サントシャペル教会のステンドグラスは圧巻の美しさ！夜のコンサートもおすすめ！

フランスのパリ・セーヌ川の世界遺産エリアにある「サントシャペル教会(Sainte Chapelle)」。パリ最古の美しすぎるステンドグラスを誇る教会として知られ、世界中から多くの観光客が集まります。サントシャペル教会の見どころや夜のコンサート情報、行列を回避する方法など、サントシャペル教会の観光情報をまとめてご紹介します。

フランス・パリのセーヌ川の世界遺産エリアに位置しているのが「サントシャペル教会」です。サントシャペル教会は、シャルトル・ノートルダム大聖堂と並ぶ、パリ観光では欠かせない人気スポットとして知られています。このサントシャペル教会は1248年に建てられた歴史の深い教会で、パリ最古のステンドグラスを持っているのが特徴です。

美しすぎるといわれるサントシャペル教会のステンドグラスは「聖なる宝石箱」と呼ばれるほど。パリで最も美しいステンドグラスとも言われています。あまりに美しいそのステンドグラスを一目見ようと、世界各国から多くの観光客が訪れ、毎日行列が出来るほどの大人気観光地です。夜に開催されるコンサートやその他の見どころも満載です。

「聖なる宝石箱」、「パリで最も美しいステンドグラスを誇る教会」と称されているサントシャペル教会、外見もよっぽど豪華で美しいのだろうと思いますよね。しかし実際は、サントシャペル教会は目立たない隠れ家的な教会だったんです。裁判所の中庭にひっそりと佇むサントシャペル教会は、外から見るとどこにあるか分からないほどです。

教会の前まで行けば立派な佇まいを見ることができるのですが、ここまで入る入り口を探そうとなると少し難しかったりします。観光シーズンには必ずといっていいほど大行列が出来ているのでそれを目印にしたり、サントシャペル教会の入り口前にあるカフェを目指して行くのがおすすめ。特に人が少ないときは見落とさないように注意です。

サントシャペル教会の特徴といえば、なんといってもこの世界最古のステンドグラスの数々です。サントシャペル教会内には、「聖なる宝石箱」と呼ばれるのも納得の、美しすぎる光景が広がります。美しいステンドグラスを通して光が差し込み、教会内を色鮮やかに彩ります。「言葉を失うほどの美しさ」という言葉の意味を実感できるはずです。

サントシャペル教会の中は、まるで万華鏡の中に飛び込んだかのような世界。サントシャペル教会が誇る、パリで最も美しいステンドグラスの美しさが視界いっぱいに広がります。太陽の光によって刻々と変化していく光の色。瞬間瞬間に姿を変えていくサントシャペル教会のステンドグラスからは目が離せません。パリを訪れる際は必見の教会です。

絶対にチェックしてもらいたい、サントシャペル教会の見どころをご紹介します。まずは、このサントシャペル教会の代名詞ともいえる、パリ最古のステンドグラスです。万華鏡のような全体像も大変素晴らしいのですが、ステンドグラスの表情がそれぞれ異なる点にも注目です。時間が許すのであれば、ステンドグラスを一つ一つ見てみてください。

続いてご紹介するサントシャペル教会の見どころは、ついつい見逃してしまいがちな足元にあります。美しすぎるパリ最古のステンドグラスに目を奪われて見逃すことがないように注意です。足元には、少し薄れてしまっていますが、色鮮やかなモザイクタイルが敷き詰められています。かわいい動物たちが描かれている床のタイルにも注目です。

サントシャペル教会の素晴らしいステンドグラスは、周りの装飾物によってその美しさがさらに引き立っているということもお忘れずに。サントシャペル教会は建築の面で見ても大変美しい教会です。二階には12人の聖人像や、美しい柱の装飾などを見ることができます。細かいところまで工夫されている教会内もチェックしてみてくださいね。

サントシャペル教会は、パリ最古の美しいステンドグラスがある教会として知られていますが、それと同時に観光客の多さや行列がすごいことでも有名です。行列の理由はセキュリティチェック。観光客が多い上、入場の際にセキュリティチェックが行われるために行列が出来るのです。でもせっかくのパリ観光、できるなら行列を回避したいですよね。

行列を避けたいならやはり、朝一に訪れるのがおすすめです。また教会がある裁判所敷地内にある「コンシェルジュリー」とセットで訪れて、先にコンシェルジェリー側から敷地内に入るという手もあります。コンシェルジェリーは行列が少ないのでスムーズに入れる可能性が高いです。また次でご紹介する夜のコンサートを利用するのもおすすめです。

光がたっぷりと差し込む昼間のサントシャペル教会も魅力的ですが、見どころはそれだけじゃありません。サントシャペル教会では年間通して夜にクラシックコンサートが開かれます。パリで過ごす夜、パリ最古のステンドグラスに囲まれてクラシックを聴くなんてとっても贅沢じゃありませんか?昼間の教会も素敵ですが、夜の教会もおすすめです。

夜のコンサートでは、教会ならではの音響を楽しむことができます。誰もが知っている名曲が多いため、夜のコンサートはクラシック初心者の方にもおすすめ。特典として、夜のコンサートでは入場口が変わります。夜はバラ窓の下にある大きな扉からの入場ができます。昼間の解放時間には閉められているこの扉をくぐれるのは、嬉しい特典です。

続いてサントシャペル教会の入場料金についてご紹介します。サントシャペル教会の入場料金は、一般が8.50ユーロになります。18歳未満であれば入場料金は無料なのですが、パスポートの提示が必要になりますので持参するのを忘れないように注意しましょう。また18歳から25歳までのEU圏国籍者、および身体障がい者と付添い1名も無料です。

サントシャペル教会とコンシェルジュリーのセット料金です。セット料金は一般が13.5ユーロで、18歳未満であれば無料となります。その他の無料対象者はサントシャペル教会の入場料金の無料対象者と同条件になります。特に観光シーズンである夏はサントシャペル教会の行列を避けるため、セットチケットを購入した方がスムーズでおすすめです。

また嬉しいことに、サントシャペル教会では一般無料解放する日があるんです。対象となるのは10月から3月の期間の第一日曜日になります。4月から9月の期間の第一日曜日は無料対象外となりますので、お間違えないようにご注意くださいね。期間中、入場料金は無料ですが、オーディオガイドの貸し出しは有料となりますのでこちらもご注意を。

続いてサントシャペル教会への行き方、入り口の見つけ方をご紹介します。サントシャペル教会の最寄駅は、メトロ4号線シテ(Cite)駅になります。シテ駅を出て、パレ通り(Boulevard du Palais)を南に向かって徒歩2分ほど進んだところの右側に位置しています。ここまでは行きやすいのですが、入り口が分かりにくく見落としがちなので注意です。

サントシャペル教会は、現在の司法宮の一部であり、かつての牢獄であったコンシェルジュリーと共に、最高裁判所の敷地内に位置しています。敷地の中庭に位置するサントシャペル教会は、通りに面していないため外からは見ることができません。まずは裁判所の建物に入り、中庭に入ってからサントシャペル教会に入場するような形になります。

いかがでしたか?フランス・パリの世界遺産「サントシャペル教会」の見どころや夜のコンサート情報、行列を回避する方法など、サントシャペル教会観光に関する情報をまとめてご紹介しました。パリで一番といわれるサントシャペル教会のステンドグラスは息を呑むほどの美しさです。フランスを観光の際はサントシャペル教会もお見逃しなく。