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塩芳軒は京都が誇る老舗店!最高級和菓子のおすすめや値段・日持ちは?

塩芳軒は京都が誇る老舗店!最高級和菓子のおすすめや値段・日持ちは?
投稿日: 2018年7月5日最終更新日: 2020年10月8日

魅力的なグルメがそろう京都には和菓子の老舗が何軒もあります。今回はその中でも口コミで特に評価が高い塩芳軒についてご紹介します。おすすめの絶品の和菓子や日持ちの長さ、一個ずつの値段など京都を代表する老舗の塩芳軒の情報です。

京都の塩芳軒(しおよしけん)を大特集!見出し

Photo by Kentaro Ohno

京都は日本を代表する観光地です。京都にはここでしか楽しめないグルメが数多くあります。特に和菓子は、古都の伝統と職人の繊細な技術に支えられていくつもの老舗があるジャンルです。そこで今回は京都で話題となっている老舗、塩芳軒についてご紹介します。おすすめの和菓子の値段や日持ち、アクセスなど読んだら食べてみたくなる塩芳軒の情報です。

京都の塩芳軒は和菓子の老舗見出し

Photo by Yuuen1014

京都の西陣は西陣織の発祥地として全国にその名を知られています。京都市の堀川通から七本松通のあたりにかけてが西陣のエリアです。和菓子の老舗塩芳軒は1882年に創業しました。西陣の地で100年以上の歴史があります。京都の良さがそのまま伝わるような京都らしい和菓子を編み出してきた、古都京都を代表する老舗のひとつとなっています。

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塩芳軒の人気の理由見出し

Photo by k14

塩芳軒の和菓子の特徴は京都らしい上品で繊細な味わいと見た目です。塩芳軒は豊臣秀吉が築城した聚楽第跡地のそばにあります。塩芳軒では絶品の和菓子と並んで店舗の建物にも注目が集まっています。黒いのれんが印象的な風格ある純和風の店構えは大正時代に完成した建物です。塩芳軒は和菓子ファンの聖地とも呼ばれ遠方からもファンが訪れる老舗です。

塩芳軒の和菓子は日持ちをチェック!見出し

Photo bywebandi

和菓子のジャンルには大きく分けて生菓子と干菓子があります。生菓子は主にあんを使って焼かずに作るお菓子で1日から2日程度しか日持ちしません。これは生菓子は水分を多く含んでいるためです。一方で干菓子は数か月の日持ちが可能です。観光や出張など京都を訪れた機会に塩芳軒の和菓子を購入する場合は、必ず日持ちをチェックしておきましょう。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子1:水無月見出し

水無月は京都生まれの定番の和菓子のひとつです。水無月はういろうの上にあずきを乗せて寒天で固めてあります。水無月はういろうのもっちりとした食感とあずきの粒が絶妙なバランスのおいしさです。京都では毎年6月30日にこの水無月を食べるという風習があります。水無月はまさに名前のとおり水無月(6月)限定の夏を呼ぶおいしさの和菓子と言えます。

水無月の三角形は氷を表わしています。古い時代の氷の塊から切り出した氷が三角形だったことから来ています。ういろうの透明感のある白も涼やかで、水無月は季節感のある見た目が特徴です。6月30日の夏越しの日には毎年塩芳軒の水無月と決めているという常連さんも多くいらっしゃいます。老舗塩芳軒の水無月のお値段は一個330円(税抜)です。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子2:ちまき見出し

端午の節句に欠かせない和菓子ちまきは、うるち米で作ったお団子を笹の葉ですっきりとまとめた和菓子です。かつては笹の葉でなく「ちがや」の葉でくるんでいたため、ちまきの名が付きました。塩芳軒のちまきは端午の節句の時期限定で販売されます。お団子は葛入りでモチモチとした食感を新鮮な笹の香りとともに楽しめると人気です。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子3:穀雨見出し

老舗塩芳軒では暦の二十四節気に合わせて、さまざまな和菓子が期間限定で登場します。こちらの穀雨(こくう)は羽二重餅によもぎとつぶあんを入れた和菓子です。4月20日頃を指す穀雨という言葉は、冷たい雨に濡れた花をイメージさせます。しっとりとした口当たりは京都を代表する老舗にふさわしい上品な味わいです。お値段は一個400円(税抜)です。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子4:葛饅頭とひさご見出し

ひさごとはひょうたんを意味する言葉です。塩芳軒のひさごはつぶつぶの食感が特徴の道明寺の中に入った大粒の大納言がアクセントになっています。末広がりのおめでたい形は縁起物として人気です。また、見た目も涼しげな葛饅頭は葛の香りがほんのりと漂います。滑らかなこしあんは口の中ですっと溶ける感覚を楽しめておすすめの一品です。

