岐阜タンメンの人気メニューや店舗の場所は？岐阜の有名ラーメン屋を詳しく紹介

みなさんは「岐阜のご当地グルメと言えば？」と聞かれたら何と答えるでしょうか。最近だと「五平餅」と言った答えが多いでしょうが、実は地元の人から絶大に支持を集める麺グルメが岐阜にはあります。それが岐阜タンメンです。今回は岐阜県民のソウルフードの岐阜タンメンについてご紹介します。

岐阜タンメンは岐阜の人なら知らない人はいないと言っても過言ではないお店です。老若男女を問わず大人気です。

ただしもともとの店名は「元祖タンメン屋」だったのですが、岐阜の人に愛されお店が大きくなったことから「岐阜タンメン」になった経緯があります。

ちなみに「岐阜タンメン」という名前だけを聞くと「岐阜県発祥のお店なのかな？」と思うでしょう。

しかし「岐阜タンメン」の発祥は愛知県稲沢市にあった屋台の「タンメン専門店板谷」と言われています。

タンメン自体は関東を中心によく見かけるメニューですが岐阜タンメンはそれとは少し違います。

岐阜タンメンの最大の特徴は野菜がたっぷりである点でしょう。栄養バランスのいい岐阜の新名物です。

インターネットなどのメディアでは少しずつ「岐阜タンメン」が特集されることも増えてきましたがまだまだ見たことない人も多いでしょう。

ここからは各店舗の特徴にも少し触れながら美味しい岐阜タンメンを食べられるお店をご紹介します。

いま注目度が高まっている岐阜タンメンの店舗は現在岐阜県と愛知県を中心に全部で15か所展開されています。

東京や大阪と言った都市部の地域には店舗がないため週末ともなると多くのお客さんが岐阜タンメンを求めてやって来ます。

もし初めて岐阜タンメンを味わうという方はぜひ岐阜本店をおすすめします。この岐阜タンメンの岐阜本店は岐阜駅から車で少し南に向かって走ったところにあるお店です。

ちなみに最寄り駅は手力駅で距離も900mくらいなので電車を使ってもぎりぎり徒歩で行けます。さらに岐阜本店は営業時間が午前11時30分から深夜3時までで、ラストオーダーは少し前の午前2時30分です。さらに年中無休で定休日はないのも遠方の方におすすめできる理由でしょう。

ただし岐阜本店は岐阜タンメンファンにとっては聖地とも呼べる店舗となっており、それこそ週末などには多くのお客さんが集中します。そのためもし岐阜本店で美味しい岐阜タンメンを味わいたい場合にはランチタイムなどの混雑する時間帯を避けてアクセスするのがおすすめです。

数ある岐阜タンメンの店舗のなかで最も車で行きやすいのが一宮インター店でしょう。この一宮インター店は文字通り名古屋高速の一宮南ICから降りてすぐの場所にある店舗になります。

ほかの店舗は到着するまでにかなり時間がかかりますし、道のりが複雑な場所もなかにはあるので場合によっては土地鑑がないと迷ってしまうケースもあるでしょう。これに対して岐阜タンメンの一宮インター店はインターチェンジの目と鼻の先にある店舗なのでその心配はありません。

営業時間は午前11時30分から深夜3時までで、ラストオーダーは深夜2時30分です。お客様専用の駐車場が20台分近く用意されているので家族連れにもおすすめです。

愛知県の名古屋市近郊にお住いの方におすすめの店舗が長久手店です。この長久手店は名古屋市街地から比較的車ですぐの場所にあります。

ですから長久手店はふらっと寄れる店舗と言えるでしょう。また長久手店には嬉しい特徴があります。それは長久手店は「営業時間が長い」ということです。長久手店は何と営業時間が午前11時から深夜3時までとなっています。ちなみに長久手店のラストオーダーは深夜2時30分です。

ですから岐阜タンメンの長久手店はどんなに帰りが遅くなっても間に合わないということがまずありません。実際深夜の時間帯に長久手店をのぞいてみるとかなりの人気で大勢のお客さんでにぎわっています。夜中等に無性に岐阜タンメンが食べたくなった時などは長久手店はおすすめです。

また名古屋市内にも岐阜タンメンの店舗があります。それが守山竜泉寺店です。この守山竜泉寺店も営業時間が午前11時30分から深夜3時までと使い勝手のいい店舗となっています。守山竜泉寺店のラストオーダーは深夜2時30分です。

ただし守山竜泉寺店は住所は名古屋市ですが最寄り駅は春日井駅になります。また守山竜泉寺店は春日井駅からも約1500mとそこそこ離れています。

そのため深夜にふらっと行く場合などは守山竜泉寺店よりも先ほどの長久手店がおすすめです。ただし発想を逆転させると少し郊外にあるからこそ守山竜泉寺店は比較的空きやすい店舗とも言えます。ほかの岐阜タンメンの店舗は混む時でも守山竜泉寺店なら大丈夫というケースがあり得ます。守山竜泉寺店は岐阜タンメンの穴場的なお店です。

