尾道レンタサイクルの種類は？人気のロードバイクでしまなみ海道を走ろう！

最近、広島の旅行雑誌などでしまなみ海道が特集されているのを見たことありませんか?今、しまなみ海道がレンタサイクルを利用してサイクリングできることで話題になっています。海風を感じながらサイクリングを楽しむことができます。初心者でも大丈夫なモデルコースからいろいろなサービスがあるレンタサイクルショップまで紹介します。

しまなみ海道とは、広島県の尾道市から向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島など島々を橋やフェリーなどを使って結ぶ海の道のことを言います。終点は、愛媛県の今治市で全長約70キロになります。日本で初めて自転車で海峡を横断出来る自転車道のことをしまなみ海道サイクリングロードといい、サイクリング大会も開催されています。

サイクリングをする時は、サイクリング用のウェアを準備する必要はありません。のんびり走る場合はロングスカートや高いヒールなど、自転車に乗って邪魔になりそうな服装を避ければ大丈夫です。また、もっと本格的に行う場合は、Tシャツとジャージで十分だと思います。また、夏でも海風が強く、自転車を降りると寒く感じてしまう恐れがありますので、夏でも一応上着を準備しておくと安心です。

帽子に関しては、自転車と一緒にレンタルできる場合もあるので、事前に確認しましょう。また、水分補給が出来るように水、けがした場合には保険証が必要になるので、コピーでもよいので携行しましょう。また、長時間自転車に乗るので、おしりパッドとグローブもあると良いです。子供用も大人用もウェアの取り扱いのある自転車ショップやインターネットで入手可能です。

当日レンタサイクルショップに行って、自転車をレンタルすればいいやと思っていませんか?尾道のレンタサイクルショップは、当日の混雑を防ぐために事前予約も可能です。当日行って朝から1時間並んだ人もいるそうです。電動アシスト自転車など台数が少ない自転車などお目当ての自転車があるなら事前予約を利用しましょう。

また、最近問題になっているそうですが、当日レンタルしたレンタサイクルが整備されていなかったということもあります。借りる前にブレーキなどの調子とタイヤの空気圧を確認しておきましょう。ロードバイクはパンクしにくいのですが、空気が少ないとパンクしやすくなります。自転車で快適に走行できるように事前チェックはしっかり行いましょう。

尾道からスタートするなら尾道駅前港湾駐輪場からレンタサイクルしてみてはいかがでしょうか。15箇所あるターミナルで乗り捨て可能です。また、予約は必要ですが、値段も比較的安く種類が豊富なのが特徴です。さらに尾道駅前にあるのでついてすぐに乗ることが出来ます。

レンタサイクルターミナルは種類が多いのも特徴です。ロードバイクやクロスバイクなど本格的に乗る人用の自転車もあります。また、電動アシスト自転車もあり、初心者でも楽しむことが出来ます。子供と一緒がいいという方は、子供用の自転車や後ろに子供を乗せられるようにチャイルドシートがついた自転車など種類も豊富です。

値段はすべて大人1000円、子供500円の別途保証料がかかります。保証料は借りた島内で乗り捨てた場合のみ返却されるので、注意しましょう。乗り捨て可能な自転車については、1日大人1000円、小学生以下の子供300円です。電動アシスト自転車は、乗り捨て不可で6時間以内1500円です。

レンタサイクルで一番多いのは、ロードバイクです。前傾姿勢になるためペダルの踏み込みに力を入れやすいため疲れにくく、スピードが速いです。タイヤが普通の自転車よりも細く空気圧が高いためパンクしにくいのも特徴の1つです。レンタサイクルターミナル間の乗り捨てサービスが出来るのもこの種類です。

ロードバイクは苦手だなという人は、ロードバイクとマウンテンバイクの中間のクロスバイクがおすすめです。乗り心地はいつもの自転車に近いですが、走りが軽快でスピード感が違います。また、タイヤがそこまで細くないのでロードバイクでふらふらしてしまう人にはこちらの方が乗りやすいと思います。また乗車姿勢が顔が自然に前を向く形なので、視界が広く安全に走行できます。

