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ブルーボトルコーヒー京都カフェは町家を改装した店!メニューや限定グッズは?

ブルーボトルコーヒー京都カフェは町家を改装した店!メニューや限定グッズは?
投稿日: 2018年6月5日最終更新日: 2020年10月8日

人気カフェ「ブルーボトルコーヒー」が関西初上陸。関西1号店となったのは京都南禅寺界隈です。町家をリノベーションした和風モダンなブルーボトルコーヒー京都カフェの、気になる店内の様子やこだわりのメニューをご紹介しています。京都カフェ限定のグッズ情報も!

「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」ガイド!見出し

Photo by keiichi.yasu

青いボトルのロゴで有名なカフェ「ブルーボトルコーヒー」の京都店は、町家を利用した和風モダンのおしゃれな空間が話題となっています。今回は、ブルーボトルコーヒー京都カフェの店内の様子から、人気のハンドドリップコーヒーを始めとするカフェメニューまで徹底リサーチしました。かわいいオリジナルグッズもたっぷりご紹介します。

関西1号店となったブルーボトルコーヒー京都カフェ見出し

清澄白河の焙煎所兼店舗を始め、東京に7店舗を構えるカフェ「ブルーボトルコーヒー」。その8店舗目となったのは京都です。関西初出店となったブルーボトルコーヒー京都カフェは2018年3月のオープン以来、京都界隈に住む人や観光客の間で注目を集め、連日多くの人がコーヒーを味わいに訪れています。

京都の古い町家を利用した店構えは南禅寺界隈のしっとりとした景観に溶け込み、まるで老舗の茶寮のような風格を感じさせます。

町家をリノベしたブルーボトルコーヒー京都カフェ見出し

都会的でスタイリッシュなイメージのブルーボトルコーヒーですが、京都カフェでは築100年を超えるといわれる伝統的な京町家をリノベーションして京都カフェならではの空間を作り出しました。店舗デザインを手がけたのは、ブルーボトルコーヒーの既存店に引き続き「スキーマ建築計画」の長坂常氏です。

ブルーボトルコーヒー京都カフェの店舗からは、長い時を経て良い味を醸し出している木の柱や梁、そして剥がれかけた土壁を敢えてそのままデザインへと昇華させている所など、この町家に刻まれてきた歴史をそのまま次の世代に受け継いで行くという思いが感じられます。

そんな中に、天井の高い吹き抜けや大きく取られた窓からの採光など、ブルーボトルでもおなじみの風景が随所に見られます。ブルーボトルコーヒー京都カフェの店舗面積は国内の既存店舗の中でも最大の規模となり、開放的な雰囲気でコーヒータイムが楽しめるようになっています。

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ブルーボトルコーヒー京都カフェの4つのエリア見出し

ブルーボトルコーヒー京都カフェは2つの建物からなり、大きく4つのエリアに分けられます。シンプルでありながら、どこを切り取ってもいつまでも眺めていたくなる風景が広がるブルーボトルコーヒー京都カフェ。思い思いの場所で町家の空間とコーヒーの味を楽しむことができます。

ギャラリーのようなグッズ販売スペース

手前の建物は、ブルーボトルコーヒーオリジナルグッズを販売するスペースになっています。町家の敷居をまたぐと白い棚に様々なグッズが整然と並べられていて、まるでギャラリーのような空間が広がっている場所です。ブルーボトルコーヒー京都カフェで販売されているグッズについては後ほどたっぷりご紹介します。

バリスタの技を間近で見られるカッピングスペース

グッズを販売している建物の脇を通って奥へ行くと、もう1軒の町家が建っています。実際にコーヒーが飲めるカフェエリアはこの場所にあります。

コーヒー豆の品質をチェックする「カッピング」を徹底しているのがブルーボトルコーヒーの大きな特徴です。自社の焙煎所でローストされ、厳しいカッピングをクリアしたおいしいコーヒーを選び、淹れてもらう場所がカッピングスペースです。

「コーヒーの楽しさをもっと身近に」というコンセプトのもとオープンしたブルーボトルコーヒー京都カフェでは、バリスタがカウンターの目の前で丁寧にコーヒーをドリップする姿が見られます。淹れたてのコーヒーの香りが飲む前から楽しめる、ブルーボトルコーヒーならではの空間です。

吹き抜けで開放的な雰囲気となっているカッピングスペースには、テーブル席も用意されています。バリスタの臨場感を間近で楽しみたい時や、さっとコーヒーを飲んで京都散策に出発したい時におすすめのスペースです。

なお、系列のブルーボトルコーヒー中目黒店では「コーヒーを楽しむ人を育てる」をコンセプトに、カッピングのワークショップを開催しているそうです。

秋には紅葉が楽しめるテラス席

2つの町家の中間には広々とした砂利の中庭があり、テラス席が設けられています。中庭に配された木は秋には色づき、町家と紅葉の風景が楽しめるのだとか。開放的な雰囲気でコーヒーが味わえ、子どもやペットを連れている人はこの場所でゆっくり過ごせそうです。

