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カルカッソンヌの観光ポイントや城塞都市の見どころをご紹介!カスレが名物料理!

カルカッソンヌの観光ポイントや城塞都市の見どころをご紹介!カスレが名物料理!
投稿日: 2017年9月13日最終更新日: 2020年10月7日

カルカッソンヌはフランスの都市で古代から中世にかけて創り上げられた、世界最大の要塞都市としても知られています。また、「カスレ」という料理が名物料理として有名です。今回は、そんな城塞都市カルカッソンヌやカスレについてご紹介します。

カルカッソンヌとは・・・見出し

カルカッソンヌはフランス南部に位置する都市で、オクシタニー地域圏に属するオード県の県庁所在地です。また、古代ローマ時代に建設された要塞都市としても有名です。今回はそんなカルカッソンヌについての見どころや名物料理をご紹介します。

ヨーロッパ最大の要塞都市カルカッソンヌ見出し

カルカッソンヌはパリから電車で約6時間のところにあり城塞都市「シテ」と下町の二区画からなる都市で、まるで中世に迷い込んだような歴史が溢れる街並みです。また、「シテ」は1997年にユネスコの世界遺産に登録されています。その美しさはフランス人でも死ぬまでに一度は見てみたいと言われるほどです。

カルカッソンヌの見どころ1:ダム・カルカスの像見出し

ダム・カルカスはカルカッソンヌの城塞部分である「シテ」の門の1つ「ナルボンヌ門」に飾られている女性の像です。彼女は当時の支配者であったバラド王の妻で、バラド王が敵国に暗殺された後、自ら武器を取り戦い続け勝利に導いたと言われています。また、カルカッソンヌの名前の元になったとも言われており、今でも観光客を堂々と迎えてくれています。

カルカッソンヌの見どころ2:全長3㎞にも及ぶ城壁見出し

カルカッソンヌの城塞都市の城壁は全長3000メートルの二重防壁に取り囲まれています。この城壁は古代から中世にかけて実に2500年以上もの歴史があり、これまで戦争があるたびに見直され、現在の姿となっています。その迫力と感じられる歴史は観光客に大人気です。

カルカッソンヌの見どころ3:旧橋ポン・ヴィユー見出し

旧橋「ポン・ヴィユー」は中世の時代では城塞都市シテとオード川を挟んだ下町、ナスティード・サン・ルイを繋ぐ唯一の橋として使用されていました。19世紀には新橋である「ポン・ヌフ」が建設され、現在ではポン・ヌフの西側から見ることのできるシテとポン・ヴィーユの全景が観光客から撮影スポットとして大人気です。

カルカッソンヌの見どころ4:サン・ナゼール・バジリカ聖堂見出し

サン・ナゼール・バジリカ聖堂はカルカッソンヌ城塞の中にある唯一の教会で、11世紀から13世紀にかけて建造されました。ロマネスク様式とゴシック様式が複合しており、内部には南仏にあるステンドグラスの中で最も美しいとされるステンドグラスがあり見どころの1つとなっています。

現在のものは、19世紀に中世が大好きな建築家であるヴィオレ・ル・デュクにより修復されたものです。時間が合えば聖歌隊の素晴らし歌声も聞くことができるのも、観光客にとって見どころの1つになっています。

カルカッソンヌの見どころ5:城外の下町バスティード・サン・ルイ見出し

バスティード・サン・ルイは当時のフランス王ルイ9世が、龍城によって戦争を回避するためにカルカッソンヌ市民に建設を命じた城外の下町で、1245年に完成しました。近くを流れているミディ運河は17世紀に建設された人工水路で、ユネスコ世界遺産に登録されています。

19世紀にはワインの交易で栄えるようになり、現在でも中世の時代の繁栄や名残であるとても美しい家や教会が見れるのもバスティード・サン・ルイの見どころの1つです。観光で訪れた際には是非散策してみてください。

カルカッソンヌの見どころ6:ミディ運河見出し

ミディ運河は1667年から1694年の27年をかけて造られた地中海と大西洋を結ぶ人口運河で、360キロメートルの水路と橋やトンネルなど、328の構造物でできています。また、1996年にはユネスコの世界遺産に登録されました。

当時の船は動力を持っていなかったため、人や馬が船を引っ張って動かしていました。そのため運河の両側には道が作られており、強い日差しを遮るため、45,000本もの糸杉やプラタナスが植えられています。

この運河の完成により中世ではワインの出荷量が増え栄えることができたと言われています。鉄道の登場によりその役割を終えてしまいますが、現在では観光客を乗せた遊覧船があり、運河沿いではジョギングや散歩を楽しむことができるので、観光客におすすめのスポットとなっています。

