この記事の目次
ルーブル美術とは?
ルーブル美術館はフランスを代表する美術館です。セーヌ川に近く、パリの観光地のど真ん中にあることも、ルーブル美術館を偉大たらしめています。先史時代から19世紀までの美術品が多く展示されています。今回はそんな世界的価値の高いこのルーブル美術館をご紹介していきます。チケットの取り方やまわり方やお土産もご紹介!
ルーブル美術館のチケットの取り方
ルーブル美術館に行くのはカンタンですが、行ってみて初めてわかるのですがかなり並んでいて、混雑しているということです。世界で一番観光客が多いパリでは平日だろうと休日だろうと混雑には関係がありません。常に混雑しています。なのでここで先にチケットの取り方を予習しておきましょう。
ルーブル美術館がテーマになってる漫画が展示されてるLOUVRE No.9展
— あいごん⚐⚑ (@piy0sheet) July 31, 2017
どの漫画も歴史的な美術品に対する畏怖と尊敬が書かれてた気がする pic.twitter.com/Gzvrikl1sZ
まずは入り口を入り、ナポレオンホールという場所に入ります。ここでチケットを購入します。お土産もここに売っています。すでにチケットや整理券を購入する必要などはなく、並んで混雑を我慢すればここでみんな「パリ・ミュージアムパス」というチケットを購入できる仕組みになっています。位置口には複数のチケット自動販売機が置かれています。
<ルーブル美術館>
— フランスの観光名所! (@tooru55991) August 3, 2017
世界を代表する美術館!
モナリザやミロのヴィーナスなど有名な作品が多数。
現在も展示品の数は増え続けているそうです! pic.twitter.com/MT0VFUaGZs
この自動販売機でチケットを購入することになるのですが、言語の問題で窓口で対応してもらいたいという方もいらっしゃると思います。しかし窓口は主に英語やフランス語の対応になるので、日本語しか喋れない人は日本語変換にできる自販機で購入するのがおすすめです。チケットは意外に簡単に購入することができました。
ルーブル美術館のまわり方
同じダヴィンチの画でも
— トリックスター リオ(高山リオ) (@Leo6969) July 27, 2017
「最後の晩餐」は人生観に影響受けるくらい感動したけど、
ルーブル美術館で観た「モナリザ」は全く響きませんでした。
だってこんなんだもん。 pic.twitter.com/nPugaHn5JS
もともと国王の宮殿だったので、まわり方にかなり苦労すると思います。敷地が大きいし、所蔵しているコレクションの数も37万点と膨大で、とても1日では回れません。早く行くにも、チケットの入り口はかなり混雑しているので、まずは入るのにも時間がかかってしまいます。そこで今回はここで先にまわり方の予習をしておこうと思います。
これはルーブル美術館、美術館の中にナポレオンの応接間とか部屋いくつも作るの最早面積の暴力 pic.twitter.com/pFDhOpDwAx
— すだま (@246tnt246) July 25, 2017
37万点も所蔵しているかなと思った方もいるでしょう。実際に見てみると37万点も所蔵しているようには見えません。美術品を綺麗に配置しているので、広々としているように見えます。実はコレクションのうち展示しているのは2から3万点だけで、保存している面積の方が広いんです。だからこんなに広いのです。まわり方にはコツがいります。
浦和税務署のルーブル美術館のパチモン感やばいな pic.twitter.com/IoaInRVuav
— Yukinon@夏休み欲しい (@yukino_308win) July 24, 2017
一番効率の良いまわり方は、自分の見たい作品をあらかじめピックアップしておき、そこだけ10から20点を見るというもの。そうすればだいた2時間くらいで全部見れるのではないでしょうか。慣れた観光客もこうしたまわり方で見ていると思います。まわり方が悪いとここで何時間も時間を使ってしまうでしょう。
ルーブル美術館の見どころ①歴史が深い
ルーブル美術館フィリップ2世の要塞でした。現在の使用している建物もみんな当時要塞として使われていたものがそのまま残っています。フランスには現在は美術館として使っているけれども昔は歴史的な遺産だったというものがたくさんありますね。
今日はグランフロント大阪のルーブルNo.9に行ってきたで!
