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サルデーニャ島はイタリアのおすすめ観光スポット!人気リゾート地の魅力とは?

サルデーニャ島はイタリアのおすすめ観光スポット!人気リゾート地の魅力とは?
投稿日: 2020年2月4日最終更新日: 2020年10月8日

イタリアには様々な観光地があり、西洋文化や料理に大きな影響を与えた国としても有名です。そんなイタリアに世界中のセレブが集まる高級リゾート地「サルデーニャ島」があるのをご存知でしょうか。サルデーニャ島にはイタリア本土とは違った文化や魅力があり、見どころ満載です。

イタリアが誇るリゾート地サルデーニャ島!見出し

Photo by massimovirgilio

イタリア本土の西に位置する離島サルデーニャ島は、地中海の中でもシチリアに次ぐ大きさの島です。自然が溢れ、歴史的建造物もあり、小さな子供から大人まで楽しめる観光スポットが充実しているだけでなく、美しい海を目当てに世界中のセレブがバカンスで訪れる、高級リゾート地でもあります。

今回はイタリアが誇るリゾート地サルデーニャ島について、行き方や治安といった基本情報も含め、おすすめの観光スポット、人気のアクティビティ等をご紹介していきます。

サルデーニャ観光紹介!空港からのアクセスや人気の料理・アクティビティは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
サルデーニャ観光紹介!空港からのアクセスや人気の料理・アクティビティは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
イタリアのサルデーニャ島は、セレブが多く訪れると言われるヨーロッパ屈指のリゾート地です。サルデーニャ島は自然溢れる観光スポットから、歴史を感じることができる建造物まで、見どころ満載です。サルデーニャ島の観光情報をまとめました。

サルデーニャ島とはどんなところか見出し

Photo by clurr

サルデーニャ島はイタリア半島の西方、コルシカ島の南の地中海中央に位置し、面積は24090km、人口は165万人とされています。周囲の島を含めサルデーニャ自治州を構成していて、首都はサルデーニャ島南部にあるカリアリです。サルデーニャ自治州はイタリアに5つある特別自治州の内の1つです。

歴史は古く、サルデーニャ島内には先史時代の遺跡も多く遺されていて、観光スポットとなっている他、サルデーニャ島の名前の由来も、古代ギリシャ人がその形を足跡を意味する「サラデ」や「サンダリオン」と呼んだことからきています。

地中海性気候に属し、春と秋は暖かく、夏は暑く、冬は穏やかであることから、6月にはビーチで泳ぐ観光客で賑わいます。

サルデーニャ島の魅力とは見出し

Photo by veverkolog

サルデーニャ島はダイアナ元皇太子妃も何度もプライベートで訪れていたという、世界中のセレブに人気のリゾート地サルデーニャ島。その魅力は、透明な美しい海と静かな砂浜が有名とされていますが、それだけに止まりません。

個性的な街やビーチ、土着民族が築き守り抜いた文化、大自然、古代人の遺跡や独自の食文化と、他では見られないサルデーニャ島ならではの魅力がたくさんあります。

どこも個性的なサルデーニャ島の街

Photo by Jens Comiotto-Mayer

サルデーニャ島には歴史ある都会的な首都「カリアリ」をはじめ、異国情緒溢れる港町「アルゲーロ」、音楽文化やカーニバルでも有名な第の都市「サッサリ」、サルデーニャ島本来の民族や歴史に触れられる内陸部の街「ヌーオロ」と、それぞれ個性的な街が点在していて、観光スポットにも特色があります。

街だけでなく、ビーチにも同じことが言え、サルデーニャ島の各地には多くのビーチがあり、それぞれ地形によって異なる魅力があります。ビーチでの楽しみ方や滞在地によって、いくつかビーチをはしごするのもおすすめです。

