Jamling cafeのふわふわパンケーキ！台北で日本の味が大人気！

「Jamlingcafe」はグルメ大国の台湾・台北で、現在大変人気のあるカフェです。ふわふわのパンケーキは日本人のみならず台北の人にも人気でメニューも豊富なので、大変おすすめです。こちでは「Jamlingcafe」のメニューやこだわり、創業秘話などに関してご紹介していきます。

Jamlingcafeは1人の男性と2人の女性の計3人の日本人が創業したパンケーキをメインにしたカフェです。3人は中国語を勉強するためにそれぞれ台湾に訪れた際に知り合って、意気投合し、2013年の11月にお店をオープンさせました。お店の名前の「Jamling」というのは、オーナーであるJutaさん、Akiさん、Mariさんの頭文字を一文字ずつとってつけた名前だそうです。

台北といえばB級グルメの激戦区ですが、こちらの日本人店長さんは同じくB級グルメの激戦区である関西地方の出身ということで、食べ物へのこだわりが台湾人にも認められるほどの人気店を作り上げたのでしょう。テレビや雑誌などの取材も良く受けています。また、お店で日本語が通じるというのも日本人には嬉しい点です。

台湾はグルメの国ですので、当然パンケーキのお店もたくさんあります。現在では、薄目のパンケーキを数枚重ねたものに、たっぷりのクリームとタピオカを乗せたものや、生地に紅茶を練りこんだもの、フルーツをたっぷり乗せたものなど、様々な種類のパンケーキがありますが、日本人オーナーは日本人ならではの繊細なパンケーキを目指し、試行錯誤しました。

そして完成したのが、口に入れた瞬間にとろけるような軽い食感のふわふわパンケーキです。また「一般のパンケーキは大量のバターと砂糖」が加えられているのに対し、Jamlingcafeのパンケーキは全くバターを加えずに良質な卵と日本産の小麦粉と豆乳で作られています。そのためボリューミーに見えるパンケーキですが、女性でもぺろりと完食してしまいます。

素材がシンプルであるがゆえに食材の品質には非常にこだわっています。特にパンケーキのとろけるふわふわの秘密でもある卵は厳選されたものが使われています。卵を産む親鶏は霊芝と酵素を加えた天然穀物の飼料で育てられた鶏で、検査基準の厳しいといわれるドイツのドイツの検査機関、テュフ・ラインランドの91項目による薬物残留検査に合格しています。

ちなみにテュフ・ラインランド(ドイツ語:TÜV Rheinland)とは、技術、安全、証明サービスに関する世界有数の認証機関で、第3者認証機関として、さまざまな製品やサービスの検査や認証を行っています。ドイツのケルンに本部を置く150年近くも歴史のある信用ある機関です。

パンケーキといえば甘いパンケーキを思い浮かべますが、Jamlingcafeのパンケーキには甘いデザート系のものとしっかりとしたお食事の代わりになる飯系(ミール系)の物とがあります。まずはベーシックな甘いデザート系の物からいくつかおすすめの商品をご紹介していきます。

「蘋果肉桂鬆餅」はアップルシナモンパンケーキという意味です。このパンケーキは、オーナーが子供のころにお母さんに作ってもらったパンケーキを再現して作ったものだそうです。パンケーキに甘く煮られたアップルとシナモンは、絶対に間違いのない組み合わせですが、さらにバニラアイスを上に載せ、トッピングにアーモンドスライス、カスタードクリーム、生塩キャラメルソースをあしらえます。

オーナーの子どもの頃の思い出から生まれたこのメニューはとてもベーシックなメニューですが、甘いリンゴとシナモンの香りがどこか懐かしい逸品です。パンケーキ自体の上質な素材の味とJamlingcafeのパンケーキの特徴であるふわふわの食感にはベーシックなトッピングが良く合います。通常のパンケーキと違い軽い食感で飽きることがないので、あっという間にぺろりと食べてしまいます。