しまなみ海道のレンタサイクルには、電動アシスト自転車もあります。運動に自信のない女性も電動アシスト自転車を使えばサイクリングを楽しむことが出来ます。ただ、電動アシスト自転車の場合は料金が割高になり、乗り捨てサービスが使えないことが多く、元の場所に戻す必要があります。電動アシスト自転車は台数が少ないので、早めに予約しましょう。

ロードバイクやいつも乗りなれていない自転車だと不安な人には、ママチャリもあります。かご付きなので、荷物もかごにいれて移動できることが魅力です。ただ、他の種類の自転車と比べて坂が多いしまなみ海道ではきついかもしれません。短いコースを楽しむ人におすすめの自転車で子供を後ろに乗せて走れるようにチャイルドシートがついているものもあります。

また、今治市サイクリングターミナルのサンライズ糸山と尾道市瀬戸田サンセットビーチのみですが、タンデム自転車の貸し出しも行っています。こちらは、乗り捨て不可となっています。1日1200円と保証料を支払えば乗ることが出来ます。子供や恋人、友達などと旅の思い出に乗ってみると楽しいかもしれません。

ジャイアントストアは、尾道と今治に店舗を持つ自転車ショップです。公営のレンタサイクルターミナルより割高ですが、自転車ショップなのできちんと整備されています。こちらは、ロードバイクのみですが尾道と今治どちらで返却してもいい乗り捨てサービスがあります。追加料金が必要であったり、予約が必要ですが便利なサービスなので、利用してみてはいかがでしょうか。

ジャイアントストアのレンタサイクルは、子供も利用可能です。135センチ以上ならキッズサイズの自転車を借りることが出来ます。キッズは5時間以内2000円です。関連グッズも販売しているショップなので、買い忘れがある場合もこのショップでそろいます。ショップ主催でイベントなどもやっています。

しまなみ海道は推奨ルートで行くと全長70キロあり、初心者だと8時間から10時間かかるそうです。初心者の人は、途中に宿泊を挟むと無理なく回れるそうです。モデルコースでは、尾道から向島へ船で渡り、向島から因島は因島大橋で渡り、因島から生口島へは生口橋、生口島から大三島へは多々羅大橋を渡ります。最後に大島から今治へは来島海峡大橋を渡ります。

さすがに70キロは無理という方のために尾道観光協会のホームページにはいくつか短距離のモデルコースがのっています。平坦なショートコースで2時間程度サイクリングしたい方は、県境を越えることが出来る多々羅大橋往復サイクリングコースがおすすめです。道の駅多々羅しまなみ公園や瀬戸田サンセットビーチなどをまわります。瀬戸田観光案内所でレンタサイクルをかりてスタートするコースです。

もう少し長距離を楽しみたい人は、浦崎八景ライドコースや向島、岩子島8の字ライドもおすすめです。約3時間程度のサイクリングになります。尾道港レンタサイクルターミナルで自転車を借り、向島へ船で渡った後にのんびりサイクリングを楽しみます。向島には万汐農園がありイチジク狩りを楽しむこともでき、日帰りで楽しめるコースとなっています。

レンタサイクルをするとき、トイレなど休憩スポットが心配になると思います。しまなみ海道では休憩にちょっと寄れるしまなみサイクルオアシスがいろんな場所に設置されています。空気入れや自転車スタンド、トイレはもちろん観光パンフレットなどもあるそうです。サイクリングしながら地元の人と触れ合ってみてはいかがでしょうか。

尾道にある「ONOMICHI U2」は、パン屋さんやレストランをはじめホテルまである複合施設です。ジャイアントストア尾道もこの中に入っています。ホテル宿泊者限定のレンタサイクルなど特典もたくさんあります。ちなみにホテルで宿泊する際は、自転車も部屋にそのまま入れることが出来ます。

住所:広島県尾道市西御所町5-11

しまなみ海道は景色がきれいで走りやすいサイクリングロードです。ちょっと自転車乗りたいなという気軽な気持ちで挑戦できる場所です。本格的なロードバイクを持っていなくても電動アシスト自転車もあるのでどんな方でも大丈夫です。種類豊富なレンタサイクルを利用してサイクリングを楽しみましょう!