京都のつけ麺ランキング21選！「すがり」や「たけ井」などの人気店もご紹介

京都のつけ麺というと、あっさり京風？と思う人もいるかも知れませんね。意外にも京都つけ麺のつけ汁はこってり濃厚味やカレー味など、パンチのきいた豚骨からあっさり魚介までバリエーション豊富。今回は、京都で人気の個性豊かなつけ麺をご紹介します。人気店『すがり』や『たけ井』も登場しますよ！

飲食店が立ち並ぶ木屋町通にある『麺屋じゃんく』のおすすめは、「じゃんく特製つけ麺」。担々麺風のごま風味で、辛さが5段階から選べます。れんげに乗った肉みそを少しずつからめながら楽しみましょう。麺を食べたら、つけ汁をだしで割ってご飯を投入するのが通の食べ方。営業時間が夜9時から翌朝7時なので、お酒を飲んだ後のシメや夜食におすすめのつけ麺です。

『高倉二条』は人気店『すがり』を系列店に持つ、素材にこだわった全粒粉面が自慢のお店。蕎麦のように黒い粒が見える麺は、本当に小麦粉だけ？と思うほどの味わいです。つけ汁はオーソドックスな豚骨魚介スープやカレー味、トマト味があります。カレーつけ麺やトマトつけ麺は、シメにご飯を入れるとリゾットのようになって美味しい！

大阪・豊中に本店がある『つけ麺渡辺』。麺にはタピオカが練りこまれていて、のど越し良くプリプリの食感です。魚介、豚骨、鶏ガラという3種類のだしが調和した濃厚つけ汁に、野菜を煮込んでペースト状にしたベジポタが加わるとマイルドな味に。トッピングはどっさりのねぎに海苔というシンプルな組み合わせですが、その分つけ汁と麺の味が引き立ちます。

『つけ麺きらり』のつけ麺は、うどん並みの極太麺とそれに負けないこってりとした濃厚魚介豚骨つけ汁のがっつり系。麺に食べ応えがありつけ汁も濃厚なので、食後の満足感は大きいです。限定の海老つけ麺は、主張しすぎない絶妙な海老の風味がきいたつけ汁で人気。麺がスルスルと進みます。特大のメンマも味が染みていて美味しい！

『拳10ラーメン』の人気つけ麺は、「大人の豚ドロつけ麺」850円。ドロというだけあり、つけ汁というよりはディップと表現した方がいいのではと思うほどの濃いつけ汁です。レア感のあるチャーシューもたっぷりで、豚のコクと旨味を存分に引き出したつけ麺。こってり好きにおすすめ。

数種類の味噌をブレンドした「吟醸味噌」と魚介だしを合わせたつけ汁が美味しい『吟醸らーめん久保田』のつけ麺。つけ麺では珍しい味噌味で、魚介の旨味がまろやかに溶け込んだつけ汁はくせになる味です。京都で老舗の製麺屋・棣鄂(ていがく)が作ったオリジナルの麺もコシがあり、つけ汁とのバランスが絶妙。

京都で人気のラーメン店『京都千丸しゃかりき』の4店舗目が、京都タワーにオープンした『京都千丸しゃかりきmurasaki』。おしゃれな銀の器に盛られた「つけそば」のだしは、若狭湾でとれたサワラの幼魚・サゴシの煮干しをメインに使う贅沢さ。濃厚なつけ汁が多い京都つけ麺ですが、あっさりとした上品な味がかえって個性的です。

長岡京にある『風来房』は、つけ担担麺の専門店。基本のつけ担担麺から、黒ごま入り、酸味あり、カレー風味、うま辛、冷やし担担麺と、6種類もの担担麺が楽しめます。つけ汁はごまとピーナッツのコクが濃厚で、「また食べたい！」と何度も通いたくなる味です。開店前から行列ができることもあるそうです。

ラーメン激戦区・伏見にある『頑固麺』はどろっと濃厚な鶏豚骨ラーメンのお店ですが、期間限定であっさり系も登場するという変化球が楽しみなお店。その限定メニューのひとつが「冷やし煮干し醤油つけ麺」。濃厚もあっさりも美味しくできる多彩さと、冷水でしっかりと締められた冷やしつけ麺の丁寧な仕事ぶりに脱帽です。

六角形のタイルと鶴のロゴが印象的な『京つけめんつるかめ六角』のおすすめつけ麺は、京都らしい西京味噌を使った「西京味噌担担つけ麺」。粒の残った太い全粒粉麺に濃厚なつけ汁がよく絡みます。西京味噌の甘味とラー油の辛さが調和して美味しい！このつけ麺にご飯と唐揚げがついたセットが950円と、コスパも最高です。

