京都の人気湯葉料理店15選◎有名老舗店の贅沢ランチやリーズナブル人気店も網羅

京都に来たらぜひ食べたい料理はたくさんありますが、湯葉料理もその一つです。美味しい京都の水を使った生湯葉を提供しているお店など、京都市内には名店が多数！今回はその中でも超おすすめ店を厳選し、贅沢ランチからリーズナブルなものまで、バラエティ豊かに15店ご紹介します。

この記事の情報は、2023年6月時点のものです。実際に京都の湯葉料理を食べにお出かけになる前には、念のためにお店の公式HPなどで最新の情報をご確認されるのがおすすめです。

京都の人気湯葉料理店、まず最初にご紹介するのは湯葉にです。京都の人気観光名所である東寺のすぐ近くにある有名店で、その歴史はなんと120年を超えるという人気店です。

湯葉一筋にこだわった湯葉にでは、湯葉の工房も構えており、学生さんなどを中心に工房見学も可能。湯葉にの名物女将が丁寧に案内してくれます。

湯葉にのおすすめメニューは、まさに湯葉づくしの「湯葉に懐石」です。工房を構えている湯葉にだからこそ実現できる湯葉の可能性を最大限にまで引き出したバラエティー豊かな湯葉料理が次々と提供されます。

遠方に住んでいるので京都の湯葉にまでなかなか足を運べないという方は、オンラインショップから湯葉にの商品が購入可能です。

湯葉にの営業時間は、午前11時30分から午後9時まで、定休日はありませんが、年末年始は休業となります。湯葉にがあるのは近鉄東寺駅から徒歩15分のところ。大きな駐車場があるほか、個室も完備してありますので、特別な日のお食事にもおすすめです。

京都駅直結の伊勢丹の中というアクセスの便利なところにある人気店が京豆富不二乃です。京都の老舗豆腐店である藤野がバックについているお店で、湯葉と豆腐が中心となったメニュー構成です。

京都で湯葉料理というと少し敷居が高いイメージがありますが、もっと気軽にリーズナブルに食べてほしいという思いのもと開店されたお店です。

京豆富不二乃のおすすめメニューはランチの時間に提供される「昼の湯とうふ膳」です。お代わり自由の湯豆腐や、生湯葉のおさしみ、湯葉とつるむらさきのおひたしなど、絶品の豆腐と湯葉をリーズナブルな値段で楽しめます。

京豆富不二乃が入っている京都伊勢丹のデパ地下では、藤野のお豆腐も販売していますので、京都土産にもおすすめです。

京豆富不二乃の営業時間は午前11時から午後10時まで、定休日は京都伊勢丹の定休日に準じます。京豆富不二乃があるのは京都駅直結のジェイアール京都伊勢丹の11階で、京都の町を眺めながら美味しい湯葉料理を味わえます。

せっかく京都に来たのだから、少し贅沢な湯葉料理を食べてみたいという方には、河原町駅からすぐのところにある京都豆八がおすすめです。湯葉や豆腐などを中心とした創作京料理のお店で、お座敷もあります。

店内はシンプルでおしゃれな和モダンでまとめられているので、特別な日のお食事にもぴったりです。個室も完備しています。

少し贅沢な湯葉料理が味わえる有名店の京都豆八ですが、ランチメニューにはリーズナブルなコースもあります。

特に人気の「豆八籠盛り」は、豆腐や湯葉を中心とした7種類の料理が並んで値段は税込み2,530円とコスパ抜群。必ず予約してから来店しましょう。おばんざいや豆乳白味噌おでんなども食べられます。

京都豆八の営業時間は、ランチが午前11時30分から午後3時まで、ディナーが午後5時から午後11時までです。定休日は不定休です。京都豆八があるのは京都河原町駅から徒歩3分のところ、掘りごたつを完備した個室と座敷の個室があります。

京都で湯葉料理を食べてみたいけれど、老舗は少し敷居が高くて入りづらいという方には、気軽に湯葉料理を楽しめる雰囲気のゆばんざい こ豆や 錦店がおすすめです。

シンプルモダンな店内は、錦市場にあるとは思えないほどの落ち着いた雰囲気です。「こ豆や特製つまみ湯葉」は、自分で湯葉を作れる体験型のメニューとして観光客にも大人気です。

