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コルマール観光の見どころは?ハウルの動く城のような中世の街並みとワインも!

コルマール観光の見どころは?ハウルの動く城のような中世の街並みとワインも!
投稿日: 2017年7月27日最終更新日: 2020年10月7日

フランス・アルザス地方にあるコルマールはドイツ国境近くにある小さな町で、木組みの建物が中世の時代から残されています。かつてドイツ領であったことから、アルザス地方特有の言語が発達した歴史ある町です。コルマールはハウルの動く城の舞台となったとも言われています。

アルザス・コルマールを歩いてみよう見出し

コルマール駅から旧市街地のある中心街までは徒歩で15分程。旧市街へは駅前の大通りAV.de la Républiqueに出て左方向に進み市立劇場やウンターリンデン美術館を目指します。美術館前には観光案内所がありますので、そこで、まず地図をもらいハウルの動く城の舞台となった町を歩いてみましょう。旧市街地に出ると、アルザス地方のかわいらしい中世の街並みが見えてきます。そんなコルマール観光の見どころをご紹介していきます。

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アルザス・コルマールへのアクセス見出し

列車の場合はパリ・東駅からTGVでコルマールまで直行便で2時間21分程、ストラスブールでローカル線に乗換える場合はコルマールまでは30分です。1回乗換えても2時間30分程です。飛行機の場合はパリから国内線でストラスブールまで行き、ローカル線でコルマールまで行きます。TGVを予約する場合は6か月前にインターネット予約するとお得です。1等席と2等席を選べますので早めの予約をおすすめします。

アルザス地方の歴史見出し

戦争によって、フランス領とドイツ領になった3度の歴史があります。ドイツ系のアルザス人が多く暮らしている、この地方ではアルザス語が使われていましが、フランス領土に戻ると公の場でのドイツ語やアルザス語の排除の風潮がありました。アルザス地方の人々をアルザシアンと呼びます。現在はアルザス語を話す人達が少なくなる中、アルザス語を守る人達がいます。

アルザスの文化見出し

フランスとドイツの両国を行き来きしたことからドイツ文化が影響を強く受けています。伝統的な陶器にはアルザスの人々の暮らしが描かれた物があります。その陶器で焼かれたアルザス地方のお菓子やワイン作りが盛んな地域で有名です。アルザス地方の歴史と文化を見る事が出来る、ストラスブールのアルザス博物館には伝統的な衣装や生活用品などが展示されています。

アルザス・コルマールの街並み見出し

木骨組みが特徴の家々が連なる旧市街地の街並みはカラフルで見ているだけで楽しくなります。出窓には花が飾られており、お店の看板がとてもユニークです。街中にはプティット・ヴニーズ(Petite Venise)イタリアのベニスのような運河があり、小舟でゆっくりと巡ることが出来ます。美しいコルマールの街並みは観光客で賑わっています。

アルザス・コルマールの観光見出し

中世の街並みと町のシンボルであるサン・マルタン教会(Collégiale St-Martin)の屋根の上にはコウノトリの巣があります。コウノトリはアルザス地方の小さな村々で良く見られます。日本のコウノトリと似ていますが、くちばしが赤色です。かわいいコウノトリのグッズがおみやげとして売られています。教会に行ったら屋根の上を見て下さいね。

ウンターリンデン美術館

ウンターリンデン美術館は、13世紀に建てられた旧ドミニコ派修道院を改修した美術館で、中世の回廊からは中庭を見ることができます。ドイツ人画家グリュートヴァルトの傑作「イーゼンハイム祭壇画」は表と裏にキリストが描かれており、苦痛な表情し十字架に張り付けられたキリストと復活したキリストが描かれています。絵画や彫刻を中心に中世末期からルネサンス期までの作品が展示されています。

プフィスタの家

ハウルの動く城にも描かれている、プフィスタの家は中世の面影を残した16世紀の建物で、1537年に帽子屋ルドヴィヒ・シェラーによって建てられた八角形の塔、壁に描かれた聖書などや、突き出した2階建ての出窓が印象的です。ハウルの動く城では、主人公のソフィーとハウルがコルマールの街並みやプフィスタの家の周りを駆けぬけて行くシーンがあります。ハウルの動く城のDVDをチェックしてみて下さいね。

頭の家(Maison des Têtes)

1609年に建てられた、頭の家は旧市街で一番有名な建物で、現在はホテルとレストランになっています。名前の通り、建物の正面には105個の小さな顔の彫刻が飾られています。ひとつひとつ違う表情の顔が面白く、観光客の目を惹きつけています。観光に便利な場所にあり中庭で、ゆっくりとお茶をする事も出来ます。