— CCA (@CCAxs_ykmskp) January 28, 2017
荒木飛呂彦先生の原画目的で行ったけど、美術や絵画に縁のない私にも興味深い作品がいっぱいあって楽しかった!
お土産に岸辺露伴ルーブルへ行くとマステ買っちゃった(笑) pic.twitter.com/v8viMWU6Xn
要塞として使われていたのですが、いま残っているのは一部であり、増築を繰り返しているのが現状です。改築したのはフランソワ1世。当時は要塞から宮殿としてしようしていまいしたが、ヴェルサイユに自分の宮殿を選んだ後は、多くの美術品が残り、王室美術のコレクションが残るようになりました。
もう一回フランス行きたい:fr:
— おくえり(第2弾) (@okueri_bts_jhsg) July 24, 2017
ルーブル美術館が一番楽しかったし 面白かった、、
高校だから行けたことなんだけどね、、、
しかもたまたまテロが起きてないときだったから、 pic.twitter.com/tRJaNLQpbe
美術館を開館したのはナポレオンが台頭してから。ナポレオンはフランスの皇帝ですが、彼は戦争の中で世界中の美術品を略奪してきたことでも有名です。ナポレオン一世が美術品を略奪したことによってかなりコレクションが増大しました。ルーブルにくるとナポレオンの偉大さに感服しますね。おすすめです。
ルーブル美術館の見どころ②観光客が多い!
回るのにすごく時間がかかるルーブル美術館の魅力はなんといってもこの回るのが大変なことです。むかしフランス映画でルーブル美術館があまりにも回るのに時間がかかるので、走って回るシーンがありましたが、60万㎢もあるのでかなり距離です。1時間でもまわるのは大変です。まわり方は考えておきましょう。
美術に詳しい人ではじっくりみたいので、回るのに実際に一ヶ月はかかると言われています。早くても一週間はかかるのではないでしょうか。私は1日でさっさと回ってしまいましたが。みるなら最初見るべきものを決めておくといいでしょう。カタログを参考にしてあらかじめ予定を組んでおくのがおすすめです。
年間なんと800万人もくるので、みんながみんな全ての美術館のコレクションを見ているわけではないでしょう。みなさんは何回も来て見どころをカタログで調べて来たものをみたり、定期的に開催されているイベントに合わせて見ているのがほとんどでしょう。こうしたイベントに参加するのも楽しみ方の一つですよね!
ルーブル美術館の見どころ③コレクションの充実
では実際にルーブル美術館にいった時に困らないように、先にオススメの作品をもていきましょう。ルーブル美術館にはなんと38万もの作品が保存されています。それぞれ分野に分かれています。まわり方を考えて見どころをおさえましょう。
まずは古代エジプト美術、古代オリエント美術、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術。そしていすらむに彫刻美術工芸品から絵画の部門。素描も版画もありますね。全部で8部門あるので、それぞれみたいにところをピックアップしていくのが効率の良い方法だとおもいます。混雑を避けてうまく見ていきましょう!
