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『阜杭豆漿』のおすすめ絶品朝食メニューや行列の待ち時間は?

『阜杭豆漿』のおすすめ絶品朝食メニューや行列の待ち時間は?
投稿日: 2017年9月22日最終更新日: 2020年10月7日

台北でナンバーワンの豆乳店『阜杭豆漿』は朝早くから美味しい豆漿を求めて長い行列ができるお店です。『阜杭豆漿』は良質の大豆選びから始まるこだわりの味と豊富なメニューは現地の人のみならず観光客の心を離しません。その人気の秘密に迫ります。

台湾で人気の阜杭豆漿を紹介見出し

台湾では一般的に朝食を外で食べるには事欠きません。サンドイッチのお店や、ファストフードのお店が沢山あります。しかし、なんと言っても台湾式の味を誇る「阜杭豆漿」の豆乳は台湾人のみならず観光客に根強い人気があり行列が絶えません。1958年以来切らすことのない「阜杭豆漿」の人気の秘密について紹介します。

阜杭豆漿の人気の秘密見出し

「阜杭豆漿」は約60年の歴史が物語るように、豆乳を始めそれ以外の食材にも良質の原料と製造技術の探求に惜しみない努力を費やして完成した最高の味をお客さまに提供できるのが人気要因のひとつです。それに広くて清潔なこの場所で朝食を楽しむ若い男女が増えました。最近では日本人観光客にも、わかりやすい日本語メニューも出来て大好評です。

一般的な豆漿店は殆どが路面店で、どちらかと言えば少々ほこりっぽいお店が多いのですが「阜杭豆漿」のお店は他に例を見ないビルの2階にあり全くほこりっぽさがなくビルの外を眺めながら食べることが出来て大きな開放感があります。またメニューも豊富で他の店とはひと味違います。次の項目ではおすすめのメニューを紹介します。

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阜杭豆漿のおすすめメニュー1:甜豆漿(ティエントウジャン)見出し

甜豆漿というのは「甘い豆乳」という意味ですが、ほんのりと甘い格別の味です。夏は「冰豆漿(冷たい豆乳)」、冬は「温豆漿(温かい豆乳)」または「熱豆漿(熱い豆乳)」でいただきます。毎朝作られる新鮮で優しい大豆の味と香りが楽しめます。台湾ではこれに油條を浸しながら食べるのが一般的です。

大豆は昔から「畑の肉」と言われており沢山のタンパク質が含まれているので、豆乳に加工することで体内に吸収されやすくなるそうです。最近、豆乳は健康食品としても注目されています。また美容によいとされるビタミンB群やビタミンE群が非常に多く含まれているので女性にはうれしい食品で朝食メニューにおすすめです。

阜杭豆漿のおすすめメニュー2:米漿(ミージャン)見出し

米漿とは一口で言えばライスミルク。とは言っても、どうして茶色なんでしょうか。それは、お米だけではなくピーナッツが入っているからです。ピーナッツは甘味を足してより美味しくなるので無糖の米漿はありません。ほんのりと甘くとても優しい味です。この味にはまるとくせになり、何度も食べたくなります。

阜杭豆漿のおすすめメニュー3:鹹豆漿(シエントウジャン)見出し

鹹豆漿は 台湾で大変ポピュラーな朝食メニューです。「鹹」というのは、「しょっぱい」という意味です。鹹豆漿は辛党向けで砂糖の入っていない豆漿で、お店によっては見た目も味も違います。「阜杭豆漿」の鹹豆漿(食べる豆乳)は、ふっくらとしたおぼろ豆腐のような豆乳の食感が新鮮で人気のおすすめメニューとなっています。

鹹豆漿は台湾では大衆に好まれ胃に優しく腹持ちがよいのが魅力です。小エビ、ネギ、ザーサイ、黒酢、塩などが入った容器に熱い豆乳を注ぐとトロトロの茶わん蒸しがくずれたような状態になります。その上にカリカリの油條(ヨウティヤオ)や香菜(シャンツァイ)などのトッピングを載せて食べます。甘い豆漿が嫌いな人には大人気のメニューです。

阜杭豆漿のおすすめメニュー4:厚餅夾蛋(ホウピンジャータン)見出し

豆漿を飲みながら、この厚餅夾蛋を食べます。円筒形の窯の内側に貼りつけて炭火で焼かれたふくよかで、かりかりの厚手のパンに挟んだふわふわでネギ入りの玉子焼きはこのパンとの相性が抜群で、その味は絶妙です。お好みで豆板醤をつけて食べると美味しさが増します。毎日でも無性に食べたくなる美味しさです。

毎日忙しく働く台湾人にとって朝食を外で食べる習慣があり街には色んな朝食屋さんが軒を連ねていますが、なんんと言っても台湾式の豆漿とパンは最高に美味しいです。厚餅夾蛋はボリュームがあり表面はカリカリに焼けていますが中は、しっとりとした厚手のパンに挟んだネギ入りのふわふわ玉子焼きは朝食メニューとしておすすめです。

