仁和寺周辺のおすすめランチ11選！定番の湯豆腐からおしゃれなカフェまで！

京都を訪れたら、風情あるレストランや料亭で美味しい湯豆腐や京料理のランチに舌鼓を打つのも、京都観光の楽しみのひとつです。

今回は、京都市北西部に位置する、仁和寺の周辺にあるおすすめランチスポット11選を厳選してご紹介します。

仁和寺は、京都市北西部に位置する山の手前にひっそりと建つ寺院です。仁和寺は真言宗御室派の総本山で、創建されたのは888年と言われています。

仁和寺の境内には五重塔や二王門のほか、修復を終えた観音堂などがあります。また、御室桜や紅葉の名所でもあり、年間を通して世界中から観光客が訪れています。

仁和寺は、平成6年に「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録され、一層多くの観光客が訪れるようになりました。

仁和寺周辺は京の都の外れの場所で、街並みも静かで落ち着いた雰囲気が魅力です。大人の女子旅にぴったりな仁和寺周辺では、美味しいランチスポットもたくさんあります。

京都グルメといえば湯豆腐が有名です。仁和寺の周辺でも、湯豆腐ランチが楽しめるお店があります。

また、和テイストのカフェランチや地元で人気のフレンチレストランも。これから、仁和寺周辺のおすすめのランチスポット11店舗をたっぷりご紹介していきます。

「割烹竹茶寮」は、観光客をはじめ地元の人からも親しまれている京都らしさたっぷりの割烹料亭です。

店内はカウンター席のほか、テーブル席と和室の座敷もあります。和室はふすまがあり、個室としても利用できます。

割烹竹茶寮は、京福北野線の等持院駅から徒歩5分、立命館大学衣笠キャンパス方面へ向かう道沿いにあります。

仁和寺からは、きぬかけの路を横切って徒歩15分ほどの道のりです。途中、龍安寺に立ち寄るのもおすすめです。

割烹竹茶寮のランチは、お昼のミニ会席、湯豆腐定食、松花堂弁当など、京都ならではのグルメが楽しめます。予算は2000円から3500円が目安です。

引き上げ湯葉や魚のお造りのほか、季節の野菜の天ぷらや茶わん蒸しなど、ヘルシーで優しい味わいの京料理が堪能できます。

「萬長」は、昔ながらの町家を利用した京都らしい雰囲気が人気となっている京料理のお店です。

町家造りのお店は2階建て。1階はテーブル席と小上がり席に加えて掘りごたつの個室、2階は貸切もできる座敷となっています。

萬長は、京福北野線の妙心寺駅から徒歩1分ほどの場所にある、妙心寺北総門の斜め向かいにあります。

ランチの営業は11時30分から始まります。席の予約が可能で、このときメニューも決めて一緒に予約しておくとスムーズなランチが楽しめます。

萬長のおすすめランチは、30年以上も親しまれている「つれづれ弁当」です。吉田兼好の庵がお店の近くにあることから、徒然草にちなんで名付けたのだそうです。

丸い手桶にきれいに盛り付けられた京料理は一品一品丁寧に作られ、見た目も美しく味も美味しいと人気です。つれづれ弁当の値段は3200円となっています。

ランチを軽く済ませて寺社巡りを楽しみたい時や暑い夏のランチには、さっぱりとしたそばやうどんがおすすめです。

「篝」は、仁和寺の二王門を正面に望む参道沿いにあるそば屋さんです。仁和寺参拝の前後に立ち寄りやすい立地です。

「篝」は、仁和寺の最寄り駅である御室仁和寺駅前にあります。和風の構えの大きな一軒家レストランで、看板も出ているので見つけやすくなっています。

店内はテーブル席が並び、カジュアルな雰囲気です。メニューはそばやうどんを始め、京風ラーメンやカレーなどメニューは豊富です。

篝で人気のランチは、にしんそばや湯葉あんかけそばといった京都らしいメニューです。つゆは生姜の風味が効いていて美味しいと評判です。

ランチのデザートには、抹茶アイスが入ったぜんざいやかき氷もおすすめです。ランチメニューの多くは1000円以内で楽しめます。

「おむろ松風」は、仁和寺からアクセスの良い場所にあるおそば屋さんです。建物は純日本風で、落ち着いた雰囲気が魅力です。

仁和寺の御室桜の見頃の時期には、たくさんの観光客で賑わいます。店先には縁台が置かれており、休憩する人の姿も見られます。

おむろ松風があるのは、仁和寺の二王門の正面になります。京福電鉄北野線の御室仁和寺駅からは徒歩3分です。

営業時間は11時から16時までで、遅めのランチもとることができます。店内は広々としていてカウンター席とテーブル席があり、1人でもグループでも入りやすいお店です。

おむろ松風は、おそばやうどんのほかにも京都名物の湯豆腐も楽しめます。湯豆腐と天ぷらの盛り合わせがセットになった定食はボリュームたっぷり。湯豆腐は大根おろしと刻みねぎでさっぱりといただきます。