ルーブル美術館の見どころ④古代エジプト美術
古代エジプトは世界史の教科書でやったかもしれませんね。懐かしいですね。ナイル川の恵みにょって発展した文化でした。約4000年から4世紀の間にのこされた作品全て古代エジプトの美術品ですね。ルーブル美術館には約5万点が保存されています。
前から行きたかった、ルーブルのNo.9に行ってまいりましたー。そこまで、今日は、混んでいなかったので、ゆっくりみれました:sparkles:お土産に、ポストカードを買って帰りました。作文のようになってしまった:tired_face: pic.twitter.com/KcTsC7w9Wh
— ロトノ (@with_zisyaku) January 4, 2017
こちらもコレクションはやはりナポレオンが遠征の時に初代ルーブル美術館の館長と一緒に同行して集めたものと言われています。この遠征で略奪したものがコレクションの増大につながったと言われています。人気なので多少混雑しているスポットですね。人気なのでまわり方に工夫がいるかもしれません。
その後ロゼッタストーンを解読して古代エジプトの研究が進むと、フランスでエジプト専門の機関ができ、コレクションをさらに増やすことに成功しました。武器や宝石など、また楽器なども所蔵されています。
ルーブル美術館の見どころ⑤古代オリエント美術
こちらは古代エジプトの次に創設された部門で、二番目に新しい部門です。古代オリエントはユーフラテス川の流域で発展した文明でしたね。こちらはフランス人の考古学者が発掘調査によって収集し、アッシリア美術館を作った後に、このルーブル美術館のオリエント部門に収束しました。
初期にはメソポタミアの文明が被ってるので、シュメール文明の遺品などたくさんあります。大英博物館にもこのオリエントの美術品はたくさんありますが、楔型文字で書かれた石像など、エジプトっぽい遺品がたくさん残っていますよ。
ルーブル美術館の見どころ⑥古代ギリシャ美術
ここか日本史の分野に入って来た感じがしますね。新石器時代から6世紀までの遺品コレクションされています。だいたいローマ帝国滅亡するまでの年くらいです。有名なミロのビーナスなんかもこの時代です。大理石による彫刻が多いのが特徴です。
ナポレオンは世界中から美術品を押収しすぎたので、一部は返還などもされていますが、改めて買い直したりしたものもコレクションとして残っています。サモトラケのニケなんかもこのコレクションに入っています。ヘレニズムの作品が多いですね。
ルーブル美術館の見どころ⑦イスラム美術部門
こちらは十三世紀の時代に、三つの大陸からコレクションされた作品が保存されています。陶磁器ゃガラス細工、ミニチュールなど、見ていて楽しいものがたくさん保存されています。個人的に好き時代の部門です。
おすすめ美術品は「サン・ルイの洗礼版などが有名です。真鍮や金銀の細かい装飾のついた美術を見たい方はこうした時代の作品面白いかもしれませんね。象牙の小箱や螺鈿の皿など、見ていてどれも楽しいですね。
ルーブル美術館の見どころ⑧彫刻部門
こちらは先ほどの部門に属さない作品が主に展示されています。例えば、ミケランジェロの瀕死の奴隷など有名なところでしょうか。彫刻の部門は初めあまりありませんでしたが、レオン・ラボルデが責任者になってから急激コレクションが増えました。オルセー美術館が作られるといちぶがそちらに移ったりしました。
有名な作品ですと、「マグダラのマリア」などがそうでしょうか。また「アモルの口づけで目覚めるプシュケ」などでしょうか。ミケランジェロの作品はなかなか見られないので、ルーブル美術館ですとぜひ見ておきたいですね。
ルーブル美術館の見どころ⑨工芸部門
中世から19世紀の作品がたくさん保存されています。サン・デュ二という歴代の王様のお墓のある大聖堂からコレクションしたのがその始まりです。主に展示しているのは中世の壺や、ステンドグラスなど。ノートルダム寺院にあるステンドグラスが見たい方は見どころの多いでコーナーではないでしょうか。
工芸部門の作品はリシュリュー翼とデュノン翼が所蔵されています。これらの名前は全てフランスの偉大な人物の名前に置き換えられていまうす。ちなみにこのアポロンギャラリーの名付け親はルブランという画家です。ここにはルイ14が戴冠式で使用した王冠などがコレクションされています。
ルーブル美術館の見どころ⑩絵画部門
やはり皆さんが一番見たいのはこの絵画の部門ではないでしょうか。ここにはおよそ7500点に登る絵画が保存されています。一番の見どころはやはりモナリザでしょうか。しかしモナリザだけでなく、このルーブル美術館に他にもたくさんの見ていただきたい美術品がありますね。たとえばミケランジェロやラファエロ。
もちろんレオナルドダビンチの作品も見て欲しいと思います。イタリアの絵画はやはりナポレオンが遠征で収奪した作品が多いようです。もちろん購入した作品もたくさんありますが、そう考えるとナポレオンって本当にたくさんの美術品を集めたのですね。フランス革命でボッシュされて、国有化されたものが今の絵画コレクションの中心となっています。
また1848年以降の作品はオルセー美術館にたくさんあります。ルーブルに行く人はおそらくオルセーにも一緒に行くと思うので、事前にどんな作品をみたいのかチェックしておくといいでしょう。こちらのコレクションはリシュリュー翼とデュノン翼の二階にコレクションされています。回るのが本当に大変ですね。
ルーブル美術館の見どころ⑩ルネサンス期の作品
絵画の魅力をもう少し事前に学習しておきたいですよね。やはりルーブルのメインは絵画なので。イタリアのルネサンス期の作品で重要なのはマンティーリャやベッリーニの作品。キリスト教における歴史的に重要な場面の絵画がみられます。また先ほど初回したダビンチの「モナリザ」はルネサンスの一番盛り上がった時の作品で、こちらも見どころ。
「聖アンナと聖母子」や「洗礼者ヨハネ」などもダビンチの作品で有名なので、これらを見ることもできます。ルーブルは世界中のお金持ちや美術収集家がコレクションしていた作品もたくさん寄贈されており、医師のルイ・ラ・カズはなんと個人で584点も寄贈していることで有名です。詳しく知りたい方は本屋カタログを買うといいでしょう。
ルーブル美術館の見どころ⑪素描・版画部門
ルーブルお土産でミュシャのトートバッグモロタデクド〜〜〜!!
