三鳳中街は台湾で人気の問屋街！おすすめのお土産や営業時間をリサーチ！

台湾の首都、台北の丁度反対側の南端部の都市、高雄市。三鳳宮や蓮池潭、駁二藝術特区等の観光でも知られている高雄ですが、魅力の観光スポットを楽しんだ後はぜひ台湾の問屋街である三鳳中街へ足をのばしてみてはいかがでしょうか。自分用にもばらまきお土産にもぴったりの品々がずらりと陳列されている三鳳中街をご紹介します。

営業時間も長い台湾・三鳳中街は40m程にわたり卸問屋が並んでいるアーケードのついた問屋街。両脇にずらりと並ぶお店にはお菓子や珍味、漢方食材、乾物等の食材が山のように積み上げられています。昆布や魚介類などの食材がめいいっぱい積み上げられた風景は台湾・三鳳中街の特徴です。

100年ほどの歴史を持つといわれる台湾・三鳳中街はもともとは近くに流れる運河を通じて運ばれてきた舶来品を取引する市場だったのだそう。現在でもその名残からか日本や欧米の高級食品や健康食品の専門店があり、当時の様子を垣間見ることができます。北の油化街、南の三鳳中街といわれるほど台湾南部では中心的な場所です。

10年ほど前まではアーケードもなく、道路も凸凹していてとても観光地スポットとしておすすめできるような場所ではなかったのですが、大改築工事の行われた現在はガラスのアーケードときれいに舗装された道路でとても歩き易く、まるで日本の商店街にいるような気分でショッピングや散策を楽しむことができます。

営業時間が長い台湾・三鳳中街は観光客向けの問屋ではないので客引きのようなこともほとんどありません。ですから買い物目的でなくてもゆっくりのんびりと台湾の珍しい食材を沢山見ることができます。

まるで食材の博物館のような感覚で楽しめるのもおすすめのポイントです。もちろん気に入ったものがあれば購入も可能。量り売りなどで買うのは楽しいものです。

行き方も簡単な台湾・三鳳中街の日本人にとっての最大の魅力は高雄産の高級な天然カラスミなどの高級食材をリーズナブルに買えるということ。カラスミだけでなく日本では高級品とされる干し海老や干し貝柱なども日本とは比べ物にならない値段で手に入れることができ、料理好きにはたまりません。

三鳳中街の営業時間は基本的には6時から22時まで。朝早くからかなり遅い時間まで営業しているので昼間の観光を楽しんだ後でも十分に楽しめます。ただし、お店によっては遅く開けたり早く閉めてしまうところもあるので存分に楽しむためには昼間の時間帯に行くのが良さそうです。

また、定休日もそれぞれのお店で違っていますが大半のお店は月曜日が定休日になっています。日曜日にお休みのお店もあります。

営業時間の長い台湾・三鳳中街への行き方としてはまずは高雄空港まで飛行機で行きます。成田空港、関西空港、福岡空港から飛行機が出ていて3時間から3時間半ほどで到着します。

高雄空港からターミナル東出口先にある高雄MRT紅線の電車に乗って高雄駅まで。電車は4～20分の間隔で運行していて所要時間は約18分程ですのでそれほど時間はかかりません。

高雄駅では地下鉄なら1番出口、台湾鉄道なら南口から出るのが三鳳中街への行き方としては最も近く便利です。間違えて北側に出てしまうと行き方が面倒になるので注意が必要です。

駅前の大通りに出たら右手方向にひたすら直進します。15分程歩くと三鳳中街が見えてきます。

台北から高雄に行くには台湾高鉄とういう新幹線が最も便利で、最短100分程で移動することができます。左営駅から高雄駅までは台湾鉄道の地下鉄を使って10分程。

また、新幹線でなく在来線の特急を使う場合は高雄駅まで乗り換えなしで行くことができます。ただし最も短時間で着く自強号でも4時間半から5時間近くはかかります。

長距離バスも運行しています。お手軽に安い値段で移動できるものからマッサージ機能が付いた座席などを完備している超豪華なスペシャルバスまでバリエーション豊かな長距離バスがあるので予算や体調に合わせて選ぶことが可能です。所要時間は5時間ほどなので移動中にゆっくり睡眠をとりたい人にはおすすめです。

