地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

今帰仁城跡のご紹介!桜まつりでも有名な世界遺産!駐車場や料金は?

今帰仁城跡のご紹介!桜まつりでも有名な世界遺産!駐車場や料金は?
投稿日: 2017年6月10日最終更新日: 2020年10月7日

沖縄にある「今帰仁城跡」。世界遺産に登録されている歴史のある城であり、パワースポットとしても良く知られています。今帰仁城跡では日本一早く咲く桜が素敵に見える場所としても有名です。今帰仁城跡の駐車場や料金など、観光情報を紹介します。

今帰仁城跡観光へ!見出し

今帰仁城は沖縄にあり、世界遺産に登録されているとても歴史のある城跡です。現在では日本一早く咲く桜の観光スポットやパワースポットの一つとしても人気であり、たくさんの人で賑わっています。今帰仁城とは、どのようなところなのか、駐車場情報や料金などをまとめて紹介します。

沖縄の今帰仁城跡とはどのようなところ?見出し

今帰仁城跡は沖縄の北に位置する沖縄県国頭郡今帰仁村にあり、別名「北山城(ほくざんじょう、ほくざんぐすく)」とも呼ばれます。標高90から100メートルほどの小高い丘の上に築かれた琉球統一以前からの北山王の城として良く知られています。今では「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として首里城などと共にユネスコの世界遺産に登録されている歴史のある城です。

今帰仁城跡には建造物は残っていませんが、当時は8つの郭があったとされます。広さが南北約350メートル、東西約800メートルもあり、沖縄最大級の37000平方メートルの城跡には長く続く堅牢な石垣が1.5キロメートルに渡って残っています。この石垣は大変見どころであるとされています。城跡では絶景が見えるポイントがいくつもあり、パワースポットとしても人気があり、多くの地元の人や観光客で賑わっています。

沖縄・今帰仁城跡へのアクセス見出し

世界遺産である今帰仁城跡は沖縄の北部にあり、県庁所在地である那覇市の北に約85キロメートルのところにあります。バスでは那覇バスターミナルから名護バスターミナルを経て「今帰仁城跡入口」で降りて徒歩20分ほどでアクセスすることができます。事前に時刻表をチェックして、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。

車でのアクセス方法

車では沖縄自動車道の「許田IC」で降りて一般道を1時間ほどで今帰仁城へアクセスすることができます。那覇自動車道の「那覇IC」から「許田IC」まで普通自動車料金は1020円です。今帰仁城跡のふもとには料金無料の駐車場があります。第1駐車場から第4駐車場まであり、約320台の車を駐車することができます。桜の季節など駐車場が込み合うことがあります。駐車場情報も気を付けましょう。

沖縄・今帰仁城跡の観光情報見出し

今帰仁城公園は8時から18時まで楽しむことができます。最終入場は17時30分です。桜の季節をはじめ、開園・閉園時間は変わることがあるので、ホームページなどで調べてから行くと良いでしょう。年中無休であり、大人の入場料金は400円、小中高生の入場料金が300円、小学生未満は無料となっています。この入場料金には駐車場に併設されている「今帰仁歴史文化センター」の入場料も入った共通チケットとなっています。

今帰仁城跡全体を見学する時には1時間から1時間30分ほどを見ておくと良いでしょう。屋台での軽い食事も楽しむことができるので、移動時間も考えてゆっくり見て回ることができるように計画をしっかり立てることが重要です。

沖縄・今帰仁城跡の歴史1.始まり見出し

沖縄(琉球)は昔、3つの勢力に分かれていました。北山(ほくざん)、中山(ちゅうざん)、南山(なんざん)と呼ばれていて、それぞれに「王」がいました。今帰仁城跡にあった今帰仁城は「北山」にあり、北山の王が住む城として使われてきました。

元々13世紀頃に建てられた城と言われていますが、14世紀に琉球国の北山王として「怕尼芝(はにじ)」「民(みん)」「攀安知(はんあんち)」の3人の王が歴史書に書かれたことがはっきり分かっている歴史とされています。

沖縄・今帰仁城跡の歴史2.攀安知見出し

今帰仁城の城主であった「攀安知」は後世に書かれた歴史書によると大変武骨で荒々しい王であったようです。沖縄の北部は山に囲まれていて、険しい地でもあります。その地域を反映しているかのような武将らしい王であったと言われています。このような強い王がいたことが今の人気のパワースポットの要因の一つともなっています。

沖縄・今帰仁城跡の歴史3.監守見出し

しかし、北山は1416年に中山の「尚巴志」によって滅ぼされてしましいました。これにより、今帰仁城は「北山の城」としての歴史の幕を閉じました。その後、「尚巴志」は自らの子弟を今帰仁城に入れ、北側の地域の監守としました。それ以降「今帰仁城」は監守の住まう城となりました。

沖縄・今帰仁城跡の歴史4.攻撃見出し

1609年には島津氏が率いる薩摩藩により、琉球侵攻を受け、今帰仁城はその第一目標とされてしまいました。当時の琉球の中山王は和睦を求めていて、抵抗をあまりしませんでしたが、その時の攻撃によって今帰仁城は焼け落ちてしまったとされています。

