台湾の治安情報！旅行する時に注意すべき点は？スリが多い？

今回は台湾の治安情報!ということで、日本人が旅行に頻繁に行く台湾の治安情報についてご紹介していきたいと思います。日本からの航空券も安く、気軽に行ける海外として人気のある台湾ですが、旅行に行く前にどんなことに注意しておけばいいのか?などを中心に、台湾の治安は良いのか悪いのかなど実際の事件をもとにご紹介していけたらと思います。

まずはじめは台湾に実際に台湾に行ってきて治安は良かったか悪かったかということですが、全体的な感想としては「良い」と思いました。皆さんも聞いたことがあると思いますが、台湾は非常に親日国で結構日本語が通じるので居心地がよく、旅行者の中にはリピーターになって何度も行く方もいるぐらいです。それぐらい過ごしやすいので全体的に良いと思います。

ただ、どうしても外国人というのは目立つので、大金を持ち歩いていると思われたりして、狙われやすい傾向にあると思います。台湾には夜市が有名だったり、観光名所なども大きな人混みができたり、と油断していると何かやはり危険なことに巻き込まれかねません。なので今回は過ごしやすいからと言って、気を抜いてはいけないこともご紹介していこうと思います。

まず一番目の台湾の治安で注意すべき点ですが、どこの国に行っても、日本人がやられがちなのが「スリ」です。これに限ってはどこでもあるので日本の外に出たら、まず貴重品や大金などを不用意に持ち歩かないというのが大前提に必要です。一番スリが多発している危ない場所は、夜市で台湾へ行ったら、必ず行きたい観光スポットなので十分に注意することが必要です。

台湾では結構夜に屋台街に行ったり、昼間でも観光名所に行くと結構混み合うことがあるのでそういったときは十分に注意して下さい。自分は地下鉄に乗っているときに、乗っていたおじさんに声をかけられ、何かと思ったらカバンの口が開いていると注意を受けたこともあります。幸い何も取られてはいないですが、現地の方が注意するほどスリに会う可能性が多いということです。

また、こういった所持品を取られるのはスリだけでなく、置き引きやホテルでの盗難も気を付けなければいけません。日本人だとついついレストランに入るとカバンを席に置きっぱなしにしてトイレに行ってしまいがちですが、高級店であり、それはタブーです。さらにホテルでも部屋の中に貴重品をほったらかしにするのではなく、きちんと金庫に入れるように気を付けることが必要です。

続いての台湾の治安に関する注意点ですが、タクシーに乗った際のトラブルも多いようです。台湾のタクシーは日本よりは安いので、地下鉄やバスでの移動がめんどくさいときに利用すると便利ですが、結構遠回りされたり、普通の運賃以上の料金を請求されたりします。変に小道に入ったりされ、余分にメーターを回されたりするのでそういったときはきちんとした対処をするようにしましょう。

きちんとした対処というのは、まずは見た目の悪いタクシーには乗らないことです。台湾のタクシーはほとんど黄色なので一番よく見る種類のタクシーに乗ることが一番です。さらにもし、違和感があれば、タクシーには必ず運転手の名前が記載されているのでそれを把握することで後で問題になっても、トラブルを防ぐことができます。

問題が多々あるのが夜のタクシーです。特に女性の夜の一人タクシーなんかは危険で、治安がいい台湾とは言え、気を付けることが必要です。過去には強姦事件や殺人事件も起きているようです。どうしても乗らないとホテルに帰れない場合は、道に走っているタクシーではなく、お店の人に読んでもらうか、電話で呼ぶことをおすすめします。また、お釣りもしっかり確認することも必要です。

続いての台湾の治安に関する注意点ですが、野犬にも注意が必要です。台湾への旅行者が必ず行くといってもいい、台北という地域は野犬はあまり見ることはなかったので危ない場所ではないですが、その他の台南や高雄となってくると少しずつ野犬の遭遇率が高まってきます。台湾の街中を歩いて見るとわかりますが、少し外れたら、人気のない小道に入ることはざらです。