行き方が簡単な台湾の問屋街、三鳳中街には漢方薬の量り売りをしているお店があります。馴染みのない人にとっては見たことのない名前がずらりと並んでいるだけですが、漢方にお世話になっている人にとっては宝の山。好きな漢方薬を好きなだけ、もちろん日本よりも安い値段で買うことが可能です。

営業時間の長い台湾の問屋街・三鳳中街ではたっぷりと台湾茶を買うこともできます。日本でも比較的有名な阿里山茶は100g150円ほどの値段で買うことができます。

お店によって多少値段が違うので一通り三鳳中街を見て回ってから買うのがおすすめです。チャック付きの簡易包装なので量り売りの雰囲気たっぷりでお土産にも喜ばれそうです。

台湾のフルーツといえばマンゴー。台湾のスイーツにもたっぷりとのっている定番のフルーツです。台湾の問屋街・三鳳中街にはドライフルーツのお店も何軒か連なっています。

味見を進めてくれるので自分好みのドライフルーツを選択して買うことができます。アップルマンゴーやタイマンゴーなど品種の違うドライマンゴーを食べ比べすることもできます。

ドライマンゴーの他にもドライパイナップル、梅など色々なドライフルーツが販売され、ドライフルーツ好きにはたまらないスポットです。

少量で買うとかなり高めの値段ですが大量に買うと安くしてくれるのだとか。ばらまきお土産用に大量に購入するのもおすすめです。何より本場のドライマンゴーは美味しい！

雑穀系の問屋さんではハト麦や黒豆の他見たこともないような豆の種類たちが大きな袋にぱんぱんに入って並べられています。

豆や雑穀類は重さがあるため重量制限を考慮しないと簡単には買えないお土産ですが、料理好きの人にはたまらないお店です。どんな料理を作ろうか見ているだけでも心がワクワクしてきます。

上品に缶に入れて綺麗に並んで販売しているお店もあります。豆や雑穀類もお店によって値段設定が違うので一通り見てから購入するのがおすすめです。

色とりどりに並んだ豆たちには思わずカメラを向けたくなります。日本でもおなじみの豆もラインナップされているので見ているだけでも楽しめます。

営業時間の長い台湾の問屋街・三鳳中街では乾物屋さんも沢山あります。日本では見たことのないような海産物が乾物になっていたり、使い方の全く想像がつかないものまで大量に販売されています。料理としてはもちろんですが、まずはおつまみとしてポリポリ食べる分を購入してみてはいかがでしょう。

昔懐かしいカツオのサイコロ型のおつまみやするめなども販売されています。海老一つとっても何種類ものエビがあり、色のグラデーションが見事です!

煮干しのような小魚の乾物だけでも沢山の種類があります。大人のおつまみだけでなく子供のおやつにも良いかもしれません。

行き方が簡単な台湾の問屋街・三鳳中街には大量のどんこが！見たこともないような量のどんこがずらりと並び豆類に劣らないサイズで販売されています。いったい台湾のどういう職種の人がどれだけの量を買っていくというのか気になるところです。

朝早い時間帯に訪れれば地元の人たちが沢山買い物をしているので、その風景を見るのも楽しいかもしれません。

これがどんこ。いわゆる干しシイタケです。このドラム缶のようなサイズで販売されいます。もちろん量り売りも可能ですが、これだけのシイタケをいっぺんに見ることなど日本では考えられません。見事な光景に思わずカメラを向ける日本人も少なくないのだとか。

肉厚で立派などんこはお土産にするととても喜ばれそうです。大量に購入して配って歩くのもおすすめです。特に鍋などの冬の時期には喜ばれそうです。

日本ではかなり高級品の干し海老も台湾の問屋街・三鳳中街で買うとかなりお得です。プリプリの海老から細かいオキアミのような海老までいろいろなエビの種類が乾物として売られています。

