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西宮神社の「えべっさん」とは?福男選びの歴史やアクセス情報もあり!

西宮神社の「えべっさん」とは?福男選びの歴史やアクセス情報もあり!
投稿日: 2017年7月26日最終更新日: 2020年10月7日

兵庫県西宮市にある西宮神社は福の神であるえびす様を祀っている神社です。地元では「西宮のえべっさん」と親しまれるえびす神社の総本社、そして毎年行なわれる福男選びは大勢の人で賑わいます。そんな西宮神社のお祭りやお守り、御朱印、アクセス方法などをご紹介します。

西宮神社の魅力!見出し

兵庫県西宮市にある西宮神社は日本全国にあるえびす神社3500社ほどの総本社です。福の神として知られているえびす様を地元では「西宮のえべっさん」と親しみを込めて呼称されるほど信仰は厚いです。これからその西宮神社の魅力や御由緒、御朱印、初詣の後に行なわれる十日えびす、アクセス方法などをご紹介します!

西宮神社の御由緒見出し

西宮神社は現在の大阪湾の和田岬より出現した御神像を猟師が網に手ごたえを感じ発見したのちに祀っていたのが始まりです。その御神像をその界隈で祀っていましたが、とある時に御神託があり西の方向へと祀るようにとお告げがあったので、そこから西の方向にあった西宮にお遷しして祀られたのが起源となっています。

鎮座の年代は明らかになってはいませんが、平安時代の文献には登場しているため鎮座はその頃なのではと予測されています。社廣田神社のえびす大神は漁業の神様として有名ですが、西国街道の宿場町として栄えた現在の西宮はのえびず様は市の神や商売繁盛の神様として多くの人々から信仰され、初詣にも多くの人が訪れます。

西宮神社の御神体見出し

御神体は第1体えびす大神(蛭児大神)、大2神は天照大御神と大国主大神、第3神は須佐之男命となっています。ここからはそれぞれの神様について少々ご紹介していきますので、ご参拝の折にはこちらの記事を参考にそれぞれの神様のことを知ってからのご参拝はいかがでしょうか。より深く知ることで神社巡りも楽しくなると思います。

えびす様

西宮神社の第1神のえびす様は七福神の一人としても有名です。手には釣り竿と鯛を持っておりその笑みのあるお顔から人を自然と笑顔へと導くとも言われています。商売繁盛や五穀豊穣、豊漁の神様といわれています。西宮神社では先ほども書きましたが市の神様としても厚く信仰されている福の神です。

天照大御神

天照大御神は別名「お伊勢さま」と呼ばれる太陽神の一人です。須佐之男命のイタズラによって天の岩戸に隠れてしまう神話が有名です。太陽神であることから日の光が地上に届かなければ動植物が育たないことから八百万の神々の中でトップの総氏神です。ご利益は国家安泰や子孫繁栄などがあります。

大国主大神

因幡の白兎や国作りや国護りなどで知られる大国主大神は、別称が多くあり大己貴命や八千矛神なども同じ大国主大神のことを指します。ご利益も多くあり、縁結びや子授け、五穀豊穣と産業開発などさまざまです。多くのご利益があるのでこちらもえびす様はじめ他の神様とご一緒にご参拝することをおすすめします。

須佐之男命

日本神話に登場する男神の神様です。「日本書記」や「古事記」、「出雲国風土記」に登場し天照大御神とのやり取りで荒れ狂う姿を耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが心優しく男らしいその姿は多くの男性の憧れとも言える存在です。厄除けや厄払い、諸願成就と火難除去などのご利益をもたらして下さいます。

西宮神社の十日えびす見出し

十日えびすとは西宮神社で行なわれている祭事のことです。昔は「御狩神事」と呼ばれていましたが過去その祭事がどのように行なわれていたかは多くは謎のままです。現在では毎年1月9日から11日まで祭典が行なわれており関西では初詣よりも多くの人が集まる祭典となっています。

9日は宵えびすと呼ばれており10日が本えびす、11日は残り福となっています。かの有名な福男選びは10日に行なわれておりこちらについては後ほど紹介させていただきます。この十日えびすは関東では行なわれておらず関西限定の一大イベントです、大よそ毎年100万人を越える参拝者で境内は賑わっています。

人気があるイベントとして十日えびす終了後に奉納された「招福マグロ」の解体があります。このマグロは漁業組合から奉納されたもので200キロ以上もあるマグロです。解体後は関係者の方々が有難く頂くそうですが、2016年は1600人の参拝者にも配られたそうです。ご参拝とともに運が良ければ味わうことができるかもしれません。

西宮神社のえべっさんって?見出し

えべっさんとは先ほどご紹介したえびす様の親しみを込めた愛称です。地元の方々や関西の方々はえびす様をこのように呼び初詣や十日えびすの際には「えべっさんに行く」といって神社を訪れたりします。もちろん関東ではえべっさんではなく恵比寿様や恵比寿神と呼ばれており、関西地方独自の愛称がえべっさんです。