美しい民族衣装の行列

Photo byDomyD

サルデーニャ島は祭りが多いことでも有名で、年間2000を超える祭りが開催されています。祭りの際、サルデーニャ島の人々は伝統ある民族衣装に身を包みますが、この民族衣装も村ごとによって独自のデザインがあります。

黒いレースのベールと赤い珊瑚の首飾りを身に着けるオリエーナ地区、修道女のような黒い衣装のヌルヴィ地区、レースやフリルの白いシャツにベール、刺繍や装飾の入った色鮮やかなジレを纏うドルガーリ地区と、その土地の人々の文化が反映された民族衣装になっています。

毎年5月1日に行われる「聖エフィジオ祭」には、様々な民族衣装に身を包んだ信者数千人が行進する様子が見られます。

サルデーニャ島の歴史見出し

Photo byolafpictures

青く透き通る美しい海の島サルデーニャ島の歴史は古く、先史時代の紀元前6000年頃にイタリア半島やイベリア半島、アフリカを経由して人々が移り住んできたと推測されています。

サルデーニャ島は地中海の要所にあったことから、カルタゴやローマ、アラブ、スペインなどの周辺諸国の勢力拡大と共に、様々な民族に侵略され続け、先史から近代までは牧畜と濃厚を生業とした質素な暮らしがサルデーニャ人の本質を占めていました。

海のきれいさと穏やかな島の様子から、元々イタリア本土や近隣の欧州本土の人々がバカンスに訪れる島でしたが、1962年にやり手の実業家であったアーガー・ハーン4世によって島の東東部「コスタ・ズメラルダ」が高級リゾートとして再開発されて以降、世界中のセレブたちがバカンスを楽しむ為に訪れるようになりました。

サルデーニャ島の治安は見出し

Photo by matteogaleazzi

イタリアは世界的にも有名な観光地である反面、治安が悪いことでも有名な国です。残念なことに、イタリアの大都市には観光客をターゲットとしたスリや置き引きも多く出没し、観光客だけ値段が高い料金をぼったくられたりするのが日常茶飯事です。

そんなイタリアのリゾート地であるサルデーニャ島の治安はと言うと、イタリア本土と比較すると安定していて、イタリアの中で最も治安が良いとされています。

とは言え、やはり日本とは違う為、空港やホテル、ビーチでの貴重品管理は自己責任でしっかりと行う必要があります。

サルデーニャ島への行き方見出し

Photo by s_mestdagh

サルデーニャ島への行き方をご紹介します。サルデーニャ島には3つの国際空港がありますが、日本からサルデーニャ島への直行便は出ていないので、主な行き方としては欧州主要都市にアクセス後、飛行機か船に乗り換えてサルデーニャ島へ向かう形になります。

飛行機の場合は価格面ではやや割高になりますが、その分、船より早く到着できます。逆に、船の場合は時間はかかりますが、美しい地中海の海を眺めながら向かうことができます。

最も多くの観光客が訪れる夏のシーズン中や祭り期間中は、飛行機や船の価格が高騰するので、スケジュールが決まり次第チケットを押さえておくことをおすすめします。

飛行機での行き方

Photo by BriYYZ

まずは飛行機を使った行き方をご紹介します。サルデーニャ島には北東部、西部、南部の3か所に国際空港があるので、滞在目的地にアクセスしやすい空港を選ぶことができます。

スメラルダ海岸やサンタ・テレザを滞在目的地にする場合は、北東部にあるオルビア空港が便利です。オルビア空港の就航都市はイタリア国内線12路線、フランス、ドイツ等国際線34路線です。

アルゲーロやペロザ・ビーチを滞在目低地にする場合は、西部にあるアルゲーロ空港が便利です。アルゲーロ空港の就航都市はイタリア国内線9路線、ドイツ、オーストリア等国際線9路線です。

