宮島でもみじ饅頭のおすすめは？体験では焼きたてが食べられると人気！

もみじ饅頭と言えば広島は宮島の日本全国に名の知れた銘菓ですが、もみじ饅頭のお店と種類は宮島に数多くあります。初めて宮島を訪れる方、リピーターの方にもおすすめのもみじ饅頭やお店をご紹介します。どんなもみじ饅頭があるのでしょうか？

正確にはにしき堂は宮島に店舗がありませんが10年前にあるお客様から「京都の八つ橋には生八つ橋があるのになぜ、もみじ饅頭には生もみじ饅頭がないのか？」の無茶とも思える声から生もみじは誕生したそうです。通常のもみじ饅頭はカステラ生地ですが生もみじは硬くならないように米粉ともち米の粉からできた生菓子になりました。

生菓子ですので生地はもちもちとした食感で、粉は広島県産を積極的に使用しあんこは北海道産の厳選した小豆から作り、水は日浦山湧水のこだわりの名水を使用しています。素材にとてもこだわっています。発売当初は増産に次ぐ増産でもみじ饅頭の売り上げを超えるほどの人気ぶりでした。現在もあらたなお土産として人気の商品です。

住所：広島県広島市東区光町1丁目13-23 電話番号：082-262-3131

宮島に来たら必ず食べたいのが「揚げもみじ」です。焼きたてならぬ揚げたての揚げもみじは宮島の商標登録している、ここ紅葉堂でしか食べられません。あんこ、クリーム、チーズの3種類の味が選べます。広島市内の某居酒屋では店内のメニューになるほど美味しいです。チーズ味が人気です。

これまでは宮島でしか食べられなかったのですが現在は広島駅新幹線名店街でも揚げたてが食べられるようになったそうです。しかもこの店舗だけチョコ味が楽しめます。とろけているチョコが入ってると想像しただけで食べたくなってしまいます。

住所：広島県廿日市市宮島町448-1 電話番号：0829-44-2241

岩村もみじ屋のもみじ饅頭は粒あん、こしあんの2種類のみ。名物の「つぶもみじ」は昭和9年に誕生しました。当時の高松宮殿下が厳島を訪問された際に「つぶあん入り」のもみじ饅頭を所望されたことから初代店主が開発し現在に至ります。甘すぎずつぶつぶの食感がたまりません。

他のお店が数々のもみじ饅頭のフレーバーを出す中、岩村もみじ屋はあんこ2種類のみで勝負しております。こだわりの生地はふっくらふわふわで甘すぎない粒あんが人気の秘密です。昔からの常連さんもたくさんいらっしゃるそうです。こちらでも焼きたてが食べられます。

住所：広島県廿日市市宮島町中江町304-1 電話番号：0829-44-0207

こちらは元祖もみじ饅頭の高津堂です。1906年にもみじ饅頭を発案したのが高津常助と言われており現在は3代目である高津常助の孫にあたる店主が2009年に当時の販売名である「紅葉形焼饅頭」の看板で元祖「もみぢ饅頭」と表記し販売しておられます。

高津堂の「もみぢ饅頭」は形が他店と違い左右非対称になっています。この形は初代のまま受け継がれています。生地はもちもちで日にちが経っても硬くならないと当時は行列ができるほど評判だったそうです。現在もショーケースには初代で使っていた焼き型が展示されています。元祖の味もぜひお試しください。

住所：広島県廿日市市宮島口西2丁目6-25 電話番号：0829-56-0234

おきな堂では昭和59年もみじ饅頭業界初の「クリームもみじ饅頭」を発売し「元祖クリームもみじ」になりました。甘さ控えめのトロッとしたカスタードクリームとふわっとした柔かいカステラ生地の組み合わせがとても良く合い多くの方から愛されている人気のもみじ饅頭です。

おきな堂の季節限定商品は大変人気があります。広島名産「瀬戸田レモン」を使ったレモンもみじと抹茶もみじは夏の限定商品でした。現在は栗もみじを販売中です。この季節限定商品が出るたびに購入されるリピーターの方もいるようです。

住所：広島県廿日市市宮島口1丁目10-7 電話番号：0829-56-0007

知る人ぞ知る秋限定の「もんぶらんもみじ」ですがこれを目当てに宮島に来る人もいらっしゃるくらいファンが多いようです。こちらのお店での秋限定もみじ饅頭は「もんぶらんもみじ」と「焼き芋もみじ」です。季節ごとに桜あん、宇治金時、もんぶらん、焼き芋のもみじ饅頭が登場します。どれも人気がありますがこれからの季節ですとやはり「もんぶらん」でしょうか。

