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海住山寺の五重塔は必見!御朱印やアクセス方法もまとめてご紹介!

海住山寺の五重塔は必見!御朱印やアクセス方法もまとめてご紹介!
投稿日: 2017年12月14日最終更新日: 2020年10月8日

京都府にある海住山寺は真言宗智山派の寺社です。一万坪に及ぶ境内には国宝の五重塔や本尊の十一面相をはじめ重要文化財に指定される建造物が見ものです。厄徐寺としても知られそのご利益を求め多くに人が足を運ぶ海住山寺。今回は海住山寺の見どこについて紹介します。

海住山寺をご紹介!見出し

京都府木津川市の海住山の中腹に位置する海住山寺は、弘法大師空海を始祖とする真言宗智山派のお寺です。国宝の五重塔や本尊の木造十一面観音菩薩像をはじめとする重要文化財が多いお寺で、多くの観光客が足を運びます。古い信仰を感じる数々の石像や千年に及ぶ大木など、心を清めて静寂な心境になれる海住山寺の見どころをご紹介します。

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海住山寺の拝観の料金は?見出し

拝観の料金は本堂の本尊の重文十一面観音菩薩を拝観するには入山の料金を含め一人400円(成人および小学生以上の小人)です。本堂の拝観以外、境内の中を散策するのみの場合の料金は一人100円(成人および小学生以上の小人)です。ただし文化財特別公開期間中の料金は300円、また特別展示期間中は別料金になりますのでご注意ください。

写真撮影とはスマホなどやデジカメで簡単に写す場合のことで三脚や望遠レンズを使って本格的に撮影する場合は入山の料金は拝観料と同じように一人400円となります。その年によって日にちが異なりますが、文化財特別公開期間は春のゴールデンウィーク頃と秋(9月頃)に予定されます。特別展示期間は10月の末日頃です。

施設情報

住所:京都府木津川市加茂町例幣海住山境外20 電話番号:0774-76-2256

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海住山寺へのアクセス見出し

車でアクセスする場合は国道163号線から標識に従て迂回を進みアクセスします。海住山寺に向かう途中には、木津市にある日本の史跡の一つである恭仁京がとても綺麗に見えてきますが、海住山寺にアクセスする道はカーブの多い急な坂道なのでわき見せず、運転にはご注意ください。駐車は併設された駐車場が利用できます。料金は無料です。

公共交通機関を利用してアクセスする場合はJR加茂駅下車です。加茂駅から徒歩でアクセスする場合は約4km1時間程度かかります。加茂駅よりタクシーを利用してアクセスする場合はおよそ10分、料金は約1200円くらいです。そのほか加茂駅より木津市コミュニティバスもしくは奈良交通バスでアクセスできます。

バスを利用してアクセスする場合は加茂駅改札を出て右側西口がバス乗り場になります。木津市コミュニティバス奥畑行、乗車時間約10分1人200円「海住山寺口」下車徒歩25分(約1km)。銭司行・西行、乗車時間約7分1人200円「恭仁宮跡」下車徒歩35分。奈良交通66系統和束町小杉行、乗車時間4分1人190円「岡崎」下車徒歩40分です。

加茂駅よりバスでアクセスする時の注意事項

木津市コミュニティバスは平日しか運航しておりません。また銭司行・西行は乗り合いバスとなっているで予約が必要です(予約:0774-43-6400加茂タクシー)。また海住山寺口下車してから海住山寺までは舗装はしてしてありますが急な坂道になっています。車いす等をご利用の方はタクシーだと寺の入り口までアクセスできるのでタクシーでアクセスすることをおすすめします。

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海住山寺のみどころ1:五重塔見出し

海住山寺は天平7(735)年に聖武天皇が開創した観音寺と史料に残されていますが、その後、時を経て鎌倉時代の13世紀以降に海住山寺としての歴史の足跡が確認されています。国宝に認定されている海住山寺の五重塔は明治31年に国宝と認定された五重塔です。鎌倉時代前半の僧である貞慶の在世中にこの五重塔が建立されました。

海住山寺の五重塔は、本堂の前方南側に位置し東向きにたてられており、海住山寺の存在を示す象徴的な役割をこの五重塔が果たしています。扉内部全面に絵柄や装飾模様が描かれており見どころの一つです。仏堂、塔、天守などで軒下壁面についた庇状構造物である裳階(もこし)という造りは、現存する平安から鎌倉時代の五重塔ではこの海住山寺の五重塔だけと言われています。

