微風台南で絶品の魯肉飯を食べよう！京都で味わう本格的な台湾料理が人気

京都は日本の歴史の象徴とも言える場所ですが、その一方で新しい文化をドンドンと取り入れる先進的な地域でもあります。ゆえに京都周辺には和食料理屋さん以外にも数多くの飲食店が軒を連ねており、なかには『微風台南』のような台湾料理のお店まであります。今回は絶品の台湾料理が味わえる『微風台南』のメニューやアクセスなどを紹介します。

『微風台南』は京都にある日本家屋の古民家を改装して作られた台湾料理屋さんです。店内はどこか日本の昭和時代を思わせるような意匠が施されていますが、よくよく見ると台湾ならではの小物なども多数展示されています。古き良き日本の住居といった作りになっているため非常に落ち着いた雰囲気で居心地がよく、どこか懐かしさも感じるお店です。

京都の台湾料理屋さんである『微風台南』には数多くのメニューが用意されていますが、そのなかでも1番人気なのが"魯肉飯"です。この"魯肉飯"は台湾を代表する料理のひとつで「ルーローファン」と読みます。"魯肉飯"は家庭料理なので台湾ではポピュラーなよく食べられるメニューですが、日本ではなかなかお目にかかれない珍しい一皿です。

台湾料理の"魯肉飯"の特徴を簡単に言うならば「豚バラ煮込みご飯」となるでしょう。この"魯肉飯"作りはまず台湾醤油やショウガや油葱酥にさまざまな香草を加えた特製スープで豚のバラ肉を煮込むことから始まります。何時間もじっくりかつ丁寧に煮込まれた豚バラ肉はトロトロで、食べた瞬間に口のなかで溶けてなくなり、おそらく角煮に近いです。

京都『微風台南』の"魯肉飯"ではご飯の上にこの豚バラ肉を煮汁と一緒にたっぷりとかけます。甘辛く味付けされた豚バラ肉と白いご飯との相性は抜群で、さらに香草やスパイスなどの刺激がいいアクセントとなっているため"魯肉飯"は一度食べ始めると止まらなくなる絶品の台湾料理です。初めて来店した方にはぜひこの"魯肉飯"をおすすめします。

ここ『微風台南』の"魯肉飯"の値段は普通サイズで600円です。ただ、ありがたいことに"魯肉飯"はご飯の量を調節してもらうことが可能で、小盛りは400円で大盛りが800円です。さらにトッピングを追加することで自分好みの味に"魯肉飯"をカスタマイズするのも楽しいです。おすすめのトッピングは煮玉子で、黄身と豚バラ肉の相性は最高です。

さらっとしたランチを食べたい時には『微風台南』の"麺線"もおすすめです。この"麺線"は「ミェンシェン」と読み、簡単に言うと台湾風の煮込みソーメンです。京都の『微風台南』はボリュームたっぷりのご飯もののメニューが多いのですが、この"麺線"はさっぱりとしているので夏場などの食欲がない時でもペロッと食べられる絶品の台湾料理です。

ここ『微風台南』の"麺線"作りはまず鰹でとった出汁でソーメンを煮込むところから始まります。"麺線"のスープは日本人にも馴染みのある味付けとなっているためどんな人でも美味しくいただけるメニューと言えます。また"麺線"の上には濃い目の味付けをされた煮込んだ豚バラ肉が乗っていて、これを一緒に食べることでいろいろな味を楽しめます。

健康志向の強い方におすすめの『微風台南』のメニューが"鶏肉飯"になります。この"鶏肉飯"は「ジーローファン」と発音し、茹でた鶏肉を細かく裂いてご飯の上に乗っけた台湾の家庭料理のひとつです。脂身の少ない鶏肉を使って作られているだけに"鶏肉飯"はカロリーが比較的低いです。ですからダイエット等で体重が気になる方にもおすすめします。

