長野の日本酒おすすめランキング！人気銘柄や有名な地酒など！

長野県は地酒蔵元が全国で3番目に多い県です。長野県の夏は湿度が低く爽やかで、湧き水も美味しく良質な米も育ちます。日本酒は作る人の技術、経験、伝統はもちろんのこと、その土地の環境が大きく味わいに影響してきます。綺麗な水、雄大な自然に囲まれた長野県は日本酒に最高の環境です。今回はそんな長野県の有名銘柄やおすすめの地酒についてご紹介します。

非常に広い長野県ですが県内を大きく分けると、北信、中信、東信、南信の4つに分けることができます。各地に様々な地酒の蔵元があり人気銘柄も存在しています。約75個の蔵元があり、日本酒が好きな人なら知っている蔵元や銘柄も多いのではないでしょうか。知らない銘柄もこの機会に是非押さえておきましょう。ここでは長野県で人気かつおすすめの日本酒をランキング形式でご紹介します。

「大雪渓」は長野県安曇野市の大雪渓酒造で作られています。創業は明治31年で、北アルプスの麓で自然豊かな土地です。近くにはスキー場も多くあり、北アルプスの伏流水といった良質な水を使用しているため、非常に素直な飲み口のお酒になっています。「大雪渓」は長野県でも有名な銘柄で地元の方々にも愛されているお酒です。

おすすめは「大雪渓・純米吟醸」です。熱燗コンテストで金賞も受賞しており、燗で飲んでも冷やして飲んでも美味しいお酒です。安曇野産の美山錦を使用しており、米の旨さと優しい香りで水がとてもいいため素材の味が引き立っています。飲みやすい地酒なので日本酒初心者の方にもおすすめのお酒です。もちろん玄人の方も満足できる味となっています。

住所:長野県北安曇郡池田町大字会染9642-2 電話番号:0261-62-3125

「明鏡止水」は長野県佐久市の大澤酒造で作られています。宿場と宿場の間にあり、観光地化はされておらず日本の穏やかな風景を残している場所です。創業は元禄2年で酒造りの技術には歴史があり、酒造りには地元の水と米を使っており非常に品質が高い地酒を造っています。

おすすめは「明鏡止水・純米吟醸」です。長野県産の美山錦を使用しており、吟醸の香りと米の旨みが引き立っているお酒です。明鏡止水の中では定番とも言えるお酒です。4~5月は生酒で味わえますので、生がいい方はその時期にお買い求めください。人気の銘柄「明鏡止水」を一度味わってみてください。

住所:長野県佐久市茂田井2206 電話番号:0267-53-3100

「真澄」は長野県諏訪市の宮坂醸造で作られています。信州といえば「真澄」と言われるぐらい有名な銘柄ではないでしょうか。創業は1662年と歴史ある蔵元で、水は霧ヶ峰の伏流水を使用しており米は長野県産の美山錦を使用しています。研究と試行錯誤を繰り返し本物の酒を追求しており、数々の品評会で入賞しています。

おすすめは「純米大吟醸・山花」です。海外にもファンが多いお酒で、なめらかな喉ごしと華やかな香りがあり飲みやすく人気があります。魚介系や洋風の料理に合わせると最高です。その他にも「純米吟醸・辛口生一本」もおすすめです。日本酒らしい辛口でキリッとしており王道と言えるでしょう。長野県の地酒で有名な銘柄である「真澄」を一度おためしください。

住所:長野県諏訪市元町1-16 電話番号:0266-52-6161

「水尾」は長野県飯山市の田中屋酒造で作られています。奥信濃の大自然で、冬は積雪2メートルオーバーと豪雪地帯にあります。良質な米、良質な水を使い基本に忠実な造り方をしています。あまり聞きなれない米かもしれませんが、地元のお米である「金紋錦」「ひとごこち」を100%使用しており、水は水尾山から湧き出す天然水を使用しています。お米の珍しさもあってかなかなか味わえないお酒です。