首都カリアリをはじめ島の南部に滞在する場合はカリアリ空港が便利です。カリアリ空港の就航都市はイタリア国内線19路線、フランス、ドイツ等国際線37路線です。

船での行き方

Photo by cristianocani

次に、フェリーを使った行き方をご紹介します。サルデーニャ島にはカリアリ、アルバタックス、オルビア、ゴルフォ・アランチ、サンタ・テレーザ・ガッルーラ、ポルト・トーレスと各地にフェリーターミナルがあり、欧州本土や周辺の島々からフェリーでとてもアクセスしやすい島と言えます。

本土イタリアのジェノバ、リヴォルノ、ピオンビーノ、チヴィタヴェッキア、ナポリからは毎週定期便が出ているだけでなく、スペインのバルセロナやフランスのニースやトゥーロンからも船が出ています。

又、コルシカ島のボニファシオやポルト・ヴェッキオとは高速船で結ばれていたり、シチリア島のパレルモからもアクセスできます。

サルデーニャ島のおすすめの観光地見出し

Photo by paramir

白い砂浜の続くビーチに、エメラルドグリーンの美しい海といったリゾート地、城壁に囲まれた旧市街地、羊飼いの文化が残る内陸部と、サルデーニャ島にはエリアによって様々な魅力が溢れています。

遺跡や教会と、長く古い歴史を今に伝える建物も多く、粗削りの自然や独自の文化も味わえる、サルデーニャ島のおすすめの観光地をご紹介します。

ヌゲーラ・スゥ・ヌラクシ

まずご紹介するサルデーニャ島のおすすめ観光地は「ヌゲーラ・スゥ・ヌラクシ」です。サルデーニャ島唯一の世界遺産としても有名な場所で、とても人気の観光地です。

ヌゲーラとは紀元前16世紀頃から建設が始められた、接合材を使わずに巨石を積み上げて作られた防御施設で、イギリスの「ストーンヘンジ」、須ランスの「カルナック」と共に、ヨーロッパにおける謎の三大巨石文明の1つとされています。

ヌゲーラは紀元前6世紀頃まで建築が続けられ、サルデーニャ民族の巨石文化として、今もおよそ7000ものヌゲーラが残されています。中でも、このヌゲーラ・スゥ・ヌラクシは最大級の規模で、1950年代に発掘されたこともあり、今なお良好な状態を保っています。

行き方は、首都カリアリからバスで約1時間30分の場所「バルミニ」で下車し、そこからは徒歩になります。帰りのバスは本数が少ない為、時間に注意して観光して下さい。

住所 Via Segariu, 09020 Samatzai, Sardinia, Italy

カリアリ

次にご紹介するサルデーニャ島のおすすめ観光地は「カリアリ」です。サルデーニャ島の南部観光の中心地であると同時に、サルデーニャ島の玄関口でもある、サルデーニャ島で最も都会とされるエリアです。カリアリ・エルマス空港から市内へはおよそ7kmで、タクシーも使えますが、空港には鉄道駅もあるので、鉄道を使った行き方が便利です。

ターミナル周辺には大きな建物が立ち並び、デパートや飲食店の他、商業施設がある反面、高台にあるカステッロ地区には歴史的建造物や教会も多く、街全体が素朴な雰囲気でゆったりしています。

ローマ時代の円形闘技場も残されていていたり、ロマネスク様式のドゥオーモのような建築物の見どころも多く、7km続く白い砂浜と青い海が美しいビーチ「ポエット」には、シーズンになると地元の人たちや観光客が集まるなど、リゾート観光地としても人気です。

サン パンクラツィオの塔

次にご紹介するサルデーニャ島でおすすめの観光地は「サン パンクラツィオの塔」です。こちらは先にご紹介したカリアリにある塔で、ピサによる支配を受けた14世紀に城壁の一部の、要塞兼見張り塔として建造されました。

サルデーニャ島にはいくつかあった見張り塔の内、このサン パンクラツィオの塔と「エレファンテの塔」の2つが現存していて、当時の痕跡を残しています。

サン パンクラツィオの塔はカリアリの旧市街地にあるので、行き方はバスが便利です。「アルセレーナ広場」停留所で下車すると、国立考古学博物館があるので、そこからは徒歩すぐです。

