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秩父「三十槌の氷柱」へのアクセスは?美しいライトアップの期間も紹介!

秩父「三十槌の氷柱」へのアクセスは?美しいライトアップの期間も紹介!
投稿日: 2017年11月14日最終更新日: 2020年10月8日

冬になると現れる氷の芸術「三十槌の氷柱」(みそつちのつらら)。奥秩父の冬の観光名所として、大滝氷まつりやライトアップなどが実施され、見るもの全てを魅了しています。この記事では、「三十槌の氷柱」の観光に役立つ情報をたっぷりとお伝えします。

「三十槌の氷柱」は奥秩父の観光名所見出し

冬になると現れる氷の芸術「三十槌の氷柱」(みそつちのつらら)は、奥秩父の冬の観光名所として、今やたくさんの人が訪れるスポットとなっています。氷柱が見られる期間中には、大滝氷まつりやライトアップなどが実施され、見どころも盛りだくさん。そこで、「三十槌の氷柱」へのアクセスやライトアップなどの観光情報をお伝えします。

奥秩父大滝「三十槌の氷柱」ってどんなところ?見出し

秩父市の「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」直下の荒川河川敷で、例年1月から3月にかけて見られる氷柱を「三十槌の氷柱」と言います。この場所は川の南側にあり、冬は日があたらないため、岩から湧き出る水が凍り美しい氷柱ができあがります。自然の創り出す壮大な景色を見に、はるばる秩父まで行く価値は十分にあります。

実は「三十槌の氷柱」は、自然の氷柱だけでなく、人工氷柱のゾーンもあり、どちらも見ごたえのある景観となっています。天然の氷柱は、幅最大30m、高さは10mにまでのぼり、岩清水が凍ることによって出来ていくので、どんどん大きく成長しています。自然の力でここまで巨大な氷柱を見られる名所は珍しいです。

人工氷柱ゾーンでは、崖に水を流して氷柱を創り出し、最大で幅55m、高さ25mの壮大なスケールになっています。「三十槌の氷柱」は、天然も人工も見頃は1月中旬から2月中旬です。暖冬の場合は時期が遅くなる場合もあるので、事前に秩父市の観光サイトで状況を確認しておくと良いでしょう。

2018年の「三十槌の氷柱」開催情報見出し

2018年の「三十槌の氷柱」開場期間は、1月7日(土曜)から 2月18日(日曜)までとなっています。見学時間は8時から17時までで、気軽に見に行くことができます。ただし氷の状況によっては、終了が早まる場合もあるのでご注意下さい。なお、今までは入場無料でしたが、2018年からは入場の際に「環境整備協力金」がかかるようになります。

「三十槌の氷柱」見学に必要な環境整備協力金は1人200円(中学生以上)で、徴収場所はウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場、槌打(つちうち)キャンプ場、各氷柱降り口です。なお、駐車場は別途料金がかかり、普通車 500円、 バイク 200円、 マイクロバス 1,000円、 観光バス 2,000円となっていますので、準備の上ご来場ください。

見逃せない「大滝氷まつり」見出し

毎年、氷柱が見頃を迎える期間に開催される「大滝氷まつり」。氷柱の成長具合によって時期がずれますが、概ね1月中旬から2月中旬の期間の開催となっています。この大滝氷まつりの会場は、「三十槌の氷柱」だけでなく「中津川の氷壁」も含まれており、秩父市中津川の断崖絶壁にしみ出る水が凍ってできる氷壁を見ることができます。

大滝氷まつりの期間中は、「三十槌の氷柱」のライトアップが実施され、夜の間しか見ることのできない絶景スポットとして人気を博しています。また、会場では期間中に2回、特産品と甘酒の販売も行われます。温泉の利用割引券や、秩父の観光名所が掲載されたパンフレットなども配布されるので、ぜひ開催に合わせていくのをおすすめします。

「三十槌の氷柱」はライトアップがきれい見出し

大滝氷まつりのメインと言える「三十槌の氷柱」のライトアップ。日中に見る神秘的な氷柱ももちろん美しいですが、色鮮やかなライトに照らし出される氷柱も息を呑む美しさです。秩父の四季を表して、ピンクのライトは春、グリーンのライトは夏、レッドのライトは秋、ホワイトのライトは冬をイメージしています。

2018年の「三十槌の氷柱」ライトアップ期間は、 1月13日(土曜)から 2月12日(月曜)となっており、毎晩見ることができます。点灯時間は平日17時から19時までで、土曜・日祝日は21時までとなっています。寒さが最も厳しい時期の開催なので、夜は本当に冷え込みます。見学に行く際は、厚い防寒着を着て、寒さ対策をしっかりとしておきましょう。

夜間のライトアップは、バイオディーゼル発電を利用しています。使用済み天ぷら油を利用したバイオディーゼル発電機で発電した電気を使い、環境にも配慮した取り組みがされていることが分かります。「三十槌の氷柱」は、ライトアップの演出から使用する電力に至るまで、こだわりがたくさん詰まっています。

「三十槌の氷柱」のある『ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場』見出し

ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場では、大滝氷まつりの開催期間に合わせて、駐車場とカフェの営業をしています。カフェウッドルーフでは、氷柱見学で冷えた身体を温めるのにコーヒーや甘酒、ご当地グルメのみそポテトといったメニューがおすすめです。焚き火もたかれ、心も身体もほかほかと温かくなる至福の時間を過ごせます。

