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リヨンの観光スポットや見どころ!美食と絹織物の街の魅力や行き方を紹介!

リヨンの観光スポットや見どころ!美食と絹織物の街の魅力や行き方を紹介!
投稿日: 2017年7月28日最終更新日: 2020年10月7日

フランスでもパリに観光に行ったことが有る人は多いですが、日本国内ではまだまだリヨンと聞いてもあまりピンと来ない人が大多数でしょう。実はリヨンはフランス有数の美食の街、そしてアートの街として世界的に評価の高い観光都市なのです。

リヨンに観光に行ってみよう見出し

一般的にフランスの観光地と言って思い浮かぶのは花の都パリ、毎年世界中から大スター達が訪れる映画の都カンヌ、そして高級リゾートとして知られているニースですね。でもそれだけがフランスの観光地では無く、他にも見どころが沢山有るのですが、中でも特におすすめの見どころが風光明美な美食と絹織物の街リヨンです。

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観光大国フランスには多くの名所と観光スポットが多くあり、世界遺産も42と世界第4位です。人気で定番の美術館や建築物以外にもたくさんあるので何かと私たちを楽しませてくれます。そんなフランスの観光名所と観光スポットのおすすめをご紹介します。

リヨンはフランスのどの辺り?見出し

リヨンはフランスの南西部はオーヴェルニュ・ローヌアルプ地方ローヌ県に位置し、地方名にアルプと有る通り、アルプス山脈からそう遠くない所にある街です。フランスアルプスの中でも登山観光客の多いモンブランの麓にある街シャモニーまでバスで約4時間程度の距離です。パリからはTGVで2時間程度で行けます。

観光都市リヨンへの行き方見出し

リヨンへの行き方には大まかに分けて二つの方法が有ります。一つ目は日本から直接飛行機でリヨンに乗り入れる行き方、もう一つはひとまずパリに到着し、そこからTGVに乗ってリヨンを目指すという行き方です。どちらの行き方にも利点が有るので、詳細を下記にてお伝えします。

日本から直接飛行機でリヨンへ

この行き方は限られた時間の中で効率的にリヨンのみじっくりと観光したい方、またはパリの地理にあまり自身が無い方におすすめの一番簡単な行き方ですね。成田空港からはエールフランス航空利用の場合、アムステルダムまたはパリ経由でリヨン行きの便が出ています。

パリに到着後TGVでリヨンへ

こちらの行き方はTGVに乗ってみたいという方におすすめの行き方です。まずパリのシャルルドゴール空港に到着し、そのままシャルルドゴール駅からリヨン行きTGVに乗るという方法です。パリ散策も楽しみたい方の場合は、パリのリヨン駅からリヨン行きTGVに乗るという行き方も有ります。片道80ユーロ程度です。

TGVでリヨンに行く場合の注意点

これはフランスの大抵の電車等の公共交通機関の利用において言える事なのですが、チケットを購入したら乗車前に必ずチケットを刻印しなければなりません。これを忘れると罰金を支払わされる事になります。駅構内に上記画像の様な縦長いボックス型の刻印機が必ず有るので前もって刻印しておきましょう。

グルメもリヨン観光の目玉のひとつ見出し

リヨンは郷土料理の美味しさ、そして東京にも店舗を構えているあのポール・ボキューズをはじめ沢山の有名シェフを輩出してきた事から、美食の街としても世界的に有名で、世界中から沢山のグルメ達が訪れています。ここではそんなグルメの街において絶対に外せない見どころの一つであるリヨンの伝統料理をいくつかお伝えします。

リヨンの伝統グルメその1!クネル

リヨンの伝統グルメその1はクネル。クネルとはセモリナ粉や小麦粉に卵、牛乳等を混ぜて棒状に練った生地を使った代表的なリヨンの郷土料理です。これを茹でたものをトマトソースや、ナンチュアソースと呼ばれる、ベシャメルソースをベースに海老のだしや人参、セロリにコニャックが入ったソースに絡めて食べます。

リヨンの伝統グルメその2!アンドゥイエット

リヨンの伝統グルメその2はアンドゥイエット。アンドゥイエットとは、ソーセージに似た料理ですが、中身は心臓等の内臓や舌等が入っており、独特の風味と歯ごたえが有ります。元々はトロワの街が起源ですが、フランス各地に広まり、リヨンでも独自の調理方法が確立され、リヨンのグルメ観光に欠かせない定番料理となっています。

絶対外せないアンドゥイエット

上記画像の投稿者のコメントを日本語に訳すと、「メインディッシュにアンドゥイエットを。そりゃそうだよ、リヨンではこれは絶対に外せないものなんだよ!」と書いてあります。そのくらい美食の街リヨンのグルメにおいては定番中の定番で、味わわずには帰れない絶品の郷土料理なのです。

伝統菓子パン!ブリオッシュ・オ・プラリヌ

美食の街リヨンのグルメにおいてもう一つ絶対に欠かせないのがこのブリオッシュ・オ・プラリヌ。プラリヌとは元々アーモンドに溶かした砂糖を絡めた飴の様なお菓子の事を言うのですが、このブリオッシュ・オ・プラリヌはアーモンドの代わりにブリオッシュそのものに砂糖を絡めています。

リヨン観光に欠かせないブッションとは見出し

世界中のグルメが集まる美食の街リヨン。町中所狭しとレストランが並び、味にこだわり抜いたレストランも多いです。そしてここリヨンで特徴的なのが、ブッションと呼ばれるリヨンの伝統料理を主に提供しているタイプのレストランで、このブッション選びがリヨンでのグルメ観光の楽しみにもなっています。