塩芳軒のひさごと葛饅頭のお値段はそれぞれ一個400円(税抜)です。塩芳軒では黒いのれんをくぐり扉を開けると、老舗らしい重厚な店内でお買い物ができます。材料や日持ちなどわからない点は店員さんにすぐに丁寧に教えてもらえます。和菓子のクオリティだけでなく接客もハイレベルと口コミで評判です。2018年には食べログ百名店にも選ばれています。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子5:初桜と桜餅見出し

四季の訪れを和菓子で実感してみるのはいかがでしょうか。塩芳軒の春は初桜と桜餅で楽しめます。桜の焼き印が付いた初桜は羽二重餅であんこをくるんだ一品です。しっとりとしてふわふわした羽二重餅の歯触りと甘すぎない上品なあんこのおいしさが絶品です。塩芳軒の和菓子はいずれもやや小さめですが、手に取るとずっしりとしていて満足感があります。

塩芳軒の桜餅は道明寺粉を使った老舗らしい正統派の一品です。塩芳軒のあんこは小豆のおいしさを堪能できると口コミで高評価を得ています。そのあんこと桜の葉の塩気が絶妙なバランスとなっています。初桜と桜餅のお値段はそれぞれ一個400円です。なおどちらも上生菓子であり日持ちがしません。製造日の当日に贅沢な気分で味わいましょう。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子6:うぐいすと聚楽見出し

塩芳軒で好評なひとつに羽二重餅を使ったメニューがあります。こちらのうぐいすはその羽二重餅をとことん堪能できる一品です。中には普通の粒あんと白小豆の粒あんが入っています。うぐいすの色を表わす青きな粉は青大豆から作っています。通常のきな粉に比べてほんのりと甘い香りと味がするのが青きな粉の特徴です。うぐいすの値段は400円(税抜)です。

聚楽は塩芳軒の初代から引き継がれてきた伝統的な和菓子です。塩芳軒の立地が聚楽第跡に近いことから名付けられました。香ばしい生地としっとりとして芳醇な味わいのあんこがよく合います。聚楽は塩芳軒を代表する一品と言えます。お値段は一個150円(税抜)です。上生菓子に比べて日持ちするので、箱入りを購入して手土産にするのも適しています。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子7:雪まろげ見出し

日持ちの点ならば和三盆糖を使って作る干菓子が一番です。塩芳軒の代表的な干菓子、雪まろげは箱入りで日持ちがします。雪のように口の中で一瞬にして溶けていきます。ころころと丸い形がかわいらしく、京都らしい和菓子のお土産としてたいへん人気があります。紅白のものと抹茶味の詰め合わせです。お値段は一箱二十個入りで800円(税抜)です。

雪まろげと並んで干菓子で人気なのがこちらの小口(こごう)です。ころんとした白い粒の中に大徳寺納豆が入っています。小口の日持ちは常温で30日です。少しずつ食べて日数をかけて楽しみたい一品です。小口のお値段は一箱二十五個入り800円です。また塩芳軒には愛らしいたんすに各種の干菓子を納めた商品の千代たんすもあり、贈り物に最適です。

千代たんすは一段ごとに違う干菓子が入っていて、塩芳軒の自慢の干菓子を食べ比べできます。たんすに貼られているのはすべてオリジナルで発注した京鹿の子和紙となっています。干菓子の詰め合わせ、千代たんすはおいしさと箱の愛らしさで内祝いなどによく利用されています。千代たんすのお値段は3000円です。

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京都の塩芳軒のおすすめ和菓子8:緑風見出し

和菓子のきんとんはあんこの玉にそぼろ状にしたあんこを貼り付ける手間のかかるメニューです。塩芳軒の緑風は若草のような緑と白の2色のきんとんが印象的な一品です。ねっとりとした歯ざわりで、緑と白のそぼろのあんこは甘すぎず上品な味わいです。中には小豆の一粒ずつが際立つ粒あんが入っています。ふんわりとした全体が爽やかな風のイメージです。

塩芳軒の和菓子は西陣の聚楽第近くにある本店のほか、大丸京都店、京都タカシマヤ、JR京都伊勢丹の各デパ地下にて販売しています。また、京都駅の専門店街THE CUBE、京都駅前地下街porta、 京都駅新幹線改札内といった便利な駅ナカでも販売しています。関東では伊勢丹新宿店と新宿タカシマヤにて扱っています。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子9:錦秋見出し

塩芳軒の上生菓子は毎月品ぞろえが変わります。中には秋の訪れがわかる上生菓子もあります。こちらの錦秋は、紅葉を思わせる赤と黄色のきんとんがとても美しい和菓子です。きんとんの中には大納言の粒あんが入っています。きんとんは上品で優しい甘さが特徴です。数多くの和菓子舗がある京都ですが、塩芳軒のきんとんが一番という声もあるほどです。