— にょんにょん@インテ6号館A ノ02a (@7458_mochi) July 17, 2015
どっちゃかわいい;;;;; pic.twitter.com/s1xwYM1n9E
デッサンやパステル、ミニチュール、そして写本やリトグラフなど、そこまで絵画が詳しくない方でも面白いと思うのがこちらのコレクションではないでしょうか。ここには見どころある8600点もの王室のコレクションが保存されています。ロスチャイルド家の収集した絵画もたくさん保存されていますよ。
ものすごいカズの収集が保存されているのですが、主にミケランジェロの「キリストの埋葬」そしてレオナルドダビンチの「イアザラ・デステの肖像」などが有名なところでしょう。ジャン・シメオン・シャルダンの「丸メガネの自画像」なども有名な作品です。おすすめするのはモーリス・カンタンの「ポンパドールの公爵夫人の全身像でしょうか。
ルーブル美術館へのアクセス方法!
ルーブル美術館はセーヌ川の隣に位置します。パリの地図で見ると、右岸に見あたると思います。最寄駅はフランスの地下鉄メトロで「パレロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅」または、「ルーブル=リヴォリ駅」で降りるといいでしょう。フランスのメトロは料金も安いので、一日乗車券などを利用するのがおすすめです。
ルーブル美術館のお土産は?
そして今日はアニオン以外にも色々と盛りだくさんでした。最遊記の原画展よかったですー。ルーブルNo.9も、原画がどれも素晴らしくて見入ってました。ついでにスイスアーミーマンの前売りと特典手拭いゲット。そしてフォロワさんのお土産たくさん!ありがとうありがとう! pic.twitter.com/xQdkraFVaI
— カイエ☂ (@cahier_m) August 7, 2017
ルーブル美術館はお土産屋さんがかなり人気です。日本で買えないものや、ネットでは注文できないルーブルだけのオリジナルのお土産があるのがこのお土産やさんの魅力!お土産には館内の作品にちなんだ絵葉書や色鉛筆、それから作家のパンフレットなどなど本当にたくさんのお土産があります。
友人から仏のお土産もらっま。ルーブル行きてぇ知識皆無だけど pic.twitter.com/SKzM98IuYu
— れんらく/原稿うまい (@renrakuhh) March 17, 2017
実はカルーゼル・デュ・ルーブルというお土産やさんではルーブル美術館に入らなくてもお土産が買えることで有名です。こちらはルーブルと同じパレ・ロワイヤル駅の近くにあるお土産やさんで、ファッションやコスメなども販売しているのです。お土産だけ買いたいならここに行ってもいいですね!
ルーブル美術館は混雑との戦い?
ルーブル美術館は混雑しているからかなり時間がかかるよ!と言われますが混雑しているのは入り口付近だけ。実はこの混雑を抜ければ中は広いのでこれ以上混雑することはございません。まわり方を考えて、あらかじめ計画を立てておけばまわり方に苦労することもありません。紹介したコレクションを参考にまわり方を考えてみてくださいね!
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