コルマールからワイン巡りをしよう見出し

アルザスワインはブドウの品種がワインの名前になっています。辛口で豊かな香りが特徴的な白ワインです。ピノ・ノワールの赤ワインも作られていますが、アルザス地方では白ワインがほとんどです。マルレンアイムからタンの南北170kmに広がるぶどう畑には、小さな村が点在し素晴らしい景色が広がっています。このワイン街道沿いの村に立ち寄ってお気に入りのワインを見つけて下さいね。

ワインを巡る旅

コルマール駅からバスに乗って、ワイン街道を巡ることも出来ますが、バスの本数も少ないため、効率よく周りたい人は、ワイン巡りツアーを利用されることをおすすめします。リクヴィル、リボーヴィレ、カイゼルスベルグなど小さな村々をまわり、ワインやチーズ、ファグラの試食ができます。カプチーノより、ワイン一杯の方がお安いことに驚きます。個性の違う街並みを楽しみながらのワイナリーツアーは観光客に人気です。

アルザス・ビールもおすすめ見出し

アルザスにはクローナンブール(Kronenbourg)1664という名前の代表的ビールがあります。ストラスブールにある、ブラッスリー・クローネンブルグ社のビールです。ビール文化はやはりドイツに近いからでしょうか、軽くて口当たりの良いビールは、食前酒(アペリティフ)として飲まれています。

アルザス・コルマール近郊の町見出し

アルザスには「花いっぱいの町Ville Fleurie」の称号が与えられた、小さな村がたくさんあります。グランプリを受賞した、エギスハイムEguisheimの街並みは、花々で飾られている、フランスの最も美しい村のひとつで、中世のお城も残されています。コルマール駅前からバスで20分程の所にあります。バスの本数が少ないのでご注意下さい。

アルザス地方の料理見出し

アルザス料理の特徴は、ドイツ料理と似ており肉とじゃがいもを重ね焼きした「ベックオフ」、塩漬け発酵させたキャベツと豚肉やソーセージ、ベーコンなどを白ワインで煮込んだ「シュークルト」、薄い生地が特徴のアルザス風ピザ「タルト・フランペ」、マンステールチーズ、フォアグラが有名です。アルザス観光の際には、ぜひ白ワインとアルザス料理をお召し上がり下さい。

コルマールのレストラン

ビストロ「プフフェル」は、コースもお手頃なお値段で頂けます。タルトフランベが人気のお店です。場所もウンターリンデン美術館前にあるのでわかり易いと思います。ひとり旅だと、タルトフランベとワインだけでお腹いっぱいになります。量の調整をしてもらえるお料理は、少な目に注文されると良いと思います。

マンステールチーズ

マンステールとは修道院(モナステール)が由来です。塩水で何度も洗って熟成させいおり、ねっとりしていて強いにおいがします。オレンジ色が特徴的で、においと異なり意外とマイルドな味わいです。個性的なチーズですが慣れるとクセになる美味しさです。じゃがいも料理や白ワインと相性が良いようです。

アルザス地方のお菓子見出し

アルザスの地方菓子と言えば、クグロフ、パンデピス、アルザスのマカロン、ブレデル(ビスケット)など焼き菓子が人気です。アルザスのマカロンはパリのマカロンとは異なります。ココナツの粉が使われおり、見た目も全く違います。クリスマス前になると、聖ニコラ型の大きくて固いビスケットのような焼き菓子(パンデピス)が売られています。アルザスのクリスマスマーケットには、世界中から人々から訪れます。

アルザスのマカロン

アルザスのマカロンはココナツ味で軽いメレンゲのお菓子です。地方によってマカロンの形が違うので、おもしろいです。種類も豊富なのでお土産にもぴったりです。小さなお菓子屋さんやパン屋さんでも売られています。ビスケットの専門店もあり、アルザスならではのお菓子に出会えます。

スフレンハイム

クグロフ型で有名なスフレンハイムはアルザスの伝統的な陶器の町です。お菓子作りが好きな方は、ぜひ立ち寄ってみたい町だと思います。陶器型で焼くクグロフは、時間が掛かりますがふんわりと焼き上がります。スフレンハイムへは、ストラスブールのサントル・コメルシャルのバス乗り場(330番)からバスに乗るか、電車でロウンツェンハイム(Rountzenheim)まで行き330番のバスに乗換えます。

アルザス・コルマールの旅へ見出し

ハウルの動く城でも有名になった、かわいらしいコルマール街並みは絵本の世界に入り込んだようです。春から夏にかけては、お花で飾られていますが、晩秋からはクリスマスの飾り付けが始まり冬のアルザス地方は銀世界です。コルマールやストラスブールを起点に小さな村へ移動されると良いと思います。旅のテーマを決めて村を訪ねるのも楽しいと思います。ハウルの動く城の舞台となった町、コルマールを訪ねてみませんか。

投稿日: 2017年7月27日最終更新日: 2020年10月7日

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