阜杭豆漿のおすすめメニュー5:蛋餅(タンピン)見出し

蛋餅はクレープより少し分厚いモチモチした皮の中にふわふわの玉子焼きが入っています。非常にシンプルなメニューですが、冷めると少し油っぽくなるので出来立ての温かいものがおすすめです。日本人にとってはこのまま食べるより少し醤油と酢につけてて食べたほうが美味しいです。他店ではベーコンやツナなどを追加して注文できるところもあります。

阜杭豆漿のおすすめメニュー6:厚餅油條(ホウピンヨウティヤオ)見出し

厚餅油條は厚地の台湾式のパンに油條(揚げパン)を挟んだメニューですが、非常にシンプルです。パリパリの厚餅とカリカリの油條を熱い豆乳に浸しながら食べると口の中で美味しさが広がります。とりわけ大サービスの油條が3本も入っていておすすめのメニューです。

阜杭豆漿のおすすめメニュー7:厚餅夾蛋油條(ホウピンジャータンヨウティヤオ)見出し

厚餅夾蛋油條は厚手のカリカリパンにふわふわ玉子焼きと、さらに油條が3本挟んだ豪華版で朝食をしっかり食べたいという人には、おすすめで腹持ちは最高にいいです。このお店の焼餅は完全手作りで、伝統的な貼り窯(胡椒餅を焼くのに使う窯)でカリカリのサクサクに焼き上げています。厚餅の材料は小麦粉、葱のみじん切りと油となっています。

阜杭豆漿のおすすめメニュー8:飯糰(ファントワン)見出し

飯糰とは台湾式おにぎりです。台湾の定番朝食のひとつで台北には数多くの飯糰専門店があります。「阜杭豆漿」の飯糰は日本のおにぎりと違ってお米は白いもち米なので腹持ちもよく具材も豊富で豚肉デンブ、魚肉デンブが大部分で、切干大根、油條なども入っていておすすめの食品です。他店では海苔巻きにしてあったり黒いもち米を使用したりします。

阜杭豆漿は行列が当たり前見出し

「阜杭豆漿」のお店は1958年に創業以来、約60年の老舗を運営しているオーナーは、すでに80歳を過ぎて、まだまだお元気で昔からのなつかしい味と製法にこだわり続け豆漿王国を築き上げました。毎日ご覧の通りの行列です。2009年の華山市場の改装前は今のフロアにはエアコンがありませんでした。お洒落なインテリアもなく薄汚れた感じがしていたそうです。

そんな華山市場も2009年に改装されオシャレなお店に変わって今までより若いお客が激増しています。「阜杭豆漿」に来る日本人も増えたことからメニューも一新され、日本語訳が付記されました。これによって中国語が理解できない人にとって注文がとても簡単になりお店側も効率が上がっているようです。さすが豆漿王国にふさわしいお店です。

阜杭豆漿の待ち時間見出し

台北で一番人気の「阜杭豆漿」は常に大行列で朝5時半からの開店の前からすでに行列ができています。特に地元の人や旅行者で一番混むのが朝8時から10時すぎまでで待ち時間が約1時間から1時間10分ほど我慢するという覚悟が要ります。しかし注文内容によって行列の流れが急に速くなり待ち時間が40分から45分くらいに縮まることもあります。

長い行列の進む速度が遅いか速いかによって待ち時間に大きな差ができます。それこそ運がよければ到着後5分から10分で注文できる場合もあるとのことです。長くても30分から45分の待ち時間なら上出来でしょう。朝食の待ち時間に1時間以上もかけて馬鹿らしいでしょうが待てば待つほど美味しさの感激はより大きいと思います。

阜杭豆漿に行くおすすめの時間帯見出し

誰もが長い行列を避け待ち時間を最小にしたいと思うのですが、これもお客さん次第でコントロールは難しいです。平日の朝6時から並んでも待ち時間が約45分ほどかかります。しかし時として6時45分から一瞬、行列が消えることもあります。おすすめの時間帯は、と言えばやはり食品の在庫があって待ち時間の少ない6時には到着しましょう。

毎週月曜日は定休日なので注意が必要です。知らずに月曜日に行って棒に振った人が多いと聞きます。土曜日、日曜日は待ち時間が1時間を超えることがザラですので外したほうがいいです。平日でも、10時を過ぎると売れ筋の「厚餅夾蛋」の在庫が無くなり新しく仕込みに入るので、さらに時間がかかり待ち時間が長くなります。

阜杭豆漿の場所はどこ見出し

阜杭豆漿のお店がある場所は台北でも一番賑やかな通りである台北市忠孝東路にあり1丁目のMRT板南線「善導寺」駅5番出口のすぐ脇にある華山市場(1階)が入っているビルの中の2階にあります。また台北駅から徒歩で約10分とアクセスも大変便利な場所に位置しています。立地条件のいい場所なので集客力も抜群にいいです。

