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グラスゴーはスコットランド最大の都市
イギリス北部、スコットランドにあるグラスゴーは、スコットランドでは最大、イギリス国内では4番目に大きい都市です。芸術や音楽など、スコットランドの文化的な発信地であるグラスゴーには、博物館や美術館、史跡や教会建物などの見どころが数多くあります。そんなグラスゴーのおすすめ観光スポット、治安情報、グルメ情報などをご紹介します。
グラスゴーのおすすめ観光スポット1:グラスゴー大聖堂
12世紀に建てられたグラスゴー大聖堂は、116世紀のスコットランド宗教改革での破壊を免れた、スコットランド本土で唯一の教会建物ですグラスゴー大聖堂では、1502年にスコットランド王ジェームズ4世が永遠平和条約に調印するなど、歴史的にも重要な建物です。増改築ののち、15世紀に現在の建物が完成しました。グラスゴー大聖堂には、グラスゴーの守護聖人である聖マンゴーの墓所があります。
住所:Castle St, Glasgow G4 0QZ
グラスゴーのおすすめ観光スポット2:グラスゴー・リバーサイド博物館
Riverside Museum, #Glasgow - from 14 Best Free Things To Do In Glasgow https://t.co/1cYhKVgkoQ pic.twitter.com/l9eY5Y6uLc
— AboutBritain.com (@AboutBritain) September 9, 2017
グラスゴー・リバーサイド博物館はスコットランドの交通博物館で、グラスゴーの中でも人気のある観光スポットの一つです。馬車や機関車から自動車、路面電車まで、スコットランドの乗り物の歴史に関する展示がされています。展示は全部で9つの分野に分かれていて、道路交通、クライド川での水上交通、現代の交通など、順を追って見ることができます。
住所:100 Pointhouse Rd, Glasgow G3 8RS
グラスゴーのおすすめ観光スポット3:ハンテリアン博物館
グラスゴー大学の中にあるハンテリアン博物館(Hunterian Museum)は、18世紀の医学者・解剖学者であるウィリアム・ハンターの収集品を展示した博物館・美術館です。展示内容は、外科手術の道具やホルマリン漬けの標本などの医学関連のものの他に、古代ローマのコインや古書などもあります。
住所:University Avenue,, Glasgow G12 8QQ, Scotland
グラスゴーのおすすめ観光スポット4:ブキャナン ストリート
グラスゴーの街の中心部にあるブキャナン・ストリート(Buchanan Street)は、グラスゴーの中でもショッピングの中心地であり、ファッション、デパート、スポーツなどの様々なショップが並んでいます。歩行者専用のブキャナン・ストリートは、レストランなども多いため週末には昼夜を問わず活気にあふれる通りです。
グラスゴーのおすすめ観光スポット5:マッキントッシュ・ハウス
Got caught up in #indyref2 march today in #Glasgow. But managed to see @KelvingroveArt & Charles Rennie Mackintosh house @hunterian. V good pic.twitter.com/JkqE0qeLMb
— Charles Coslett (@charlescoslett) June 3, 2017
マッキントッシュ・ハウス(The Mackintosh House)は、グラスゴー出身のアールヌーボーの建築家チャールズ・マッキントッシュが住んでいた家で、グラスゴー大学内のハンタリアン博物館に併設されています。マッキントッシュ・ハウスの内装は、当時実際に使われていた家具などを使って、マッキントッシュの生活が忠実に再現されています。
住所:82 Hillhead Street, Glasgow G12 8QE, Scotland
グラスゴーのおすすめ観光スポット6:ケルビングローブ美術館・博物館
ケルビングローブ博物館&美術館は、スコットランドで最も多くの来場者が訪れる博物館です。スペインのバロック風の建物そのものが美しいケルビングローブ博物館&美術館は、ゴッホ、ボッティチェリ、ダリなどの有名画家の絵画や、象牙で彫られた美しい仏教美術品などが見どころです。
住所:Argyle St, Glasgow Metropolitan Area G3 8AG
グラスゴーのおすすめ観光スポット7:グレンゴイン蒸留所
グラスゴーの北15マイル、車で40分ほどのところにあるグレンゴイル蒸留所は、グラスゴー市内から手軽に行くことができるおすすめの観光スポットです。蒸留所ではツアーも開催していて、短いもので45分、長いもので5時間と様々な種類のツアーから選ぶことができます。蒸留所のショップでは、カスタムメイドのラベルを作ることができ、誕生日や記念日などのギフト、お土産として人気があります。
住所:A81, Glasgow G63 9LB
グラスゴーのおすすめ観光スポット8:グラスゴー科学センター
2001年にオープンしたグラスゴー・サイエンス・センター(Glasgow Science Centre)は、IMAX3Dシネマやサイエンス・ショー、トリック・アート、プラネタリウムなど、子供から大人まで楽しめるアクティビティがたくさんつまった博物館です。映画「トイストーリー」のバズ・ライトイヤーの声を担当したティムアレンがナレーションを務めるプラネタリウムで上映される映像は、特に人気のあるアトラクションです。
住所:50 Pacific Quay, Glasgow Metropolitan Area G51 1EA
グラスゴーのおすすめ観光スポット9:プロバンド領主館
プロバンド領主観(Provand's Lordship)は、1417年に建てられたグラスゴー最古の建物です。病院の1部として建てられたプロバンド領主菅は、現在は主に中世に関する展示をする博物館になっています。中世独特の低い天井の建物の中には、同時代の家具などが展示され、中世の生活を再現しています。
住所:3 Castle St, Glasgow Metropolitan Area G4 0RH
グラスゴーのおすすめ観光スポット10:ウィロー・ティールーム