ゆばんざい こ豆や 錦店のおすすめメニューは、汲み上げ湯葉のお造り、引き上げ湯葉のお造り、ミニ湯葉丼などが食べきれないほど揃っている「ゆば御膳」です。

ゆばんざい こ豆や 錦店は若い方にも人気のお店ですので、「汲み上げ湯葉の生ハムロール」といったほかのお店ではなかなか見られないユニークな湯葉メニューもあります。

ゆばんざい こ豆や 錦店の営業時間はランチが午前11時30分から午後2時30分まで、ディナーが午後5時30分から午後11時30分までです。定休日は不定休。ゆばんざい こ豆や 錦店があるのは、烏丸駅から徒歩5分のところです。

特別な日に贅沢な湯葉料理を味わってみたいという方にはかめや本家がおすすめです。京都のお座敷で優雅な湯葉料理を堪能できると大人気。かめや本家で提供している湯葉は、京都の地下水と国産大豆で作られており、そのまろやかさで特に有名です。

かめや本家のおすすめメニューは贅沢な「湯葉懐石」です。「湯葉懐石」は、品数によって東寺、八坂、桃山、貴船、四条、五条などの種類があり、予算と料理内容によって選べますが、バランスが良いと評判なのが、「湯葉懐石・八坂」で値段は税抜き7,000円です。

大正2年創業という大変長い歴史を誇るかめや本家の営業時間は、午後5時から午後9時まで、定休日は月曜日です。ランチは不定営業で、時間は午前11時30分から午後2時まで、前日までに予約が必要です。最寄り駅は大宮駅で、駅からは徒歩1分です。

京都の東山祇園に店舗がある東山ゆう豆は、テーブル席や座敷席、個室などから選べる隠れ家的なお店です。カウンター席もあるので、一人での来店も気兼ねなくできます。

東山ゆう豆は、京都美山の湯葉専門店が直営しているので湯葉料理のクオリティーの高さに加え、リーズナブルな値段でも人気です。

東山ゆう豆のおすすめメニューはリーズナブルなランチメニューです。平飼い卵の卵黄醤油漬けと湯葉の組み合わせが有名な「名物ゆばめし」も付いてくる「ランチ御膳」がおすすめで、和洋折衷のユニークなメニュー構成が若い方にも人気です。

東山ゆう豆の営業時間は、ランチが午前11時から午後3時まで、ディナーが午後6時から午後10時までです。定休日は月曜日と木曜日。東山ゆう豆があるのは祇園四条駅から徒歩8分のところ、河原町駅からでも徒歩11分です。

京都に行ったらぜひ散策してみたい嵐山エリアに良彌 奥の庭はあります。広々とした趣ある店内には、テーブル席に加えて座敷席も完備。気候のいい時期にはテラス席もおすすめです。

良彌 奥の庭の雰囲気ある店内の様子に比べると比較的リーズナブルな値段で美味しい湯葉料理が食べられます。湯葉料理はもちろん、京都風の出汁の効いたうどんでも人気です。

良彌 奥の庭のおすすめメニューは「松花堂弁当」です。自分で作れる湯葉しゃぶも付いてくる「松花堂弁当」で、少し贅沢な気分でランチを食べたいときにおすすめです。

少し軽めのランチにしたいなら、豆乳の出汁に乾燥湯葉がトッピングされている「ふわふわ豆腐うどん」もおすすめです。

良彌 奥の庭の営業時間は午前11時から午後5時30分まで、定休日はありません。良彌 奥の庭の最寄り駅は京福電車(嵐電)の嵐山駅で、駅からは徒歩5分です。嵯峨嵐山駅からでも徒歩9分でアクセスが可能です。

京都と言えば鴨川の納涼床が有名ですが、その納涼床で湯葉料理が食べられる人気店が豆屋源蔵です。京都のお茶屋を改装した店内は雰囲気たっぷりで、特別な日の贅沢な食事にもぴったり。デートなら、鴨川に向かって座れる2人席がおすすめです。

豆屋源蔵のおすすめメニューは、お店の人気ナンバーワンメニューでもある「お昼のとうふ御膳」です。自家製の豆腐や湯葉を中心としたメニュー構成で、デザートも付いてくるボリュームたっぷりの御膳です。