住所 Piazza Indipendenza, Cagliari Sardegna

アルゲーロ

次にご紹介するサルデーニャ島でおすすめの観光地は「アルゲーロ」です。サルデーニャ島北部の観光拠点となる小さな港町アルゲーロには、先史時代の地下古墳やネプチューンの洞窟、カポ・カッチャ岬と色々な観光名所があり、多くの観光客が訪れるマリンリゾートとしても人気があります。

中世時代にカタルーニャ王国の統治下にあり、植民地として発展したことから、カタルーニャ文化の影響を色濃く残していて、街並みにはカタルーニャ風のゴシック建築が多く見られ、カタルーニャ方言を話す人々も多くいます。又、食文化も強く影響を受けています。

アルゲーロ空港からアルゲーロ市内への行き方は、シャトルバスで約30程です。アルゲーロ空港には24時間受付可能なタクシー専用電話があるので、深夜便の場合はタクシーを利用します。

カテドラーレ

次にご紹介するサルデーニャ島のおすすめ観光地は「カテドラーレ」です。カテドラーレは先にご紹介したアルゲーロの、海を見渡せる岬に位置するローマ・カトリック教会の聖堂で、正式名称は「カテドラーレ・ディ・サンタマリア カンパニェーレ」です。

16世紀建造のゴシック様式の荘厳な建物で、大聖堂の内部には美しい大理石の彫刻もあり、見応えのある人気の観光名所です。

19世紀に改装が行われ、新古典主義のファサードが追加されたことにより、外観は大きく変わりましたが、後陣部と鐘楼が創建当時のまま残されています。

カテドラーレへの行き方は、アルゲーロ空港からバスで旧市街地へ向かい、そこから徒歩になります。散策がてら城壁や街並みを見て回るとすぐ着きます。

住所 Piazza Duomo, 2、07041 Alghero

ネプチューンの洞窟

次にご紹介するサルデーニャ島のおすすめ観光地は「ネプチューンの洞窟」です。アルゲーロからボートで約40分程の所にあるカッチャ岬にある鍾乳洞で、内部は息を飲むほど美しく神秘的な空間が広がっている、人気の観光名所です。

天井から垂れ下がる無数の鍾乳石はまるでシャンデリアかカーテンのようで、その美しさは世界レベルを誇ります。

ローマ神話の海の神ネプチューンの名が付くにふさわしい神秘的な洞窟で、夏には音楽会も開催されるなど、見どころもたくさんあります。

ネプチューンの洞窟への行き方は、ボートを使うのが便利でおすすめです。陸上からの行き方は、崖の上から654段の階段を上り下りする必要はありますが、ボートの場合は直接洞窟内部に上陸できます。ボートの本数も多く、アルゲーロからは約45分の船旅になります。

住所 Localit Capo Caccia Alghero

ポルト イスタナ ビーチ

次にご紹介するサルデーニャ島のおすすめ観光地は「ポルト イスタナ ビーチ」です。サルデーニャ島北東部沿岸にあるビーチでエリアで、浅瀬が続き、波も少なく穏やかなことから、小さなお子さん連れの家族や、浜辺でゆったりと過ごしたいという人に人気があります。

多くの岩礁に囲まれた小さな入り江が集まるエリアで、干潮時には入り江から入江まで歩いて渡ることもできます。南北に2つの砂浜が広がっていて、海の透明度も高く、スキューバダイビングやシュノーケリングといったマリンアクティビティを楽しむこともできます。

