フィレンツェアカデミア美術館の見どころや予約方法は？料金は？

イタリアフィレンツェにあるアカデミア美術館は、歴史あるギャラリーとして、フィレンツェの街に長くある美術館です。有名なミケランジェロが作ったダビデ像が、ギャラリーに置かれていると言うことで世界中からフィレンツェの街を訪ねる観光客にも人気です。混雑も予約される美術館。見どころや、予約方法、営業時間など実際に訪ねる際に便利な情報をご紹介いたします。

芸術の街フィレンツェ。街を歩くだけでも、タイムスリップしたような気持ちにさせてくれます。映画のワンシーンのような街並みを歩きながら、ルネッサンス時代に栄えた芸術作品などを美術館に見に行ってみましょう。見どころ満載のフィレンツェの街は、世界中からの観光客が訪れる人気の街として、注目を集めています。

街全体が芸術的。そんなイタリア中部にあるフィレンツェは、歴史的な街の一部が世界遺産に登録されています。フィレンツェの街を歩くだけでも、素敵な発見がありそうですが、美術館に足を踏み入れてみれば、数ある名作に出会うことができます。フィレンツェでは、ルネッサンス絵画が飾られている事で有名なウフィツィ美術館も良く知られています。アカデミア美術館と一緒に訪ねてみるのもおすすめです。

フィレンツェの街には、いくつもの有名な建築物があります。キリスト教が栄えたイタリアに残る大聖堂や、バシリカなど。巨大な建物は、周りを歩いてみるだけで、そのダイナミックかつ繊細な造りに感動を覚える事でしょう。街の見どころでもある教会は、ゴシック調からロマネスク調まで様々な建築様式を用いて建てられています。

そんな素敵な街フィレンツェにあるアカデミア美術館は一体どんな場所なのでしょうか。アカデミアと言えば、昔は学校で、芸術に関する技法などを教えてくれる場所でした。アーティストたちが通ったとされるアカデミア。フィレンツェの街以外にもイタリアにはヴェネツィアなどにもあります。

1780年代にアカデミアとしてオープンし、のちにギャラリーも併設され、現在美術館の場所は、もとは病院や修道院でした。今ではミケランジェロのダビデ像がある美術館として注目されています。アカデミア美術館は、ルネッサンスの作品やミケランジェロの他の作品を見るために、世界各国から観光客が集まる見どころ満載の美術館です。学校としての役割は終わったようですが、今も展示を通して影響を与えています。

芸術に圧倒されそうなフィレンツェの街。数ある建築物や芸術作品は、今も色あせることなく輝き続けています。街全体とセットで楽しめる芸術鑑賞。アカデミア美術館に展示されている作品は、その一部でしかありませんが、その魅力は衰えることを知りません。実際にどんな作品がアカデミア美術館に展示されているのか、一緒に見てみましょう。

ミケランジェロと言えば、日本でも知られているイタリアの芸術家です。彼の描いた絵。日本でも特別展などで見たことがある、と言う方も多いのではないでしょうか。ここフィレンツェの街では、彼の有名な彫刻、ダビデ像を見ることができます。レプリカもシニョリア広場に置いてありますが、これは本物ではないので、訪ねる際は間違えないように気を付けましょう。

聖書の中に出てくる「ダビデ」と言う登場人物。自分よりも大きいゴリアテに勇敢に立ち向かい、石を投げて倒してしまう、そんなストーリーに勇気づけられる人も多いはずです。ミケランジェロが彫刻を彫る時、石をじっくりと選んだとの事。そんなミケランジェロの本物のダビデ像を見ることができる、アカデミア美術館。実際に美術館に足を踏み入れて、実物とレプリカの違いを発見してみませんか。

ミケランジェロのダビデ像以外の作品もいくつかあるアカデミア美術館。同じフィレンツェの街にあるウフィツィ美術館のようなコレクションとはまた違うようですが、こちらにはミケランジェロ以外の作品もコレクションされています。金のペイントが印象的なロシアのアイコン。宗教的な意味合いを持つアイコンは、装飾的で、特別な感じがします。

