サンマリノ共和国まとめ！おすすめの観光スポットもあり！旅行に人気！

ピザで有名なイタリア半島中東部に位置するサンマリノ共和国。実は観光でも多くの方が訪れる人気の場所なんですよ。そんなピザで有名なイタリアの隣にあるサンマリノ共和国の観光ツアーや旅行のおすすめ情報はもちろん。独立や生い立ちも紹介させて頂きます。これを読めばよりサンマリノ共和国への旅行の順場は万端ですよ。

サンマリノ共和国は世界で5番目に小さな国家です。周囲をピザで有名なイタリアに囲まれています。更に現存する中では世界でも最古の共和国がサンマリノ共和国なんですよ。その為、過去の歴史でも複数回独立を宣言し独立が承認されているのもサンマリノ共和国の面白い所かもしれませんね。ちなみに1位はバチカン市国ですよ。

サンマリノ共和国の独立が承認されたのは1631年まで遡ります。その際にはローマ教皇が独立を承認し、世界最古の独立共和国が誕生致しました。さらに時が流れ、1815年にもウィーン会議にてサンマリノ共和国の独立が再確認されています。イタリアに囲まれる形ですが、独立している国家である事は間違いありません。

世界最古の共和国であるサンマリノ共和国は2008年にユネスコの世界遺産として広い範囲が世界遺産登録がされております。登録名ではサンマリノの歴史地区とティターノ山となっています。小さな国ではありますが、観光ツアーなど世界から多くの旅行客がサンマリノ共和国を目指して訪れる人気ぶりなんですよ。

サンマリノ共和国旅行の際の定番の観光スポットは世界遺産にも登録されているティターノ山だと思います。そのティターノ山を有名にしている要因があります。それが3つの塔と呼ばれています。その佇まいはおとぎ話に出来てくるような神秘的で雄大な景色なんです。サンマリノ共和国でも屈指の観光スポットです。

そんな3つの塔の中で第1の塔と呼ばれているのがグアイタです。ティターノ山の山頂付近に作られた砦は圧巻です。現実なのかそれともファンタジー映画なのかと見ている光景を疑ってしまう程の非日常的な光景が見られる事は間違いありません。サンマリノ共和国旅行ではここを行かずして帰国なんて出来ません。

グアイタの塔の中心部は11世紀頃に建造されたと言われています。グアイタを訪れた際には門の上に掲げられているバロック様式の紋章を探してみてくださいね。その紋章はサンマリノ共和国のシンボルが描かれています。城内にも見所は盛り沢山ですが、自分の目と足で是非とも隅々まで堪能して頂ければと思います。

3つある塔の中で、最も眺めが良いという意見が多く聞こえてくるのが第2の塔チェスタです。その理由は後程記載致しますね。第2の塔チェスタ自体は武器の博物館となっています。時期で言うと13世紀から19世紀に掛けての武器の展示を見る事が出来ます。ゲームに登場してきそうな武器が多くありますよ。

第2の塔チェスタの位置は第1の塔と第3の塔に挟まれた位置にあります。ティターノ山の山頂方向を見渡せば第1の塔を見る事が出来ます。その反対方向に目を向ければ第3の塔を見る事が出来ます。つまり1箇所から全く違うそれぞれの塔の光景を見る事が出来るんです。それが出来るのは間にある第2の塔チェスタだけですよ。

ティターノ山で最も標高が高い山頂部分は750m、第1の塔が738mです。面白いのは第2の塔の標高は749mでほぼ山頂と変わらないんです。その為、両サイドの塔もしっかりと見渡す事が出来るんです。ガイドブックやツアー写真には第1の塔が写る事が多いのですが、多くは第2の塔チェスタから撮影されたものなんですよ。

3つの塔で1セットの最後を飾るのが第3の塔モンターレです。最初に明言をしておきたいのは第1の塔グアイタ、第2の塔チェスタは道が整備されており、気軽に訪れる事が出来ます。そして塔内部にも入る事が出来、正に観光名所と言った感じです。ただ、第3の塔モンターレだけは少し毛並みが違うんです。

第2の塔から第3の塔モンターレを目指す事が出来るのですが、舗装がされていない石畳の山道を歩いて目指さなければいけません。その際に気を付けて頂きたいのは決して道を逸れないようにしてください。フェンス等は無く絶壁になっており、下手をすると落ちてしまう事可能性があるので注意が必要です。

