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東京カテドラル聖マリア大聖堂で見学やミサ体験!美しい教会を見に行こう

東京カテドラル聖マリア大聖堂で見学やミサ体験!美しい教会を見に行こう
投稿日: 2017年11月4日最終更新日: 2020年10月8日

「東京カテドラル聖マリア大聖堂」は、独特の建築様式で知られ、キリスト教徒のみならず多くの観光客にも親しまれてきました。今回はそんな東京カテドラル聖マリア大聖堂の建築から、教会見学の際の見どころやミサ、アクセスなど詳しくお伝えします。

東京カテドラル聖マリア大聖堂とは?見出し

Photo by scarletgreen

東京都文京区にある「東京カテドラル聖マリア大聖堂」は、東京のカトリック教会の中心的役割を果たす教会でありながら、独特の建築様式で知られ、観光客にも優しい教会として親しまれています。今回はそんな東京カテドラル聖マリア大聖堂の建築から、教会を見学する際のおすすめやミサ、さらにはアクセスなど詳しくお伝えします。

東京カトリック教会の中心である東京カテドラル聖マリア大聖堂見出し

「東京カテドラル聖マリア大聖堂」の名で親しまれているこちらの教会は、またの名をカトリック関口教会といいます。カトリック教会には教会行政を行うための区分があり、16教区に分かれた日本の教区の中でも、こちらの東京カテドラル聖マリア大聖堂は1教区の中心的役割を果たす教会となっています。

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東京カテドラル聖マリア大聖堂の特徴

東京カテドラル聖マリア大聖堂は、外観からではキリスト教の教会らしく見えないかもしれません。それというのも東京カテドラル聖マリア大聖堂の外装はステンレス張り、教会の土台は重厚な石によって支えられており、特に十字架等が掲げられているわけではないので、教会の存在を知らない方が見れば何の施設かわからないかもしれません。

東京カテドラル聖マリア大聖堂の歴史

東京カテドラル聖マリア大聖堂の歴史は、古くは1899年に遡ります。当初聖母仏語学校に付属する聖堂として建築された最初の教会は、今のようなモダンな建築ではなく、ゴシック様式の木造建築の教会だったそうです。しかしこちらは1945年に戦災のため焼失し、その後長らく教会は物資不足のため再建されないままになっていました。

そんな東京カテドラル聖マリア大聖堂の窮地を救ったのが、ドイツのケルン大司教区による支援でした。それにより東京カテドラル聖マリア大聖堂建設のためのコンペが開催されることになり、ここで採用されたのが建築家・丹下健三による案であり、丹下による洗練された建築デザインは教会の外観の随所に現れています。

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“世界のタンゲ”による建築

教会を建築することとなったのは、“世界のタンゲ”とも呼ばれる著名建築家、丹下健三。国立代々木競技場の建築でも知られ、世界的に活躍した丹下健三による案は、教会の建物自体が十字架状に広がるというもの。当時の教会関係者を非常に驚かせたそうですが、その様式は現在の東京カテドラル聖マリア大聖堂において採用されています。

外観だけではなく内部も独特な東京カテドラル聖マリア大聖堂

1964年に建設された東京カテドラル聖マリア大聖堂は、ステンレスに覆われ、十字架状に広がる外観も特徴的ですが、内部も独特の構造となっています。壁はコンクリート打ちっぱなしと殺風景なようでありながら、天井には十字架型のトップライトが施されており、静謐で神聖な空間を作り出すことに成功しています。

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東京カテドラル聖マリア大聖堂見学のおすすめ1.十字架見出し

Photo by scarletgreen

ここからは東京カテドラル聖マリア大聖堂を見学する際におすすめの見どころを紹介します。東京カテドラル聖マリア大聖堂の聖堂内に入ってまず目に飛び込んでくるものの一つは、祭壇の裏側にそびえる十字架ではないかと思います。こちらの十字架は高さ16メートルにも達し、訪れる者を圧倒させます。

さらに十字架の背後にはアラバスターという鉱物の一種が薄く切り出されたものがはめ込まれています。そのため巨大な十字架の背後から聖堂内へと差し込む光は金色に輝いているかのように見え、神の存在を感じさせてくれるかのような神聖かつ荘厳な雰囲気を生み出しています。

東京カテドラル聖マリア大聖堂見学のおすすめ2.パイプオルガン見出し

教会といえばパイプオルガンの存在を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ここ東京カテドラル聖マリア大聖堂にもオルガンはもちろん設置されています。2004年に教会再建40周年を記念して設置されたというこちらのオルガンはイタリア製で、教会用のパイプオルガンとしては国内最大級のものだそうです。

