この記事の目次
Bouillon Chartierは行列必至のパリの老舗大衆食堂!
今回お伝えするお店「Bouillon Chartier」は、花の都と言われているフランスパリで有名な、老舗大衆食堂です。今回は、そんなBouillon Chartierの中のおすすめメニュー、お値段などについて、まとめました。慣れないフランス、パリでの食事で不安な方は、事前にこちらの記事で内容をご確認上、現地でスムーズに注文出来るようにしましょう。
パリにあるBouillon Chartierとは
パリのBouillon Chartierについて、お伝えいたします。Bouillon Chartier(ブイヨン・シャルティエ)は、19世紀末の1896年にオープンいたしました。老舗料理屋らしく、1914年までのパリが繁栄した華やかなベルエポック的な時代の文化や雰囲気がそのまま残っている内装となっております。店内に入るだけで、パリの歴史を感じることができます。
Bouillon Chartierはそのお店の名前通りシャルティエ兄弟によって、古い駅構内に建てられたのが、全ての始まりです。2018年の現在であっても、シャルティエ一家が経営しているといるそうです。パリは外食の単価が高いことで有名ですが、お値段も比較的リーズナブルで伝統的な王道のフレンチを昔ながらのパリの食堂スタイルで食べられる人気のお店です。
住所 | 7 Rue du Faubourg Montmartre, 75009 Paris |
電話番号 | 01 47 70 86 29 |
Bouillon Chartieの歴史について
Bouillon Chartieは「美味しいものをお値打ちに提供する」というコンセプトで1896年に創業された大衆食堂です。そのコンセプトは現在でも変わっておらず、創業当時から現在までの100年以上、地元パリの労働者たちの胃袋を満たしてきたお店です。一見お値段がお高そうに見えるのですが、大衆食堂なので、リーズナブルな価格設定なのが、魅力の1つです。
Bouillon Chartieの店内を見回してみると、小さな引き出しのある棚が、あちらこちらにあるのに気がつくでしょう。その棚は昔、こちらのお店に訪れることが多かったリピーター達がナプキンをそれぞれの引き出しにしまっておいた棚なのだそう。それらがまだ残っている風景は味があり、このお店の歴史を感じることが出来るかと思います。
Bouillon Chartierへのアクセス・基本情報
Bouillon Chartierの基本情報についてお伝えいたします。Bouillon Chartierは、パリの9区・メトロ8・9号線の、ビジネスマンが行き来することが多い金融街の中心地にあるグラン・ブールバール駅のすぐそばにございます。暗くなって来ると大変目立ちますが、道に出ている赤いネオンサインが目印となっております。お店は、少し奥まった場所にあります。
毎日行列をしている人気のお店なので、行列を発見しBouillon Chartier(ブイヨンシャルティエ)のお店の位置が分かる方も少なくありません。またBouillon Chartierの営業時間は、11時30分から22時までとなっており、お昼休憩などはなく、通しで営業しております。また定休日も特に設けていないため、いつパリへ行っても営業をしているのは安心です。
Bouillon Chartierのメニューは毎日変わる!
Bouillon Chartierで提供されるメニューは、毎日違います。席に案内されると、印刷されたメニュー表がテーブルの上に置いてあるので、そのメニューからご希望のお食事を注文してください。毎日メニューの内容は少しずつ変わるので、行く度に新しい発見が出来るかもしれません。いつ行っても定番のフランス料理を食べることが出来るので安心してください。
特に観光客の方は、メニューをご覧になってそのリーズナブルなお値段に驚くことでしょう。前菜のスープは2.3ユーロ程で、高いスープ出会ってもフォアグラで7ユーロです。メイン料理は8ユーロから11ユーロ程です。こちらのお店の中で最も高いのは、エスカルゴ12個で13.20ユーロです。パリでこのようなお値段で食べられるのは、このお店くらいです。
Bouillon Chartierでの名物
メニューが決まった際には、通常通りウェイターに注文をするのですが、注文を受けたウェイターは、テーブルに掛かっている紙のクロスにお客が解読不可能な文字でオーダーを書いていきます。これがシェルティエの名物と言われているオーダー取りなので、是非見てみてください。フレンチではありますが、お好きなメニューをお好きなだけ注文できます。
フレンチ料理というと、前菜・メイン・デザートと順番に頼んでいくのが一般的ですが、シャルティエではそんなの関係はなく、前菜だけとかメインだけの注文で問題ございません。カジュアルでシンプルに食べられるのがシャルティエの魅力の1つです。では、そんなシャルティエのお店で食べることのできるおすすめメニューをお伝え致します。
