地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

伏見稲荷大社の拝観・営業時間を紹介!朝と夜の違った雰囲気を楽しむコースも!

伏見稲荷大社の拝観・営業時間を紹介!朝と夜の違った雰囲気を楽しむコースも!
投稿日: 2017年11月27日最終更新日: 2020年10月8日

京都は「金閣寺」「清水寺」等の寺院で有名ですが、「千本鳥居」で有名な「伏見稲荷大社」も長い歴史がある「お稲荷さん総本宮」で最近では外国の方にも人気です。そんな「伏見稲荷大社」の拝観時間や営業時間を朝と夜の違った雰囲気を楽しめるコース等と一緒に紹介していきます。

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」伏見稲荷大社へ拝観に行こう!見出し

広大な稲荷山に建つ「伏見稲荷大社」は、全国に30000社もあると言われる「お稲荷さん」の総本宮で「千本鳥居」等で有名ですが、他にも沢山の有名な見どころがあります。そんな「伏見稲荷大社」には、一人一人の時間の都合や体力に合わせて参拝出来るように何種類かのコースがあるので、皆で「伏見稲荷大社」に参拝に行きましょう!

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」稲荷大神様と使いの白狐見出し

「伏見稲荷大社」は全国に30000社あると言われる「お稲荷さん」の総本宮で、奈良時代の和銅4年、711年2月初午に御祭神の「稲荷大神様」が稲荷信仰の原点である稲荷山に鎮座したのが始まりです。また「稲荷大神様」の使いの眷族は狐ですが、野山にいる野狐ではなく白、または透明である狐で「びゃっこさん」と言って崇められています。

「びゃっこさん」は狐ですが、「稲荷大神様」は狐ではなく「宇迦之御魂神」うかのみたまのかみと言う五穀豊穰・商売繁盛・交通安全等にご利益がある農業の神様です。古代の宮殿や神社仏閣によく使用される朱色は魔力に対抗する色彩とされていますが、「伏見稲荷大社」でも「稲荷大神様」の力の豊穣を表す色彩として使用されています。

「伏見稲荷大社」の境内は、広大な稲荷山その物であり、その全てが信仰の対象となっていて京都市の「東山36峯」の一番南に位置しています。そして、境内の広さは西麓一帯を含めて約87万平方メートルとなり、甲子園球場の39600平方メートルの約22倍にもなります。その境内の中に色々な拝観コースがあるので説明していきます。

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」本殿折り返しコース見出し

JR稲荷駅の目の前が「伏見稲荷大社」なので真っすぐ進んで行くと本殿に到着します。拝観時間は年間を通して24時間自由な時間に拝観出来ますが、おみくじ・お守りは授与所が開いている時間の7時から18時迄となります。ご祈祷は当日の申し込みで祈祷時間は8時30分から16時30分迄で受付は16時迄です。初穂料・祈祷料は3000円からです。

「伏見稲荷大社」の表参道にある第一鳥居から本殿迄の道のりには、楼門や外拝殿が一直線に並び沢山の人が見学に訪れますが、その中でも特に天正17年の1589年、豊臣秀吉により彼の母の病を治す為に建てられた最も大きいと言われる朱色の「楼門」と、左右に佇む大きな「狐像」は一緒に写真を撮る人も多く有名な見学場所となっています。

「伏見稲荷大社」の祈祷時間は約30分です。待ち時間は1度に沢山の人が祈祷を受けれるので正月や特別行事以外は長時間待つ事無く祈祷を受けれます。急ぎの場合は自分の祈祷時間の予定を確認してみて下さい。JR稲荷駅から本殿で参観し、中を見学しておみくじを引きお守りを購入しても、約40分程の時間で駅まで戻る事が出来るコースです。

「伏見稲荷大社」境内の殿舎堂塔の全ては、応仁2年の1468年の戦いにより焼失してしまい、その後、仮殿などの復興が行われたようですが、ようやく修繕の為に諸国に寄付を募り、明応8年の1499年に再興となりました。「伏見稲荷大社」本殿は安土桃山時代の風情漂う豪華な建築方法で社殿建築としては大型に属す重要文化財となっています。

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」奥社奉拝所折り返しコース見出し

JR稲荷駅から「本殿」で拝観し「千本鳥居」を見学し「奥社奉拝所」迄行き、駅に戻るコースです。何も見学せずハイキングの様に登って降りるだけなら1時間弱ですが、本殿で拝観しておみくじを引きお土産を見たりして、千本鳥居を見学しながら写真を撮り、奥社奉拝所にておもかる石や白狐の絵馬などに時間をかけると2時間以上かかります。

