめです。利用料金が必要で、30分の講習を受ける必要があり、用意が無ければ、シューズやウェアをレンタルする必要があるほどしっかりとしたアスレチックです。

夏は水かけ祭りなどイベントもあり、オールシーズン楽しむ事が出来ます。大きなアスレチック「フォレストアドベンチャー」は、小学4年生以上、身長140センチメートル以上、体重130キロまでと利用制限があります。また、18歳未満は、保護者と一緒に参加する必要もあります。誰でも参加できるわけではありませんので、注意が必要です。営業時間は、9時から日没です。

秩父ミューズパーク自体の営業時間はありません。フォレストアドベンチャー以外に、展望ちびっこ広場、遊具があるエリアもあり、小学生低学年以下の子連れの家族に人気があります。小さな子供は、このちびっこ広場のアスレチックが安心です。ローラー滑り台が3台もあり、いつも子供たちが大喜びで滑っています。ぜひおすすめのアスレチックです。

秩父ミューズパークでは、冬から春に変わる頃には梅、春は桜のお花見も出来ますし、イチョウが並んで立っている区画もあり、素敵な紅葉を楽しむ事が出来るので、とても人気のある公園です。他にも沢山の種類の植物が育てられていて、その時期で、花を楽しむ事が出来ます。また、パルテノン神殿のような建物は、避難所として準備されている建物です。いざという時の為に大切な建物もあり、安心して利用できます。

住所:埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518 電話番号:0494-25-1315(代表)

桜や芝桜のお花見、オフシーズンの緑、絶景観賞、雲海観賞、アスレチック、羊、アートなど、羊山公園は、オールシーズン楽しめる公園です。芝桜のお花見の時期は、料金や営業時間が設けられ、混雑もしますが、その他は、時間関係なく過ごす事が出来ますので、その人の楽しみ方が出来る公園です。埼玉県秩父市に訪れた際は、羊山公園で楽しい時間を過ごしましょう。