千葉のおすすめ蕎麦屋さん11選！美味しい名店を厳選してご紹介！

東京までのアクセスもよく、東京ディズニーランドや成田空港などを有する千葉県。美しい海岸線や豊かな山々など、自然にも恵まれており、美味しい蕎麦をいただく環境としては申し分ありません。今回はそんな千葉県にあるおすすめの蕎麦屋をエリアごとにご紹介します。

蕎麦屋に限ったことではありませんが、美味しいと言われているお店に初めて行く時には人気メニューは必ず食べてみたいもの。この記事でも、蕎麦屋に行った時に参考になるように各名店の人気メニューに関しても、アクセスや営業時間などと一緒にご紹介していきます。

千葉のおすすめ蕎麦屋、まず最初にご紹介するのは千葉・京葉エリアです。ベイエリアとも呼ばれるエリアで、千葉県の人口の多くを有する千葉市、浦安市、船橋市、市川市などが含まれます。

このエリアにある人気スポットとして外せないのは東京ディズニーリゾート。東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、イクスピアリ、ディズニーホテルなど、夢の世界が広がります。

また、千葉市には幕張新都心があり、幕張メッセや千葉ロッテマリーンズの本拠地でもあるQVCマリンフィールドなどがあります。

千葉市にある名店と言えばこちらの蕎麦屋の名前が挙がることも多い「更科 斉とう」。新検見川駅からほど近いビルの1階に店舗を構える蕎麦屋で、少しくすんだ黄色の壁が目印です。

最近ではおしゃれな蕎麦屋も増えてきましたが、「更科 斉とう」の店内はシンプルなインテリアでまとめられており、BGMにはジャズが流れています。

蕎麦メニューだけでなく、ワインや地酒なども豊富に揃う「更科 斉とう」のおすすめの人気メニューは、人気のもり蕎麦とさらしな蕎麦を両方一気に味わえるという「合盛」で、値段は940円です。

お腹が空いているという方にはプラス300円で大盛にもできるこちらの人気メニュー。蕎麦本来の味を思う存分味わえるもり蕎麦、真っ白で上品な仕上がりのさらしな蕎麦の食べ比べをぜひどうぞ。

「更科 斉とう」があるのはJR新検見川駅の西口から徒歩3分というところ。営業時間は午前11時30分から午後3時と、午後5時から午後9時までとなっています。

定休日は月曜日です。駐車場はありませんが、お店の前に2台停めるスペースがあるほか、徒歩すぐのところにコインパーキングもあります。

千葉市内から続いてご紹介するのは「泰庵」という蕎麦屋です。千葉市モノレール天台駅にほど近い住宅街に店舗を構えており、ランチやディナーの時間になると行列ができることも珍しくない名店です。

蕎麦の美味しい味はもちろん、蕎麦の器やトッピングなど細部にまで気の配られた料理を堪能することができます。また、蕎麦メニューに加えておつまみメニューも豊富に揃っており、アットホームな雰囲気の中でゆっくりとお酒を味わえる店でも人気です。

「泰庵」のおすすめの人気メニューは「本日のセイロ」として提供されている、その日ごとに産地の異なるこだわりの蕎麦です。

例えば、ある日のメニューだと二八蕎麦の「本粗挽き」や十割蕎麦の「極上粗一本挽」など7種類が日替わりとしてメニューに揃い、値段はシンプルな蕎麦だと1000円ほど、伊勢海老などが付くと2000円から3000円ほどになります。

「泰庵」があるのは、千葉都市モノレールの天台駅から徒歩5分ほどのところ。営業時間は月曜日が午前11時30分から午後2時30分まで、水曜日から日曜日と祝日が午前11時30分から午後2時30分までと、午後5時から午後9時30分までです。

定休日は火曜日と第2月曜日。駐車場は店舗のすぐ隣に7台分完備されています。ゆっくりくつろげる座敷や掘りごたつの席もあります。

蕎麦を食べるのに蕎麦屋に行くのは当たり前ですが、続いてご紹介する名店「SOBAISBA いさと」は、なんとご主人夫婦のリビングが蕎麦屋という非常にユニークなスタイルです。

