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特急かもめで九州観光をもっと楽しむ!高級感溢れる車内や座席など徹底紹介

特急かもめで九州観光をもっと楽しむ!高級感溢れる車内や座席など徹底紹介
投稿日: 2018年4月27日最終更新日: 2020年10月8日

「特急かもめ」は九州の博多と長崎を結んでいる特急列車です。JR九州が管理と運行を行いその白い特徴的なボディーも人気です。今回はそんな「特急かもめ」について徹底的に紹介していきます。九州旅行がもっと楽しくなる「特急かもめ」の魅力にせまります。

九州旅行は特急かもめに乗って見出し

Photo by alberth2

今回ご紹介する「特急かもめ」はJR九州が管理をし運行しています。博多から長崎までを結ぶ「特急かもめ」は白く美しいボディーや広くて綺麗な車内にはゆったりとくつろげる座席が配置されていて楽しい九州旅行を優雅に彩ってくれます。今回は「特急かもめ」の魅力について徹底的にご紹介していきます。料金情報や予約の取り方、停車駅などもあわせてご紹介します。

特急かもめのチケットを手に入れよう見出し

Photo by othree

「特急かもめ」に乗車するにはもちろん乗車チケットが必要となります。料金については後述しますが、普通の乗車運賃の他にも特急料金が必要です。「特急かもめ」はJRが運行する電車ですので、基本的に日本全国のJRみどりの窓口で乗車チケットを購入することができます。またインターネットでも乗車チケットを申し込むことができ支払い手続きもインターネット上で可能です。

Photo by beve4

近年ではこうした申し込み方法の他にも、旅行代理店などを通して申し込む方も増えてきています。旅行代理店を通すと旅行の全体的な計画に合わせて行程などを検討してくれる他にもJR新幹線や在来線などと組み合わせた乗車チケットの購入手続きなどを提案してくれます。「特急かもめ」の場合はとくに新幹線との連絡が必要になるケースが多いので旅行代理店を通すこともおすすめです。

特急かもめの魅力その1:入門編見出し

Photo by othree

美しい白いボディーと特徴的なフォルムで一度みたら忘れらない車体をしているのが「特急かもめ」です。「特急かもめ」は九州の博多と長崎を結んでいる特急列車でその歴史は古く初代の「特急かもめ」の運行は1976年にさかのぼります。その後座席やグリーン車の様式を変更しながら代替えを行い、現在運行している885系電車は2000年から運行を開始されています。

Photo by shikenhung

上記写真の比較でも一目瞭然のようにその特徴的なフォルムそのものが「特急かもめ」のシンボルとなっています。子ども連れの家族旅行や友だちとの旅行などで活躍し、最盛期には予約をして座席を確保するのも難しく長崎の「ハウステンボス」などに向かうお客さんを乗せて運行されていました。現在でもその魅力はまったく色褪せることなか活躍し続けています。

九州新幹線との連絡もスムーズです

Photo by kubowaku

観光地巡りの重要な交通手段として便利な「特急かもめ」ですが、九州新幹線の連絡も大変便利です。後述しますが「特急かもめ」の停車駅の中には九州新幹線の停車駅としても活躍している駅があり、その駅を利用すれば移動のストレスなく九州新幹線への乗り換えが可能です。逆の場合も同じで九州新幹線で到着してから待ち時間だけで「特急かもめ」に乗車することもできます。

Photo by tsuda

九州新幹線も停車し「特急かもめ」とスムーズに乗り換えができる停車駅は2つあります。1つは九州の玄関口とも呼ばれる「博多駅」と佐賀県にある「新鳥栖駅」です。「新鳥栖駅」には鹿児島県や熊本県などの九州南部からのアクセスが便利で、「博多駅」には本州からのアクセスがスムーズになります。「特急かもめ」を使って新幹線の連絡を考える場合にはおすすめです。

