巾着田のキャンプ場が安くて楽しい！ベストシーズンやお風呂・駐車場の情報も！

埼玉県日高市内を流れる高麗川（こまがわ）の流れによって長い年月をかけてつくられた地形がきんちゃくの形に似ていることから、巾着田（きんちゃくだ）と呼ばれています。四季折々で色々な花が咲き、毎年多くの人が訪れています。飽きには曼珠沙華（まんじゅしゃげ）群生地として人気で、まるで赤い絨毯のような美しさです。

巾着田は何と言っても駐車場料金だけでバーベキューやキャンプを楽しめる自然豊かなスポットです。予約不要なのでGWなど予定が決まらない時にも急に思い立って行くこともできます。夏場やGWには川遊びで訪れる方もたくさんいます。日によって混雑している場合もありますが、子供たちも川で遊んで楽しむことができる良い場所です。

朝起きて、美しい自然に囲まれながら食べる朝食は格別です。朝起きた時に何を食べようか考えながらキャンプの準備をするのもまた楽しいものです。パンに好きなものを挟んで食べたり、ご飯を炊いたり、スープを作ったり、普段はめんどくさくてやらないことでもキャンプとなれば話は別です。自然の中では何でも楽しむことができます。

巾着田の河原では地面に直接火を起こす直火は禁止されています。ですので、各自コンロや焚き火台等の器具を持参してバーベキューを楽しんで下さい。また、駐車場と河原の間に木立があるのですが、暑くなりはじめるGWから夏場などの日差しが強い日にはタープ等を立てて日よけをした方がより安全で快適にバーベキューを楽しめるでしょう。

巾着田ではバーベキューを楽しむ人がたくさんいます。特にGWや暖かい時期は混雑が予想されますので早めに時間帯に行くことをお勧めします。ただしいくら混雑するからといっても常識の範囲内の時間帯がいいでしょう。あまりに早いとキャンプで寝泊りしている方の迷惑になるので荷物運びや設営などの騒音を配慮して時間帯を選びましょう。

巾着田では9月1日から10月中旬、12月28日～1月3日以外の期間は原則としてキャンプ場として利用することができます。予約が不要で手軽にキャンプを楽しめる人気のキャンプ場です。川砂のサイトなのでペグが抜けやすいです。なのでペグのいらないドーム型テント等の自立型のテントの方がこちらのキャンプ場には適しています。

巾着田キャンプ場はGWや夏場は混雑が予想されます。駐車場代だけでキャンプができるとあって、ファミリーキャンパーにも大変人気ですので、毎年GWと夏場は河原がテントで埋め尽くされることもしばしばあります。混雑を避けてゆっくりキャンプを楽しみたい方はこの時期を外したり、平日キャンプに行くといいかもしれません。

混雑を避けてキャンプを楽しみたい方は、防寒対策をバッチリしてちょっと寒い時期のキャンプをお勧めします。寒い時期のキャンプは虫も少なく混雑もしないので快適なキャンプを楽しめます。巾着田キャンプ場はお風呂がありませんので、寝る前に近くの温泉施設のお風呂に入りに行って体を温めてから寝袋に入るのもお勧めです。

巾着田キャンプ場にはお風呂はありません。なので、キャンプを楽しんだ後に、近くの天然温泉花鳥風月によってお風呂で体を温めるというプランはいかかでしょうか。レストランやお休み処も併設されていますのでキャンプの後にお風呂にゆっくり浸かって、お腹が空いたらレストランへ、眠くなったらお休み処で仮眠することもできます。

天然温泉花鳥風月はぬるめのお湯が気持ち良い炭酸泉のお風呂です。こちらもまたGW時期など混み合うことが多いのでゆっくりしたい方はGW時期などを避けて行くことをお勧めします。入館料にフェイスタオルとバスタオルのレンタル料が含まれており、金額はそれぞれ平日大人(中学生以上)1050円、土日祝日大人(中学生以上)1300円です。