お土産にもピッタリで色々な種類の海老をカスタマイズするのもおすすめです。そのままおつまみでもビールが進みます。

営業時間が長い問屋街・三鳳中街では年糕という台湾の伝統料理で台湾ではお正月に食べる日本のお餅のようなものも販売されています。モチ米を蒸して作られる年糕は年々上昇する食べ物という意味があるのだとか。興味のある人はぜひ食べてみてください。お土産としても珍しがられる一品かもしれません。

黒糖などで味付けした食べやすいものもあり、日本人の口にも合うようなのでお土産にする時にはなるべくオーソドックスな味付けのものを選ぶのがおすすめです。

行き方が簡単な問屋街・三鳳中街ではソーセージの種類もずらりと並んでいます。色とりどりのソーセージは思わず台湾ビールと一緒に楽しんでみたくなるもの。少量の単位でも販売しているのでぜひ味見して夜のお供にしてみてはいかがでしょう。お酒好きの方へのお土産にもピッタリです。

手作り感満載のソーセージはとても美味しそうに並んでいます。肉の種類なども書いてあり、なんとなく味の想像がつくものもあります。どちらかというと日本のサラミに近いソーセージで日持ちもしそうなのでぜひお土産に！帰国してから自分用のおつまみとしてもおすすめです。

営業時間が長い問屋街・三鳳中街ではお菓子の種類も豊富です。飴やキャラメルのような可愛らしいものから日本の駄菓子のようなお菓子までいろいろなバリエーションがびっしり並んでいます。少しずつ味見してみるのも良いですが美味しいものを見つけたらばらまきお土産用に大量に購入するのもおすすめです。

まるで宝石箱のような飴がずらりと並んでいます。三角に区切られたケースもデザインされているようで思わず写真を撮りなくなります。ワクワクするお菓子コーナーは懐かしい子供時代を思い出します。珍しいデザインで包装されたお菓子は子供たちへのお土産としてもおすすめです。

問屋街・三鳳中街ではお漬物などの総菜系も充実しています。小分けで販売されているので買いやすいのも嬉しいポイント。

野菜のドライチップスやキノコたっぷりの醤油漬けなど日本でも食べたことがあるような総菜は買いやすいものです。味見できるものもあるので、味見できるものは味見してからがおすすめです。

三鳳中街周辺にはいくつかおすすめの観光スポットがあります。三鳳中街の営業時間は長いので観光スポットをいくつか楽しんでからでも十分散策することは可能。距離的にもそれほど離れてないのでぜひ高雄観光をおすすめします。

おすすめの観光スポットのうち三鳳中街に近い人気のある三鳳宮をご紹介します。台湾ならではの建造物は必見です。

三鳳宮は300年前に建てられた中国北方宮殿式の寺廊で中壇元帥という神様を祀っています。台湾の人たちの中には強い信仰を持っている人も多く、参拝者の姿も沢山見かけます。

三鳳宮はとにかく装飾がきれいで背面にそびえるビルとの時を超えたコントラストが見事です。天井や柱や屋根の彫刻がとにかく細かく、台湾ならではのデザインに目を奪われます。

赤い提灯がずらりと並び、鯉の泳ぐ池もあります。それほど大きい建物ではないので観光するにも1時間ほどあれば十分です。高雄の観光でふらりと立ち寄るには最適のスポットです。

行き方は高雄駅からだと徒歩で12分ほど。高雄駅周辺を観光するのなら行き方の順番としては三鳳宮を観てそのあと三民市場、そして三鳳中街がベストです。

営業時間は朝の5時から22時まで。長い時間参拝することができるので時間を気にせず動けるのが嬉しいポイントです。決まった休みなどもないようなので気楽にふらりと立ち寄るのがおすすめです。

いかがでしたでしょうか。台湾の三鳳中街では日本では高級品として扱われる食材が安い値段で販売されています。お土産品としてはもちろん、美容や健康にも良いといわれる台湾の食材をたっぷりと手に入れて日本での生活に潤いを持たせてみてはいかがでしょう。行き方も比較的簡単で台湾の問屋街を肌で感じるにはぴったりのおすすめスポットです！