ポルト イスタナ ビーチへの行き方は、オルビア市内から南方面に約30分程です。バスは1時間に1本程度運行しています。

住所 Porto Istana, 07026, Olbia, Sardinia, Italy 

カーポカッチャの断崖

次にご紹介するサルデーニャ島のおすすめ観光地は「カーポカッチャの断崖」です。アルゲーロにある、長い年月をかけて海風によって作られた断崖絶壁で、観光用の遊歩道からは真っ青に広がる地中海の絶景を見渡すことができます。

カーポカッチャの断崖はバーティカルクリフが人気の場所としても有名で、ロープで断崖絶壁を降りるというスリル満点のアクティビティを体験することもできます。

カーポカッチャの断崖への行き方は、アルゲーロからボート又はバス、タクシーを利用します。直通バスは基本的に1日1本ですが、観光客用のツアーバスなら本数も多く便利です。
 

住所 Grotte di Nettuno, 07041, Alghero, Sardinia, Italy

スピアッジャ・ラ・チンタ

次にご紹介するサルデーニャ島のおすすめ観光地は「スピアッジャ・ラ・チンタ」です。サルデーニャ島の北部にあり、その透き通った美しい海を目当てに国内外のから多くの人が訪れる、サルデーニャ島を代表する有名なビーチです。

街の郊外北部からは徒歩でアクセスもできるリゾート地で、ビーチ周辺には観光案内所や駐車場もあり、バーやレンタルショップ、アクティビティショップと一通りが揃っているので、マリンアクティビティはもちろん、美しい海を眺めながら砂浜でゆったりとした時間を過ごすこともできます。

スピアッジャ・ラ・チンタへの行き方は、オルビア空港からオルビア郊外のサン・テオドーロへバスかタクシーで向かうと、徒歩すぐです。

住所 Via Antonio Gramsci, 07052, San Teodoro, Sardinia, Italy

サルデーニャ島で楽しめるアクティビティ見出し

Photo by mattcyp88

自然が溢れるサルデーニャ島では、ただ観光するだけでなく、様々なアクティビティも楽しめます。経験者はもちろん、初心者でも気軽に体験できるので、ぜひサルデーニャ島の大自然を全身で感じながらアクティビティに挑戦してみて下さい。

現地で申し込むのはもちろん、最近では観光ツアーにアクティビティ体験が組み込まれているものも多くあり、日本からも予約が可能なので、ぜひチェックしてみて下さい。

乗馬

Photo by yudystein

サルデーニャ島で楽しめるアクティビティに乗馬があります。乗馬センター内はもちろん、森や林をぬけ、湖周辺や浜辺を散策するネイチャーツアーがとても人気があります。

馬の背に揺られながら、サルデーニャ島の大自然の美しさをゆっくりと肌で感じることができます。特におすすめなのが早朝や夕方で、体験者のからは、静けさの中昇って行く朝陽や沈んでいく夕陽の様子に、思わず涙がこぼれたという声も多く寄せられています。

マリンアクティビティ

Photo by jessevanvliet

次にご紹介するサルデーニャ島で楽しめるアクティビティは「マリンアクティビティ」です。透明度の高い海が魅力のサルデーニャ島では、マリンアクティビティが大人気で、それを目的に訪れる人も少なくありません。

スキューバダイビングやシュノーケリングはもちろん、スタンドアップパドルやボート、クルージングも楽しめる他、サルデーニャ島は風が強い為、ヨットもおすすめです。

洞窟&遺跡探索

Photo by nicolafioravanti

次にご紹介するサルデーニャ島で楽しめるアクティビティは「洞窟&遺跡探索」です。サルデーニャ島にはヌゲーラだけでなく、「巨人の墓」と言われる800以上の墓や謎めいたメンヒル「モンテプラマの巨人」、階段状のピラミッドに似た建造物、「サンタクリスティーナの井戸」と、今なお謎の残る遺跡がたくさんあります。