豆屋源蔵には個室もあるので宴会するのにも人気で、「てっちりコース」や「丹波豚つゆだししゃぶしゃぶコース」などのリーズナブルなコース料理も充実しています。

豆屋源蔵の営業時間は、ランチが午前11時30分から午後2時30分まで、ディナーが午後5時から午後10時までです。定休日は月曜日の不定休です。豆屋源蔵の最寄り駅は市役所前駅で、駅からは徒歩2分です。

南禅寺の参道にある料庭 八千代は、落ち着いた雰囲気の中でいただける名物湯豆腐で有名ですが、湯葉と組み合わせたメニューも多くあります。

料庭 八千代という名前からも想像できるとおり、東山を借景にした庭園で有名で、特に桜や紅葉の季節には絶景を眺めつつ京料理を嗜むという贅沢な体験が待っています。

料庭 八千代の人気メニューは、湯豆腐も湯葉も楽しめる構成の「湯豆腐 竹の膳 生湯葉付き」です。贅沢な店内ながら、値段は税込み3,200円と比較的リーズナブルな点でも人気で、利尻昆布のみで煮た絶品の湯豆腐は京都一との評判です。

料庭 八千代の営業時間は、ランチが午前11時から午後3時まで、ディナーは午後5時から午後9時までです。桜や紅葉の時期はランチの営業が午前11時から午後4時までとなります。定休日はありません。

料庭 八千代の最寄り駅は蹴上駅で、駅からは徒歩5分です。八千代には旅館もあり、庭園露天風呂が付いた贅沢な客室などが有名です。

嵐山の渡月橋のすぐ近くにある嵯峨野は、美しい日本庭園を眺めながら贅沢な時間を過ごすことのできるお店です。京都嵐山と言えば鵜飼が有名ですが、嵯峨野で湯豆腐を食べたあとに船に乗って鵜飼を鑑賞するプランもあります。

嵯峨野のおすすめメニューは、お店の名前を冠した「嵯峨野御膳」で、京野菜と湯葉、湯豆腐がセットになっている贅沢な御膳です。天ぷらの中には、生ハムと湯葉を組み合わせた生湯葉包みがあり、ユニークな組み合わせとして人気が高いです。

嵯峨野の営業時間は、午前11時から午後5時30分まで、定休日は不定休です。嵯峨野の最寄り駅は嵯峨嵐山駅で、駅からは徒歩10分です。普通車が20台停められる駐車場も完備されています。豆腐がなくなり次第閉店となりますので、できれば予約がおすすめです。

JRの京都駅直結という大変便利な立地に京懐石とゆば料理 松山閣 JR京都伊勢丹店はあります。伊勢丹の本館11階にあるので、京都タワーなどを含めた贅沢な景色を眺めつつ、絶品の京料理が楽しめます。

ランチタイムの景色も美しいですが、特におすすめなのが夜の時間です。京都タワーのライトアップは目前！デートにもぴったりのロマンチックな雰囲気です。

京懐石とゆば料理 松山閣 JR京都伊勢丹店のおすすめメニューは、松山閣のオリジナルメニュー「松山閣名物ゆば桶」です。京都の名産である北山杉で作った手桶にたっぷりと生ゆばがはいっています。

「松山閣名物ゆば桶」の含まれたコース料理もありますので、お腹の空き具合に応じて選んでみてください。京懐石もあります。

京懐石とゆば料理 松山閣 JR京都伊勢丹店の営業時間は午前11時から午後10時まで、定休日は伊勢丹に準じます。

お店は京都駅に直結している伊勢丹の中、11階にあります。大切な日の食事にぴったりの個室も完備されています。

明治30年創業という歴史ある京豆腐の専門店の味が楽しめるのがとようけ茶屋です。有名豆腐店の豆腐や湯葉が食べられるとなると高級店がイメージされますが、とようけ茶屋はかなりカジュアルな店内なので子連れでも気軽に入れる雰囲気が人気です。

豆腐を使ったデザートも多く、シナモンと組み合わせた「シナモン豆腐」は売り切れる日も珍しくないほどの人気デザートです。

とようけ茶屋のおすすめメニューは、とろとろの食感が美味しい「生ゆば丼」です。生の湯葉を煮込み、葛を使ってとろみをつけた一品で、他では食べられないとようけ茶屋オリジナルのメニューです。