Bouillon Chartierのおすすめメニュー1:牛肉のタルタル
Bouillon Chartierでおすすめのメニューの1つ目は「Tartare de Boeuf」こと牛肉のタルタルです。お値段は10ユーロ前後です。牛肉のタルタルは王道のフレンチメニューの1つなので、迷った時に頼んでみてはいかがでしょうか。こちらのメニューに限らず、ステーキは基本的に、薄味で提供されるので、ご自分で塩胡椒をつけてから食べてください。
パリのレストランで、ステーキを10ユーロ前後のお値段で食べることが出来るのは、とても珍しいです。味も美味しく元気なれるかと思うので、是非注文してみてください。重さもありボリュームがしっかりとしているので、きっと満足していただけるでしょう。赤ワインと一緒に飲むと相性が良くておすすめです。
Bouillon Chartierのおすすめメニュー2:エスカルゴ
エスカルゴもおすすめです。12個入りの場合、前述した通り13.20ユーロとメニューの中でお値段が最もお高い料理になりますが、6個入りの場合は6.6ユーロになります。少しおつまみ程度に二人で食べるには、6個でも十分ではないでしょうか。ソースが美味しいので、パンにソースをつけて食べるのを忘れないようにしてください。
Bouillon Chartierのおすすめメニュー3:鴨肉のコンフィ
カモおんコンフィは9.8ユーロですが、お値段おわりに大変美味しいと好評です。味は濃く、しょっぱく感じる方もいらっしゃると思いますが、濃い味が好きな方には最適なメニューです。付け合わせにいくつか置いてあるジャガイモは、ねっとりとした口当たりで、濃い味のカモとの相性が抜群です。柔らかめで食べやすいのでおすすめです。
Bouillon Chartierは行列必至!
Bouillon Chartierは、お値段がリーズナブルで定番の美味しいフレンチが食べられるというだけあり、人気持がないわけありません。毎日お店の外まで行列しているほど、お店は賑わっております。ただ行列をするほど人気なのに、予約をすることができないお店です。何と言ってもBouillon Chartierは大衆食堂なので、そのようなシステムはないのです。
またBouillon Chartierでは行列はするものの、店員さんがどんどん案内をしていくので、長時間お待ちいただくことは少ないです。その代わり、二人や三人などの少人数で来店をすると、相席になることも多々あるそうです。ただそれは大衆食堂ならではなので、相席に案内をされても、断ることのないよう快諾するようにしてください。
Bouillon Chartierのサービスの良さ
Bouillon Chartierは大衆食堂ではありますが、そのサービスの良さに驚くかもしれません。お店のスタッフの方は活気があり足早でお店の中を歩き回っている方が多く、その賑やかな雰囲気と熱気に圧倒されます。しかも大変混雑しているのにも関わらず、食事が提供されるスピードも速いのが特徴で、待っている方もストレスが少ないです。
こちらのお店は、カジュアルにリーズナブルなお値段で、手早く食べられるというのが特徴なので、ゆっくりと高級な雰囲気を求める方や、デートなどに使うということであれば、あまりおすすめできないかもしれません。接客は問題ないのですが、お店の方は忙しそうにしているので、丁寧なサービスを期待するのはやめましょう。
パリに行ったらBouillon Chartierへ必見!
いかがでしたか。今回は、フランス・パリで人気のBouillon Chartierについて詳しくお伝え致しました。とても活気のある美味しい食堂なので、パリへ行った時には、是非立ち寄っていただければと思います。事前に予約はできないので、並びたくない場合には、早めに来店されることをおすすめいたします。
関連キーワード
RELATED
関連記事
RELATED
- コルマール観光の見どころは?ハウルの動く城のような中世の街並みとワインも!
フランス・アルザス地方にあるコルマールはドイツ国境近くにある小さな町で、木組みの建物が中世の時代から残されています。かつて...
N-work27
- フランスの観光名所ベスト21!人気おすすめスポットの魅力をもれなくご紹介!
観光大国フランスには多くの名所と観光スポットが多くあり、世界遺産も42と世界第4位です。人気で定番の美術館や建築物以外にも...
BWモア
- ブザンソンの観光スポット!時計で有名な街の見どころや行き方は?
フランスの緑の都市ブザンソンは、パリの東部に位置し、市街の周囲を流れるドゥー川と城砦に囲まれています。スイスにも近く、時計...
Marine-Blue
- セーヌ川でクルーズ!ディナー付きも!料金・種類・乗り場・見どころなどご紹介!