営業は週に3日だけ、しかもランチのみというハードルの高さにも関わらず、遠くからわざわざ足を運ぶ蕎麦好きでいつも満席です。

「SOBAISBA いさと」のおすすめの人気メニューは、ご主人が長年の研究の末に生み出した手法で作られる「ざるそば」で値段は2000円です。

蕎麦の実を一粒一粒丁寧に選ぶところから始まるこのメニュー。ご主人の蕎麦への情熱はメニューにも熱く語られているのでぜひ読んでみてください。

「SOBAISBA いさと」があるのは、国府台駅から徒歩15分ほどのところで、住宅地にある一軒家です。営業時間は金曜日、土曜日、日曜日の午前11時30分から売り切れまで。

蕎麦は毎日限定20食となっていますので、お店に行く前には予約がおすすめです。定休日は月曜日から木曜日です。

続いてご紹介するのは、千葉の東葛エリアにあるおすすめの蕎麦屋です。千葉県の中では北西部にあり、東京都と隣接しているということもあって、千葉県の中でも特に勢いのあるエリアとなっています。

有名デパートも立ち並び、千葉の渋谷とも言われるような柏市があることから都会ばかりのエリアかと思われがちですが、実は江戸時代からの伝統を今に引き継いでいる矢切の渡しなど、千葉の長い歴史を感じられるエリアでもあります。

千葉県流山市からご紹介する蕎麦屋は「流山 すず季」です。昔ながらの蕎麦屋といった店内には、蕎麦のいい香りが漂いますが、それもそのはず、「流山 すず季」では契約農家から幻の蕎麦とも言われている天日干しの玄蕎麦を仕入れて使用しています。もちろん完全自家製粉というこだわり。

ランチ、ディナーを問わずすぐに満席になる名店の上、蕎麦が無くなり次第閉店となるので、確実に美味しい蕎麦を味わいたい場合は開店時間に行くのがおすすめです。

「流山 すず季」のおすすめメニューは、3種類の蕎麦の食べ比べを楽しめる「蕎麦三昧コース」です。幻の蕎麦とも呼ばれる天日干しの田舎ざる、シンプルな十割、そしてかけそばが付いて2310円です。

蕎麦と食べるのにぴったりの天ぷらや日本各地の美味しい日本酒も種類豊富に揃っていますのでぜひ一緒にどうぞ。

「流山 すず季」があるのは、東武野田線の初石駅から徒歩6分ほどのところ。営業時間は月曜日と金曜日から日曜日が午前11時45分から午後3時、午後6時から午後8時、火曜日はランチのみで午前11時45分から午後3時です。定休日は水曜日と木曜日です。

千葉県柏市にある人気蕎麦屋「竹やぶ 柏本店」は、住宅地の中にあり、まるで高級旅館かと思うような立派な店構えをしています。

また、中庭も特徴的で印象的なオブジェが所狭しと配置され、美しい景色を存分に味わいながら美味しい蕎麦を食べることができます。さらに「竹やぶ 柏本店」があるのは少し高台ということもり、手賀沼が見える窓からの景色も抜群です。

そんな「竹やぶ 柏本店」のおすすめの人気メニューは、前菜としてほとんどの人が注文するという「そばがき」です。蕎麦の風味が豊かで、一緒に付いてくる生わさびかツユで食べます。

蕎麦メニューとしては「田舎せいろ」が一番人気。一緒に付いてくる辛味大根が、ぴりりと味のほどよいアクセントになっています。

「竹やぶ 柏本店」があるのは柏駅の東口から徒歩15分ほどのところ。広大な柏ふるさと公園のすぐ近くです。

営業時間は、月曜日が午前11時45分から午後3時、水曜日から金曜日が午前11時45分から午後7時、土曜日、日曜日と祝日は、午前11時45分から午後7時30分です。定休日は火曜日と年始となっています。

続いては千葉県の北総エリアにあるおすすめ蕎麦屋をご紹介しましょう。北総という漢字からも分かるように、千葉県の北部に位置しているエリアで、水郷地帯としても知られています。

また、歴史に関連するスポットが数多くあり、その代表的な観光スポットとしては成田山新勝寺が挙げられます。お寺の周囲には昔ながらの門前町が広がり、日本人、外国人問わず常に多くの人でにぎわいます。

さらに千葉と言えばの成田空港があるのもこの北総エリアにある千葉県成田市です。海外に行くとどうしても日本の味が恋しくなるのものですが、空港へ行く前に美味しい蕎麦を食べに立ち寄るのにも便利な蕎麦店もご紹介します。