「猫王」はパンケーキにバナナ、ピーナツバター、ナッツ、バニラアイスなどが乗っています。スイーツにどうして「猫」という名前を使っているのか日本人には疑問かもしれませんが、「猫王」とは中国語でエルビス・プレスリーのことです。彼のデビュー当時、気取った歌い方が猫、つまり「CAT」の様だったからだそうです。

そんなエルビスが、パンにバナナとピーナッツバターを付けて食べるのが好きだったという逸話から、ピーナッツバターを使ったこちらのパンケーキが「猫王」(エルビス・プレスリー)と名付けられました。中国語の意味がわかるとなんだかおしゃれなネーミングです。

「肉末咖哩鬆餅」とはキーマカレーパンケーキです。パンとカレーは良く合いますので、パンケーキにカレーを合わせても合わないことはないでしょうが、パンケーキにカレーを合わせるという発想はあまり聞いたことがありません。パンケーキに乗せるカレーソースは試行錯誤の末に生まれたそうですが、さらに驚くことに、パンケーキの間にはマッシュポテトが挟まっています。しっかりとしたお食事ができるパンケーキです。

また、程よく焦げ目がついたふわふわの厚めのパンケーキとカレーソースの脇に盛り付けられているサラダは緑とトマトのレタスが色鮮やかで、インスタ映えすること請け合いのビジュアルです。目でも楽しむことができ、お腹も大満足の一品です。カレーパンなどに比べても揚げていないので、その分ヘルシーです。

「鮪魚美奶滋佐塔塔」はツナマヨネーズタルタルです。ツナマヨと卵のタルタルソースがパンケーキに載せられており、パンケーキの周りにはグリーンのサラダが引き詰められています。とてもさっぱりとヘルシーにいただけるパンケーキですので、健康志向な方にもおすすめです。

店長が関西地方の出身ということで作られた「大阪焼風」です。パンケーキの上に目玉焼きが載せられ、マヨネーズと鰹節、そしてソースがかけられます。見た目はお好み焼きそのもので、ソースとマヨネーズがパンケーキに良く合います。普通のパンケーキに飽きてしまった方にぜひおすすめしたい新感覚パンケーキです。

コーヒー系のドリンクメニューは、「アメリカンコーヒー」「カフェラテ」「バニララテ」「キャラメルラテ」「ハニーラテ」があります。いずれもホットとアイスを選択することが出ます。やはり甘いパンケーキにはコーヒーの香りが良く合います。スイーツだけでなくカフェのメニューがそろっているのは嬉しいです。

コーヒーが苦手という方にもパンケーキに良く合う紅茶があります。「アイスティー」と「フルーツティー」はアイスで、「アールグレイ」とノンカフェインの「ハーブティー」がホットで数種類用意されています。どの紅茶も香りが豊かで癒されます。

Jamlingcafeのジュース類は、ストロベリーミルクやレモネードなどフルーティーなものから宇治抹茶ミルクなど日本人向けのメニューもあります。ソーダ類もコーラーや仁シャーエルなど他にも数種類そろっていますので、子供から大人の方まで楽しめるおすすめカフェです。

台北はB級グルメが有名ですが、その中でも特に人気店や老舗店、さらにはおしゃれなお店が多く集まる「東区」と呼ばれるエリアに、Jamlingcafeはあります。また近くの有名な観光スポットとしては、「台北101」などもおすすめです。観光の途中に一休みするのにちょうどよい場所です。

住所:台北市大安區安和路一段127巷29弄15號 電話番号:02-2701-2030

台北で大人気のJamlingcafeですが、現在では台北だけではなく、高雄や台中にも支店があります。高雄店も台中店も、どちらのお店も明るい店内で、美味しいふわふわパンケーキがいただけるおすすめのお店です。

高雄店 住所:高雄市鼓山區美術東五路56號 電話番号:07-550-0059 台中店 住所:台中市西區健行路1049號 電話番号:04-2323-1552

日本人の俳優さんが海外で有名になり、日本でも活躍の場を広げるということをよく聞きますが、Jamilingcafeも台北で非常に有名で、日本のスイーツ激戦区のお店もこちらのパンケーキを参考にするほどです。台北に行った際には、ぜひJamlingcafeにふわふわパンケーキを食べに行きましょう。