また、手前側の町家の軒下にも席が設けられており、暑い日には日差しを避けてカフェタイムを過ごすことができます。

カフェスペース

奥はゆっくりとした時間が過ごせるカフェスペースになっています。テーブル席のある場所は「奥の間」と呼びたくなるようなしっとりとした印象。和服姿でコーヒーを楽しむ人の姿も見られます。席のあちこちには季節の花が飾られて、温かみのある雰囲気を演出しています。

カフェスペースにはスタンド席やベンチ席もあります。ベンチ席の横の壁は、築100年以上という町家の剥がれかけた土壁がそのままの姿で残されています。壁の一角には、ブルーボトルコーヒーのロゴがペンキで描かれています。ブルーボトルコーヒーによって再び命を吹き込まれた町家の歴史に思いを馳せながらコーヒーを楽しみましょう。

ブルーボトルコーヒーのルーツは日本の喫茶店見出し

Photo by Richard, enjoy my life!

ブルーボトルコーヒーはアメリカ発のカフェですが、ブルーボトルコーヒーの創業者であるブライアン・ミーハン氏がコーヒー店を起業する際に参考にしたのは日本の喫茶店だったそうです。

ブルーボトルコーヒー創業当時は、コーヒーブームのセカンドウェーブと言われる深煎りのエスプレッソコーヒーが流行していました。その代表格はスターバックスコーヒーで、スチームミルクたっぷりのスターバックスラテは、苦みが強い深煎りのコーヒーが普及するきっかけとなったヒット作。その人気の高さはもちろん現在でも変わっていません。

Photo by Shungo.a.Lie

そんな潮流の中でミーハン氏が提案したのは、日本の昔ながらの喫茶店のように1杯ずつ淹れるハンドドリップコーヒー。ミーハン氏は銀座の「カフェ・ド・ランブル」や渋谷の「茶亭羽當」といった喫茶の名店に通い、そのエッセンスを取り入れてブルーボトルコーヒーを立ち上げたそうです。

ブルーボトルコーヒーが提案する自家焙煎のハンドドリップコーヒーは、コーヒー界のサードウェーブとして新たなトレンドを生み出しました。ミーハン氏は、「ブルーボトルコーヒーをきっかけに、若い人たちが日本の喫茶店文化に目を向けるようになってほしい」と語ったそうです。

ブルーボトルコーヒー京都カフェでは、カウンターでコーヒーをドリップする光景が見られます。カラフェが置かれているシルバーの台には重量計とタイマーが内蔵されていて、抽出時間と注ぐお湯の量を正確に測っています。

1人の熟練バリスタがいる日本の喫茶店とは異なり、ブルーボトルコーヒーには多くのバリスタがいます。これは、全てのバリスタが同じクオリティのコーヒーを淹れるための工夫なのです。

ブルーボトルコーヒー京都カフェのメニュー【ドリップ】見出し

そんなブルーボトルコーヒー京都カフェで味わいたいメニューはやっぱりハンドドリップコーヒーです。ハンドドリップコーヒーのメニューは「ブレンド」450円、「シングルオリジン」550円、「オ・レ」500円となっています。淹れたてを味わうために、名前を呼ばれたらすぐにピックアップに行きましょう。

ブレンドのメニューは日替わりで、濃厚なコクの「ジャイアント・ステップス」、コクと酸味のバランスが良い「ベラ・ドノヴァン」、すっきりとした後味の「スリー・アフリカズ」、チョコレートのようなクリーミーなコクの「ヘイズ・バレー・エスプレッソ」の4種類のいずれかとなります。

シングルオリジンは、特定の地域や区域、または1ヶ所の農園で栽培されたコーヒー豆を使用しています。種類は時期によって変わり、世界各地で旬を迎えたその時おすすめの豆が楽しめます。

ブルーボトルコーヒー京都カフェのメニュー【エスプレッソ】見出し

ハンドドリップが有名なブルーボトルコーヒーですが、こだわりのコーヒー豆で抽出したエスプレッソももちろんおいしく人気があります。

エスプレッソコーヒーのメニューは、「エスプレッソ」450円、「マキアート」460円、「ジブラルタル」480円、「アメリカーノ」450円、「カプチーノ」500円、「カフェラテ」520円、「モカ」600円です。アメリカーノ、カフェラテ、モカはアイスにもできます。