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西宮神社の福男選びとその歴史見出し

福男選びの歴史

福男選びの始まりは鎌倉時代に遡り、えびす様を信仰している方達が初詣の際に朝一番に参拝をしようと自宅から西宮神社まで走ったのが始まりと言われています。つまり最初は門からではなく自宅からだったそうです。現在の門からのスタートの形になったのは江戸時代あたりからで、その信仰心の表れからこの福男選びは始まりました。

昔は地域の方のみが多くこの福をいただくために行なってきましたが、近年テレビの普及からニュースや報道での情報やインターネットの普及などで全国はもちろんのこと、海外からの参加者も多く1月10日の本えびすには門の前に老若男女多くの人々が集まりその後、境内の中を颯爽と駆け今年1番の福をもらうため本殿を目指します。

福男選び

初詣が終わり毎年1月10日に行なわれる福男選びはニュースになるほどに有名です。朝6時の開門で230メートル先にある本殿に1番に到着した方がその年の福男となります。2番目に到着した方は2番福、3番目の方は3番福となりそれぞれ像が授与していただけます。その像ですが、実は1番豪華なのは3番福の方のものだそうで金色に輝いています。

また1番福の方には米一俵と日本酒が4斗樽、2番福の方には米一俵、3番福の方には八喜鯛も副賞としていただけるそうです。もちろん像や副賞も実際にいただけますので嬉しい限りではありますが、えびす様のご加護がいただけますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この福男選びですが、男とついているからといって男性だけのイベントではありません!女性ももちろん参加できます。今まで女性が1番になったことがありませんが、近年女性の参加者は増加傾向にあるそうです。足の速さや体力に自信のある方は参加されてみてかいかがでしょうか。初の福女になれるかもしれません。

西宮神社の人気お守り!見出し

西宮神社で人気のあるお守りはえびす様のご加護で福を授けさせてくださる「えびすさんストラップ守」や健康や幸せのお守り「鯛形守り」、また十日えびすから1月中に授与していただける願い事別の打ち出の小槌と鯛のお守りはご自身の願い事で頂いてください。初詣や十日えびすでご参拝の折にお求めになってみてください。

他にも十日えびすの時のみに授与していただけるお守りもございます。お財布や手帳なのどにしのばせるとご加護がいただけるお守りやその他願掛けお守り、えびす様にちなんだ物など多種多様にございますので、西宮神社に行った際はお守りも是非チェックしてみてください。授与所は午前9時から午後6時まで営業しています。

西宮神社の御朱印とご授与方法見出し

御朱印は拝殿の右手にある授与所でいただくことができます。授与所は先ほどと同じで午前9時から午後6時まで拝受していただけますので御朱印帳等をお持ちの方は初穂料300円をお納めの上お願いしてください。また西宮神社には特別な御朱印帳もございますので、そちらをご購入してみてはいかがでしょうか!

また、御朱印のいただき方にもマナーがあり、御朱印は参拝に来た証となるものですので御朱印が目的の場合でも必ず参拝を済ませてからいただきようにしてください。また混雑時などは御坊様、神職様などに先にお願いできる場合もございますので、ご参拝の前にご相談されてみても良いと思います。

西宮神社へのアクセス方法見出し

ここからは西宮神社へのアクセス方法についてご紹介していきます。アクセス方法は難しくはありませんので、どのような手段でいくのかによって選ばれてはいかがでしょうか。また、祭事の際などは大変混雑しておりますので、ご参拝の折には気をつけてお出かけください。

電車でのアクセス方法

神戸方面からですと三宮から阪神電鉄に乗り15分乗り西宮駅で下車してください。また大阪方面からですと、梅田から阪神電鉄で15分西宮駅で下車してください。阪神西宮駅から徒歩5分ほどで到着します。またJRさくら夙川駅からは徒歩8分、JR西宮駅及び阪急夙川駅での下車ですと徒歩15分ほどのアクセスなっています。

車でのアクセス方法

車でのアクセス方法は神戸方面からお越しの方は阪神高速神戸線に乗り西宮出口を降りるとすぐです。また大阪方面からお越しの方は阪神高速神戸線で武庫川出口から西へ5分ほどでアクセス可能です。駐車場は祭事が無い場合は西宮神社の駐車場に停めることができます。祭事時は近隣に交通規制が掛かりますのでお気をつけください。

バスでのアクセス方法

バスでのアクセス方法は簡単です。阪神バスで西宮戎又は阪神西宮で下車していただければすぐに西宮神社に到着できます。どのアクセス方法でも下車後すぐに西宮神社がわかりますので、とても交通の便が良い立地場所となっていますので、お気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょう。

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西宮神社を訪れてえびす様のご加護を!見出し

西宮神社についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。初詣にご参拝していただいた後に待っている十日えびすは多くの人で賑わい、福男に限定のお守りと見どころはたくさんあります。他にも年間を通じて祭事は行なわれていますので、今回の記事をご参考にしていただいて是非ご参拝してみてはいかがでしょうか!

投稿日: 2017年7月26日最終更新日: 2020年10月7日

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