五重塔の高さは17.7m。五重塔の中の一番下の初重の大きさは1辺が2.27m。規模は小さい五重塔ですが、内部は4本の柱である四天柱はあるけれど心柱はなく、心柱は初層天井の上から立っているという特徴的な造りで、内部は広く使え、東西南北の四方どこからでも礼拝できるようになっています。毎年秋(9月の下旬頃)には特別拝観で五重塔の内部が公開されます。

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海住山寺のみどころ2:十一面観音見出し

海住山寺の本尊の十一面観音は重要文化財に認定されている観音像です。十一面観音と略していますが、本来の名称は木造十一面観音菩薩立像と言います。本堂と奥の院の二か所に十一面観音が祀られています。どちらも一木造で本堂の十一面観音は高さ189cm。奥の院は45.6cmと小さな十一面観音ですが、どちらも十一面観音の観音様の威厳と優雅さを兼ね備えた十一面観音です。

海住山寺の十一面観音は全体のバランスの良いに伸びやかな躯体をしているのが特徴の一つです。身にまとう衣の質感がよくあらわれています。十一面観音の右手は開いて手のひらを外に向け、十一面観音の左手は肘を曲げて水瓶を執っています。十一面観音の細く長い目は正面から見ると瞑想するかのように閉じて見えますが、十一面観音を下から拝むと目をはっきり開き生気を感じます。

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海住山寺のみどころ3:四天王見出し

海住山寺の四天王の像は五重塔の守護像であり4体あります。これらも重要文化財に指定されています。木造の四天王の像で、正式には木造四天王立像と呼ばれています。近年海住山寺内で発見された四天王です。身色が緑色の四天王の持国天像は東、赤色の四天王の増長天像は南、肌色(白肉色)の四天王の広目天像は西、青色の四天王の多聞天像は北の方位を守る四天王とされています。

持国天像は右手に五鈷杵を持ち、増長天像は左手に戟を持ち、広目天像は左右の手に巻子と筆を持ち、多聞天像は左手に宝棒を持っています。顔は、持国天像と広目天像は左斜め方向、増長天像と多聞天像は右斜め方向を向いています。史料からは鎌倉時代に造られた四天王の像と言われています。

見ごたえのある4体の四天王ですが、残念ながら海住山寺に行ってもすぐに拝めるわけではありません。近年、寺内で発見されたあと保存修理を終えた四天王は、現在は奈良国立博物館に寄託されています。拝観できるのは、海住山寺で行われる秋の文化財特別公開の時に4体一緒に海住山寺で拝観することができます。特別公開期間は入山の料金が違うのでご注意ください。

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海住山寺のみどころ4:文殊堂見出し

本堂に向かって右側に位置する文殊堂も海住山寺の重要文化財に認定されている建物です。文殊堂はそもそも海住山寺の五重塔を建てたという貞慶の十三回忌に向けて建てられたものと思われ、経典や仏教に関する書物を収蔵する経蔵にあたる建物で、五重塔と同じく鎌倉時代に建てられたと考えられています。

経蔵というと、ほとんどの寺では文殊菩薩を本尊として祀ることが多いのですが、海住山寺の経蔵も年月が経つうちに経典収蔵の機能を失い、文殊堂とよばれるようになったものではないかと考えられています。大きさは桁行三間に梁間二間ほどの規模です。正面は板唐戸で両脇間は連子窓がはめられています。内部は鎌倉時代のものが良く残されています。

海住山寺のみどころ5:やまもも見出し

海住山の中腹に位置する海住山寺は、急な険しい道を抜けると、さすが国宝に認定されだけある五重塔のほか数々の重要文化財を持つお寺ですが、それだけではなく境内地も樹齢に歴史を感じる樹木など自然からのパワーもたくさんです。その一つが本堂の裏山に位置するやまもも。海住山寺に何百年と根を張る巨樹も見どことの一つです。

境内の山林に生い茂る大木の中でも群を抜く大きさで、枝の一部が本坊の庭に張り出すほどです。観光客の人の目を引くのはもちろんのこと、その生命力にパワーを感じ海住山寺のパワースポットでもあります。自然環境保全基礎調査では京都府内最大のやまももで、京都の自然200選にも選ばれている巨樹です。

海住山寺のみどころ6:なすのこしかけ見出し

海住山寺の境内を散策していくとなんともユニークなものを目にすることができます。野菜のなすの形をした腰掛です。お地蔵様でもないのに何かご利益があるのかと住職さんにこの謂れを聞きいたところ、茄子は花が咲くと必ず実を結ぶことから、何事も成就するという意味があるので縁起物として境内にあるということです。

住職さんの話によると初夢で縁起の良いと言われる「一富士、二鷹、三茄子」という言葉の謂れと同様に、なすは事を「成す」という良い縁起を暗示するものなので、境内に祀られているそうです。良縁が成就するように祈るときっとあやかれることでしょう。どこに祀られているかは境内を散策する時のお楽しみということで今は内緒にしておきます。