ロシアの不思議なアイコン。絵をよく見ると、たくさんのシンボルが使われていることがわかります。天使が持っている花の種類、周りを取り囲む人が持っている楽器など。アイコンを眺める時、描かれている人物とシンボルを観察する事で、それが誰なのか分かる場合もあります。アカデミア美術館で、ロシアのアイコンなどの宗教画を眺める機会があったら、良く観察してみましょう。

芸術と言えば、音楽も入っていますよね。メディチ家が治めていたフィレンツェの街では、芸術や音楽が栄えました。残された楽器を通して、フィレンツェの歴史をたどることができる、と言うのもアカデミア美術館の最新の見どころとなっています。あまり歴史に興味がないと言う方も、楽器を通して楽しく歴史などを学んでみませんか?

楽器はヴァイオリンなどの他にも、古いピアノなども展示されているようです。様々な楽器を比較して、その世界を楽しんでみましょう。アカデミア美術館で彫刻や宗教画と一緒に、楽器などを楽しんでみましょう。コレクションの中には、とても珍しい物もあるようです。じっくりと眺めてみましょう。

訪ねる日や時間帯にもよるようですが、世界各国から観光客が集まるフィレンツェで、ダビデ像を見るためにたくさんの人が美術館を訪れます。曜日や、時間帯によっては数時間待つ必要がある事も。混雑がある程度予想されているので、訪ねると分かっている方は、先にオンラインの予約システムなどを利用しておくと、旅がスムーズに行きます。利用してみましょう。

アカデミア美術館は、他にもイタリアの水の街ヴェネチアにもあります。予約する際、また情報を確認する際は、こちらと間違えないように気を付けましょう。また、実際に訪ねる日程がわからないと言う方は、美術館を現地で朝や夕方に訪ねてみると、空いていて入れることもあるようです。フィレンツェで観光の見どころを抑えながら、混雑状況を確認しに行ってみるのもおすすめです。

美術館で予約待ちをする可能性が完全にないわけではないので、念のため予約をしておきたい。そんな方は、オンラインで予約システムで日程や時間帯を指定してチケットを予約するか、現地で電話を入れて予約をするか、などの方法を利用してみましょう。いずれも英語でのやり取りになります。また、ネットでチケットを予約する際は、支払いはクレジットカードとなります。

チケットの予約代行を利用すれば、日本語で対応をしてくれるので、こちらもおすすめです。代行手数料の料金がかかりますが、確実に旅の予定を進めたい、と考えている方にはおすすめです。手数料も数千円ほどなので、グループで訪ねる予定の方にもおすすめです。また同じフィレンツェにある、ウフィツィ美術館のチケットと一緒に購入すると料金がお得なオプションもあるようなので、チェックしてみましょう。

チケットを予約した場合、チケットを予約していない方の列に並ぶ必要がないので、その点時間の節約となりそうです。予約番号などと引き換えにチケットを受け取り、美術館に入ることができるので、心配な方は、予約を利用してみる事をおすすめします。空いた時間で、フィレンツェの他の観光スポットを思いっきり楽しみましょう。

美術館の営業時間は、8時15分から夕方の18時50分までとなっています。実際に入場できる時間帯は、18時20分頃までとなっているので、注意が必要です。営業時間内の朝や夕方などは、比較的空いている事もあるようなので、散歩がてら様子を見に行くのもおすすめです。また国の祝日などもお休みは、営業時間や日程を今一度確認してから出かけることをおすすめします。

営業時間と気になるのが他にも入場料の情報ですよね。料金は、オフィシャルのサイトでチケットを予約しても手数料が掛かるようで、15ユーロ前後となるようです。チケット代行などを利用しても、15ユーロ前後の料金となるようです。世界的な名作を見るための料金。旅の予定などと相談して購入してみましょう。

ミケランジェロのダビデ像やロシアのアイコンなど、たくさんの見どころが溢れるアカデミア美術館。音楽の歴史などを学ぶためにも、実際に訪ねてみませんか?訪ねる際は、営業日を確認して予約を入れたりして、旅をスムーズに進めてみましょう。