住所：埼玉県日高市下大谷沢546 電話番号：042-989-2221

巾着田キャンプ場でキャンプを楽しむためには幾つかのルールを守る必要があります。まずは、こちらは自然豊かなキャンプ場といっても近隣に民家がありますので、騒音などで迷惑をかけないようにしてください。ロケット花火などの音の出る花火も禁止されています。深夜の大声も禁止です。そしてゴミは各自で必ず持ち帰るようにしてください。

巾着田キャンプ場には清潔なトイレが設置されています。そちらのトイレ前に洗面所があるのですが、そちらで食材や食器を洗うことは禁止されています。使う食材などはお家で洗って切った状態で持参すると調理も楽にできるのでお勧めです。また使用した食器や調理器具などはビニール袋などに入れて持ち帰ってお家で洗いましょう。

そしてキャンプの醍醐味であるバーベキューをする際に直火で火を炊くことは禁止です。必ず焚き火台やコンロ等の器具を使ってください。また、使い終わった炭を捨てていくことも厳禁です。自然を汚すことになりますし、ゴミや炭を放置して帰ってキャンプ場として使わせてもらえなくなってしまった場所もあります。各自のマナーが大切です。

巾着田のベストシーズンは何と言っても毎年9月から10月中旬にかけてのシーズンと言えるでしょう。この時期は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という彼岸花があたり一面を覆い尽くす季節なので、カメラを抱えた人たちで大混雑します。ですのでこの期間中はキャンプやバーベキューはできませんが真っ赤な絨毯のような花たちは一見の価値があります。

巾着田では曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という彼岸花が一番有名ですが、季節によって様々な花が咲いて、それぞれ見頃が違うので四季折々でお花を楽しむことができます。1月から3月にかけてはイチリンソウや桜が、4月から5月には菜の花が、6月から7月は紫陽花、8月9月にはコスモスやソバがあたりを彩ります。

巾着田には様々な鳥や小動物がやってきます。ウグイス、アオサギ、カワウ、コサメビタキ、メジロ、ダイサギ、マガモ、カルガモ、キセキレイ、オシドリ、ツグミ、ムササビなど、動物が好きな方にはたまらない豊富な種類の鳥や小動物と出会えます。ぜひ望遠鏡やカメラなどを持参して遊びに行ってください。心躍る出会いが待っているはずです。

巾着田の巾着形は地上からはあまり感じることができません。ですから、この目で確かめに登山に挑戦してみましょう。巾着田から北西に見える日和田山（ひわださん）の山頂付近の鳥居から巾着の形がはっきりと見渡すことができます。登山と言っても巾着田から歩いて約３０分程度で行けるのでハイキング感覚で気軽にの守ることができます。

日和田山の登山口にも有料駐車場があり1日300円で停めることができます。春のお彼岸の季節にはスミレやシャガの群生、梅、コブシ、サクラ、レンギョウ等色々な花が咲いていて登山者を楽しませてくれます。また、鳥居の前に分岐点があり、女坂は初心者向けのコース、男坂は少し急なコースになっていますが、どちらも安心して楽しめます。

巾着田の駐車場は年間を通して駐車料金がかかります。駐車場料金は軽・普通車が1日500円、夜12時を過ぎると追加料金(1日500円）がかかります。自動二輪車は1日100円で夜12時を過ぎると追加料金(1日100円)、大・中型バスは1日3000円で夜12時を過ぎると追加料金(1日3000円)です。

アクセス方法ですが、車だと圏央道「狭山日高」I.Cから8Kmほどで、川越駅から40分程度です。チェックイン、チェックアウトの時間は特になく自由に出入りが可能です。こちらのキャンプサイトは河原のフリーサイトですので、好きな場所にテントを設営できますが、地中に硬い石などがあってペグを打ち込むことがなかなか大変です。

住所：埼玉県日高市大字高麗本郷125-2 電話番号：042-982-0268

いかがでしたか？駐車場代だけで利用できる貴重なキャンプ場、巾着田についての情報でした。GWや夏休みなどの計画がなかなか決まらない時などに思い出してください。予約不要なので急な計画でもキャンプを楽しむことができます。みんなでルールを守ってキャンプやバーベキューを思いっきり楽しんでください。