沖縄・今帰仁城跡の歴史5.崇拝見出し

1665年頃には監守が首里に引き上げていったものと考えられていて、その後は今帰仁城に住まう人はいなくなりました。その頃から今帰仁城跡は「御嶽」と呼ばれて、地元の人々から崇拝され、パワースポットとなっていきました。これらの歴史があったからこそ、世界遺産として今に残る城となっていきました。

今帰仁城跡1.平郎門見出し

今帰仁城跡の入場チケットを買い、世界遺産である今帰仁城跡に足を踏み入れた最初に目をするところが「平郎門(へいろうもん)」です。ここは「本門」とされていて、今帰仁城で一番重要な門とされてきました。石垣を積んだ間に人が数人通れるほどの穴が開いていて、それが門とされています。

桜のみどころです

この「平郎門」から城へと続く石畳の参道の両側には沖縄の桜として知られている「カンヒサクラ」が植えられていて、桜の季節には桜並木となり、大変素敵だと有名です。世界遺産と桜のコラボレーションを見られる大変珍しい場所の一つです。桜の季節にはパワースポットとしての人気もさらに上がります。

今帰仁城跡2.城壁見出し

今帰仁城跡は1.5キロメートルほど続く城壁が素敵であるということでもよく知られていて、その堅牢さは日本の万里の長城のようだとも言われています。これらの城壁は古生期の石灰岩を使って作られていて、高さは3メートルから8メートルあります。この城壁は石が幾重にも重ねられ、大変丈夫に積まれています。城壁の外側には飛び出た部分を作ることで四方八方から敵を攻撃できるように工夫されていました。

今帰仁城跡3.旧道見出し

平郎門を入ると直線の石畳の道(階段)が続いています。この道は1960年代に整備されたもので、本来の道(旧道)は右手側にあります。旧道は狭く、敵が攻めてきても大勢の敵が一気に入り込めないように工夫されています。風情のある旧道を少し行くと一つの郭があります。「カーザフ」と呼ばれていて、ここからの眺めが良いと人気があります。

さらに現在の道の左側には「大隅(うーしみ)」という広い郭があります。ここは兵の練兵場であったと考えられていて、城内で一番大きい場所であり、当時に思いを馳せることができる場所の一つです。

今帰仁城跡4.御内原見出し

今帰仁城の中で一番人気のパワースポットと言われているのが「御内原(うーちばる)」です。ここは北殿跡の北側にあり、今帰仁城の中でも一番高いところにあります。ここは当時は女官部屋があったと考えられていて、男子禁制の崇高な場所であったようです。ここには今帰仁城の守護神として崇められている神聖な神様が住む場所でもあります。

「御内原」の北側からの眺めは城内で一番開けていて近くの山並みや離島、エメラルドグリーンに輝く海など眺めが最高であるとして、絶景ポイントとして良く知られています。天気が良ければ沖縄本島の辺野古岬の22キロメートル程沖にある与論島まで眺めることができます。今帰仁城を訪れたら外すことができない重要なパワースポットの一つです。

今帰仁村歴史文化センターにも行こう見出し

今帰仁城の入場券でセット入館できる「今帰仁村歴史文化センター」にも是非行ってみましょう。ここには今帰仁城のことや歴史、当時の生活などが分かる資料などがたくさん展示されています。どうして今帰仁城がパワースポットと呼ばれるようになったのか、ということもここに行けばさらに分かるでしょう。3つの常設展示室からなっていて、今帰仁城や今帰仁の歴史を学ぶのに最適の施設となっています。

今帰仁城へ行ってみよう見出し

今帰仁城は沖縄の中でも大きくて歴史のある世界遺産の城です。今ではパワースポットや桜の花見場所としても大変人気のある場所です。歴史を感じに、素敵な景色を見に、パワーをもらいに今帰仁城へ行ってみましょう。真夏ともなると暑いですし、足場があまり良くない場所もあるので、歩きやすい服装・靴で行くことをおすすめします。

沖縄の桜「寒緋桜」名所ご紹介!日本一早いお花見の時期はいつ? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
沖縄の桜「寒緋桜」名所ご紹介!日本一早いお花見の時期はいつ? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
日本で一番初めに花見ができる場所が「沖縄」です。沖縄では本土の桜と違い、「寒緋桜」という種類の桜が多く咲きます。1月下旬ころから2月上旬ころの時期に開花する寒緋桜。桜の名所はどこがあるのか、またどのようなお花見をするのかなどをご紹介します。
沖縄北部を観光しよう!見どころが満載のスポットをご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
沖縄北部を観光しよう!見どころが満載のスポットをご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
沖縄北部は魅力的な観光スポットがいくつもあります。全国的にも有名な水族館、やんばると呼ばれる自然が多く残る地域、透明度の高い美しいビーチ、沖縄らしさを感じられるテーマパーク、興味深い道の駅など、沖縄北部の観光スポット、穴場スポットをご紹介します。
投稿日: 2017年6月10日最終更新日: 2020年10月7日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote