岐阜の方言特集！かわいい言葉や特徴的な言い回しなどをまとめて紹介！

国内を旅行する際に、その地域の方言やなまりを聞いたことがあると思います。岐阜も特徴的な方言やなまりがたくさんあります。そこで岐阜のかわいい方言や面白いなまり、特徴的な言い回しや言葉などをご紹介していきます。ぜひ覚えて岐阜に行ったら使ってみましょう。

岐阜は、日本の中部地方に位置する自然豊かな県です。白川郷合掌造り集落、ひるがの高原牧歌の里、土岐プレミアム・アウトレットなど、子供から大人まで楽しむことができる観光スポットがたくさんあります。岐阜は日本の中心部にある県なので、どこからでもアクセスしやすいため旅行に大人気です。

観光スポットが多いのが魅力的ですが、地元で昔から愛されるご当地グルメのめいほう鶏ちゃんや栗きんとんなど岐阜のグルメも負けてはいません。特に有名なのが「飛騨牛」。お高いイメージですが、高山の「飛騨 こって牛」の「飛騨牛にぎり」はお手頃価格で手軽に食べることができるので大人気です。ぜひ岐阜グルメを堪能してください。

住所:岐阜県高山市上三之町34 電話番号:0577-37-7733

「ばら菜」は、岐阜県神戸町(ごうどちょう)のPR大使です。神戸町の豊かな自然の中から生まれ、特産物の小松菜が大好物なんです。2016年のゆるキャラグランプリでは79位でしたが、2017年は20位と大幅にランクアップしました。ばら菜の歌やグッズなどもあるのでぜひチェックしてみてください。

実は今、岐阜の方言がかわいいと評判です。最近話題になった大人気アニメ映画の「君の名は」で話される岐阜の方言やなまりが魅力的だったことが、注目が集まるようになった影響の一つです。ヒロインである女子高生が住む田舎町のモデルが岐阜県飛騨市で、映画公開以降多くのファンが訪れているそう。面白いのでぜひ作品を観て、岐阜の方言やなまり、言葉遣いもチェックしてみてください。

岐阜は、「やて」「やで」「やけど」「やもんで」「やから」「やお」など語尾にこういった「や～」を付ける特徴的な方言の言い回しがあり、面白いです。とても汎用性が高いことから、岐阜の方言に挑戦したい初心者の方におすすめのです。まずはこれらを手軽に使用してみましょう。

「あば」とは、岐阜の方言でさようなら・バイバイを表します。この言葉を知らない人に、帰り際や別れ際に「あば!」と急に言ったらビックリしてしまうでしょう。ですがとても短い単語で「さよなら・バイバイ」を伝えることができるので、手軽に使うことができます。

「きのどく、うたてー」とは、岐阜の方言で「ありがとう」を表します。岐阜の方言を知らない人に「きのどく」と言うと「気の毒」と勘違いされる場合があるので注意が必要。また「うたてー」も歌ってほしいみたいなニュアンスなので勘違いされそうです。

「おそがい」とは、岐阜の方言で「怖い、恐ろしい」を表します。使い方は「あそこの家の犬、よー吠えておそがいて」で、「あそこの家の犬、よく吠えて、恐ろしいわ」という意味です。文章にすると分かりやすいですが、いきなり言われたら何を言っているのか分からないかもしれません。

「えらい」とは、岐阜の方言で「疲れた」を表します。使い方は「運動会でリレーしたけど、すごいえらかった」で、「運動会でリレーしたけど、すごく疲れた」という意味になります。岐阜の方言を知らない人が聞いたら自分を褒めている「偉い」に聞こえてしまうでしょう。

「はよ」とは、岐阜の方言で「早く」という意味です。使い方は「もう家出る時間だからはよしやー」で、「もう家出る時間だから早くしなさい」という意味になります。少しかわいいなまりだし、普通に早くしてほしい時に「はよ!」と言うだけで伝わるので使い勝手がいいです。

「おいでた」とは、岐阜の方言で「いらっしゃった」を表します。使い方は「山田さんがおいでたよ」で、「山田さんがいらっしゃったよ」という意味になります。いらっしゃっただとなんとなく堅い感じがしますが、おいでただと優しいなまりなのでかわいいです。