海住山寺のみどころ7:ユニークなお地蔵様見出し

なすのこしかけと同様に海住山寺の境内を散策していると、いろいろな方法で願い事をきいてくれるとてもユニークなお地蔵さまが点在しています。どこに位置しているのかは、これも散策の楽しみということで、その位置はここでは内緒にしておきます。厄徐寺としても名のある海住山寺でお地蔵さまにそっとお願いをしてみるのも、このお寺の散策の楽しみ方の一つです。

「苦」ぬき地蔵を見つけたらそっと願いを祈るのがよいそうです。やる気地蔵の前では何くそ、何くそ、何くそと祈るとパワーをもらえるそうです。一言地蔵の前ではささやかなお願い事をしてきましょう。きっと叶えてくださることでしょう。持ち上げ大師はうんと頑張って持ち上げ「願」をかけるとよいそうです。

海住山寺のみどころ8:本堂見出し

海住山寺の現在の本堂は明治17(1884)年に再建されたものです。ご本尊の十一面観音像をはじめたくさんの仏像がこの本堂にあります。本堂はいつも内部が公開されているので、仏像を近くで拝むことができます。御朱印も、お守りもこの本堂で入手することできます。

本堂内の左手には立派な役行者像そして牙が6本あるの六牙象などを拝むことができます。本堂の造りは簡素ですが、目の前に立つと重圧な感じを受けます。お賽銭箱にもコメントが添えられているところがほほえましい点です。そして本堂の脇にある巨木が見ごたえのある巨木です。まっすぐとそびえる高さに力強いパワーをもらえます。

海住山寺のみどころ9:賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)見出し

ちょっと拝んでおきたいのが本堂前に座っている賓頭盧尊者。海住山寺の境内を散策すると数個の石像を目にしますが、この賓頭盧尊者も入山してすぐに目にする石像です。お釈迦様の弟子の一人で、自分が患っている部分を撫でて同じ部分を撫でると病気が治ると言われている像です。

境内にはそのほか修行大師像、水子供養像、輪廻塔、地蔵菩薩立像などがあり、仏様が石像に姿をかえて祀られています。石像の前でそっと手を合わせると仏様のご利益にあやかれることでしょう。石像と言えばもちろん本堂両脇に鎮座する狛犬。海住山寺ならではの凛々しくも可愛い狛犬も見逃せません。

海住山寺のみどころ10:おみくじ見出し

お寺に行くならおみくじを引いてみたくなるものです。海住山寺にももちろん特徴のあるおみくじがあります。めずらしいおみくじで人気です。12支の干支のお守りはよく見かけますが、海住山寺には12支の動物の可愛い干支のおみくじがあります。そして人気は達磨の形をした達磨みくじ。達磨の中におみくじが入っています。

自分で達磨を選び、達磨を取り上げるとそこに場所があくので、そこにお金を置いて引くおみくじです。引いた達磨は持ち帰ってもよいそうです。干支みくじも達磨みくじも料金は1つ300円です。ちなみにおみくじとは参詣者が自分の吉凶を占うためのものなので、自分でえい!と選んで引くのがよい様です。

海住山寺の御朱印見出し

近年女性の参詣者に流行っている御朱印。御朱印ガールなどという言葉をちまたで聞きますが、昔は御朱印とは写経や納経した証しに頂けるもでした。しかし現代では参拝した証しに頂ける風習になっています。参拝すると頂けるとはいえ、御朱印とはその神社の御本尊の分身となるありがたいものなので、御朱印を頂こうと思うならきちんと参拝して頂くようにしましょう。

海住山寺の御朱印は本堂奥の社務所でいただけます。種類は3種類以上の御朱印があります。1種類につき料金は300円です。御朱印帳を持参していなければ社務所で購入することも可能です。参拝した後に社務所へ行き、神職さんか巫女さんに「御朱印をお願いします」「御朱印を頂きたいのですが」と丁寧に申し出て心きよく御朱印を頂きましょう。

海住山寺へ行ってみよう!見出し

厳しい道を抜けたところに見えてくるのは、国宝の五重塔です。小柄ながらもその見ごたえは満足する海住山寺の五重塔。車やタクシーを利用されない方は約1kmほど坂道を登らなければなりませんが、その先には「ここまで来てよかった」と思えるさすが重要文化財に認められた数々の歴史の存在に心が清められ静寂の境に導かれます。海住山寺!ぜひ足を運んでみてください。

投稿日: 2017年12月14日最終更新日: 2020年10月8日

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