カルカッソンヌの見どころ7:コンタル城見出し

コンタル城は12世紀に建てられた歴代領主であるトランカヴェル伯爵の城館で、5つの塔があります。現在は有料ではありますが城内を見学することができ、城塞都市カルカッソンヌを一望することもできますし、内部には中世の歴史的展示物があるので、観光スポットとしてはとてもおすすめです。

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カルカッソンヌの見どころ8:ラングドック・ワイン生産地見出し

もともと地中海性気候であるランドックは古代から冬でも暖かく夏は乾燥しており石灰質の風土によってできた独特の風土などからブドウの栽培に適しています。今でもラングドックは4万ヘクラールもあるブドウ畑があり世界一広大なワインの産地です。そのことから城塞都市しての近くには地ワインを生産する人々がおり試飲をさせてくれる場所が多々あります。

カルカッソンヌの見どころ9:マルクー広場見出し

ナルボンヌ門から城塞都市シテ内に入ってすぐのところにある広場で、たくさんのレストランやカフェが立ち並び、多くの観光客で賑わいを見せています。また、カルカッソンヌの名物料理である「カスレ」を食べることのできるレストランも多くありますので、是非行かれてみてください。

カルカッソンヌで行われているイベント見出し

カルカッソンヌ・フェスティバル

カルカッソンヌでは毎年古代劇場やサン・ナゼールバジリカ聖堂、カルカッソンヌ城の中庭など歴史を感じられる場所を舞台にし、世界的有名アーティストやダンサーなどがパフォーマンスを披露する、フェスティバルが開催されており、今では国内のみならず世界的に有名になっています。

花火

2つの世界遺産に登録されている城塞都市カルカッソンヌですが、7月14日の「革命記念日」に毎年1200発もの花火が打ち上げられます。日本の花火とは異なり、城塞都市を包むような形で横並列に打ち上げられるのが特徴的で、城塞都市の全景を見渡せるオードがわ付近が鑑賞をするのにおすすめなスポットとなっています。

カルカッソンヌの名物料理「カスレ」とは見出し

カルカッソンヌで是非食べていただきたいのが「カスレ」という料理です。カスレはフランス南西部の料理で、ランドエドックと呼ばれるエリアで食べられている伝統的な料理です。現在でも家庭料理として食べられていますが、中世の時代に兵士へ与える食事として村人が大きな土鍋に豆や肉を入れて煮込んだものが始まりと言われています。

カルカッソンヌで「カスレ」が食べれるおすすめレストラン見出し

メゾン・デュ・カスレ

城壁都市シテ内にあるカスレの専門店で、店員の人数は少ないですがお昼時には満席になってしまうほどの人気店です。じっくり煮込まれた豚肉や鶏肉はしつこくなく、量も少し多めですが最後まで飽きることなく食べることができます。お昼時には長時間待たなければならないこともあるので、開店と同時に行くことをおすすめします。

アデレイド

テラス席があり城壁を見ながら食事を楽しむことができます。様々なメニューがありますが中でもおすすめなのが有名料理「カスレ」です。味付けは昔ながらの味付けなので好みは分かれますが、これぞカスレといった味わいです。予約せずに行くと待ち時間があるため、予約を済ませてから行くのがおすすめです。

オーベルジュ・ド・ダム・カルカス

城塞都市シテ内の中央、コンタル城の門近くにあり、店内は赤が基調の雰囲気の良いお店です。メイン料理のカスレは量が多く一人ではなかなか完食できないので何人かでシェアすることをおすすめします。もちろんカスレも美味しいですがデザートのフランボワーズのソースがかかったアイスも是非召し上がってみてください。

La Barbacane

HOTEL DE LA CITE内にあり、ミシュランの星を取っているレストランです。外観も中世を思わせるような味のあるもので、ホテル内のレストランなので少し値段は高めですが、シャンパンも頂けておしゃれでゆっくりとした時間を楽しむことができます。

ローベルジュ・デ・ミュゼ

城塞都市シテ内にあるレストランでレストラン街からは離れているので待ち時間もあまりなくお食事を楽しむことができます。名物料理のカスレはセットメニューには入っていないので単品で注文する必要がありますが、店員さんの雰囲気もよく美味しく頂くことができるので、家庭料理の味をぜひお楽しみください。

コント・ロジェ

城塞都市シテ内にあるレストランで、全体的に繊細な味付けとなっており日本人の口に合った料理を楽しむことができます。観光客が多く予約で満席になってしまうことが多いので、事前に予約を済ませてからお食事を楽しまれてください。

カルカッソンヌで中世を体感してみてください!見出し

いかがでしたか?2つの世界遺産もあり歴史のたくさん詰まった城塞都市カルカッソンヌで皆さんも中世の時代にタイムスリップしたような雰囲気を味わって見てはいかがでしょうか。そして訪れた際には是非名物料理である「カスレ」を食してみてください。

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