特急かもめの魅力その2:停車駅見出し

Photo by inunami

「特急かもめ」の停車駅となるのは吉塚駅―博多駅―二日市駅―鳥栖駅―新鳥栖駅―佐賀駅―肥前山口駅―肥前鹿島駅―諫早駅―浦上駅―長崎駅となっています。ただし、二日市駅は「特急かもめ」でも787系電車の停車駅となります。また同じく肥前山口駅には885系電車の「特急かもめ」の停車駅となりますので、他の系統電車の停車駅ではないことを知っておく必要があります。

Photo by zenjiro

なお下りの始発となる吉塚駅から博多駅の1駅の区間は普通列車として運行されています。基本的には吉塚駅から長崎駅までを結ぶ便が一般的ですが、中には博多駅と佐賀駅を結ぶ便や肥前鹿島駅と博多駅を結ぶ便もあります。運行本数は大変少ないですが、もし博多駅から長崎駅を目指そうとしているならば、こうした便はさけないと途中の停車駅で下車することになりますので注意が必要です。

アクセスに便利な駅が多い

Photo by misijp

九州北部を往復している「特急かもめ」ですがやはりアクセスは大変便利です。九州北部の主要な駅を結んでいるため不便な点は省かれていて特急列車らしく次の目的地までのアクセスが大変わかりやすくなっています。また主要な停車駅にはバスやタクシーなどの他の交通機関も発達しており「特急かもめ」沿線を拠点とした観光地巡りの計画なども立てやすくなっています。

Photo by misijp

こうして「特急かもめ」の停車駅を見ていきますと、福岡県、佐賀県、長崎県にそれぞれ停車駅を持ち、九州北部を結んでいる鉄道であることがわかります。観光はもちろんですが、ビジネスなどで本州へ出向く際にも九州の玄関口となる博多駅までの直通電車として非常に重要な鉄道であることがわかります。さらに往復便として頻繁に運行しているのも「特急かもめ」の強みです。

特急かもめの魅力その3:車内の魅力見出し

Photo by othree

「特急かもめ」の魅力はその利便性だけではありません。ここからは「特急かもめ」の魅力を一つひとつご紹介していきます。まずご覧いただきたいのは「特急かもめ」の車内です。残念ながら車内販売やグリーン車サービスはございませんが、それを補って余りある魅力を「特急かもめ」の車内は有しています。広々とした車内は入って見るだけで通常の一般車両と違った雰囲気へといざなってくれます。

Photo by alberth2

さらにこの広い車内にはさらなる工夫が施されています。車内に広がるコモンスペース(共有空間)には車両ごとに異なるデザインがあしらわれており、曲線を利用したアートギャラリースペースなどが観光客の旅の気分を高揚させてくれます。初めて「特急かもめ」に乗車された方はもう一度乗りたくなるような車内の雰囲気づくりやデザイン性に惚れ惚れしてしまうことは間違いありません。

特急かもめの魅力その4:広々とした座席見出し

Photo by alberth2

「特急かもめ」の車内に入ってみますとまずその広々とした車内に配置されたゆったりとした座席に目を奪われます。一般車両であってもまるでグリーン車のような座席空間は「特急かもめ」の最大魅力かもしれません。厚手の大き目の座席シートには深々と腰を下ろせてくつろぐことができます。座席一つひとつに取り付けられた大型のヘッドレストもゆったりとした座席を楽しませてくれます。

Photo by othree

また「特急かもめ」に配置された座席には収納式のテーブルも備わっています。お弁当を広げたり飲み物を置いたりするのには最適なテーブルで旅の楽しみがさらに深まります。また座席から天井を見上げると広い車内をさらに広く感じろことができるような高天井になっていて座席のリラックスムードをさらに高めてくれています。グリーン車並みの座席に圧倒される方も少なくありません。