リヨンのおすすめブッション見出し

美食の街リヨンで今一番人気のブッションはここ、ラ・メール・ジャン。地下鉄のベルクール駅近くにあるこのお店、一見パッとしない内装で美味しそうには見えないのですが、料理に関しては味にこだわり抜いた最高のブッションと評価が高いです。料理を出すスピードそして感じの良い店員、丁寧かつ手際の良い接客にも定評が有ります。

住所:5 Rue des Marronniers 電話番号:04-78-37-81-27

リヨン観光その1!フルヴィエール大聖堂見出し

リヨンの見どころその1はフルヴィエール大聖堂。元々12世紀にはこの場所にはローマ式建築の小さなチャペルがあったのですが、その後19世紀末に現在の様な大聖堂が建築されました。歴史建造物としては新しい部類ですが、クーポラにそびえ立つ黄金のマリア像や中にある壁一面の美しい壁画等、見どころが沢山有ります。

このフルヴィエール大聖堂のもう一つの見どころは、大聖堂横の展望台からの絶景です。この大聖堂はフルヴィエールの丘の上に位置し、ヴューリヨンと呼ばれるリヨンの旧市街全体がくまなく見渡せます。夜も夜景が美しいと評判で遅い時間まで地元の人や観光客で賑わっています。フルヴィエール駅下車徒歩3分。

住所:8 Place de Fourvière

リヨン観光その2!ミュゼ・ガロ・ロマン見出し

リヨンには、古代ローマ時代には既にガリア人と呼ばれる人々が住んでいましたが、後にローマ帝国に征服されました。そして当時リヨンはローマ人達からルグドゥヌムと呼ばれていました。流入してきたローマ人と元々いたガリア人の文化が融合し、華やかなガロ・ローマ文化がこのリヨンの地で発展していきました。

博物館隣に見える絶景

博物館は上で紹介したフルヴィエール大聖堂のすぐ隣に位置しており、じっくり大聖堂を観光した後にそのまま徒歩5分程度の緩やかな坂道を下っていくと左手に博物館の建物が、そして目の前には画像の様な壮大なローマ式劇場跡が見えてきます。この劇場跡も現在はリヨン市民の憩いの場となり、散歩する人も多いです。

住所:17 Rue Cleberg 電話番号:04-72-38-49-30

リヨン観光その3!ヴューリヨンとその周辺見出し

ヴューリヨンとは、ソーヌ川を挟んで西側にあたる地区で、日本語でリヨン旧市街またはリヨン歴史地区とも呼ばれています。中世からルネサンス期の歴史ある建築が多く、ユネスコ世界遺産に登録されています。歴史を感じる街並みとは裏腹にポップで個性的な雑貨屋や菓子店が沢山並んでいます。ヴューリヨン駅下車。

ルネサンスの面影が残る建物

ヴューリヨンに残るルネサンス式建築の代表格がこちら、メゾン・デ・ザヴォカ。メゾン・デ・ザヴォカとは弁護士事務所という意味で、14世紀に敷地内東部の建物が建設されて以来元々は当時の検事や弁護士にあたる人々が利用していた建物で、現在は中で映画とミニチュアに関する博物館が営業しています。

住所:60 rue Saint-Jean, Vieux-Lyon

あの世界的に有名な作家の像も

この画像の銅像、腰かけた飛行士のの男性の後ろにどこかで見た様な男の子が立っていますね。もうおわかりの通り、この像はリヨン出身であるアントワーヌ・サンテグジュペリと、彼の作品に出てくる星の王子さまの銅像なのです。この銅像はリヨン旧市街のベルクール広場すぐ隣の通り沿いに有ります。ベルクール駅下車。

リヨン観光その4!ミュゼ・デ・ティッシュ見出し

実はリヨンは絹織物の街でも有るのです。古くは1860年代、横浜から日本産絹糸を大量に輸入し、芸術的な絹織物製品を大量生産していました。このリヨンの伝統産業である絹織物の歴史を取り扱った博物館、ミュゼ・デ・ティッシュはファッション好きな人にはぜひおすすめしたい観光スポットです。

地味な外観の中に広がる華やかな世界

目立たない建物の外観とは裏腹に、中の展示は大変華やかです。大きな絹織物のタペストリーをはじめ、手の込んだ刺繍のドレスやコスチューム等大変見ごたえが有ります。この絹織物博物館の隣にはミュゼ・デ・ザール・デコラティフという、日本語訳で装飾美術博物館が有り、上記の絹織物博物館とセットになっています。

この画像、パッと見油絵の様に見えますが実は絹織物なのです!この繊細な色味や陰影を絹織物で出せる技術力の高さがリヨンの近代史を物語っています。常設展示の他に特別展示も随時開催されており、その他にも見学者が自由に作品を作る事が出来るアトリエスペースが有ります。アンペール・ヴィクトルユゴー駅下車。

住所:34 Rue de la Charité 電話番号:04-78-38-42-00

フランス観光の際は足を延ばしてリヨンへ見出し

さて、ここまでリヨンの見どころについてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。パリに比べると街の規模は小さいですが、小さいながらも沢山の魅力がコンパクトに詰まっており、人も外国人慣れした開放的な人が多いです。フランス人は閉鎖的だという先入観を持っている人にはぜひ訪れて欲しい街ですね。

投稿日: 2017年7月28日最終更新日: 2020年10月7日

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