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ゴルド・セナンク修道院の観光ポイントや行き方!ラベンダーの季節は最高!

ゴルド・セナンク修道院の観光ポイントや行き方!ラベンダーの季節は最高!
投稿日: 2017年7月11日最終更新日: 2020年10月7日

南フランスのプロヴァンス地方にある、ゴルドはフランスの最も美しい村に登録されています。岩山の上にある小さな村は、映画「プロヴァンスの贈りもの」の舞台にもなりました。中世の面影を残す城壁に囲まれた村はゴルドは「鷹ノ巣村」とも呼ばれており、人々を魅了しています。

フランスの最も美しい村・ゴルドへ行こう見出し

フランスの最も美しい村には155の村が加盟しておりゴルドはそのひとつの村です。ゴルドには歴史的な文化遺産が残されており、南フランス・プロヴァンス地方の特色とそびえたつ岩山に建つ「鷹ノ巣村」の美しい景観を見るために世界中から観光客が訪れています。村は城壁に囲まれ、石畳の道は迷路のようになっています。ゆっくりと坂道を登っていくと中世のお城と修道院が見えてきます。

ゴルドへの行き方見出し

パリのリヨン駅からTGVでアヴィニョン(Avignon)まで乗り(所要時間は3時間15分程)そこでTERに乗換えてカヴァイヨン(Cavaillon)へ向かいます。(所要時間40分程)カヴァイヨンからゴルドまでは15kmほどあるので、ここからは車かバスを利用します。バスでの行き方は、カヴァイヨン(Cavaillon)トランスヴォクルーズ(Transvaucluse)線 15.3番のバスに乗ってゴルド(鷹ノ巣村)へ。

ゴルド・鷹ノ巣とは見出し

切り立った崖や岩山の上に作られた小さな村のことで「鷹ノ巣村」とか「鷲の巣村」と呼ばれています。フランスにはたくさんあります。戦うために城を築き城壁で囲まれた小さな要塞は攻め込まれないように、細い石畳の道は複雑になっています。見どころは中世の面影を色濃く残した歴史ある建物、まるで天空の城「ラピュタ」のようです。

ゴルドの街歩き見出し

岩山のカラヴォン谷の頂上にあるゴルド(鷹ノ巣村)は、リュベロン自然公園の中にありリュベロン山地を望むことが出来きます。古城は観光案内所として利用されています。村の中はかわいいカフェやレストラン、5つ星のホテルもあります。石畳の道や家の壁は近くで採れるボリーと呼ばれる平な石が利用されています。古くから芸術家たちに愛された村で別荘地としても人気があります。

ゴルドの見どころ見出し

教会裏(St Firmin)のテラスからは、リュベロン山地と谷合の村の景色を見ることが出来ます。目の間に広がった素晴らしい景色が見どころです。夕日が沈む頃、教会の鐘が鳴り響きセピア色に染まった鷹ノ巣村は美しさが増します。時間を忘れてしまいます。ゆっくりと散歩するだけで心地よい、小さな村全体がアートと言えるのでないでしょうか。見どころがギュッと詰まった小さな村です。

サン・フィルマン宮殿の地下室

ルネッサンス様式のサン・フィルマン宮殿には地下室があり、村人たちは岩窟住居で暮らしていました。岩窟住居や洞窟で暮らす人を穴居人と言うそうです。オリーブオイルを絞る石臼が残されています。プロヴァンス地方の歴史を知ることが出来ます。地下室はオイル工場の作業場となっていたようです。

ボリーの集落

ボリーと呼ばれる、石灰岩の平たい石を積み上げて作られた石造りの家の集落があります。150年程前まで生活していた村には納屋と家畜小屋もあり、ワインも作られていたようです。その当時の暮らしぶりを見ることが出来ます。雨風をしのぐ頑丈な家は貴重な文化財としてフランス政府が1977年重要文化財に指定しています。ボリー村への行き方は歩いて30分程、ゴルド役場前から平日と土曜の午前中にシャトルバスが無料で出ています。(要予約)

夏のイベント

ゴルド村(鷹ノ巣村)では毎月イベントが開催されています。見どころは伝統的な音楽とダンスが繰り広げられる夏祭りとワイン祭り、マルシェなどが人気です。7月は陶器市、8月の夏夜祭(音楽、ダンス、演劇など)、ワイン祭は地元の方と観光客で賑わっています。南フランスの夏は日差しは強いですが、日陰に入れば涼しくカラッとしています。テラスでワインを飲みながら夏の夜を楽しめます。

ゴルド・おすすめ写真スポット見出し

ゴルドの西側にあるカヴァイヨン道路側にある駐車場からゴルド(鷹ノ巣村)の全景を見ることが出来ます。唯一の写真スポットなので、現地ツアーに参加されると必ず連れて行かれます。ここでは雑誌に載っているような美しい写真が撮れます。ここ一番の見どころスポットですので、忘れずに立ち寄って見て下さいね。