特急かもめの魅力その5:グリーン車見出し

Photo by othree

「特急かもめ」には特別なサービスこそありませんが、魅力的で高級感溢れるグリーン車が存在しています。一般車両の座席でも十分にグリーン車並みのゆったり感であるにも関わらずグリーン車はさらにその上をいく座席となっています。まず「特急かもめ」のグリーン車では写真を見ていただくとわかるようにグリーン車の座席一つひとつがセパレートタイプの座席となっています。

Photo by alberth2

セパレートタイプの座席ですので横に乗車されるかたに気兼ねなく座席をゆったりと利用することができます。またグリーン車は革張りの座席シートを採用しておりグリーン車の座席に取り付けられたアームレストには白木のテーブルが備え付けられていて「これぞグリーン車」といった感じを演出しています。高級感溢れるグリーン車にも一度は乗ってみたいですね。

特急かもめの魅力その6:車両編成見出し

Photo by inunami

「特急かもめ」には6両編成、7両編成、8両編成といった車両編成のタイプが存在します。座席予約の際などには大変重要になってきますので予約する前にしっかり確認しておくことをおすすめします。まず6両編成タイプの車両には長崎方面に向かって1両目、博多方面が6両目となります。1両目の前半分がグリーン車となっており1両目の後ろ半分は通常車両の予約指定座席となっています。

Photo by othree

予約の指定座席はその後3両目まで続きます。そして4両目から最後尾の6両目が予約なしで乗車できる自由席となっています。基本的な編成はこのようになります。7両編成の場合は1両目がまるまるグリーン車となり、その後に予約指定座席、自由席となります。8両編成の場合は自由席が2両分増え、さらに4両目と5両目の間にもグリーン車が用意されています。

Photo by othree

また「特急かもめ」はグリーン車や予約指定座席、自由席に限らずすべての車両が禁煙となっています。子どもさんやタバコの煙が苦手な方にも安心して九州の旅が楽しめるよう配慮されています。また車いすのお客さんに対応した車両も用意されていて介助の方と一緒に九州の景色が楽しむことができます。環境にもお客さんにも配慮が行き届いた優しさ溢れる車両となっています。車いすの際は予約時に伝えておきましょう。

特急かもめの魅力その7:料金見出し

Photo by alberth2

さてここまで車内の魅力についてご紹介してきましたが、旅に欠かせないのは料金です。予算内に収まる料金なのかどうかは旅行の計画の際に考えるポイントです。「特急かもめ」は料金形態もややこしいことは一切なくわかりやすくリーズナブルな料金で運行しています。この料金形態も「特急かもめ」の魅力の一つなんです。ここからは「特急かもめ」の料金についてご紹介していきます。

Photo by alberth2

「特急かもめ」の料金は予約などをする際、旅行のプランにパッケージングされていることもありますが、「特急かもめ」の公式ホームページを閲覧していただくとわかりやすい料金形態を見ることができます。当たり前のことですが「特急かもめ」は特急列車ですので、通常の運賃料金の他に特急料金が発生します。ここでは始発を九州の玄関口博多駅と想定して紹介していきます。

Photo by alberth2

まず博多駅から鳥栖駅までが運賃と特急料金合わせて1690円、新鳥栖駅までが1780円、次の佐賀駅までが2440円で、肥前山口駅までが2620円、諫早駅までが4220円、終点の長崎駅までが4700円となっています。ただし料金は見直し改定もありますので予約の際に確認するようにしてください。また閑散期と繁忙期によっても料金に違いがでてきますのでこちらも合わせて予約時に確認するようにしてください。

特急かもめの魅力その8:沿線の魅力見出し

Photo by gtknj

「特急かもめ」はただの特急列車ではありません。九州北部の魅力がたっぷりとつまっているのが「特急かもめ」なんです。その沿線にはつい途中下車したくなるような魅力溢れる観光スポットやお出かけスポットがたくさんあります。ここからは「特急かもめ」がさらに魅力的に感じるような停車駅近辺の魅力についてご紹介していきます。九州北部の観光地の魅力がわかります。