自然の作り出す造形美やサルデーニャ島の歴史に触れられると同時に、古代人の緻密な計算能力や神秘的な謎を感じることができるので、ぜひ足を運んでみて下さい。

家庭料理教室

次にご紹介するサルデーニャ島で楽しめるアクティビティは「家庭料理教室」です。日本でも郷土料理の料理体験は人気ですが、同じようにサルデーニャ島で家庭料理や伝統料理を教わることができるアクティビティがあります。

中でもチーズ作りはその気軽さから男女問わず人気があります。料理教室によっては、食材を調達するところから始めるものもあり、現地の市場を見て回ることもできます。

多くの料理教室はweb予約を受け付けているので、サルデーニャ島への旅行を計画している場合は、ぜひ調べてみて、プランに組み込んでみて下さい。

サルデーニャ島でおすすめのツアー見出し

Photo bypasja1000

イタリアのリゾート地サルデーニャ島に観光に訪れる際、自分でプランを立て、自由に観光を楽しむのもいいですが、初めての土地で言葉も交通の便も不安という場合は、ツアーに参加するのもおすすめです。

サルデーニャ島には様々な観光ツアーが用意されていて、英語でのガイド付きはもちろん、送迎や食事が付いているツアーも多く、Web予約が可能なので、初めてサルデーニャ島を訪れるという人にとても人気があります。

クルーズツアー

Photo by Clint__Budd

まず最初にご紹介するサルデーニャ島のおすすめツアーは「クルーズツアー」です。エメラルドグリーンの美しい海が魅力のリゾート地サルデーニャ島で最も人気があるツアーが、クルーズツアーです。

ラ マッダレーナ諸島を巡るツアーや、ビーチを巡るツアー、釣りがメインのツアーに、ヨットで巡るツアーと、内容も様々で、中にはシュノーケリングや離島観光、船上での食事も楽しめるものもあります。

どのクルーズツアーもサルデーニャ島の海や大自然を堪能することができ、最高の旅の思い出ができること間違いなしです。

文化ツアー

Photo byJohannBargeld

次にご紹介するサルデーニャ島のおすすめツアーは「文化ツアー」です。サルデーニャ島はイタリアの高級リゾートとして賑わう一方、各地に遺された様々な遺跡や出土品、洞窟、教会や街並みに表れる歴史的デザイン、イタリアとスペインの文化の融合と、貴重な文化財がたくさん詰まった島でもあります。

ピンポイントの文化的名所のツアーはもちろん、半日以上をかけてサルデーニャ島の史跡を巡るツアーもあるので、興味を持たれた方はぜひ参加してみて下さい。

ワイナリーツアー

Photo by t-mizo

次にご紹介するサルデーニャ島でおすすめのツアーは「ワイナリーツアー」です。サルデーニャ島には広大な葡萄畑を所有するワイナリーがいくつかあり、それらを見学して回ることができます。

ワイナリーの見学やワインのテイスティングはもちろん、ワイナリーによってはチーズやオリーブオイル、ランチも楽しめるお得なツアーもあります。

サルデーニャ島のグルメとは見出し

Photo by くーさん

サルデーニャ島は世界中のセレブ達が集まるリゾート地であると同時に、一方では「秘境」とも呼ばれ、イタリア本土とは異なる独特の文化が根付いています。

イタリアと言えば西洋料理にも大きな影響を与えた国で、素朴ながらも素材の味を活かした料理の数々は世界中の人たちに愛されていますが、サルデーニャ島の食文化には、島が歩んできた複雑な歴史を表すかのように、ギリシャ、スペイン、モロッコと、地中海周辺の食文化が融合したような、エキゾチックな味わいがあります。

カルタ・ディ・ムージカ

まずご紹介するサルデーニャ島のグルメは「カルタ・ディ・ムージカ」です。サルデーニャ島名物の薄焼きパンで、一般的なパンと言うよりはクラッカーや煎餅のようで、パリッとした食感と香ばしい風味が特徴的です。