セナンク修道院とは?見出し

マザン修道院からやってきたシトー会派修道士たちによってセナンク修道院は1148年に建てられ1150年に修道院となりました。シルヴァカンヌ修道院、ル・トロネ修道院は「プロヴァンスの三姉妹」修道院と呼ばれています。見どころは、ロマネスク様式の石造りの回廊です。葉の模様で飾られた柱で出来ておりアーチ型の回廊が続いています。バラをモチーフにした小窓が印象的な修道院です。

セナンク修道院への行き方見出し

セナンク修道院への行き方ですが、ゴルドからタクシーか、現地ツアーを利用して行かれた方が無難だと思います。車で行かれる場合はD177に制限があります。セナンク道路沿いにはハイキングコースもありますので、セナンク修道院近くで宿泊された場合は徒歩で行かれても良いと思います。行き方がよくわからない方はアヴィニョンかエクス・アン・プロヴァンス発の観光ツアーがおすすめです。

セナンク修道院・ラベンダー見出し

セナンク修道院のラベンダーは、6月から7月かけて満開になります。美しいラベンダー畑の絨毯は南フランスの夏を彩るプロヴァンスの特徴的な風景です。修道院の中で手作りされているラベンダーオイルやはちみつなどは観光客に人気です。ラベンダーの香にはリラックス効果があり、不眠、ストレス解消に良いとされており、心と体の緊張をほぐす効果があるようです。

ゴルド周辺のおすすめスポット見出し

山間に囲まれた、美しい小さな村がリュベロン地方にはたくさんあります。ピーター・メイルが住んでいた村、メネルブ(Menerbes)、ボニュー(Bonnieux)、ルション(Roussilon)など美しい石造りの家々が連なった町並みが特徴です。ルシヨンもフランスの美しい村のひとつで、かつては採掘場があった場所で削られた黄土の岩山に建つ小さな村です。

観光案内所を利用しよう見出し

フランスの観光案内所は「i」の看板が出ているので、見つけたら必ず入って地図を手に入れましょう。現地ツアーやホテル探しやバス時刻表も置いてあります。日本語のガイドブックも置いている案内所もあります。旅行前に観光案内所にメールをすれば、地図なども送ってくれますので利用してみて下さい。

プロヴァンス地方の料理見出し

プロヴァンス料理に使われている「エルブ・ド・プロヴァンス」は数種類のハーブがミックスされていて、肉料理や魚料理に使われているのが特徴です。オリーブオイルとにんにく、トマトが多く使われているのでイタリア料理と少し似ています。牛肉よりもラム肉が好まれおり、栗の葉に包まれたヤギのチーズ(バノンチーズ)は強い香りとくせを感じますが、食べなれると美味しいようです。黒トリュフも有名です。

ゴルド・レストラン

ゴルドには高級ホテルがあるので、眺めの良いホテルのレストランで食事をするのも良いですね。せっかくフランスに来たのだから、一日くらい贅沢しても良いかなと思います。ひとり旅の場合は雰囲気の良いビストロのテラス席での食事がおすすめです。近くのテーブル席の人から気軽に話かけてもらえるので、楽しい時間を過ごせます。

Les Cuisines du Château

ゴルド村の中にある、レ・キュイジィーヌ・ドゥ・シャトウというビストロがあります。リーズナブルでお店の雰囲気はプロヴァンスを感じさせる、かわいい小さなレストランです。アラカルトで前菜、メイン料理、デザートを選ぶか、コース料理を選ぶことが出来ます。ビストロのお料理は量が多いので、注文する時に周りの方のお皿をチェックしてみて下さいね。

プロヴァンス地方のお土産見出し

プロヴァンス地方のお土産は、ラベンダーオイルや石鹸、ラベンダーポプリ、プロヴァンス地方の草花が描かれたカラフルな陶器やテーブルクロス、ランチョンマットが観光客に人気です。生地を買ってオリジナルクロスを作るのも良いと思います。またハーブやオリーブオイルは易く手に入るのでおすすめです。

プロヴァンスの地方菓子

プロヴァンス地方のおみやげで良く売られている、カリソン(Calisson)はフルーツの砂糖漬けやオレンジの花水で香づけしたアーモンドペーストを菱形にして焼いた後に、表面にグラスロワイヤルをかけています。コンフィズリーは日持ちのするフルーツの砂糖菓子です。クロッワッサン型をしたアーモンドのクッキー、松の実のタルト、ナッツとドライフルーツのヌガーなどがマルシェで売られています。

南フランス・プロヴァンス地方の旅へ見出し

鷹ノ巣村と呼ばれる「ゴルド」への行き方は、個人旅行だと少し時間が掛かります。特にバスの利用の場合は、本数が少ないので事前に時刻表を手に入れて計画を立てられた方が良いです。フランスでは列車やバスが遅れたり、ストも多いので計画通りに行かない時もあります。時間にゆとりを持って、のんびりと見どころいっぱいのフランスの田舎を楽しんで下さい。

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投稿日: 2017年7月11日最終更新日: 2020年10月7日

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