サンマリノ共和国では鉄道を復旧する代わりにロープウェイが用いられていました。サンマリノロープウェイが開業したのは今から遡る事60年以上前の1959年になります。当時は観光客だけなく住民に取っても貴重な移動手段として活躍をしていました。現在はバスや自家用車が増えた為、観光客での利用がメインとなっています。

サンマリノロープウェイは山の麓にあるボルゴマジョーレと政庁近辺を結んで日々運航されています。利用者の多くが感動するのはロープウェイからみるサンマリノ共和国の風景です。ロープウェイが山上駅を目指すに連れ見える範囲が広がっていく様はロープウェイ利用者の特権ですよね。素敵な景色を楽しんでくださいね。

サンマリノロープウェイからの絶景は言う事なしですが、山上駅に着くと近くに展望台があります。是非ともそこにも立ち寄ってください。展望台からは独立国家のサンマリノ共和国とピザの美味しいイタリアとどちらの国も見る事が出来ます。国境が明示されている訳ではないので、独立国家という事を忘れてしまうかもしれませんね。

過去を振り返ること1361年に建てられた門が聖フランチェスコ門です。中心市街を他の勢力から守るために作られた門なんです。かなりの年月が経ってはいますが、その度に修復工事を繰り返し、現在でも立派な聖フランチェスコ門を見る事が出来ます。今は観光客を出迎える門って感じですよね。

聖フランチェスコ門をくぐると広がる景色は一変します。道は石畳となりあたかも中世時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。近代的な景色も良いですが、昔を振り返る事が出来る情緒溢れる観光も洒落た雰囲気があって良いですよね。中世の雰囲気を存分に味わう事が出来ますよ。

折角遠い地サンマリノ共和国を訪れたのだから、観光ツアーも良いですが形に残るお土産や記念も残したい所ですよね。聖フランチェスコ門をくぐると道の両側にお土産屋さんや貴金属をうるお店があるので、時間に余裕がある際にはフラッと立ち寄ってサンマリノ共和国ならではのお土産やピザを食べてみては如何ですか。

いきなりですが、自由の女神と言えば何処を思い起こしますか。大半の方がアメリカと応えると思います。フランスから友好の印として贈られたものですが、サンマリノ共和国にはその自由の女神よりも古いとされる自由の女神があるんですよ。1876年に自由のシンボルとしてサンマリノ共和国にやってきました。

リベルタ広場はサンマリノ共和国の中心的な場所です。広場からの見晴らは素晴らしく絶景を見渡すことも出来ます。もちろん、カフェなどで優雅な休憩を過ごす事も出来ますよ。観光ツアーに欠かせないお土産もきっと満足出来るアイテムに出会えると思いますよ。もちろん美味しいピザも待ってますよ。

サンマリノ共和国の観光ツアーの中心となる場所と言って過言ではないリベルタ広場。時間の調整が出来るようであれば、是非とも夕陽を見る事が出来る夕方を狙ってみては如何でしょうか。夕陽によってオレンジ色に染まっていくリベルタ広場の美しさは圧巻です。喫茶店で美味しいピザなどを食べて待ってみても良いかも。

先程紹介したリベルタ広場から近くにある教会を紹介します。それが聖マリノ聖堂です。大きな教会なので、遠目からでもインパクトは抜群です。入口にある大きな柱が立派で特徴的です。その風貌はまるでギリシャのパルテノン神殿を彷彿させるような雰囲気さえ感じさせてますよ。

聖マリノ聖堂は1826年に建造が始まりました。サンマリノを建国したと言われる聖マリノを祭る目的で建造が開始されました。全体的に白色を基調とした教会です。年代は経っていますが、外観と内部共に整っており、最近建てられたかのような新しさを感じる教会です。是非身近でその迫力を味わってくださいね。

サンマリノ共和国の旅行や観光ツアーに関して紹介させて頂きましたが、如何だったでしょうか。ピザで有名なイタリアに囲まれた世界最古の共和国へ興味が沸いたでしょうか。小さな国ではありますが、その反面見どころは満載です。早速ツアーに申し込んで思い切るイタリアに囲まれたサンマリノ共和国旅行ツアーを満喫しましょう。