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パリ祭はパレードに花火がおすすめ!楽しみ方や穴場スポットも!

パリ祭はパレードに花火がおすすめ!楽しみ方や穴場スポットも!
投稿日: 2017年8月25日最終更新日: 2020年10月7日

フランスが好きな人なら一度は行って見てみたいのが、パリ祭です。7月14日に行われ、そのパレードと花火は圧巻です!フランス人にとってはただのお祭り騒ぎではないこのパリ祭。いったいどんなお祭りなのでしょうか?楽しみ方や穴場のスポットを紹介しましょう。

パリ祭に行こう!見出し

フランスが大好きで、パリには何度も訪れている方も多いでしょう。そんな方ならパリ祭に一度は行ってみたいと思っていることでしょう。パリ祭というのはいったいどんなお祭りなのでしょうか?パリ祭の楽しみ方やおすすめの穴場スポットごご紹介しましょう!

パリ祭ってどんなお祭り?見出し

1789年7月14日にフランス革命があり、パリを動かす手が王から民衆に渡った記念すべき日です。この日から王政廃止となり、歴史的な日になりました。このフランス革命記念日を、日本ではパリ祭と呼んでいます。日本ではお祭りとして知られていますが、フランスの方にとっては、建国記念日で、キャトルズ・ジュイエと呼ばれています。

パリ祭では、お洒落や食のパリという雰囲気はなく、政治と軍事がデモンストレーションをして、市民を喜ばせ、フランスの共和制の安泰を確認しています。高貴なヴェルサイユ貴族を市民たちが襲い、共和制国家が成立した革命記念日をお祝いします。戦車が登場し、真っ青の礼服を着て、ピカピカしたサーベルを持つ兵隊によるパレードが必見です。

パリ祭はいつどこで開催されるの?見出し

パリ祭は、フランスの首都であるパリを中心にフランス全土で開催されます。また、フランス人が暮らしている世界各地、ここ日本でも開催されています。1789年、バスティーユ監獄襲撃がフランス革命のスタートでした。これを記念する祝日は、革命記念日・建国記念日として7月14日に設定されています。この7月14日がパリ祭の開催日なのです。

日本でも毎年、パリ祭という名称で各地にあるフランスの文化機関が中心となり、多くのイベントを開催しています。在日フランス人、フランス語を話す人、親仏の方が集まり、パリ祭を楽しみます。興味がある方は、参加されるのも楽しいですよ。日本にいながら、フランスの祭りを楽しむことができます。

パリ祭にはどんな特徴があるの?見出し

パリ祭では、きれいな衣装を着た兵士や、テカテカした軍用馬にバイク、戦車、各種戦闘機を一挙に見ることができます。こんなに一度に見られる機会はありませんので、ミリタリーファンにはたまらないお祭りです。全て実際の戦闘で使われる実物の物ばかりです。とても華やかな雰囲気は圧巻ですよ。パリに来れない人はテレビでパレードの中継を見ます。

シャンゼリゼ通りを下っていき、エトワール広場に向かい、コンコルド広場までパレードをするのです。コンコルド広場で、大統領と政府に軍隊は敬礼をしていきます。夜には、多くの都市でダンスパーティーが開かれます。自分の好きなパーティを選べますよ。また、花火を楽しむことができます。パリではトロカデロ広場の花火が有名です。

パリ祭のパレードはどんなの?見出し

パリ祭のパレードは、7月14日の午前中に行われる軍事パレードが一番有名なパレードです。このパレードには、フランス大統領も参加されます。シャンゼリゼ通りからコンコルド広場まで行進していきます。着飾った兵士、馬、戦車、バイク、車、飛行機に乗ってパレードをする姿は圧巻です。多くの人が参加するため、警備はかなり厳しいです。

フランス軍の士官・海兵学校の生徒、実際の部隊、消防隊、警察隊、警備隊でパレードを構成しています。シャンゼリゼ通りでパレードが行われ、空中ではアクロバット飛行が行われます。フランス国旗の3色がパリの空に吐き流され、最高に盛り上がります。メトロ出入口はパレードが始まる前に封鎖されるので、早めに到着して場所取りをしましょう。

パリ祭にはどんな歴史があるの?見出し

王やその一族、側近は優雅な専制政治をしてきました。一方でパリの市民は、その日食べるパンにも困っていました。反王政治犯はバスティーユに投獄されていて、そこを襲撃することによって、王政へ反乱しました。1789年7月14日に、バスティーユを襲撃するために、民衆が決起したのです。翌月にはフランス人権宣言が採択されました。