特急かもめの魅力その9:沿線の魅力ハウステンボス見出し

Photo by gtknj

「特急かもめ」沿線の観光スポットでまず外せないのが「長崎ハウステンボス」です。日本全国で有名なハウステンボスは長崎の一大観光名所です。江戸時代、鎖国政策の中にあって唯一海外との交易を許可されていた出島を有する長崎県は西洋と日本の文化が魅力的に融合した観光地としてこの「ハウステンボス」を整備しました。今でも季節ごとにイベントを変えながら営業を続ける人気スポットです。

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長崎県でも有名なテーマパーク「ハウステンボス」は、まるで外国にきたかの錯覚を覚えさせてくれる人気スポットで、多くの人が常時訪れる観光地となっています。そんなハウステンボスへのアクセス方法をご紹介します。飛行機や電車・バスなどのアクセスを参考にどうぞ。

特急かもめの魅力その10:沿線の魅力グラバー園見出し

Photo by yoppy

次も同じく長崎県の観光スポットから「グラバー園」をご紹介します。こちらも多くの旅行雑誌などにその名を飾る長崎県の著名な観光スポットです。「特急かもめ」の利用者の中にもここを目指して来る方も少なくありません。イギリス商人グラバーの住まいを観光地として整備したもので幕末から明治期の暮らしや雰囲気を感じることのできる歴史的観光スポットです。

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長崎グラバー園の楽しみ方!ドレスに着替えてハート石探し!お土産もいっぱい | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
長崎グラバー園の楽しみ方をご紹介します。グラバー園は長崎一番の観光名所で、園内には沢山の歴史的な建造物など見どころが詰まっています。新しい人気スポットとなっているハート石や貸しドレスなども含めて、グラバー園の魅力をご説明しますのでご覧ください。

特急かもめの魅力その11:沿線の魅力佐賀城見出し

Photo by misijp

長崎県と福岡県に挟まれ「名所がない県」と自虐的に語られることもある佐賀県ですがそんなことはありません。佐賀県にも見所や名所が盛りだくさんあります。こちらの「佐賀城」もその一つです。「特急かもめ」の停車駅でもある「佐賀駅」から車でなんと3分のところに建っています。中には本丸の一部を再現した歴史館などがあり学べるお城として観光客の人気を博しています。

まだまだ特急かもめには魅力がたくさん見出し

Photo by mk*

ここまで「特急かもめ」の魅力や沿線の魅力などについてご紹介してきましたが、「特急かもめ」には今回だけではお届けしきれないくらいの魅力がまだまだたくさんあります。車窓からの景色もその一つです。九州北部の美しい景色が広がる中自然に囲まれた風景を眺めながらの旅路はきっと楽しい思い出になるはずです。広々とした車内から見える景色はまた格別な雰囲気です。

Photo by k14

そしてなんといっても「特急かもめ」からの景色で外せないのが有明海です。福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県にまたがる有明海は九州北部のシンボルといっても過言ではない広大な海です。「特急かもめ」では肥前鹿島駅から諫早駅までこの広大な有明海を望んだ景色を見ながら旅することができます。美しい湾岸を眺めながらの旅は目的地への期待を否応なく高めてくれます。

特急かもめがあなたをお待ちしています見出し

Photo by hans-johnson

九州北部を結ぶ「特急かもめ」はいかがでしたでしょうか。リッチな気分を味わえるグリーン車や広々とした車内や座席、停車駅などについてご紹介してきました。料金形態もわかりやすいのも「特急かもめ」の魅力の一つです。また停車駅沿線にも観光スポットが目白押しとなっています。旅行の定番となっている九州ですが「特急かもめ」に乗らないと九州は語れません。さぁ「特急かもめ」があなたを待っています。

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投稿日: 2018年4月27日最終更新日: 2020年10月8日

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