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チンクエテッレへの行き方は?イタリアの絶景観光スポット!

チンクエテッレへの行き方は?イタリアの絶景観光スポット!
投稿日: 2017年8月14日最終更新日: 2020年10月7日

イタリアの景勝地、チンクエテッレを旅したことはありますか?「世界で一度は訪れたい観光名所」というテーマがあれば、今や必ずランクインする観光スポット。チンクエテッレはその大きさは小規模ですが、世界遺産にも登録され注目が集まるこのエリアを徹底的解剖しお届けします。

チンクエテッレとは!?見出し

イタリアには美しい海岸線があり、中でも北部の「Cinque Terre(チンクエテッレ)」のあるリグーリア海岸と南部のアマルフィ海岸は有名です。チンクエテッレとは「5つの土地」を意味し、文字通り海岸沿いの美しい5つの村には毎年多くの観光客が訪れます。そんなチンクエテッレの魅力とは!?

チンクエテッレを訪れる前に…見出し

イタリアの基本情報

イタリアは国家としての歴史も古く、古代遺跡や芸術・ファッション・グルメなども有名で、日本とほぼ同じ国土面積を有しています。日本との時差はマイナス8時間、地中海性気候のためヨーロッパの中でも温暖な気候で過ごしやすく、バカンスには世界中から多くの観光客が訪れます。

チンクエテッレの行き方

日本人にはあまり馴染みのないチンクエテッレですが、近年は日本人観光客も徐々に増加傾向にあります。チンクエテッレを旅するならフィレンツェもしくはジェノバを中心とし、イタリア周遊ツアーなどに、オプションでフリープランを付け加え2・3日滞在するのもいいですね。

チンクエテッレの交通手段

チンクエテッレを旅するなら、車よりも電車や船の方が便利。おすすめは電車で、2016年から「チンクエテッレエクスプレス」という各駅停車の電車が、ラ・スペッツイィアからレヴァント間を30分かけて運行するようになり、料金は値上がりしたものの各村の観光にはぴったりです。

チンクエテッレを旅するベストシーズン

チンクエテッレは世界遺産にも登録されているため、一年を通し多くの観光客でにぎわうスポットです。特に夏は、ヴァカンスを楽しもうとヨーロッパはもちろんアメリカからも多くのツアー観光客が訪れ、チンクエテッレの美しい街並みとビーチを満喫する姿が各村で多く見られます。

チンクエテッレをお得に観光するために

チンクエテッレカードは3種類あり、5つの村を結ぶ電車やバスが乗り放題のタイプのものが一番お得です。有名観光スポットはもちろん、トレッキングコースも無料となり、滞在期間に合わせて購入すればお得にチンクエテッレを満喫することができます。各駅で購入可能ですよ!

チンクエテッレのワイン産業見出し

チンクエテッレには元々平地がなく土地がやせていることから、この地に住む人々は海岸沿いの急斜面にブドウ畑を造りワインを産出し生きる術を見出してきました。チンクエテッレを代表するワイン品種は、白ブドウのボスコ。厳しい環境下で作り出されるブドウは、世界最高品質です。

【CINQUE TERRE COSTA DE SERA】

「CINQUE TERRE COSTA DE SERA(チンクエテッレコスタデセーラ)」は、香るハーブの爽やかさと柑橘系果実のフレッシュさが特徴のワイン。酸味のバランスがとれ余韻も長く、新鮮な魚介料理やサラダなどの料理にはぴったりです。野菜フリットにも合うので、パーティなど大勢で楽しむのもいいですね。

【CINQUE TERRE COSTA DE CAMPU】

「CINQUE TERRE COSTA DE CAMPU(チンクエテッレコスタデカンプ)」はセージやハーブ、そして柑橘類が折り重なった香りを放つ上品なワインとして知られています。リッチで果実感のフレッシュさと、フルーティーな美味しさが際立つ逸品です。魚介パスタや白身魚のソテー、チキングリルによく合います。

【CINQUE TERRE COSTA DA POSA】

「CINQUE TERRE COSTA DA POSA(チンクエテッレコスタダポーザ)」は、コスタデセーラ、コスタデカンプと共に、日本でも飲み比べワインセットで販売されています。上品な香りやフルーティー感はコスタデカンプと似ていますが、果実味と酸味のバランスが特に優れ余韻も心地よくおすすめです。

【CINQUE TERRE SCIACCHETRA】

「CINQUE TERRE SCIACCHETRA(チンクエテッレシャッケトラ)」は収穫されたブドウを厳しく選果し、2ヵ月間陰干しした後、発酵・熟成という工程を踏むため、生産量の少ない稀少ワインとして知られています。琥珀色のワインはデザートワインとしても人気で、ほどよい酸味で整えられ余韻も長く続きます。

【Monterosso al Mare】チンクエテッレ起点の町見出し

チンクエテッレ最大の村、一番西に位置する「Monterosso al mare(モンテロッソ・アル・マーレ)」は、チンクエテッレの中で最も開発の進んだリゾート地です。海岸はキレイな砂浜と、レンタル可能なカラフルなビーチパラソルでいっぱい!ホテルやレストランも多いので、滞在にはおすすめです。

モンテロッソ・アル・マーレへの行き方は、フィレンツェからはポルトヴェーネレで船にのるか、ラ・スペツィア駅から電車にて一番奥の村へ移動する方法があります。またジェノバからはラ・スペツィアまで電車が通っているので、乗り換えなしで本数も比較的多くおすすめです。