この「生ゆば丼」は人気があまりにも高いこともあり、温めてご飯にかけるだけで自宅でも食べられる持ち帰り用丼の素も発売されています。

とようけ茶屋の営業時間は、午前11時から午後2時30分までです。定休日は木曜日のほか、月に2回不定休があります。とようけ茶屋の最寄り駅は白梅町駅で、駅からは徒歩5分です。とようけ茶屋には売店もあり、そちらの営業時間は午前9時から午後5時30分となっています。

京都で湯葉料理を食べたくても子連れにも入りやすいリーズナブルなお店となると意外と見つけるのが難しいですが、京菜味のむら 烏丸本店は、明るく入りやすい和モダンな店構えです。

湯葉料理を出すお店としては珍しく、朝ごはんの時間から営業しているので観光プランにも組み込みやすいのでおすすめです。

京菜味のむら 烏丸本店のおすすめメニューは、野菜を中心とした小鉢6種類を好きに選べる「おばんざいセット」です。ご飯は湯葉丼に変更が可能で、味噌汁も付けて税込み1,000円という大変リーズナブルな値段です。

おばんざいの種類は日によって異なりますが、大体10種類前後から選べます。入店したら食券を買うタイプのお店ですので、待ち時間も短いです。

京菜味のむら 烏丸本店の営業時間は、午前7時から午後2時まで、定休日はありません。食材がなくなった場合には早めに閉店することがあるので、なるべく早めの来店がおすすめです。

京菜味のむら 烏丸本店があるのは四条駅から徒歩3分のところ。烏丸駅からでも徒歩4分です。予約は受け付けていません。

京都の有名観光スポット仁和寺ですが、実は仁和寺が直営しているレストランがあることはあまり知られておらず穴場的な存在です。その宿坊レストランが和食処 梵で、湯葉などを中心とした精進料理が食べられます。

ランチだけの利用もできますが、時間が許せばぜひ宿坊での宿泊がおすすめです。世界遺産の仁和寺に宿泊するという貴重な体験ができ、1泊2食付き、1泊朝食付のプランでは湯葉を含んだ絶品精進料理が食べられます。

和食処 梵のおすすめメニューは、湯葉を贅沢に使った「ゆば丼」です。ご飯の上にはたっぷりの湯葉のほか、海老の天ぷらや大葉などがのっています。「ゆばうどん」、「精進御膳」などもあります。「京のモンブラン」といったスイーツもおすすめ！

和食処 梵の営業時間は、食事が午前11時から午後2時まで、喫茶が午前10時30分から午後4時までです。定休日は年末年始。和食処 梵の最寄り駅は根室仁和寺駅で、駅からは徒歩3分です。仁和寺の駐車場が利用できます。

京都の人気湯葉料理店特集、最後にご紹介するのは京美茶屋です。大原三千院の近くという京都観光の合間に立ち寄るのに大変便利な立地で、雰囲気のある店構えでも有名です。

この地で営業を開始して60年の伝統あるお店で、京美茶屋の店内では湯葉を1枚ずつ丁寧に作っています。湯葉や豆乳を使ったスイーツでも有名です。

京美茶屋のおすすめメニューは、限定20食のランチメニュー「門前」です。税抜き1,600円というリーズナブルな値段ながら、くみあげ湯葉、胡麻豆腐、豆乳チーズケーキなどが付いてきます。

定食までは要らないという方には「ゆばどんぶり」や「あんかけゆばうどん」といった軽めのメニューも揃います。

京美茶屋の営業時間は午前10時30分から午後3時30分までのランチのみ。定休日は木曜日です。京美茶屋の近くには、京都でも有数の観光地である大原三千院や勝林院、実光院などがありますので、ランチの前後にはぜひ訪れてみてください。大原バス停から徒歩9分のところにあります。

優雅な雰囲気の中で贅沢な時間が過ごせるお店から、子ども連れでも気兼ねなく入れるようなリーズナブルなお店まで幅広く揃う京都の湯葉料理店。せっかく京都に行くのですから、この記事を参考に名物の湯葉をお腹いっぱい味わってきてください。