このコースの中でも、無数の朱色の鳥居が道を形造っている見事な「千本鳥居」は、特に人気の見学スポットで皆写真を撮る為に立ち止まるので混雑して通り抜けるのに時間がかかります。道は左右に別れますが、どっちの道を選択しても後でまた一つの道となるので心配要りません。中は右側通行で奥社奉拝所が千本鳥居の終わりです。

千本鳥居を抜けると「奥社奉拝所」があります。ここには参拝者で行列が出来る程人気の見学場所「おもかる石」があります。千本鳥居を抜けて右の奥の方にある一対の石灯籠の前で願い事をして、灯籠の頭の「おもかる石」を持ち上げます。その時に自分の予想より石が軽かったら願い事が叶い、石が重かったら叶わないと言われています。

「伏見稲荷大社」の絵馬は「稲荷大神様」の使いの眷族の白狐の顔の形で愛嬌があります。願い事と一緒に自分の思うままの狐の顔の絵を描いて、自分だけの狐の絵馬を作る事が出来ます。自分で絵馬を書く・描くのは楽しいですが、アート感覚を物凄い発揮している他の人達の絵馬の絵を見るのも楽しくてはまるかもしれません。

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」熊鷹社折り返しコース見出し

このコースは「奥社奉拝所」より先の「熊鷹社」まで見学に行き折り返すコースで、神社への参拝と言うよりは、山登りと言う方が合う体力勝負になってくるので、「奥社奉拝所」にて引き返す人も多いです。「熊鷹社」へ続く無数の朱色の鳥居の参道は陽の光が届かない所もあり、霊峰と呼ばれる雰囲気を醸し出しています。

「奥社奉拝所」から「熊鷹社」まで約10分弱なので、ここで折り返すと所要時間は約1時間ちょっとです。「熊鷹社」の奥には新池と言う独特な雰囲気の池がありベンチに座り休憩出来ます。別名、谺ケ池・こだまがいけとも呼ばれ、池に向かって手を打ち、こだまが返ってきた方向に行方知れずになった人の手がかりがあると言われています。

「熊鷹社」の御祭神・熊鷹大神は「熊鷹」という鳥類の鷹です。ご利益は勝負時の必勝祈願・商売繁盛です。直ぐ近くの新池の淵には250年以上の歴史のある「竹屋」というお休み処があり、新池を眺めながらお茶菓子を頂けます。献灯用のローソク等も売っています。営業時間は8時30分から17時で年中無休です。下記は「竹屋」の情報です。

住所:京都府京都市伏見区稲荷山官有地 電話番号:075-641-0407

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」四ツ辻折り返しコース見出し

「熊鷹社」と「四ツ辻」の間にある「三ツ辻」には案内図があり、大体の人が体力的に参っている頃なので「四ツ辻」迄行くのをためらいますが是非「四ツ辻」迄頑張って登って下さい。「三ツ辻」から「四ツ辻」迄は約10分弱な上、「四ツ辻」は絶景で有名で京都市内を見渡す事が出来ます。少し休憩して折り返すと所要時間は約1時間半です。

標高233mの稲荷山中腹にある「四ツ辻」には西村和彦さんの実家の「仁志むら亭」もあり、京都市を見渡せる絶景の中、疲れた体を休め、ゆっくり食事や甘味処を楽しむ事が出来ます。ここで働いている人は、毎日ここまで登山して出社するそうです!注文を受けてからお揚げを詰める稲荷寿司など優しい味のうどんや蕎麦などおすすめです。

江戸時代末期の幕末、池田屋事件などで京都の治安が悪かった頃、人々に安心して「伏見稲荷大社」へ参拝してもらう為、標高233mの稲荷山中腹にある四ツ辻で警備所を兼ねた休憩所を始めたのが「仁志むら亭」の始まりです。営業時間は平日が10時から17時迄で、土日祝は9時から17時迄となります。両方共ラストオーダーは15時30分です。

住所:京都市伏見区稲荷山官有地四ッ辻 電話番号:075-641-2482

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」稲荷山の頂上・一ノ峰コース見出し

「仁志むら亭」の角には「お山右廻り道・お山左廻り道」と赤い字で書かれた石碑があります。本来は左回りが正しい順序ですが、この右回りのコースでは四ツ辻から三ノ峰の下ノ社、間ノ峰の荷田社、ニノ峰の中ノ社と順番に稲荷山の山頂・一ノ峰の上ノ社まで登って行き、そこから折り返すと約30分位で四ツ辻に戻って来る事が出来ます。