おそばとうどんは、京風のあっさりとした優しい風味の出汁で美味しいと人気です。暑い夏には、冷たい生ビールと冷たいおそばもおすすめです。

「ワンダアカフェ」は、昭和レトロな雰囲気が人気のカフェです。店内には所狭しと昭和世代のおもちゃやレトロな家電が置かれ、まるで映画のワンシーンのような風景です。また、わずか5席という席の少なさも、秘密基地のような気分を盛り上げてくれます。

ワンダアカフェは独特の世界観だけでなく、フリーWi-Fiや電源が利用できるなど利便性の面でも人気があります。

ワンダアカフェがあるのは、京福北野線の妙心寺駅から妙心寺北総門へ向かう参道沿いです。

営業時間は11時から22時までで、ランチだけでなくカフェタイムのコーヒーや夜カフェ使いもおすすめです。定休日は火曜ですが、祝日に当たる場合は営業します。

ワンダアカフェのランチは、スパゲッティランチセットとカレーランチセットがあります。スパゲッティのメニューは、きのこやたらこなどの具材を使った和風テイストが人気。

また、カレーはスパイシーな中辛口。ポークカレーとシーフードカレーが選べます。ご飯の量が調整できるので、ランチの後のデザートに名物のジャンボシュークリームを食べたい時も安心です。

「和食処梵」は仁和寺の境内にある和食レストランです。仁和寺の東門から程近い御室会館の1階にあり、観光の後のランチに立ち寄りやすいお店です。

店内には和室の大広間の座敷席と、テーブル席があります。座敷席は団体客が利用することが多いそうです。

和食処梵は仁和寺の境内にあり、お店の雰囲気も料理も純和風。京都らしさを満喫したい人におすすめです。

和食処梵では、季節感たっぷりの京料理が楽しめます。また、湯豆腐や湯葉料理も味わうことができます。

和食処梵の営業時間は、カフェタイムが10時30分から16時まで、ランチタイムが11時から14時までとなっています。

和食処梵で人気のランチは「ゆば丼」です。京都名物の湯葉をあんかけ仕立てにして、ご飯の上にたっぷりとかけています。トッピングの梅干しがアクセントになっていて美味しいと人気です。

贅沢なランチを楽しみたい時は、3段重ねの重箱に入った「京重ね」がおすすめです。天ぷら、京野菜の煮物、ちりめん山椒のご飯など、美味しい京都の味覚がたっぷり楽しめます。

「御室さのわ」は、和風モダンでおしゃれな雰囲気が人気のカフェです。店内にはカフェスペースのほかに、雑貨や茶器を販売するギャラリースペースがあり、静かでゆったりとした時間が流れています。

席はカウンターに10席、テーブルに2席あります。女性1人でもふらりと入りやすい雰囲気で、カウンター席ではスタッフが美味しいお茶を丁寧に淹れる様子を見ることができます。

御室さのわは、仁和寺二王門の向かって右側、「仁和寺前」の四叉路の角にあります。仁和寺からのアクセスが良く、立ち寄りやすい立地です。

御室さのわでは、ランチの他にお茶やスイーツを楽しむことができます。営業時間は10時から18時までで、定休日は月曜です。

御室さのわのランチは、「おむしやしない」という軽めのランチ。おむしやしないとは「お虫養い」と書き表し、お腹の虫が鳴くのを抑えるための軽めの食事を指すそうです。

丹波産こしひかりのおにぎりと、京都モリタ屋の牛肉を使ったしぐれ煮、野菜のおかずと卵焼きがおしゃれなお弁当箱に入っています。京番茶と日替わりのお菓子がついています。

「おからはうす」は、風情ある町家を利用した一軒家カフェです。店内は和室の座敷席とカウンターがあり、アットホームな雰囲気です。

おからはうすでは、店名の通りおからや五穀米などヘルシーな食材を使った料理がいただけて、人気となっています。

おからはうすは、妙心寺駅から仁和寺へ向かう府道101号線沿いにあります。場所は御室小学校の向かいです。

営業時間は11時から16時までで、観光スケジュールの都合で早目にランチを済ませたい時におすすめです。定休日は月曜および火曜です。

おからはうすで人気のランチは、「おからコロッケランチ」1500円です。おからコロッケとアオサのかき揚げに、季節の食材のおかず、そして五穀米のご飯と味噌汁のセットです。