住所:台北市忠孝東路一段108號2樓之28 電話番号:02-23922175

一般的に豆漿店がある場所はそのほとんどが路面店で道路にはバイクや自動車が走るので食品がほこりをかぶりやすいのですが「阜杭豆漿」がある場所は大きなビルの2階にあるのでその心配はなく朝食屋というイメージよりもレストランのようで窓側にあるカウンター席などはオシャレでカフェのような雰囲気でとてもきれいな場所です。

阜杭豆漿の歴史について見出し

1958年創業時は路面店から始まり伝統の豆漿を作り始めました。それ以来約60年の間、変わらぬ味を貫き地元の人にこよなく愛され、その人気は絶えません。10年前に画期的な決断をして路面店から今のビルに移り、2009年に華山市場の改装をきっかけに大きく変化を遂げたのです。地元の人に愛されるだけでなく旅行者にも喜ばれる場所になりました。

路面店からの方向転換で成長

昔ながらの路面店はもちろん懐かしい雰囲気があっていいのですが、オーナーさんが昔からの懐かしい味と製法にこだわり続け先見の明でもって今のような「阜杭豆漿」旗艦店を立ち上げ成功に導いたのでしょう。味と製法は変えずに路面豆漿店からおしゃれなレストラン・カフェへの転換を計ったことは正に業界のリーディング・ヒッターです。

地元の人も旅行者もオシャレな2階の場所から外を眺め街の喧騒から逃れ、ほっとしながらいただく台湾式朝食は格別な味がすることでしょう。アクセスが大変便利なこともあり台湾人や日本人のみならず近くのシェラトンホテルに宿泊している外国人もこの店を訪れています。ゆっくりと朝食を食べながら一日の計画を立てましょう。

阜杭豆漿はテイクアウトもOK見出し

「阜杭豆漿」の店内で注文する時にテイクアウト(外帯)か店内で食べる(内用)の表示してある場所に並ぶようになっています。顧客への気配りとお店側の効率を上げるためによく考えられていますね。もちろん、店内で出来立ての食品をいただくのがベストですが、早くホテルで出かける準備のために急ぐ人にはとても便利です。

阜杭豆漿のおいしさの秘密見出し

伝統式貼り窯

「阜杭豆漿」のオーナーは研究熱心で焼餅を手間ひま掛けずに効率化するために、いままでに何種類ものオーブンを使って焼餅(厚餅や薄餅のこと)を試しに作ったことがあるそうですが現代的なオーブンでは伝統的な懐かしい味が出せないので結局、手間はかかっても、絶品朝食を生む原点である貼り窯に戻ったそうです。

「阜杭豆漿」のオーナーが結局辿り着いた結論は「現代的なオーブンでは伝統的な懐かしい味が出せない」ということです。インドのナンやアラビアパンが、今もなお貼り窯を使って昔ながらの製法で美味しいパンが作られているということは、同じ結論からなのでしょう。やはり絶品朝食は、この伝統的な製法が命なんですね。

こだわりの豆乳

豆乳の歴史を紐解きますと豆乳から作られた食品のひとつ豆腐は今から2200年前に中国で発明されたと伝えられています。日本へは奈良時代に唐から豆腐の製造法が伝えられたそうです。豆乳は豆腐を作る時に必ず作るので豆腐ができる以前から中国では「豆漿」という形で食されていたようです。豆乳に2200年以上の歴史があるとは驚きですね。

大豆の品質

「阜杭豆漿」では製造過程がガラス張りで見られるのでこの店に通うお客さんは安心して食品をいただけるわけです。それも、だだ見えると言うだけではなく、この大豆を置いている場所からしても、ほんとに清潔に管理されていることが分かります。一般的には豆乳に加工して美味しい豆の条件は糖分が多くて大豆臭さが少ない品種が最適とされています。

油條(ヨウティヤオ)

台湾式朝食である豆漿とは切っても切れない関係にある油條(ヨウティヤオ・揚げパン)は「阜杭豆漿」でも大人気です。油條は小麦粉をこねて発酵させて細長くして高温の油で、きつね色になるまで揚げたものです。中華料理の点心や飲茶(ヤムチャ)の際に出されたり、お粥や、おにぎりの中に入っていることが多いです。

美味しい朝食を食べに阜杭豆漿へ行こう見出し

「阜杭豆漿」の並んでも食べたい台湾式極うま朝食の人気の秘密をご紹介しました。記事の内容はいかがでしたでしょうか。やはり伝統のある昔ながらの懐かしい味は、伝統的な製法でしか出ないのでしょう。オーナーの味に対するこだわりに心打たれました。さあ、「阜杭豆漿」の極うま朝食を食べに行きましょう。

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