冬の間は「三十槌の氷柱」が名所となるウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場ですが、夏はキャンプ客でいっぱいの人気スポットです。荒川沿いの、緑の木々に囲まれた大自然を感じるキャンプ場として、家族連れなどで賑わいます。普段はキャンプ場、冬の間は氷柱の名所として年中楽しめるのでおすすめです。

みそポテトは秩父の名物ご当地グルメ!おすすめの取扱店舗も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
みそポテトは秩父の名物ご当地グルメ!おすすめの取扱店舗も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
埼玉県秩父市は、ご当地グルメが美味しいということで人気を集めています。数あるご当地グルメの中でも特におすすめなのが、B級グルメである「みそポテト」。やみつきになると評判なんです。秩父市でみそポテトを取り扱っている店舗を、まとめてご紹介していきます。

ウッドデッキから見る「三十槌の氷柱」見出し

駐車場に沿って設置されているウッドデッキは、「三十槌の氷柱」の見学にもってこいの場所です。河川敷の方は足元が悪く、滑りやすくなっているので、心配な方はこのウッドデッキからの見学がおすすめです。河川敷からの眺めとは一味違った景色が広がり、十分に氷柱鑑賞を楽しむことができます。

奥秩父大滝「三十槌の氷柱」へのアクセス見出し

「三十槌の氷柱」へのアクセス方法を紹介します。「三十槌の氷柱」へは、バスか車の2通りのアクセス方法がありますが、どちらかと言うと車の方が便利です。車でのアクセスなら、関越自動車道の花園ICから国道140号を通って「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」を目指します。駐車場は500円で利用することができます。

バスでのアクセスの場合、秩父鉄道の三峰口駅で下車後、西武観光バスを利用します。「三十槌の氷柱」のすぐ側にバス停がないため、「秩父湖」行きのバスに乗り、運転手に「氷柱見学に行く」と伝えて降ろしてもらうというアクセス方法があります。もしくは「大滝老人福祉センター」行きに乗り、「宮平」で降車後、徒歩20分でアクセス可能です。

場所:埼玉県秩父市大滝4066-2(ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場) 電話番号:0494-55-0707(一般社団法人秩父観光協会大滝支部)

「三十槌の氷柱」だけじゃない氷柱スポット見出し

秩父には「三十槌の氷柱」を含めて3ヶ所の氷柱見学スポットがあり、「秩父三大氷柱」と呼ばれています。横瀬町の「あしがくぼの氷柱」、小鹿野町の「尾ノ内百景氷柱」、それぞれ特徴のある絶景スポットなので、秩父の三大氷柱巡りもおすすめです。それぞれのスポットについて少しご紹介します。

あしがくぼの氷柱

秩父郡横瀬町の兵ノ沢地域にある、山の傾斜を利用して作られる「あしがくぼの氷柱」。沢水を撒いて人工的に作られる氷柱ですが、幅125m以上という広い範囲に渡って見られる美しい氷柱は圧巻です。期間中は、地元のボランティアの方による紅茶や甘酒の提供があるのも嬉しいポイントです。

2018年は1月6日(土曜)から2月25日(日曜)が開催期間となっており、見学時間は9時から16時までです。毎週金曜から日曜までは、夜間ライトアップも実施されます。入場の際には、環境整備協力金が 1人300円(中学生以上)必要。足元が悪く高低差もあるので、歩きやすい靴と暖かい服装で会場へ行きましょう。

尾ノ内百景氷柱

秩父郡小鹿野町の尾ノ内渓谷で見ることができる壮大な「尾ノ内百景氷柱」。500mの長さのパイプを引いて人工的に水を撒いて作られている氷柱で、独特の形をしています。横150m、縦80mのスケールの大きな氷柱を間近で見ると迫力満点。また、ここは吊り橋から眺めるようになっており、スリルも同時に味わえる名所です。

2018年は年1月8日(日曜)から見学開始となり、見学時間は8時から16時までです。夜間のライトアップは1月21日(土曜)、28日(土曜)、2月4日(土曜)、11日(土曜)、18(土曜)に実施され、この日は20時まで点灯しています。入場の際には、環境整備協力金が 1人200円(中学生以上)必要になります。

「三十槌の氷柱」を見に行こう見出し

いかがでしょうか。秩父市が誇る冬の観光名所には、この時期しか楽しめない絶景が広がっています。山奥にあるのでアクセスも便利とは言い難いですが、それでも「三十槌の氷柱」は一見の価値があります。氷柱の状況は年によって違うので、秩父市の観光サイトでチェックし、見頃を逃さないようにぜひ見学に行きましょう。

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秩父のキャンプ場は、東京からも近く日帰りキャンプでも週末キャンプでも対応できるのがうれしいですね。長瀞を流れる荒川などで川遊びもできる穴場のキャンプ場も多いのでおすすめです。そこで川遊びもできる人気のキャンプ場や利用料金の安い、秩父のキャンプ場をご紹介します。
投稿日: 2017年11月14日最終更新日: 2020年10月8日

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