ご夫婦だけで営んでいる蕎麦屋で、お店の場所は少し分かりにくい場所にありますが、千葉の名店と呼ばれることも多いのが「芭蕉庵」です。

開店直後から満席になることも多い人気店で、蕎麦の値段は平均よりもやや高めながらも、そのこだわりの蕎麦を食べると納得という口コミも多数あります。

「芭蕉庵」のおすすめの人気メニューは、その日によって異なる3種類の「本日のおそば」です。せいろ、ゆずきり、ごくあら、さらしななど、それぞれ香り豊かな蕎麦が揃います。

どうしても一つに絞れないという場合におすすめなのが「二色そば」で、こちらは3種類の「本日のおそば」の中から2種類を選ぶことができます。値段は1200円です。

「芭蕉庵」があるのは、JR成田駅から約8キロのところ。成田空港からもほど近いところです。営業時間は午前11時30分から午後2時までと、午後5時30分から午後8時までです。

ただし、夜は前日までに予約する必要があるので注意をしてください。定休日は月曜日から水曜日となっています。

千葉県佐倉市からご紹介する蕎麦の名店は「手打ち蕎麦 三乗」です。住宅地の中にあるお店は、木を基調とした落ち着いたインテリアで、テーブル席もカウンター席もあります。

丁寧な接客でも人気が高いお店で、サイドメニューが充実しているのでお酒を楽しみつつ、最後に蕎麦を食べるという使い方もおすすめです。

「手打ち蕎麦 三乗」には人気のサイドメニューが多くありますが、その中でも天ぷらが大人気。そんな天ぷらと蕎麦を一緒に味わるのがおすすめの「天せいろ」です。

天ぷらは旬の食材を取り入れているので時期によって構成が変わります。蕎麦は一九蕎麦で、蕎麦を含めてどのメニューにも国産の食材を吟味して使っています。

「手打ち蕎麦 三乗」があるのは、京成ユーカリが丘駅から徒歩8分ほどのところ。午前11時30分から午後3時までと、午後5時30分から午後9時までの営業時間となっています。

定休日は毎週火曜日と第三水曜日。お店の前には4台分の駐車場も完備されています。2階建ての建物の1階部分にお店がありますが、看板が小さいので注意してください。

続いてご紹介する千葉のおすすめ蕎麦屋は、夷隅エリアにある名店です。太平洋に面した夷隅エリア。千葉のリゾートと言えば南房総が有名ですが、実はこの夷隅エリアも見事な海岸線に加えて、渓谷などの自然も豊富に残っています。

夷隅エリアの人気スポットとしては養老渓谷がまず挙げられます。ハイキングや川遊びはもちろん、キャンプスポットとしても高い人気があります。

また、月の砂漠という童謡の発祥の地としても知られている御宿町もこのエリアにあり、美しい砂浜が特徴的な御宿海岸では夏には花火大会も開催されます。

千葉県の中でも自然豊かな環境で知られている大多喜町にある名店が「手打蕎麦ゆい」です。千葉の観光スポットとしても知られている養老渓谷からもほど近いところにあるお店で、約130年ほど昔に建てられた古民家で美味しい蕎麦をいただくことができます。

営業はランチのみ、小学生以下は入店できない、店内撮影禁止といったルールを聞くと敷居が高そうな雰囲気ですが、とても丁寧な接客でも人気の蕎麦屋です。

「手打蕎麦ゆい」のおすすめの人気メニューは、「十割せいろ」で値段は850円です。北海道から鹿児島まで、日本全国からその時期に一番美味しい蕎麦を仕入れ、石臼で自家製粉したものが提供されるので、蕎麦の産地はその日によって異なります。

2つの産地の食べ比べができるセットも人気のほか、千葉の美味しい野菜や山菜などを中心とした天ぷらがセットになった「野山の天せいろ」も根強い人気を誇ります。

「手打蕎麦ゆい」があるのは、小湊鉄道の養老渓谷駅から約2.5キロのところ。営業時間は午前11時から午後1時30分ですが、売り切れ次第終了となります。定休日は毎週水曜日と木曜日。予約だけで満席になることも多いので、事前予約がおすすめです。