標高233メートルの稲荷山の最高峰には「一ノ峰・上社神蹟」が建っています。この土地を末広大神と崇める信仰は、親塚が建つ以前から続く信仰で親塚裏面に神蹟改修を示す明治10年6月、燈明講奉納・末広社という文字が刻まれています。ここまで登るのに沢山の階段があるので、頂上を目指して頑張って登りましょう。

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」稲荷山7神蹟フルコース見出し

このフルコースは四ツ辻から本来の左回りで稲荷山の山頂「一ノ峰・上社神蹟」迄登ります。このコースでは稲荷山の7つ全ての神蹟を参拝し見学出来ます。荒神峰の田中社神蹟、御膳谷奉拝所、薬力社、御剣社の長者社神蹟、一ノ峰の上社神蹟、二ノ峰の中ノ社神蹟、間ノ峰の荷田社神蹟、三ノ峰の下ノ社神蹟、そして四ツ辻に戻るコースです。

「御剣社の長者社神蹟」では、触れるとご利益があると言われているパワーストーンとして有名な、ご神体の「御劔石」を見学出来ます。四ツ辻から左回りでお山回りをして四ツ辻に戻るフルコースだと、見どころが多いので40分から50分はかかります。JR稲荷駅から観光しながらのフルコースで、駅に戻る迄の時間は3時間はかかります。

このフルコースの右回りコースと反対側に上へ登って行く階段があります。この階段を上って行った先には「荒神峰の田中社神蹟」があるのですが、この田中社神蹟を回り込んだ先には稲荷山で一番景色のよい穴場があります。体力的に疲れていると思いますが、是非「荒神峰の田中社神蹟」に足を運んで、穴場の絶景を楽しみましょう。

荒神峰の登りきった所や四ツ辻から山頂までの参道中に、何か所か無料でおみくじを引ける場所があるので引いてみて下さい。また、竹をくわえた狐像から水が出ている興味深いスタイルの眼力社の手水舎も参道中にあり、眼の病が良くなったり、先見の明・眼力を授かる事が出来たり等のご利益があるそうなので是非見学に寄ってみて下さい。

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」縁結びの神様・荒木神社見出し

「荒木神社」は特に若い人に人気の縁結びの神様です。ここの500円の白狐のおみくじは小さくて可愛いので人気です。また、良縁祈願をした人が奉納した可愛い白狐の「口入稲荷人形」がずらっと並ぶのは見物です。狐の「口入稲荷人形」を初穂料2000円で購入すると願い事の紙が付いてくるので、その紙に願い事を書いて「箱」へ入れます。

「口入稲荷人形」は「口入稲荷大神」の使者である白狐の土人形が3体で1セットになっているので、持って帰り自分の部屋や神棚など自分の近くに飾ります。水やお供え物は必要ないです。願い事が叶ったら「口入稲荷人形」を荒木神社へお返し・奉納します。白狐のおみくじや「口入稲荷人形」の購入時間は9時から16時30分迄です。

JR稲荷駅から稲荷山7神蹟フルコース後に「荒木神社」に寄り、駅に戻るコースの所要時間は3時間半位です。駅から奥社奉拝所まで行き、三つ辻から裏参道を降りて来るコースもあり所要時間は2時間半位です。三つ辻に「御産場・本殿へ」の標識もあり、標識通りに行くと迷いません。下の情報の、茶屋「三玉亭」で食事を楽しむ事も出来ます。

住所:京都府京都市伏見区稲荷山官有地三ツ辻 電話番号:075-641-3305

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」夜の幻想的な雰囲気を楽しむ見出し

「伏見稲荷大社」は、年間を通して24時間自由に入場出来るので夜間でも参拝出来ます。特に、ライトアップの期間や時間などの設定は無く、毎日、夜暗くなってくると点灯となります。寺院や、桜まつり等では盛大にイベントとして夜間のライトアップがありますが、ここ「伏見稲荷大社」では、暗くなったので明りを灯すような感じです。

夜の幻想的な雰囲気が楽しめるコースは日中と同じコースとなります。威厳に満ちた楼門は豪華にライトアップされていて息をのむ程です。この楼門は天下の豊臣秀吉が「母の病気を治してやって下さい。そしたら1万石差し上げます。」と神頼みをして建てさせた物です。左手には手水舎がありライトアップしてあるので夜間でも使用出来ます。