東京カテドラル聖マリア大聖堂では、月に一度金曜日の夜に“オルガン・メディテーション”と題し、パイプオルガンを使用したコンサートも行われています。こちらは誰でも鑑賞できるだけではなく料金も無料となっています。教会内に響くパイプオルガンの音色がどんなものか聴いてみたいという方にはこちらもおすすめです。

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東京カテドラル聖マリア大聖堂見学のおすすめ3.教会内の像見出し

東京カテドラル聖マリア大聖堂内には様々な像が設置されており、そちらも見どころです。中でもおすすめはバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に所蔵されているミケランジェロによる傑作「ピエタ像」の原寸大レプリカ。受難により亡くなったキリストを抱く聖母マリアの憂いを帯びた姿にはキリスト教徒でなくとも胸を打たれることでしょう。

東京カテドラル聖マリア大聖堂見学のおすすめ4. ルルドの洞窟見出し

教会の駐車場奥にある「ルルドの洞窟」は、1911年にフランス人宣教師により建設されたもの。フランスのルルド近郊の洞窟で少女の前に聖母マリアが現れ、洞窟から湧き出た泉の水を飲むと病気が治ったという奇跡が伝えられており、その洞窟を再現したものとなっています。ちなみにルルドの洞窟を再現したものというのは教会においては時折見られるそうですが、中でもこちらのものは特に忠実に再現されているとのことです。

東京カテドラル聖マリア大聖堂見学のおすすめ5.鐘塔見出し

東京カテドラル聖マリア大聖堂の脇に聳え立つ鐘塔も見どころの一つ。こちら高さは61.68メートルもあり、39.41メートルもの高さがある大聖堂と比較してみても圧巻です。またその中の鐘は現在は留められてしまっているものの、建設当時は西ドイツから輸入され、日本各地の鐘の音を研究して制作されたものだということです。

東京カテドラル聖マリア大聖堂のミサとは?見出し

東京カテドラル聖マリア大聖堂に関心がある方の中にはミサを訪れてみたいという方もいらっしゃるかもしれません。東京カテドラル聖マリア大聖堂では、カトリックの信者ではない一般の方のミサの見学も受け入れており、教会内でスタッフに声をかければ案内してもらえるとのことです。

ミサは平日にも行われていますが、おすすめは大聖堂で行われるミサ。こちらは毎週日曜日の午前8時からと午前10時からの2回にわたり行われています。また地下聖堂では、月~土曜日の午前7時から、第一金曜日の午前10時から、土曜日の18時から、日曜日の12時からと数多くのミサが行われているので、そちらも併せて訪れてもよいでしょう。

東京カテドラル聖マリア大聖堂では結婚式も出来る見出し

東京カテドラル聖マリア大聖堂では結婚式を執り行うことも出来ます。通常の結婚式とは異なりキリスト教徒が祈りをささげる場での結婚式となるので、様々な制約はあるそうですが、パイプオルガンでの演奏などもあり厳かな雰囲気の聖堂で挙式を上げられたいという方にはよいかもしれません。

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東京カテドラル聖マリア大聖堂へのアクセス見出し

気になる東京カテドラル聖マリア大聖堂へのアクセスについてです。こちらへのアクセスは、電車のみの利用で訪れる際には東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅1a出口より下車し、徒歩約15分となっています。電車の駅からは少々遠くなっているため、バスを利用しての行き方の方がアクセスしやすくなっています。

バス利用でのアクセスも

また東京カテドラル聖マリア大聖堂へのアクセスはバス利用でも可能です。その際はJR山手線目白駅下車、都営バス 白61系統「新宿駅西口行き」乗車、あるいは新宿駅下車、都営バス 白61系統「練馬車庫前行き」でいずれも「椿山荘(関口三丁目)」下車徒歩1分となっており、バスでのアクセスの方が下車後の教会までの距離は近くなっています。

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東京カテドラル聖マリア大聖堂に行ってみよう見出し

Photo by jonolist

東京のカトリック教会の総本山であると同時に、独特の美しい建築様式でも知られる東京カテドラル聖マリア大聖堂。観光客にも人気のスポットとなっており、キリスト教徒ではない方も見学に訪れやすくなっているので、気になる方は一度足を運んでみてはどうでしょうか。

投稿日: 2017年11月4日最終更新日: 2020年10月8日

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