ヘルシーでいて腹持ちが良いおからコロッケランチは、仁和寺周辺の散策のランチとしておすすめです。また、ドリンクもたんぽぽ茶や黒大豆コーヒー、玄米コーヒーなど健康を意識したメニューが充実しています。

「西源院」は、仁和寺から程近い場所にある龍安寺の境内にある料亭です。龍安寺も仁和寺同様、京都の世界遺産に認定されている人気の観光スポットです。

龍安寺は通常拝観料がかかりますが、石庭を見ずに西源院で食事をするだけの場合は入口でその旨を伝えると、拝観料はかからないそうです。

西源院は寺院の中の食事処というだけあり、湯豆腐や湯葉料理、精進料理が美味しいお店です。営業時間は10時から17時までとなっています。

静かな和室の座敷席は庭園に面しています。お膳に並んだ精進料理や火鉢で温められた湯豆腐を、庭園を眺めながらいただくのは贅沢なひとときです。

西源院の湯豆腐は、豆腐の他にも7種類の野菜が入った「七草湯豆腐」で、単品で注文することができ、ビールやお酒のお供としても美味しいと人気です。

また、精進料理と七草湯豆腐がセットになったメニューもあります。精進料理のおかずは湯葉や胡麻豆腐、山菜などで、少量ずつ様々な料理が楽しめます。

「佐近」は仁和寺二王門の正面にある料亭です。純日本風の店構えでありながら、その料理は京料理とフランス料理を融合させた創作料理です。

店内は重厚な木造りのカウンター席と、仁和寺に面した窓際にテーブル席があります。御室桜の見頃の時期には混雑する人気店です。

佐近は京料理とフランス料理を融合させたコース料理が評判の名店です。さらに、店先ではテイクアウトできるお弁当も販売しています。

鰻や鯛、はもをふんだんに使ったお弁当は美味しいと評判で、全国の有名百貨店での催事に出店することもあるそうです。

ランチタイムは11時30分から14時30分まで、ディナータイムは17時から20時30分までとなっています。定休日は水曜ですが、祝日の場合は営業します。

左近で人気のランチは、はもや穴子のちらし寿司です。彩り鮮やかで見た目にも美しいちらし寿司は、洗練されたフランス料理のエッセンスも感じられます。

盛りだくさんの具材は一つ一つ食感や味わいが異なり、最後まで飽きることなく食べ進められて美味しいと人気。さらに、お造りや鴨肉、卵焼きといったおかずもついてボリューム満点です。

仁和寺周辺のおすすめランチスポットの最後にご紹介するのは「ブラッスリーせき」です。ブラッスリーせきは住宅街の一角にある、民家を改装した一軒家レストランです。

仁和寺や妙心寺の界隈では有名なお店で、タクシーで「妙心寺近くのフランス料理のお店」と言って通じるほどなのだとか。

ブラッスリーせきは、妙心寺駅から仁和寺へ向かう府道101号線沿いにあります。妙心寺駅からは徒歩3分ほどで到着します。店内はアットホームで落ち着いた雰囲気。席はテーブルが10卓ほどです。

オーナーシェフは外国航路でフランス料理の修業を積んだのち、京都でブラッスリーせきをオープンさせたのだそうです。また、マダムのきめ細やかで温かい接客も評判で、常連客も多いそうです。

営業時間は、ランチタイムが11時30分から14時まで、ディナータイムは17時30分から21時までです。定休日は毎週火曜および第3水曜です。

ブラッスリーせきのランチコースは、前菜、スープ、パン、メインの肉料理、デザートという本格フレンチです。一品一品が美味しいと評判です。

なお、コース料理をいただく時は時間に余裕をもって来店するのがおすすめです。次の予定がある場合は、予約の際にあらかじめ伝えておくと良いでしょう。

京都の世界遺産、仁和寺の周辺にあるおすすめのランチスポット11選をご紹介しました。京都を訪れたらぜひ食べたい湯豆腐や湯葉が美味しいお店や、京都らしい雰囲気が楽しめるお店などがたくさん登場しました。

また、寺院の境内にある食事処も穴場のランチスポットです。仁和寺周辺を観光する前には、美味しいランチのお店をしっかりチェックしておきましょう。