楽譜のように薄く、バリバリと軽快な音が鳴ることから「カルタ・ディ・ムージカ」(楽譜パン)と呼ばれています。

素朴なパンの味わいがするので、そのまま食べるのはもちろん、塩やオリーブオイルをつけたり、チーズやトマトを乗せて食べたり、砕いてスープのトッピングにも使われます。

フレーグラ

次に紹介するサルデーニャ島のグルメは「フレーグラ」です。ぱっと見ると日本でいう「あられ菓子」のような見た目をしていますが、実はれっきとしたパスタの一種です。

セモリナ粉の上に水を散らし、指先を回しながら丁寧に作るのが特徴的です。普通のパスタと同じく、茹でて具材やソースと絡めて食べます。

独特の食感があり、小さな粒が食材の出汁をたっぷり吸うので、魚介と合わせるものが多く、アサリを使ったフレーグラはサルデーニャ島の定番料理です。トマトソースとの相性も合います。

マッロレッドゥス

次に紹介するサルデーニャ島のグルメは「マッロレッドゥス」です。フレーグラと同じくサルデーニャ島を代表するパスタで、もっちりとした食感が特徴です。

マッロレッドゥスとはサルデーニャ島の方言で「小さな仔牛」を意味します。見た目はニョッキやコンキッリェのようなショートパスタで、元々は細いい草を編んだざるを使って作っていました。

マッロレッドゥスは少し唐辛子を効かせたトマトソースを絡めたり、ラグーのトマトソースを絡めて食べるのがサルデーニャ島の定番です。

ボッタルガ

次に紹介するサルデーニャ島のグルメは「ボッタルガ」です。ボッタルガとは、イタリアのカラスミのことで、ボラの卵巣から作られたもの、マグロの卵巣から作られたものと、2種類あります。

中でも高級品とされるのはボラのボッタルガで、琥珀色をしていることから、「サルデーニャの金」とも呼ばれています。

クリーミーでまろやかな味、ねっとりとした食感が特徴で、ワインとの相性も抜群です。薄くスライスしてサラダのトッピングにしたり、細かく削ってパスタのトッピングにしたりと、料理のアクセントにぴったりです。

サルデーニャ産のボッタルガは主にボラを使っていて、真空パックや瓶詰の状態で販売されているので、お土産にもおすすめです。

ロブスター

Photo byAngelica_Online

次に紹介するサルデーニャ島のグルメは「ロブスター」です。西地中海に浮かぶサルデーニャ島は、海の幸も豊富で、中でもロブスターは肉厚でしっかりとしたコクのある味わいがあり、絶品と評判です。シンプルに塩茹でにしたり、焼いて塩胡椒で食べると、ロブスターの旨味をしっかりと感じられます。

サルデーニャ島の海の幸ではロブスターの他、イワシやムール貝も名物ですが、現地では海の幸よりも野の幸の方が好まれるようで、羊の多いサルデーニャ島では羊料理もポピュラーです。

実はサルデーニャ島は隠れたワインの名産地見出し

サルデーニャ島は島の大部分が岩石で覆われている為、農業には厳しい環境ですが、実はワインの産地としての歴史は地中海の中で最も古く、紀元前2000年頃に遡ります。

サルデーニャ島ではほぼ全域でブドウの栽培が行われているというワインの名産地ですが、その大半が現地で消費される為、日本ではあまり知られていません。

その味が評価され、最近では日本でも少しばかり取り扱われるようになりましたが、門外不出の島ワインもあるので、サルデーニャ島を訪れた際にはぜひ、現地のワインを味わってみて下さい。

サルデーニャ島はバス網が充実している見出し

Photo byFree-Photos

サルデーニャ島を観光する際、ツアーに参加していれば送迎の車があって安心ですが、各自フリーで観光する際には、レンタカーを借りるか、公共交通機関を利用することになります。

サルデーニャ島は離島とあって、電車網はあまり発達していませんが、バス網が発達していて、路線も充実しています。海外には珍しく、路線バスも長距離バスも正確な時間で運行されているので、観光する際にもとても便利です。