【Vernazza】チンクエテッレ一番の景勝地見出し

「Vernazza(ヴェルナッツァ)」はチンクエテッレの中で西から2番目、住民は1000人にも満たない小さな村です。村で行き交うほとんどが観光客で、メイン通りには可愛いお土産屋さんやこじんまりとしたレストランが軒を連ね、まるで古イタリアの街並みを思わせる雰囲気が漂っています。

ヴェルナッツァは小さな村ながら、町中の散策がとても興味深いものがあります。細い路地や傾斜になっている階段にも趣きがあり、散策のおすすめは食べ歩きです。急ぎ足で散策するのではなく、パニーノやジェラートを片手にゆっくりのんびりと地元の生活を感じるのが「ツウ」です。

【Corniglia】ブドウ畑に囲まれた小さなワイン村見出し

「Corniglia(コルニリア)」は人口わずか250人で、チンクエテッレの5つの村の中で唯一海に面していない、段々に切り開かれたブドウ畑に囲まれた最も小さな町です。こじんまりとした小さな町はとても穏やかで、細い小道のカフェでのんびりするのがこの町の人々の日課になっているようです。

コルニリアは丘の上の町のため、駅を降りると階段を上って町に入ることになります。そのため賢い行き方としては、ヴェルナッツァもしくはマナローラからハイキングコースを利用するといいでしょう。ヴェルナッツァからは約4キロ、マナローラからは約2キロ程度です。

【Manarola】チンクエテッレ高級ワインの産地見出し

「Manarola(マナローラ)」はチンクエテッレで2番目に小さな町として知られています。この町の見どころは、チンクエテッレ名産の高級ワイン「シャケトラ」で知られる「Museo dello Sciacchetrà(シャケトラ博物館)」です。チンクエテッレカードがあれば入館料は無料なので、観光にもおすすめスポットです。

【Via dell'Amore】

「Via dell'Amore(愛の小道)」はチンクエテッレで最も有名な観光名所で、マナローラと東隣のリオマッジョーレを結ぶ散歩道です。所要時間は30分程度で道が舗装されていることもあり、歩きやすく連日大勢のカップルが訪れます。ここでの急ぎ足は禁物。絶景を楽しみながら、至福のひとときを!

【Riomaggiore】チンクエテッレ最大の町見出し

「Riomaggiore(リオマッジョーレ)」はチンクエテッレで一番大きな町で、丘の斜面に町が広がっています。ここでも階段を使いながらの散策が主流ですが、登りきった時の爽快感と町全体の美しさは言葉にできないほど…。「愛の小道」へは、リオマッジョーレ側から入る人が多いようです。

チンクエテッレを最大に楽しむ方法見出し

トレッキングコース

チンクエテッレには合計10以上のトレッキングコースがあります。難易度はコースにより様々ですが、「愛の小道」に続き有名なリオマッジョーレとモンテロッソを結ぶ小道「Sentiero Azzurro(青の小道)」は5つの村が結ばれています。親しみやすい地元イタリア人との触れ合いも楽しいですよ。

初心者におすすめツアー

「イタリア観光のついでにチンクエテッレを訪れたい!」という初心者におすすめしたいツアーは、少人数向けのプライベートツアーです。大人数だと不安で思いっきり楽しめない、という方でもこのプライベートツアーなら、ガイドさんと和気あいあいと旅を満喫できます。

時間の余裕がない方へおすすめしたいツアー

時間の余裕がないという方でも、十分満喫できるツアーもたくさんあります。フィレンツェに滞在し、チンクエテッレまでの行き方に不安がある方にはホテル発着の日帰りツアーや、ラ・スペツィア駅で待ち合わせ数時間の観光ツアーまであなた好みのツアーが選り取り見取りです。

チンクエテッレおすすめグルメ見出し

【Cappun Magru in casa di Marin】

チンクエテッレには「Capponmagro(カッポンマグロ)」と呼ばれる伝説料理があり、魚と野菜をミルフィーユ状に重ねた逸品。この美味しい伝説料理が食べられるのが「Cappun Magru(カップン・マーグル)」で、コース料理を中心とし名前からは想像もできないような雰囲気バツグンのレストランです。

カップン・マーグルへの行き方は、マナローラのメイン通り「Via Viscovolo」からバスで「GROPPO(グロッポ)」まで行きます。途中の小道には「RESTAURANT」の看板があるので、見落とさないように。チンクエテッレカードをお持ちならもちろん無料、お料理はやや高めですが満足できること間違いなしです。

【Ristorante il Ciliegio】

「Ristorante il Ciliegio(イル・チリエージョ)」はチンクエテッレで最も有名なレストランの一つで、多くの観光客で賑わう人気店です。手頃な料金で地元の伝統料理が味わえるのが魅力。レストランまでの行き方は、モンテロッソのメイン通り「VIA ROMA」を上り無料のシャトルバスを利用すると便利です。

チンクエテッレを旅しよう!見出し

チンクエテッレのおすすめ観光スポットはいかがでしたか?日本人にはあまり馴染みがないので、ガイドブックやインターネットの情報もまだまだ少ないですが魅力が詰まったチンクエテッレを旅したいですね。行き方も滞在する都市によって少し違うので、情報収集は欠かせませんね。

投稿日: 2017年8月14日最終更新日: 2020年10月7日

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