パリのど真ん中を流れる大きな川「セーヌ川」。37もの橋がかけられており、水上から贅沢にパリの街を観光できるセーヌ川クルーズ...
rikorea
- モンマルトルの丘おすすめスポットご紹介!パリの街を一望できる!
多くの芸術家たちに愛されてきたパリの下町「モンマルトル」。モンマルトルの丘は映画「アメリ」の舞台となったことでも有名で、こ...
rikorea
- カルカッソンヌの観光ポイントや城塞都市の見どころをご紹介!カスレが名物料理!
カルカッソンヌはフランスの都市で古代から中世にかけて創り上げられた、世界最大の要塞都市としても知られています。また、「カス...
ユキちゃん
- サクレクール寺院への行き方はケーブルカーがおすすめ!見どころや見学の時間は?
パリで最も高い丘、モンマルトルの丘の上にそびえ立つ「サクレクール寺院」。サクレクール寺院からはパリの街を一望することができ...
rikorea
- ディズニーランド・パリのアトラクションやチケットについて!人気のお土産は?
パリにあるディズニーランドをご紹介いたします!パリのディズニーランドのアトラクション・チケット情報・人気のお土産などもお届...
ちーみん
- リヨンの観光スポットや見どころ!美食と絹織物の街の魅力や行き方を紹介!
フランスでもパリに観光に行ったことが有る人は多いですが、日本国内ではまだまだリヨンと聞いてもあまりピンと来ない人が大多数で...
okyk2514
- ゴルド・セナンク修道院の観光ポイントや行き方!ラベンダーの季節は最高!
南フランスのプロヴァンス地方にある、ゴルドはフランスの最も美しい村に登録されています。岩山の上にある小さな村は、映画「プロ...
N-work27
- ボンマルシェはパリの老舗デパート!気になる営業時間やおすすめのお土産は?
パリの7区サンジェルマン・デプレにある有名百貨店ボンマルシェ、パリのオペラ座をモデルにしたここは規模こそ小さいですが世界中...
Eine kleine
- フランスの通貨や両替方法・ ATM事情は?クレジットカードは使えるのか?
フランス旅行を計画中ですか?大事な通貨の準備が整わないと不安ですよね。今回は、フランスの通貨ユーロやフランやおすすめの両替...
Ishikawa Miws
- フランスの時差や気候について解説!旅行のベストシーズンはいつ?
フランスへ旅行する前に知っておきたい時差や気候について解説します。日本とフランスの時差は何時間?フランスの気候って?意外と...
motti_zu
- ノートルダム寺院のバラ窓ステンドグラス・ガーゴイルなど見学ポイントを解説!
人類の手になる多くの作品に於いて最高峰の部類に入るであろうノートルダム寺院。ノートルダム寺院は各国のフランス語圏の都市にあ...
薫
- パリオペラ座(オペラ・ガルニエ)見学ツアー!チケット購入から見どころまで!
1875年に完成した華麗なるオペラとバレエの殿堂、オペラ・ガルニエ。映画オペラ座の怪人でもよく知られ、オペラ・バスティーユ...
Eine kleine
- アヌシーの観光ポイントは?国際アニメーション映画祭も開催される自然豊かな街!
かつてサヴォア公国の首都だったアヌシーは、中世の面影を残す街並みと山々に囲まれた豊かな自然、透き通る美しさを誇るアヌシー湖...
N-work27
- モンサンミッシェルへの行き方は?観光のポイントや人気のお土産を詳しく解説!
世界遺産がたんくさんあるフランス。その中でも見どころ満載で観光に人気なのが、モンサンミッシェル。西洋の驚異と言われる景色は...
niroak
- コンコルド広場はオベリスクや噴水が見どころ!周辺の観光地もご紹介!
かつては「ルイ15世広場」と言われ、フランス革命後は「革命広場」と称されていた「コンコルド広場」。歴史の波に翻弄されながら...
オアシスイオン
- フランス・バスク地方の観光のポイント!独特の文化に美食!
スペインとフランスの両側ににまたがるバスク地方は両国の文化が溶け合った独特の文化を持っています。その地で生まれた美しい建築...
鈴木エイコ
- グルノーブル観光はスキーだけではない!夏はロープウェイでアルプスの絶景を!
グルノーブルはフランス南東部にある都市です。1968年2月に冬季オリンピックが開催された事でも有名な都市です。そんなグルノ...
くろごり
- パリの美術館おすすめ15選!必見の3大美術館から小さな個人美術館も!
芸術の都パリには多くの美術館があり、パリで活躍したピカソやルノワールのような西洋画の美術館のイメージが強いと思います。しか...
BWモア