『微風台南』の"鶏肉飯"は細く裂いた鶏肉をご飯の上にたっぷりと乗せ、さらにその上から特製の醤油タレや香味オイルをかけたどんぶり飯です。さっぱりとした味わいが特徴的なので男性はもちろん、女性からの人気も高いメニューとなっています。"鶏肉飯"の値段は基本サイズが600円で、小盛りは値段が400円で大盛りの値段は800円になります。

台湾料理と聞くとどこか香草などをたっぷりと使ったエスニックなものを連想しがちですが、なかには"台式咖喱飯"のようなメニューもあります。この"台式咖喱飯"は日本で言うところのカレーライスです。日本と同様に台湾でもカレーライスは非常にポピュラーな食べ物で、それを『微風台南』風にアレンジしたメニューが"台式咖喱飯"となります。

京都『微風台南』の"台式咖喱飯"は味付けで言うとポークカレーに近いかもしれません。とは言えそこは台湾流、普通のカレーライスと比べると香辛料が効いているのでどちらかというと大人の味わいと言えるでしょう。ちなみに『微風台南』の"台式咖喱飯"は辛さを調節することが可能です。なので辛いのが苦手な人でも安心して食べられるでしょう。

午後の仕事や授業に向けてガッツリとランチを取りたいなら『微風台南』の"蛋炒飯"も一押しです。ネーミングからピンと来た方もいるでしょうがこの"蛋炒飯"とはチャーハンのことです。チャーハン自体は日本では全然珍しくないメニューですが、ここ『微風台南』の"蛋炒飯"は台湾風に味付けされていて普段食べるものとは一味も二味も違います。

また『微風台南』の"蛋炒飯"は日本のチャーハンと同じでジャポニカ米を用いて作られているのも特徴的です。そのためエスニックな味わいを感じながらも日本人でも食べやすいひと皿に仕上がっています。この"蛋炒飯"はラードとねぎの香りがとても豊かで、たまごの濃厚な風味も食欲をそそります。ランチでおなかいっぱいにするなら"蛋炒飯"です。

京都の『微風台南』には台湾のスイーツも多数揃っています。そのメニューのなかでもここ『微風台南』でしか味わえないスイーツが"愛玉檸檬氷"でしょう。この"愛玉檸檬氷"は日本ではなかなかお目にかかることの少ない愛玉と呼ばれる植物の種から作ったゼリーです。見た目も色鮮やかな黄金色をしており、インスタ映えにもぴったりのスイーツです。

台湾のスイーツと聞いて真っ先にマンゴーを連想する人も多いでしょう。ここ京都の『微風台南』にはマンゴーを使ったスイーツメニューも用意されていて、それが"芒果冰"です。この"芒果冰"はフワフワのかき氷の上にマンゴーをたっぷりと乗せたスイーツで、香辛料の効いた料理のあとに食べると口がさっぱりするのでお口直しにもおすすめです。

京都の『微風台南』は絶品の台湾料理が味わえるということもあって連日多くの人でにぎわいます。特にランチ時になるとその混雑はピークに達します。ただし京都の『微風台南』にはお弁当メニューが用意されており、それをテイクアウトすればランチタイムでも混雑を気にする必要はありません。オフィスなどでゆっくり台湾料理に舌鼓を打てます。

京都にある『微風台南』でテイクアウトできるお弁当のひとつ目が"排骨弁当"です。ちなみに『排骨』とは中国語で豚のスペアリブのことを言います。この"排骨弁当"ではご飯の上に大きな排骨が「ドン！」と鎮座しており、味付けも甘辛くて白米との相性が抜群なのでかなり食べ応えのある逸品です。玉子や野菜も付いているので栄養バランスもOKです。

また『微風台南』でテイクアウト可能なお弁当のふたつ目のメニューが"鶏腿弁当"です。この『鶏腿』とは手羽元を八角などの香辛料と一緒に煮込んだものを言います。ちなみに『微風台南』の"鶏腿弁当"は骨付きの大きな手羽がご飯の上に「ドカン」と鎮座しています。このお弁当にはお惣菜もたくさん入っていて、これ1個でおなかいっぱいになります。