consiglio week end a Glasgow allora.Willow tea room pic.twitter.com/kzrL7oV2HF
— ubbiubbi (@ubbiubbi) June 8, 2016
ブキャナン・ストリートにあるウィロー・ティー・ルーム(The Willow Tea Room)は、マッキントッシュがインテリアのデザインを手がけたことで有名で、グラスゴーの中でも特に人気があるティー・ルームです。1階はホワイト・ダイニング・ルームと呼ばれ、2階部分は青いチャイニーズ・ルームと呼ばれています。マッキントッシュの内装で頂くアフタヌーンティーはおすすめです。
住所:217 Sauchiehall St, Glasgow G2 3EX
グラスゴーのおすすめグルメ
Two Fat Ladies at the Buttery
トゥー・ファット・レイディーズ(Two Fat Ladies)は、グラスゴーに3つの店舗を持つレストランで、その中でもバタリー(The Buttery)のレストランはサービスの質やレストランの雰囲気などから、グラスゴーのグルメの中でも特に人気があるレストランです。主にシーフードでグルメに定評があるレストランで、スコットランド産のスモークサーモンなどのスコットランドの食材を使っています。
住所:652 Argyle St, Glasgow Metropolitan Area G3 8UF
Number 16
グラスゴーのウェストエンドの中心部にあるナンバー16(Number16)は、モダンな雰囲気な内装と斬新なメニューでグルメにも人気の高いレストランです。ランチタイムのセットメニューは値段的にもリーズナブルで、スタッフはワインや料理について丁寧に説明してくれます。特にお茶の種類が多く、ハーブティーから緑茶まで10種類近いお茶から選ぶことができます。
住所:16 Byres Rd, Glasgow Metropolitan Area G11 5JY
Tiffney's Steakhouse
This #Steakhouse has a #glorious recipe using #ParmigianoReggiano. Head to Tiffney's now! https://t.co/SBSSMSVzmL pic.twitter.com/P5l1Bz4nfT
— Parmigiano Reggiano (@ParmesanUK) July 11, 2016
グラスゴーのウェストエンド、ケルビンブリッジの近くにあるティフニーズ・ステーキハウスは、70日間熟成された上質の牛肉でグルメに評判のステーキハウスです。メニューには、レストラン自慢の骨付きのスコットランド産の牛肉の他にも、ラム肉や鹿肉などが並び、スコットランド名物グルメのハギスも食べることができます。
住所:61 Otago St, Glasgow Metropolitan Area G12 8PQ
グラスゴーのおすすめお土産
タータン・チェックのグッズ
スコットランドといえば、民族衣装キルトでおなじみのタータン・チェックですが、グラスゴーでもタータン・チェックの専門店がいくつかあります。タータン・チェックは士族によって柄が異なり、「タータン登記所」には何千もの柄が登録されています。マフラーやショールなどから、ティーポットやカップまで、お土産にぴったりの大小いろいろなグッズが販売されています。
スコッチ・ウィスキー
New in! From @LHGBrewingco @VerdantBrew @NorthBrewCo @WildBeerCo @kernelbrewery @PartizanBrewing #craftbeer #newbeerthursdays #craftnotcrap pic.twitter.com/aMmDYnhvmZ
— GoodSpiritsWine&Beer (@GoodSpiritsCoWB) September 14, 2017
スコットランドの名産品といえば、スコッチ・ウィスキーです。グラスゴーンいも専門店がいくつかあります。その中でも、グッド・スピリッツ(Good Spirits Co)では、スコットランド全土のウィスキーが有名なものから、地方の蒸留所のウィスキーまでお土産にもおすすめの様々なものが販売されています。
ショートブレッド
スコットランドならではのタータン・チェックの柄でおなじみのウォーカーズ(Walkers)のショートブレッドもおすすめのお土産のひとつです。パッケージもスコットランドらしくておすすめですが、同じショートブレッドでも色々な形があるのがうれしいところです。同じショートブレッドですが、日本では知られていないボーダーズ(Borders)は、色々な味が付いたショートブレッドで、お土産には最適です。
気になるグラスゴーの治安は?
グラスゴーはひと昔前までスコットランドだけではなく、イギリス国内、そしてヨーロッパでも最も治安が悪い街と言われてきました。治安が悪い理由は、特にギャング同士の抗争による殺傷事件の多さやドラッグ取引などで、イギリス国内全体の殺人率の倍だったこともあります。
As the sun sets in Glasgow, we are now only 5 days away until applications close for #MEUscot17!
— MEU Scotland (@MEUscotland) September 5, 2017
Apply now at https://t.co/qHwovGyO7j pic.twitter.com/ct9SchhdiX
2013年以降は、地元警察による治安回復のための努力によって殺人率は半分にまで減りました。2016年の「治安の悪い都市ランキング」でも、イギリス国内では首位をコベントリーに譲り、ヨーロッパでは9位にまで落ちました。治安の回復に伴って、スポーツの国際競技会や音楽イベントも行われています。
グラスゴーで歴史と文化を楽しむ
ひと昔前は治安の悪い都市として有名だったスコットランドですが、現在では芸術や文化の発信地としてスコットランドの中でも人気のある観光地となりました。スコットランドの真ん中に位置するグラスゴーは、付近の観光の拠点としても便利な街です。歴史と文化の街グラスゴーを是非訪れてみてください。
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