楼門や本殿の辺りは、幻想的な美しいライトアップを楽しめる場所となっていて結構明るいのですが、その先に進んで行くと、何処までも続く「千本鳥居」等は提灯が飾られた「本宮祭」以外は、ライトアップが明るく幻想的な雰囲気を楽しめる場所と、点灯が暗くて一寸先は闇状態で吸い込まれるような怖い感覚に陥いる場所が幾つもあります。

夜間は人が殆どいないので、沢山の見どころをゆっくりと自分のペースで見学する事が出来ます。写真を撮る時も他の人が入り込む心配はほぼありません。そして静かなので厳かな気分に浸れます。ただ、ライトアップしてあっても暗い場所は暗く、危ない上に怖いという声を結構聞くので足元に十分注意してグループでの参拝をおすすめします。

また、稲荷大神の御分霊を祀る「本宮祭」に沢山の提灯が灯されます!「本宮祭」は、7月本宮祭の前日の「宵宮」と、7月土用入後初の日曜又は祝日「本宮祭」の二日間に渡り行われます。「本宮祭」とは「総本宮」に日本各地から崇敬者が集まり毎日の神恩に感謝する祭です。開催時間は宵宮祭が18時から22時、本宮祭が9時から22時です。

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」早朝の違う雰囲気を楽しむ見出し

「伏見稲荷大社」に参拝に行きたいが、駅を出てから大勢の人達にもまれ、列も全然進まず、何処に行っても人、人で余計に疲れてしまうという方や、夜は人が少なくておすすめかもしれないけど、ライトアップしてあっても薄暗くて怖いという方には、朝早く起きて、殆ど人がいない早朝に「伏見稲荷大社」に参拝に訪れるのがおすすめです。

平日の早朝なら参拝者や観光客が少ないのでおすすめですが、初日の出を見ようと早朝から山に登る人や初詣の時期、紅葉の時期など皆朝も早くから訪れるので、この時期はなるべく避けた方が無難です。始発電車が到着する前等は、殆ど誰もいない日中のコースの見どころをゆっくり楽しむ事が出来て、人を気にせずに写真を撮る事も出来ます。

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」の交通アクセス見出し

交通アクセスは電車での場合が、JR奈良線にて稲荷駅で下車して徒歩で直ぐですか、京阪本線にて伏見稲荷駅で下車して東へ徒歩で約5分です。市バスでの場合は、南5系統にて稲荷大社前で下車して東へ徒歩にて約7分です。自動車での場合は、名神高速道路・京都南インターから約20分、または、阪神高速道路・上鳥羽出口から約10分です。

「伏見稲荷大社」の駐車場近辺の道路は物凄い渋滞が予想されるので、参拝にはなるべく公共交通機関を使用するようにしましょう。参拝者以外は駐車禁止です。当日、駐車場が早い時間から満車になる事が予想されます。その場合は、速やかに現場係員さんの指示に従うようにして下さい。

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」の基本情報見出し

「伏見稲荷大社」の拝観時間は24時間好きな時間に自由に拝観出来る仕組みになっています。祈祷時間は8時30分から16時30分迄です。拝観料金は無料です。「伏見稲荷大社」には170台収容出来る駐車場もあり無料です。御朱印の受付時間は8時半から16時半で、受付場所は本殿横の祈祷受付所・奥社奉拝所・御膳谷奉拝所の3か所です。

住所:京都市伏見区深草薮之内町68番地 電話番号:075-641-7331

「伏見稲荷大社の拝観所要時間」幻想的な魅力を感じに見出し

古都、京都にて長い歴史を持つお稲荷さんの総本宮「伏見稲荷大社」は、日本人は勿論、海外からも沢山の参拝者や観光客が毎年訪れています。それは、由緒正しい「伏見稲荷大社」の幻想的な魅力と沢山の見どころに共感する人が多いという嬉しい事です。今回のコースを参考にして「伏見稲荷大社」へご利益を貰いに行ってみませんか?

伏見稲荷大社の歴史や由来を観光前にチェック!見どころや名所も沢山! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
伏見稲荷大社の歴史や由来を観光前にチェック!見どころや名所も沢山! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
京都にある伏見稲荷大社は、全国にあるお稲荷様の総本宮であり、長い歴史をもつ神社です。長い歴史があるだけに、伏見稲荷大社にはたくさんの見所や魅力的なスポットがあります。今回は伏見稲荷大社の歴史と、その見どころなどをご紹介します。
投稿日: 2017年11月27日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

ライター

この記事を書いた人

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote