モンマルトルの丘おすすめスポットご紹介！パリの街を一望できる！

多くの芸術家たちに愛されてきたパリの下町「モンマルトル」を知っていますか?モンマルトルの丘は映画「アメリ」の舞台となったことでも有名で、この丘からはパリの街並みを一望することができるんです。ここから見渡す眺めは最高の一言。そんな、今注目されているモンマルトルの人気観光スポットやその見どころを詳しくまとめてみました。

比較的平らな地形を持つパリの街の中でも、坂道や階段通りが集中しているのが「モンマルトルの丘」周辺のエリアです。モンマルトルの丘から眺めることができるパリの美しい街並みや、石畳の坂道に長い階段、風車小屋など、風情のあるモンマルトル。芸術家たちに愛されてきたモンマルトルでは、多くの絵描きや絵を売る人々を見かけます。

「芸術の街」と呼ばれるパリの下町、モンマルトル。この町はノスタルジックな雰囲気を漂わせるだけでなく、人気観光スポットとなっている多くの見どころも持っています。映画「アメリ」の舞台となったモンマルトルの丘をはじめ、サクレ・クール寺院など有名なスポットが満載。一度行ってみたくなる、モンマルトルの魅力をご紹介します。

映画「アメリ」の舞台になったことでも知られる「モンマルトルの丘」は、実はパリで一番高い丘なんです。そこから見る眺めは最高。パリの美しい街並みを一望することができるんです。パリ屈指の展望スポットとして、観光客はもちろんパリ市民の人々も集まる大人気スポットです。モンマルトルの丘は人々の憩いの場として親しまれています。

パリで一番高い丘であるモンマルトルの丘は、頂上まで行かなくても振り返れば美しい眺めを堪能できます。パリ市民と一緒になって、モンマルトルの丘で最高の眺めを楽しみながらピクニックをしてみるのもいいのではないでしょうか。モンマルトルの丘の芝生では、寝転んで素晴らしい景色を眺めながらくつろいでいる人々をたくさん見かけます。

モンマルトルを観光する際に絶対外せない観光スポットが「サクレ・クール寺院(Basilique du Sacre Coeur」です。モンマルトルの丘の頂上に建てられたサクレ・クール寺院はこの町のシンボル。サクレ・クール寺院の真っ白で美しいその外観は、パリのあちこちから見ることができ、パリのランドマーク的存在にもなっています。

モンマルトルの丘は頂上まで行かなくても十分に美しい眺めを楽しめるのですが、頂上のサクレ・クール寺院から眺める景色はまた別格です。せっかくの機会、サクレ・クール寺院を遠くから眺めるだけでなく実際に行ってみてくださいね。サクレ・クール寺院までは階段を使うか、ケーブルカーを利用して上ります。ケーブルカーは有料になります。

モンマルトルの観光スポットとして「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)」も有名です。ムーラン・ルージュは1889年に誕生しました。「ムーラン・ルージュ」とはフランス語で「赤い風車」を意味します。ムーラン・ルージュには実際に赤い風車が建てられており、この赤い風車も見どころの一つです。この劇場では毎日ショーが行われています。

モンマルトルの劇場、ムーラン・ルージュは海外からの観光客からも注目されているスポットです。そのため、いつも個人旅行や団体バスツアーなどで多くの観光客が集まり賑わっています。ただムーラン・ルージュの周辺は治安があまりよくありません。お昼はまだ安全ですが、夜のディナーショーなどに出かける際はより注意して行動しましょう。

続いておすすめする、モンマルトルの観光スポットは「ジュテームの壁(Le mur des je t'aime)」です。ジュテームの壁は、地下鉄アビス駅を出てすぐのところにあります。実はこの壁、世界中の言葉で「愛してる」と書かれているロマンチックな壁なんです。ジュテームの壁の前にはいつも、カップルをはじめ、多くの観光客で賑わっています。

このジュテームの壁を見に訪れた人々の間で流行っているのが、自国の言葉で書かれた「愛してる」という文字を背景に自撮りすること。インスタグラムなどのSNSでよく見かけます。ジュテームの壁を見に訪れる際は、世界中の国の言葉から日本語の「愛してる」を探し出し、記念に撮影してみてくださいね。このジュテームの壁も必見ですよ。

「壁抜け男(Le Passe-muraille)」もモンマルトル観光の際はぜひチェックしてみてください。「壁抜け男」のモニュメントは、1943年に作家マルセル・エイメが書いた小説「壁抜け男」をモデルにしたモニュメントです。少し分かりにくい場所にひっそりと存在する壁抜け男のモニュメント、うっかり見逃してしまわないように注意してください。

壁抜け男のモニュメントはモンマルトルの丘を下っていったところ、またテルトル広場から西に200メートルほど歩いたところにあります。そしてなにもない小さな広場の壁から突然現れます。場所的には見逃してしまいそうなのですが、周辺には観光客が集まっていることが多いので、それを頼りに壁抜け男のモニュメントを目指しましょう。

モンマルトルの観光スポット「テルトル広場(Place du Tertre)」は「モンマルトル=芸術の町」という図式を象徴しているようなスポットです。テルトル広場は決して大きな広場ではないですが、いつも30人ほどの絵描きがいます。ここでは彼らの作品が飾られていたり、似顔絵を描いてくれる絵描きもいます。旅の思い出に一枚頼むのもいいですね。

似顔絵の価格は絵描きとの交渉次第なので、英語が苦手な人にとってはお願いするのも難しいかもしれません。ただ似顔絵を描いてもらわなくても、人が集まり活気のある場所なので雰囲気だけで十分に楽しめるはず。このテルトル広場の周辺にはカフェやレストランも多く立ち並んでいるので、散策に疲れたらここで足を休めるのもおすすめです。

映画「アメリ」の舞台となったことで知られるモンマルトルですが、舞台となったのはモンマルトルの丘だけではないんです。なんとこの町には、モンマルトルの丘同様、アメリの舞台となったカフェが存在します。そのカフェの名前は「Cafe des 2 Moulins」。映画「アメリ」で、主人公のアメリが働いていたカフェとして有名です。

このアメリのカフェ、店内はとっても広いのですが、いつも映画「アメリ」のファンや世界中から訪れる観光客で賑わっています。また単なるロケ地として人気を誇っているのではなく、アメリが映画の中で食べていたクリームブリュレが実際にスイーツメニューとして出されているんです。しかも絶品。アメリファンにはたまらないカフェなんです。

見どころ満載のモンマルトル、パリ観光の際はぜひ立ち寄ってみたいですよね。ここではパリの街からモンマルトルへの行き方をご紹介します。モンマルトルまでは、地下鉄メトロを利用して行きましょう。モンマルトルから近い地下鉄駅はいくつかありますが、その中でも最もルートが分かりやすく一般的なのは「アンヴェール(Anvers)」駅です。

地下鉄メトロ二号線・アンヴェール駅を降りるとすぐ、モンマルトルへ向かう道が現れます。モンマルトルの「丘」へ続く道だけあって、長い坂道が続きます。ここを登り切れば到着です。その道の両脇にはお土産屋さんがずらりと並んでいます。この道はとにかく人が多く賑わっていて、いつも混雑しています。スリなどの犯罪には気をつけましょう。

いかがでしたか?多くの芸術家たちに愛されてきたパリの下町「モンマルトル」の見どころについてご紹介しました。パリ市民の人々の憩いの場でもあり、映画「アメリ」の舞台となったモンマルトルの丘やカフェをはじめ、たくさんの魅力を持つモンマルトルの町。パリ観光の際は、ぜひ素敵なモンマルトルの町まで足を運んでみてくださいね。