特にそういったところが危ない場所というところで、野犬がいたり、危ない人がいるかもしれませんので注意して下さい。野犬は結構群れを成して、行動するので、もし野犬のテリトリーに入ってしまえば、その周りにいる仲間の野犬もぞろぞろと集まってくるので注意が必要です。もしあってしまった場合はカバンを前にして、噛まれないようにしながらうまく後ずさりするのがいいと思います。

野犬に遭遇しやすい場所として、台北はいないが、台南や高雄には少しいるというようにご紹介しましたが、それ以外の地域に行くマニアックな方は特に注意して下さい。結構追いかけられたりということもあるようです。一応台湾では、狂犬病はないと言われているので万が一噛まれてしまっても大丈夫のようですが、くれぐれも噛まれないことが一番です。

お次の台湾の治安に関する注意点ですが、「食べ物」です。台湾の食事は小籠包が美味しくて有名ですが、それ以外に何かを口にして危ない場所と言えば、夜市ですね。台湾では数年前から、食に対する報道が多くなっており、屋台やタピオカのお店などが摘発されていたりしています。なんでもかんでも口に入れると旅行が楽しくなくなる事態にもなりかねません。

危ない場所として、夜市が一番だと個人的には思いました。一番大きな夜市である士林夜市ですが、ここは地下にあり、熱気のこもった場所で生ものが販売されています。幸いそういったものを食べても、私は当たりませんでしたが、ちょっと気を付ける必要があると思います。結構皿などは使いまわしの水で洗っているのが見えましたし、しっかりと衛生面の確認は必要だと思います。

続いての台湾の治安に関する注意点ですが、地下鉄やバスのマナーも日本とは少し違うので注意が必要です。台湾の地下鉄やバスの中では全面的に飲食が禁止になっています。これは注意という形ではなく、罰金が発生してしまい、約5000円ほどの罰金になってしまいます。また、「博愛座」と書かれた席は、日本でいう優先席なので利用しないように注意が必要です。

また、地下鉄の中でスマホを触るのも極力やめたほうがいいようです。結構台湾の地下鉄では殺傷事件が起きていたりするので周りに気を遣う必要があります。また、スマホをいじっていると誤解され、トラブルにもなりかねません。少しだけ日本と違いますが、こういった情報を事前に知っておき、向こうの人がどう思うかを考えて、行動するようにしていきましょう。

最後の台湾の治安に関する注意点ですが、一番は危ない場所には近づかないということが大前提です。海外旅行ではそこがどういう地域なのかもわからずに好き勝手に動いてしまったためにトラブルに巻き込まれがちです。ただでさえ、危機管理が弱い日本人なのにです。基本的には観光名所などの地域を回って、人が多いところを行けば、危ない場所を避けられると思います。

一応危ない場所としては夜の台北101付近の地域はクラブが近くにあるので、夜は酔っ払いがたくさんいたり、女性などはナンパがあるので、一応この付近の地域は危ない場所としてご紹介しておきます。

その他の危ない場所としては、龍山寺という観光名所付近の地域もご紹介しておきます。地下鉄で気軽に行けるので非常にアクセスのいいスポットですが、あまり治安がよくなく、ちょっと外れに行ってしまうと危険度が増す地域だと思っておきましょう。それ以外の地域としても、夜市周辺はスリが多くなる地域なので気を付けましょう。

最後は詳しい情報は外務省のホームページの情報を見るのがおすすめです。外務省のホームページでは過去にあった事件の情報や、危ない場所の情報など、様々な治安情報をあげています。また、登録しておくと、なにか事件があった時にスマホに情報を送ってくれるので、素早く対処することができるのでおすすめです。

以上で、台湾の治安情報でしたが、いかがでしたでしょうか?治安のいい台湾ではスリが一番多いということで、それに対する準備はしっかりとっていくようにしましょう。日本人は特に狙われやすいのでそういったところに注意して、安全に楽しく、台湾旅行に行ってください!