続いてご紹介する千葉県の蕎麦の名店「手打そば 幸七」も約200年の古民家を改築した雰囲気たっぷりのお店です。店内には農家だった当時の様子も伺えるような広い土間や囲炉裏があり、蕎麦を食べる前から期待が膨らみます。

また、「手打そば 幸七」の別棟は貸しギャラリーになっており、千葉県や県外のアーティストの作品を鑑賞することができます。入場は無料ですので、美味しい蕎麦を食べた後にはぜひ立ち寄ってみてください。

「手打そば 幸七」のおすすめの人気メニューは、「もり好みそば」で値段は1230円です。しっかりとした味が特徴の蕎麦に加えて、巻ゆばの天ぷら、こんにゃくなどが付いてきます。

また、蕎麦屋にしては珍しくスイーツメニューがあるのも「手打そば 幸七」の特徴で、特に自家製の「そばゼリー」は美味しいと評判です。値段は225円です。

「手打そば 幸七」があるのは、御宿駅から約3キロのところ。営業時間は午前11時から午後2時までですが、蕎麦が無くなり次第営業終了となります。定休日は火曜日と水曜日です。予約は受け付けていないので、特に週末は営業時間に合わせて来店するのがおすすめです。

千葉県の南部にある南房総エリア。美しい海岸線が特徴的なエリアで、海産物の美味しさでも知られていますが、実は蕎麦の名店も数多くあります。

気候が比較的温暖な千葉の中でも一番南のエリアということで、一年を通じて豊かな自然を満喫することができます。また、温暖な気候を活かした農作物の栽培も盛んで、蕎麦屋の中には地元で採れた新鮮な食材を積極的にメニューに取り入れているところも多いです。

山の中をだいぶ走ったところに和モダンのおしゃれな店舗を構えている「手造りそば 打墨庵 加瀬」。入口には立派な門がありそれだけでも雰囲気がありますが、蕎麦通の間ではヤギのいる店で知られているとおり、人懐っこいヤギが迎えてくれる点でも特徴的です。

「手造りそば 打墨庵 加瀬」の人気メニューは、名店の美味しい蕎麦をとことん味わえる「お昼のウラコース」で、値段は2250円です。コースには、蕎麦が2種類と人気の「あらびきのそばがき」、それに甘味が付いてきます。

そしてこの蕎麦の中でも「太切りそば」の評判が高く、自家製蕎麦粉を粗びきにしたもので、その麺の太さが目を引きます。

「手造りそば 打墨庵 加瀬」があるのは安房鴨川駅から車で20分ぐらいのところ。営業時間は午前11時30分から午後4時まで、夜の営業は2人以上の予約のみです。定休日は木曜日。予約は午前11時30分からの分のみ受け付けてもらえます。

千葉県の美味しい蕎麦の名店特集、最後にご紹介するのは「九拾九坊」です。千葉県君津市に数多くある飲食店の中でもトップクラスの人気を維持し続けている名店で、江戸時代の古民家を改築しています。

昔ながらの重厚な木のテーブルが並ぶ店内には、ゆったりと寛げる座敷席も完備。壁には有名人のサインもたくさん飾ってあり、人気の高さを感じることができます。

「九拾九坊」のおすすめ人気メニューは、美味しい蕎麦をシンプルに味わうことができるせいろに、のど越しのよいとろろがセットになった「つけとろせいろ」です。

このセットにはだしに加えて、とろろ、卵、ネギ、大根おろし、胡麻といったトッピングが付いてくるので、味を変えつつ名店の味を楽しめるようになっています。

「九拾九坊」があるのは君津駅から3.3キロほどのところ。君津インターからだと車で5分ほどです。営業時間は午前11時から蕎麦が無くなり次第終了。定休日は水曜日です。

予約は受け付けていないので、確実に蕎麦が食べたい場合には開店直後にどうぞ。10台ほどが停められる大きさの駐車場も完備されています。

一口に千葉県の蕎麦屋と言っても、アクセスの便利なところにある名店から、山奥の古民家にある名店まで、お店のスタイルだけをとってもそれぞれ個性豊かな千葉の蕎麦屋。

提供している蕎麦も細めのあっさりタイプから太目の懐かしいタイプまでバラエティ豊かに揃います。ぜひ美味しい蕎麦を味わいに千葉の蕎麦屋に足を運んでみてください。