「お金をこわす」とは、岐阜・愛知・富山の方言で「お金を崩す」を表します。とても特徴的で知らない人が聞いたら紙幣を破いたり、硬貨をハンマーでたたき割ったりするのをイメージしてしまうと思います。そんな物騒なことをされる前に教えてあげた方がいいでしょう。

「鍵をかう」とは、岐阜の方言で「鍵をかける」を表します。使い方は「家の鍵かっといて」で、「家の鍵かけといて」という意味になります。知らない人が聞いたら、家の合鍵を買うのかと勘違いしてしまうかもしれません。ちなみに愛知県でも使われている方言です。

「ご飯をつける」とは、岐阜の方言で「ご飯をよそう」を表します。使い方は「ご飯つけといて」で、「ご飯よそっておいて」という意味になります。知らない人がご飯つけといてと聞いたら、服などにご飯粒をつけるとか、お店でツケておいてという意味にも聞こえてしまうでしょう。

「ひきずり」とは、岐阜の方言で「すきやき」を表します。愛知県でも使われるそう。使い方は「夜は家でひきずり鍋でも食べていきや」で、「夜は家ですき焼き鍋でも食べていきな」という意味になります。諸説ありますが、鍋の上で肉を引きずるようにして食べることから「ひきずり鍋」になったそうです。

「ケッタ」とは、岐阜の方言で「自転車」を表します。岐阜だけでなく、東海地方で使われる方言の一つ。今の若い人たちは「チャリ」と言うそうなので、年配の方たちの間で使われている方言です。また原付バイクは「ケッタマシーン」とか「ケッタリングマシーン」と呼ぶ人もいるそう。とても特徴的で面白いです。

「わっち」とは、岐阜の方言で「私」を表します。本来は花魁の言葉の一人称ですが、岐阜県や鳥取県、山口県では男女問わず一人称として使用されている方言です。今の若い子も使っているか分かりませんが、可愛い一人称の方言なのでぜひ使ってみてください。

「おちょんぼ」とは、岐阜の方言で「髪の毛をゴムで結ぶこと」を表します。使い方は「そのおちょんぼ可愛いね」で、「その結んだ髪型可愛いね」という意味になります。ちなみに「ひとちょん」はポニーテール、「ふたちょん」はツインテールや二つ結びのことを言います。可愛い方言なのでぜひ使ってみてください。

「たわけ」とは、岐阜の方言で馬鹿よりもきついニュアンスです。岐阜以外にも東海地方で使用されている方言で、地元民はこの方言を使われると、ひどくショックを受けるそう。逆に知らない人に「この、たわけ者が!」と怒っても動じないでしょう。

「ちんちん」とは、岐阜の方言で「すごく熱い」を表します。使い方は「このお茶、でらちんちんやで、飲めん!」で、「このお茶、とても熱すぎて、飲めない!」という意味になります。知らない人からしたらビックリするような方言でなんだか恥ずかしい。面白いですが、使う際は注意が必要です。

「こく」とは、岐阜の方言で「言う」を表します。使い方は「お前、嘘こいとるだろ?」で、「お前、嘘ついているだろう?」という意味になります。また、「嘘こけ!」という使い方もしており、いくら怒っていても面白いし、可愛いニュアンスになってしまうのが難点。

岐阜の方言の告白1つ目は「わっち、君のこと、でれぇ好きやお?」で、「私、君のこと、とっても好きだよ?」という意味になります。こんな可愛いなまりの告白をされたら必ずOKしてしまうでしょう。岐阜県民でなくても、可愛い告白になるのでぜひ試してみてください。

岐阜の方言の告白2つ目は「好きやったんや。付き合ってくだせえ」で、意味は「好きだったの。付き合ってください」という意味になります。女の子が使うのも可愛いですが、男の子がこんななまりの効いた告白をして来たらきゅんとしてしまうはず。

岐阜のかわいい言葉や特徴的な言い回し、魅力などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?岐阜には面白い方言や言葉、女性が使ったらかわいいなまりがたくさんあります。岐阜には有名な観光スポットやグルメがたくさんあるでの、旅行に行った際はぜひ岐阜の方言を使ってみてください。