バスティーユ監獄の翌年1790年7月14日に一周年式典が執り行われました。これは、共和制政府によって行われ、現在のパリ祭の原点です。7月14日は革命記念日で、正式に祝日に制定されました。パリ祭は、その後開催地がパリから離れることはありましたが、革命記念日には、毎年お祝いされ続けています。パリだけでなくフランス全土に広がりました。

パリ祭のイベント見出し

パリ祭では、パレードの他にどのようなイベントがあるのでしょうか?午前中のパレードが終わると、パリの街はすっかりと活気づいています。午後になると、消防署ではダンスパーティーが開催されます。無料のクラシックコンサートや花火、エッフェル塔での音楽祭が開かれます。国立管弦楽団、フランス放送合唱団による演奏が観客を魅了します。

パリ祭は、フランス全土で開催され、フランス国民は、スポーツ、文化、食といった様々な形で革命記念日をお祝いするのです。皆が集まり、あらゆる世代が一体となり、喜びや幸せを分かち合い、喜びにあふれた革命記念日をお祝いします。パリだけではなく、国内のいたるところでイベントを開催していますので、是非、参加してみましょう。

パリ祭の夜は「花火」見出し

パリ祭の夜には、毎年恒例、花火が打ち上げられます。エッフェル塔をバックにした花火はとても素晴らしく、是非、見ていただきたいものです。エッフェル塔の下ではコンサートが行われ、入場無料なのに、世界各地からの大物スターが登場します。エッフェル塔の周囲では、その年のテーマに沿った花火が次々と打ち上げられます。

エッフェル塔はライトアップされ、花火とのコラボレーションはとても素晴らしいです。あたりが漆黒になる夜11時過ぎに花火が始まります。パリは高い建物があまりありませんので、エッフェル塔の真下にいなくても、花火の見学は充分できます。エッフェル塔周辺は混みあいますので、セーヌ川沿いや高台になっている公園がおすすめです。

花火の穴場スポット見出し

パリ祭の花火を見るのにおすすめのスポットをご紹介します。まず、シャン・ド・マルス公園は、エッフェル塔の足元の公園で、間近に花火鑑賞できます。花火前のコンサートから場所取りをしておくのがおすすめです。次に、モンパルナスタワーです。ここはパリ市内が一望でき、高さ210mで56階からの花火鑑賞は邪魔されるものもなくおすすめスポットです。

ハイアットリージェンシーホテルのパリエトワールのバーからは落ち着いて花火が見えるおすすめスポットです。43階にあり、眺めも良く、ゆっくりとしたい方にはおすすめです。サクレクール寺院は、パリの夜景スポットでも有名です。夜風が心地よく、小高い丘からみる夜景と花火はおすすめのスポットです。アレクサンドル3世橋もおすすめですよ。

パレードの穴場スポット見出し

革命記念日であるパリ祭では、素晴らしいパレードが見られます。パレードはシャンゼリゼ通りからコンコルド広場を通り、マドレーヌ寺院の前まで行進されます。シャンゼリゼ通りで見ると大迫力なのでしょうけれども、とても混み合っていますので、マドレーヌで見るのがおすすめの穴場スポットです。一緒に行進しながら見学できますよ。

パレードのシャンゼリゼ通りはとても混んでいます。別の意味で穴場のスポットというと、ルーブル美術館です。7月14日は、ルーブル美術館が特別に無料で開放されます。多くの観光客は、この日はシャンゼリゼ通りでパレードを見学していますので、ルーブル美術館は意外と混んでいないので、この時にいかれるのもいいですね。

その他おすすめポイント見出し

パリ祭の日は、街中がとても混みあいます。荷物はなるべく少なくしましょう。盗難に気をつけ、余分な現金は持ち歩かないようにしましょう。貴重品は、しっかりと身につけられるバックを準備して、注意して下さい。場所取りをすると、身動きができなくなってしまいますので、水と日よけは準備しましょう。この時期のパリはとても暑いです。

ルーブル美術館はじめ色々な美術館、博物館、寺院は無料開放されます。パレードや花火のために、閉鎖されてしまったり、入場時間の制限がされるところもありますので、観光される際には注意しましょう。いたるところで赤白青のトリコロールカラーの三色旗が飾られています。三色旗のお菓子や小さな三色旗も販売されていて、お土産にいいですね。

パリ祭を楽しもう!見出し

パリというと、ファッションや食の中心地ですが、歴史をたどると、軍事大国フランスの首都であることが分かります。フランス人にとって、このパリ祭は、ただのお祭り騒ぎをする日ではなく、自分達の手で自分達の国を動かす力があることを確認する日です。パリ祭を見に行く時は、このイベントがフランス人の魂であることを知っておきましょう。

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エトワール凱旋門の歴史や見どころは?屋上からパリを一望! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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