サルデーニャ島のバスはARSTという会社のものが運行していて、チケットは乗車前に営業所で購入しておく必要があります。乗車の際に降車駅を運転手に伝えておけば、声をかけてくれるので、観光客でも気軽に利用できます。

サルデーニャ島の通貨やホテル事情見出し

Photo by raffaelesergi1977

サルデーニャ島を訪れる際に必要な情報として、通貨やホテル事情があります。イタリアの特別自治州の1つでありながらも独自の文化を持つサルデーニャ島には、独自の通貨があるのでしょうか。

又、日本ではあまり知られていませんが、世界屈指の高級リゾート地とあって、サルデーニャ島のホテルは全体的にハイクラスなのでしょうか。

サルデーニャ島の通貨

Photo bymartaposemuckel

サルデーニャ島の現在の通貨は「ユーロ」です。ユーロは欧州連合の内19か国で導入されていて、イタリアの特別自治州の1つであるサルデーニャ島でもユーロを導入しています。1ユーロはおよそ120円前後です。

海外旅行の際、現金よりクレジットカードやデビットカードを利用するのが主流になりつつありますが、サルデーニャ島ではレストランやスーパー、小さなお土産屋でも問題なくクレジットカードやデビットカードを使うことができます。

ただし、デビットカードの場合、VISAやJCBのように国際ブランドがついていないものは使えないので注意が必要です、又、クレジットカードの場合、サルデーニャ島ではアメックスのカードが使えないお店が多いので注意が必要です。

サルデーニャ島のホテル事情

Photo bydavidlee770924

世界中のセレブが休暇を楽しむ為に訪れる高級リゾート地のサルデーニャ島には、もちろん、ラグジュアリーなリゾートホテルがたくさんあります。ハネムーンやフルムーンなど特別な旅行には、オーシャンビューで施設も充実しているラグジュアリーなリゾートホテルがおすすめです。

しかし、日本から経由地を経てサルデーニャ島へ向かうにには、格安のチケットを利用したとしても、やはり費用がかかります。

少しでも宿泊費を抑え、その分を観光やグルメに充てたいという人には、観光地のあるエリアで1泊4000円以下のホテルや、リーズナブルな価格でもリゾート気分が味わえるホテルもたくさんあるので、ぜひ調べてみて下さい。4000円以下のホテルでも朝食付きのホテルが多く、Wi-Fiが使えるホテルも多いので安心です。

イタリアの通貨や物価は?日本円からユーロへお得な両替方法もあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
イタリアの通貨や物価は?日本円からユーロへお得な両替方法もあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
日本人に人気の旅行先であるイタリアですが、気になるはイタリアの通貨ではないでしょうか?日本円でいくらくらいになるのか、お得に日本円からイタリアの通貨に両替するにはどこが良いのかなど気になることはたくさん。今回は、イタリアの通貨(ユーロ)のレートから両替までご紹介致します。

次のバカンスにはぜひサルデーニャ島へ!見出し

Photo by Daniele Dalledonne

以上、真っ白な砂浜と美しい海が魅力のイタリアのリゾート地サルデーニャ島についてご紹介しました。日本ではあまり知られていませんが、世界中のセレブたつちがバカンスに訪れるサルデーニャ島には、ビーチはもちろん、未だに謎の残る遺跡や、イタリア本土とはまた異なった独自の衣食住の文化を持つなど、見どころが満載です。

ヨーロッパの中では比較的治安も良く、島民の性格も穏やかで、観光客も温かく受け入れてくれる上に現地の観光ツアーも多く、初めての海外旅行にもおすすめです。

いつも頑張っている自分へのご褒美に、次のバカンスにはぜひサルデーニャ島へ行ってみて下さい。絶景の海と大自然があなたを癒してくれるはずです。

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投稿日: 2020年2月4日最終更新日: 2020年10月8日

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