エスプレッソコーヒーの豆は日替わりのブレンドとなります。シングルオリジンの豆で淹れてもらう場合はプラス100円がかかります。

ブルーボトルコーヒー京都カフェのメニュー【水出しアイス】見出し

ブルーボトルコーヒー京都カフェの水出しアイスコーヒーメニューは、「ニューオリンズ」500円、「コールドブリュー」500円があります。ニューオリンズはチコリで風味付けがされており、ミネラルを多く含むケーンシュガーとミルクをプラスした甘めのアイスコーヒーです。コールドブリューはすっきりとした酸味が爽快です。

持ち歩きにおすすめの缶入りコールドブリューは600円です。こちらは本国アメリカで生産されているそうです。容量は8オンス、236mlとやや小さめサイズ。本国のブルーボトルコーヒーの味を試してみたい人におすすめです。

ブルーボトルコーヒー京都カフェのメニュー【コーヒー以外】見出し

ブルーボトルコーヒー京都カフェにはコーヒー以外のドリンクもあります。おすすめのメニューは「カスカラフィズ」。コーヒーの実の果肉を乾燥させたカスカラをシロップで漬けて、炭酸で割った爽やかなドリンク。カスカラフィズは夏季限定メニューで値段は550円です。

カスカラフィズの他には、「レモネード」550円、「無添加アップルジュース」450円、「ミネラルウォーター」300円、「スパークリングウォーター」300円、「ホットチョコレート」600円、「キッズホットチョコレート」500円です。

ブルーボトルコーヒー京都カフェのメニュー【ペストリー】見出し

ブルーボトルコーヒー京都カフェのキッチンで毎日手作りされるペストリーもコーヒーのお供におすすめです。ブルーボトルコーヒー京都カフェ限定メニューは「グリーンティーミントクッキー」。抹茶にフレッシュなミントをアクセントに加えたクッキーで、爽やかな香りとすっきりした後味、そしてふんわりとした食感が人気です。値段は200円です。

他にも、ブルーボトルコーヒーおなじみのケーキが揃います。バニラの香りたっぷりの「リエージュワッフル」500円や「グリーンティーレモンパウンドケーキ」400円もコーヒーとの相性はぴったりです。他にも、大判の「チョコレートチップクッキー」300円や「柚子ポピーシードパウンドケーキ」400円なども人気です。

京都限定グッズも!ブルーボトルコーヒーのおしゃれなグッズ見出し

ブルーボトルコーヒー京都カフェの道路側の町家では、コーヒー豆や自宅で手軽にコーヒーを淹れられるドリッパーやカラフェなどのグッズ、そしてマグカップなどが販売されています。有田焼のオリジナルドリッパーは、コーヒーが落ちる速度まで計算されたブルーボトルコーヒー独自開発のこだわりグッズです。

また、おしゃれなオリジナルグッズもたくさん。注目の京都限定グッズは、京都散策に便利な「トラベルサコッシュ」。ナチュラルカラーのキャンバス地に、ブルーボトルのロゴが描かれたタグがワンポイントであしらわれています。値段は1850円です。

なお、ブルーボトルのロゴと「KYOTO」の文字が入ったピンバッジ2種類のセットは、売上の全額を京都市の環境保全のために寄付するそうです。ピンバッジセットの値段は550円です。

ブルーボトルコーヒー京都カフェ基本情報見出し

ブルーボトルコーヒー京都カフェの営業時間は8時から18時までです。定休日はありません。ブルーボトルコーヒー京都カフェ独自の公式アカウントはありませんが、ブルーボトルコーヒージャパンの公式インスタグラムでは各店舗の最新情報をチェックできます。

ブルーボトルコーヒー京都カフェの場所は?見出し

ブルーボトルコーヒー京都カフェの場所は南禅寺の目の前です。仁王門通と白川通が交差する「南禅寺前」交差点から南禅寺中門に向かう途中の左側にあります。電車では地下鉄東西線蹴上駅が最寄りとなります。

住所:京都府京都市左京区南禅寺草川町64

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ブルーボトルコーヒー京都カフェ周辺観光スポット見出し

ブルーボトルコーヒー京都カフェから近い場所には訪れたい観光スポットがたくさんあります。目の前の南禅寺はもちろんのこと、南禅寺前交差点を渡ってすぐの場所には京都市動物園があり、迫力のあるトラやゾウ、ゴリラのファミリーなどが観察できたり、小動物たちとのふれあいが楽しめたりと家族連れにおすすめの場所となっています。

Photo by wongwt

また、南禅寺と反対側の場所を流れる鴨東運河沿いには京都市美術館や京都国立近代美術館、細見美術館といったアートスポットが立ち並びます。

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ブルーボトルコーヒー京都カフェで京都散策に一息!見出し

Photo by Kentaro Ohno

ブルーボトルコーヒー京都カフェをご紹介しました。築100年という風情ある町家を独自のセンスで復活させたブルーボトルコーヒー京都カフェ。新たな京都のスポットとしてますます人気の場所となりそうです。京都を訪れたらぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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投稿日: 2018年6月5日最終更新日: 2020年10月8日

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