岐阜タンメンファンなら稲沢板谷店も外せません。何を隠そう岐阜タンメンの前身となった「元祖タンメン屋」があったのが稲沢板谷店の場所なのです。

アクセスのしやすさ等を考えるとほかの店舗の方がおすすめです。しかし「歴史を感じながら岐阜タンメンを味わいたい」という人にはあえて稲沢板谷店をおすすめします。

このように岐阜タンメンは長久手店や守山竜泉寺のように深夜遅くまでやっている店舗が多いのも特徴です。

美味しいラーメン屋さんと言うと混雑必至でそれが嫌な人も多いでしょうが、そんな方は時間帯を選んで岐阜タンメンを訪れるのがおすすめです。

岐阜タンメンの魅力は一言ではとても語り切れません。スープも美味しいですし麺もそれに負けず劣らず絶品です。

さらには卓上にある調味料などを活用することでそのままでも美味しいメニューがさらにパワーアップします。

岐阜タンメンの各メニューの美味しさを支えているのが何といってもスープです。このスープがクセになってまた飲みたくなります。

岐阜タンメンは豚肉や白菜やキャベツやニンニクを丁寧に煮込んで旨味を抽出し、それをベースに作った塩味のシンプルなスープです。

またどんなにスープが美味しくても麺がマズければ台無しです。岐阜タンメンではスープに最適な特注の細麺を使っています。

岐阜タンメンではわざわざ福岡県にある老舗の製麺所にお願いして作ってもらっています。歯切れのいい平打ちの細麺です。

さらに岐阜タンメンのメニューはそのまま食べても美味しいのですがそれぞれがお好みで辛味あんを加えることもできます。

辛麺が好きな人はもちろんおすすめですが、この辛味あんを加えることで野菜の甘みが引き立つのでみなさんにおすすめです。

岐阜タンメンは前述したようにもともとは『元祖タンメン屋』という名前で営業していたタンメン専門店のメニューでした。

専門店の名残を現在も色濃く残しており、味に関してももちろん美味しいのですがそのこだわりはメニューからも垣間見えます。

一般的なラーメン屋さんと言うといろいろなメニューのなかのひとつとしてタンメンが並んでいることが多いです。

しかし岐阜タンメンのメニューは文字通り「岐阜タンメン」だけです。ここにも岐阜タンメン側の自信が伺えます。

ただし麺メニューに関しては岐阜タンメンのみですがサイドメニューの方はいろいろと充実しています。

例えばガッツリ食べたい時におすすめなのがチャーハンです。岐阜タンメンのチャーハンは500円という安さですがボリューム満点です。

もちろんラーメン屋さんらしく岐阜タンメンのサイドメニューのなかにはギョーザもラインナップされています。

ちなみに岐阜タンメンのギョーザは6個で350円とお得です。ひとりで食べるのもおすすめですし家族等でシェアするのもおすすめです。

またトッピングメニューが充実しているのも岐阜タンメンが人気の理由のひとつです。例えば女性に人気なのが野菜増しです。

岐阜タンメンではプラス120円することで野菜の量を増やせます。栄養バランスが気になる方には特におすすめでしょう。

岐阜タンメンには男性に嬉しいトッピングメニューもあります。それがプラス120円でできる肉増量です。

たったの120円追加で支払うだけで岐阜タンメンのなかに入っている豚バラ肉がボリュームアップします。コスパも最高です。

ラーメン屋さんのトッピングメニューの定番と言えば味玉です。言うまでもないですが岐阜タンメンにも味玉はあいます。

味玉を割るとなかから半熟の黄身がトロッと流れ出てきて、これらが麺に絡んだりスープに溶け込んだりして最高です。

ここだけの話ですが岐阜タンメンではお金をかけずにトッピングで美味しさをパワーアップさせる裏技があります。

それがテーブルの上に用意されている酢もやしです。酢もやしの酸味がいいアクセントで食欲がさらに増します。

岐阜タンメンは岐阜県や愛知県を中心に店舗を展開しているためなかには「注文方法がわからない」という人もいるでしょう。

ですが安心してください。岐阜タンメンのメニューの注文方法はとても簡単で3ステップとなっています。

まず岐阜タンメンでは単品かセットかを選びます。岐阜タンメンを単品で頼むか、半チャンセットか半チャン餃子セットかを選びます。

1番人気なのは半チャーハンの付く岐阜タンメン半チャンセットです。ちなみに岐阜タンメンではプラス50円でコンニャク麺に変更可能です。

単品かセットかを決めたら今度は辛さを決めます。岐阜タンメンの辛さはなしから5辛までの6段階が用意されています。

ちなみに岐阜タンメンでは最初の段階では辛さの選択が無料です。後から追加で変更する場合には有料となります。

そして最後にトッピングを選びます。先ほど紹介した野菜や肉の増量も希望する場合はここでお願いします。

岐阜タンメンのトッピングはワカメやノリと言った定番のもののほかに、プロテインなどの変わったメニューもあります。

まだまだ全国的に見ても「岐阜タンメン」の知名度は高くありません。しかしながら食べた人のほとんどが「また食べたい」と言うほど絶品のご当地グルメです。店舗が岐阜や愛知にしかないので遠方の人は食べに行くしかありませんが、岐阜タンメンにはそれだけの価値が十分にあります。