塩芳軒で注目したいひとつが、上生菓子に一つずつ付けられた季節感あふれる素敵な名前です。水牡丹、青楓、夜空、半夏生(はんげしょう)など透明感のある上品な名前ばかりです。塩芳軒では店頭のショーケースを見て欲しい上生菓子を選ぶことができます。お値段はそれぞれ一個400円(税抜)です。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子10:早蕨見出し

こちらの早蕨(さわらび)も塩芳軒でおすすめしたい一品です。羽二重餅によもぎを練り込み、鮮やかな緑色が特徴となっています。ワラビを焼き印にした毎年4月頃に味わえる上生菓子です。和菓子というと緑茶や抹茶に合わせるイメージですが、塩芳軒の和菓子はコーヒーや紅茶ともよく合うと評判です。コーヒー党の方にも喜ばれています。

塩芳軒では素材選びからこだわり、素材そのものの味にこだわった和菓子作りをしています。繊細で上品な上生菓子がそろっているなか、こちらの早蕨はよもぎの素朴な香りが特徴です。あっさりとした上品な甘さにさわやかな春を感じます。早蕨のお値段は一個400円(税抜)です。早蕨はファンの多い上生菓子です。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子11:ひちぎり見出し

京都で桃の節句にいただくお菓子としては、こちらのひちぎりが有名です。ひちぎりの語源はお餅を引きちぎる意味からきています。ちぎったような形のお餅にあんこやきんとんを乗せた一品です。桃色のお餅に白いきんとんの組み合わせは桃の節句にふさわしい華やかさを感じます。ひちぎりのお値段は一個400円(税抜)です。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子12:花びら餅見出し

花びら餅は平安時代に起源がある京都を代表する伝統的な和菓子です。ふんわりと柔らかなお餅の中に桃色の菱餅と白みそのあんこ、長いゴボウを2本挟んでいます。和菓子にゴボウという異色の組み合わせですが、これは鮎の塩漬けの代わりとしてゴボウを挟んだのが始まりだそうです。花びら餅は新春にいただく和菓子として知られています。

2本のゴボウは砂糖味が付いています。花びら餅は茶道をしているかたにとっては初釜の際のお菓子としておなじみです。お餅の中にはみそ風味の白あんが入っています。塩芳軒の花びら餅のお値段は500円(税抜)です。このほかにお正月向けの和菓子では、紅白のきんとんがおめでたい相生、羽二重餅に粒あんが入った寿の春、松のみどりなどが人気です。

京都の塩芳軒のおすすめ和菓子13:亥の子餅見出し

亥の子餅は平安時代の亥の子祝が発祥です。旧暦の10月にあたる亥の月に亥の子餅を食べると健康に過ごせるという言い伝えもあります。柔らかな食感の羽二重餅の中に滑らかなこしあんが入っています。塩芳軒の亥の子餅のお値段は一個420円です。亥の子餅は和菓子の定番メニューであり、京都の老舗の味を食べ比べてみるのもおすすめです。

塩芳軒の営業時間見出し

Photo byFree-Photos

塩芳軒の営業時間は午前9時から午後5時30分までです。日曜祝日と月1回の水曜日が定休日となっています。塩芳軒の店頭の黒いのれんには蒸菓子という言葉が書かれています。蒸菓子とは生菓子のことです。日持ちがしない上生菓子は賞味期限が当日のみの場合がほとんどです。塩芳軒にはできるだけ早めの時間帯の来店がおすすめです。

塩芳軒へのアクセス見出し

Photo by yt_siden

京都の西陣にある塩芳軒は役人町の黒門通に面しています。塩芳軒へは今出川駅から約1km、徒歩約15分の道のりですので市バスの利用が便利です。最寄りは堀川中立売バス停です。塩芳軒の建物は京都市の有形文化財、歴史的意匠建造物に指定されています。お買い物の際には、京都を代表する伝統と風格が感じられる建物にも注目してはいかがでしょうか。

住所: 京都府京都市上京区飛弾殿町180黒門通中立売上る
電話番号:075-441-0803

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京都の塩芳軒で絶品の和菓子を見つけよう!見出し

Photo byximatsuking

京都西陣の塩芳軒についてご紹介してきました。塩芳軒は食べログの百名店にも選ばれている有名な老舗です。日持ちを重視するなら干菓子、できたての上品な味を楽しむなら上生菓子と思い思いの味を選べます。ここでしか食べられない聚楽や季節感あふれる水無月などもあります。皆さんもぜひ塩芳軒で絶品の和菓子に出会ってください!

投稿日: 2018年7月5日最終更新日: 2020年10月8日

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