元気が湧いてくる名前の『ラー麺陽はまた昇る』は伏見の人気ラーメン店。鶏ガラと豚骨を合わせた濃厚なつけ汁に国産小麦を使った自家製のストレート麺、そして胡椒のきいた大きなチャーシューというボリュームたっぷりのつけ麺でお腹は大満足です。生姜のきいた大きくてジューシーな唐揚げも人気。

『麺匠たか松』は、その名の通り麺にこだわったお店。石臼で挽いた全粒粉の麺は、細くて蕎麦のようにも見えます。魚介だしのつけ汁に薬味の刻みたまねぎやすだちが加わると、さっぱりとした後味になって上品な味わいです。黒七味は京都の老舗薬味店・原了郭というこだわりも。

『あいつのラーメンかたぐるま』は、有名店『俺のラーメンあっぱれ屋』から独立した、弟分のようなお店です。もちろん味も師匠譲り。20食限定の「うるとらつけ麺」は、ランチタイムに残っているかどうかという人気メニュー。麺が隠れるほどどっさり乗ったチャーシューは、胡椒のきいたハムのような味わいです。クリーミーな白湯つけ汁をたっぷり絡ませて。

『らぁ麺とうひち』のつけ麺は一見すると塩ラーメンとスープのように見えますが、麺が昆布だしに浸かって出されるという珍しいスタイル。湯葉が乗っているところも京都らしいですね。まずは沖縄塩とわさびで、麺だけを味わってみましょう。これだけでも十分美味しい絶品麺なのですが、魚介だしのきいたさっぱりつけ汁も上品なお味！

下鴨神社の北側、北大路通沿いにある『あんびしゃす花』は、そばつゆのような甘めのつけ汁が美味しいつけ麺専門店です。鰹や昆布でとっただしがベースでありながらあっさりとはしておらず、満足感は十分。唐辛子をきかせた辛旨濃厚つけ麺も、旨味のあるまろやかな辛さが人気。つけ汁が土鍋に入っているので、最後まで冷めることなく美味しくいただけます。中にはチャーシューが隠れていますよ。

『セアブラノ神』は新潟県燕三条市のご当地ラーメン・背脂煮干しラーメンが食べられるお店。そのつけ麺バージョンも煮干しの旨味がきいていて、濃い目の醤油を背脂がまろやかにしています。背脂と聞くと、こってりしつこいのではと思いきや、口当たりは意外にあっさり。薬味の刻み玉ねぎやレモンも良い相性です。ランチタイムには、麺がウィング麺と平打ち麺が選べます。

激戦区・伏見にある『よし田』の定番は鶏魚介スープですが、限定の濃厚海老つけ麺もおすすめ。麺は全粒粉を使った蕎麦のような細麺です。つけ汁は海老の風味がきいたクリーミーなビスクのようで、付け合わせにフランスパンがついているのも納得。刻み玉ねぎとレモンとの相性も良い、女性に人気のおしゃれなつけ麺です。

『麺や高倉二条』『すがり』のグループ店ですが、名前も看板もなし、電話番号も非公開というミステリアスなラーメン店。どうやって探せばいいの？と心配になりますが「名前のないラーメン屋」と言えば地元の人は分かるはず。器にもこだわって、麺の器はロイヤルコペンハーゲン、つけ汁の鍋はストウブ、コップは有次という高級セレクト！

京都の中心地、四条通の裏路地にある落ち着いた佇まいの店『和醸良麺すがり』。すがりのつけ麺は、麺・つけ汁・生卵の3つがミックスされて奥深い味を醸します。人気の「もつつけ麺」は、濃厚な魚介豚骨だしに煮込んだもつが入って深い味わい。麺は全粒粉麺か柚子麺が選べます。生卵をからめてすき焼き風にいただくのが美味。

京都のつけ麺と言えば『たけ井』を思い浮かべる人も多いはず。魚介と豚骨のエキスを十分に引き出した濃厚なつけ汁のコンビが絶妙なつけ麺は、一度食べたら忘れられない味。たけ井の店主は千葉県松戸市の有名ラーメン店・とみ田の出身で、インパクトのある濃い黄色の極太麺はとみ田製のものだそうです。京都には城陽の『麺屋たけ井本店』の他、八幡に『麺屋たけ井R1号店』があります。

宇治駅から車で約20分という立地にあり、しかもランチタイムのみの営業でありながら連日行列が絶えない有名店『俺のラーメンあっぱれ屋』。限定20食の「スーパーつけ麺」は、冷水でしっかりと締めた平打ち麺の歯応えと小麦の風味をしっかり味わえます。開店1時間前から列ができ始めるので、確実に食べたい人は早めに出かけましょう。

ここで紹介したつけ麺の他にも、京都にはまだまだ人気のつけ麺がたくさんあります。また、1つのお店の中でもさまざまなつけ麺のメニューがあるので、何度も通ったり食べ比べしてお気に入りのつけ麺を見つけて下さいね。『すがり』『たけ井』を超える穴場つけ麵屋が見つかるかも！