おすすめは「水尾・特別純米酒」です。緑の瓶に緑のラベルが特徴で、お米は金紋錦を100%使用しております。軽い甘みがあり、華やかでフルーティーな味わいでとてもバランスがいい味です。その他にも季節によって様々な種類を出しており季節ごとに楽しめます。

住所:長野県飯山市大字飯山2227 電話番号:0269-62-2057

「大信州」は長野県松本市にある大信州酒造で作られています。信州北アルプスの流水と良質な酒米から作られており、美味しいのは言うまでもありません。手造りにこだわっており精米も自家精米になっております。長野県でとても有名な銘柄で知っている人も多いのではないでしょうか。蔵元で直接販売も行っており、販売所もオシャレな作りになっておりおすすめの地酒です。

おすすめの一本は何と言っても「純米吟醸超辛口」です。超辛口と言ってもそこまで辛いわけでなく、程良い旨味と穏やかな香りを残しながらスッキリと仕上げてあり、とても飲みやすい日本酒です。「純米吟醸スパークリング」もおすすめの一本です。華やかで開けた時にシュワシュワとなるのはシャンパンのような感じテンションが上がります。日本酒であることを忘れさせてくれるぐらい美味しいお酒です。

住所:長野県松本市島立2380 電話番号:0263-47-0895

「直虎」は長野県須坂市にある遠藤酒造場で作られています。初代蔵元の遠藤徳三郎が1864年に創業している蔵元で長い歴史があります。酒を醸しだし育てるという観点で様々なオリジナル商品を出し、人気と実績のある蔵元です。「直虎」はあまり出回っておらず隠れた一品と言っても過言ではないでしょう。

長い歴史ある蔵元が味作りに4年の歳月をかけてできたのが「直虎・生一本・純米吟醸・生原酒」です。「獺祭」や「十四代」といった有名な銘柄を世に知らしめた小山商店に認められた渾身の生酒です。口当たりが軽やかで、華やかな香りと穏やかな酸味が融合しており飲むの忘れられない日本酒です。とてもおすすめの日本酒ですので是非一度おためしください。

遠藤酒造蔵といえば「渓流」が人気の看板商品です。「渓流・大吟醸」は最優秀味覚賞をはじめとし、国内外で4つの賞を受賞しています。しっかりとした味わいで、甘酸っぱさとキレがありとても美味しいお酒です。その他にも濁り酒の「どむろく」もおすすめのお酒です。生原酒で加水は一切しておらず日本酒の原点とも言えるお酒です。濁り酒が苦手な人でも飲めてしまうぐらいの代物です。

住所:長野県須坂市大字須坂29 電話番号:026-245-0117

「十九」は信州新町にある尾澤酒造場で作られています。自然に恵まれた土地であり、地元の米と地元の水で旨い日本酒を作りたいというこだわりを持っています。尾澤酒造は創業1820年頃で、小規模経営ですが丁寧な手作業で味とキレのある日本酒を製造しています。旨口の美酒を製造しておりおすすめの日本酒です。

数多くの種類がありますが、おすすめは「中取り・純米吟醸・無濾過生原酒」です。美山錦から作られている少し甘めの日本酒で、白ワインのようにすっきりした味わいです。香りが非常に豊かで後味がさっぱりしているので、白身の魚介類などと合います。非常に飲みやすくどんどんすすんでしまうおすすめの地酒です。

住所:長野県長野市信州新町168-1 電話番号:026-262-2209

いかがでしたでしょうか。長野県のおすすめの日本酒ランキングをご紹介しましたが、気になった日本酒はありますか。ランキングではご紹介できませんでしたが、長野県には「夜明け前」「舞姫」「亀齢」など数多くの美味しい日本酒があります。皆さんもこの機会に長野県の日本酒に挑戦してみてはいかがでしょうか。