「もんぶらんもみじ」には和栗を使用したクリームがたっぷり入っており渋皮も入っております。栗の味がしっかりしてカステラ生地とよく合います。5月には「塩バターもみじ」という商品も販売されますが、こちらのお塩はモンサンミッシェル近郊のお塩を使っています。こちらもぜひ試してみてください。

住所：廿日市市宮島町455 電話番号：0829-44-0380

もみじ饅頭にいちごみるく味？と思う方もいらっしゃるかもしれませんがこちらは酸味とイチゴの香りでとても爽やかなお味です。この甘酸っぱい味はお子様や女性の方にとても人気があります。大伸堂は宮島口で生まれて50年ですがこちらの人気の秘密は種類の多さとその安さ！1個70円というお値段です。

お店は3、4人も入ればいっぱいになりそうな小さいお店で商品ポップも手書きです。しかし種類はたくさんあり選ぶのに目移りしそうです。黒ゴマ、栗あん、瀬戸内れもん、マロン＆マロン、ラムネなどなど。全種類購入して食べ比べている方もいらっしゃいます。お気に入りが見つかるといいですね。

住所：広島県廿日市市宮島口1丁目4-11 電話番号：0829-56-0380

だいこん屋ではもみじ饅頭を買うと奥に部屋があり庭園が望みながらいただけます。毎朝庭師が手入れをしており池のニシキゴイを眺めながらお茶ともみじ饅頭をいただくことができます。外国人観光客もここでよくコイをバックに写真を撮っています。贅沢な時間が過ごせます。

もみじ饅頭のクリーム、抹茶あんは定番のフレーバーですが抹茶クリームというのはだいこん屋だけのオリジナル商品です。クリーミーで柔らかな抹茶クリームがお口いっぱいに広がります。抹茶あんは他のお店でも食べられますがこの抹茶クリームぜひ体験してみてください。

住所：広島県廿日市市宮島町461-1 電話番号：0829-44-2161

それではいよいよ焼きたてを食べられるもみじ饅頭手焼き体験ができるお店をご紹介いたします。貴重な手焼き体験ができるお店はもみじ饅頭の3大メーカーとも呼ばれる有名店、宮島に本店を構える「やまだ屋」です。

お子様は5歳から体験可能です。当日の受付は満席により不可のこともあるようですので前日までに予約申し込みをされておくほうが安心かと思われます。鉄板は熱いですのでくれぐれもお子様から目を離されませんように。

お店で買ったりお土産でいただいたりすることはあっても、もみじ饅頭を「自分で焼いたことがある」という経験をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。自分で焼いて自分で包装して焼きたてを食べるというのは贅沢な体験ですよね。

お土産でいただいたもみじ饅頭でも十分に美味しいのですが、やはり自分で焼いたもみじ饅頭は一味も二味も違います。ホカホカの焼きたてもみじ饅頭はそれはそれは大変美味しいですよ。お子様にも貴重な体験ですね。

もみじ饅頭手焼き体験は所用時間およそ20分から30分のようです。お子様や女性だけでなく男性にも人気があります。ご家族で友人同士で体験して焼きたてをほおばってみてください。きっと素敵な思い出になりますね。

住所：広島県廿日市市宮島町835-1 電話番号： 0829-44-0037

定番中の定番こしあんですが藤い屋のもみじまんじゅうは生地のお味と上品なあんの甘さ、またパッケージも上品なことから老若男女問わず人気がある商品です。「宮島でお土産を買うなら藤い屋」と言われる方が多いのもパッケージが上品だからでしょうか。

藤い屋は唯一表記がすべて「もみじまんじゅう」と平仮名なのです。それも上品に思われる一つの理由になるのかもしれません。知っておかれるとちょっとしたネタに使えるでしょうか。つい手に取りたくなるデザインだと思いませんか？

住所：広島県廿日市市宮島口1丁目12-1 電話番号：0829-56-3638

これから秋に向けて宮島のもみじも赤くなってきます。紅く染まったもみじを見ながら焼きたてのもみじ饅頭をほおばるというのも素敵だと思いませんか。今年の秋は安芸の宮島でお気に入りのもみじ饅頭を見つけてみてはいかがでしょうか。