京都の『微風台南』では絶品の台湾料理が手軽に味わえるとあって多くの人がお弁当をテイクアウトします。ですが、ここ『微風台南』でお弁当をテイクアウトする際にはいくつか注意点もあります。例えば『微風台南』では保存料などの添加物を使っていません。故に日持ちはしないのでテイクアウトしたお弁当はできるだけ早く食べる必要があります。

また、必ずしも欲しいお弁当をテイクアウトできるわけではない点はあらかじめ理解しておきましょう。京都の『微風台南』では販売しているお弁当の個数に限りがあり、その数に達し次第その日分のテイクアウトサービスは終了となります。そのためランチなどの混雑するタイミングに来店するとお弁当が売り切れでテイクアウトできないこともあります。

京都にある『微風台南』には専用の駐車場が用意されていません。そのため『微風台南』へアクセスする場合には自動車ではなく電車やバスなどの公共の交通機関を使うのがおすすめです。もちろん、京都は日本屈指の観光地だけにコインパーキングもたくさんありますから車で行くことも可能です。

ただし満車などリスクもありますから、電車が便利でおすすめです。京都の『微風台南』の最寄り駅は京阪鴨東線の"神宮丸太町駅"です。この"神宮丸太町駅"から目的地である『微風台南』までは、距離にすると350mほどです。ゆっくり歩いたとしても、10分とかからないはずですので散策がてら歩くのもいいでしょう。

駅を出たらまずは国道167号線を道に沿って西へと進んでください。するとすぐに"河原町丸太町"の交差点が見えてくるのでそこを右折です。この"河原町丸太町"の交差点を曲がって府道32号線を北上するとすぐに『微風台南』が右手側に見えてきます。交差点からすぐの場所にあるので見落とさないように気を付けてください。

ちなみに『微風台南』は、京都市営地下鉄烏丸線が乗り入れる"丸太町駅"からも、徒歩で行ける距離にありますから、こちらの方が都合のいい方はこのルートでも可能です。このように、『微風台南』は非常にアクセスしやすい場所にありますので、初めて来店される方でも気軽に行きやすいお店です。

住所：京都府京都市上京区桝屋町359
電話番号：075-211-9817

京都の『微風台南』の営業時間はランチとディナーの二部構成です。ランチタイムは正午12時から午後15時までとなっています。ちなみにランチのラストオーダーは午後14時半です。一方、ディナータイムは午後18時から午後22時までで、こちらのラストオーダーは午後21時半となっています。毎週月曜日が定休日で、日曜日などの週末はやっています。

京都の『微風台南』は美味しい台湾料理がお手頃な値段で味わえるとあって連日大盛況です。それこそ平日のランチ時にもなるとお店の外まで行列ができることも珍しくありません。ですからランチタイムのど真ん中で食事をしようと考えるならオープン直後を狙うべきでしょう。もしそれが不可能な場合にはある程度並ぶことは覚悟しないといけません。

できるだけ確実に座席を確保したいのであればランチタイムのピークから時間帯をずらして来店をするのも効果的です。正午12時から午後13時半くらいまではランチを食べるサラリーマンやOLさんで混雑しやすいのですが、逆にそれを過ぎた午後14時くらいになるとお客さんの数もまばらになってかなり高い確率で並ぶことなく台湾料理にありつけます。

京都にある『微風台南』は"魯肉飯"をはじめとした数々の台湾料理が楽しめる大人気のお店です。絶品の台湾料理は『微風台南』の店内でも味わえますし、お弁当にしてテイクアウトしてもらうことも可能です。ちなみにここ『微風台南』は地元の人はもちろん台湾の人も訪れる本格的なお店で、本物の台湾料理を味わうなら『微風台南』はおすすめです。