香港の通貨・両替情報！日本円とのレートは？為替事情からチップまで網羅

香港ディズニーランドやグルメなど多くの人が訪れる香港へ行く前に気になるのが、通貨の両替についてです。香港ではチップ文化もあり、通過は必要になって来す。そんな香港の両替レートなどの為替事情をご紹介します。是非、香港旅行の参考にしてください。

香港で流通している通貨は香港ドルと言います。両替所での表記のされ方はHKDとなっていますので、覚えておきましょう！なお、台湾ドルやマカオでの通貨とは異なりますのでご注意ください。少し似ていますが、よく見ると香港と記載があるのでわかりやすくなっています。

香港で流通している通貨は紙幣と硬貨があります。紙幣は10ドル、20ドル、50ドル、100ドル、500ドル、1,000ドルです。硬貨は10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドル、5ドル、10ドルがあります。日本の通貨より種類が多いため、その分お財布がかさばるかも知れません。

香港の紙幣を両替した通貨と市内でお会計した時でお釣りのデザインが違う事があります。これは偽札ではありませんので、ご安心下さい。実は香港の大手銀行が発行している通貨のデザインがそれぞれ異なります。その為、受け取る紙幣のデザインが異なる事があります。なお、色は統一されているので金額を間違える事はなさそうです。

香港で使用されている通貨の価値はどの位なのでしょうか。また日本円と両替しても、物価を知らないとお金が足りなくなる場合もあります。香港で旅行する際、香港ドルの価値を知っておく事で用意する通貨額を想定しておきましょう。

日本円から香港ドルへ両替を行う際に重要となるのが為替レートです。為替レートとは、外国為替市場で違う国の通貨が交換や売買される時の交換比率です。その時の国の状態や政治などによって影響されます。旅行へ行く前と帰ってきた時に為替レートが変化していることもあります。

両替前にまず、香港の物価を把握しておくことも大切です。日本よりも物価が高い所であれば、両替時に為替レートが良かったとしても現金が足りない事が起きてしまうかもしれません。物価を知り、どの位の通貨を両替していくか予め考えておくことは大切です。

香港の物価はまちまちで、電車やバスなどの公共機関の値段はかなり安いです。タクシーのワンメーターは日本の半分ほどです。しかし、食事の物価は日本と比べても少し高いなと感じます。特にミネラルウォーターは高いと感じるかもしれません。しかし、ビールに関してはかなり安く100円位で購入可能です。

煙草はとてと高く日本の倍位で800円前後になります。食べ物でもレストランなどは高いですが、市場などでは価格が抑えられるようです。香港へグルメ目的で行くのであれば、両替は多めにしていく方がよいかもしれないです。1回の食事は1000円以上はかかるので、日数によっては食費だけで高額になる可能性もあります。

香港ドルは日本円でどの位の金額かご存知ですか？それを調べるには先程お伝えした為替レートを確認することが必要になります。レート表の見方についても少し触れたいと思います。これを知るだけで、日本円を外貨に両替するのが楽になります。

レート表は両替する国の通貨を扱うため、日本では円です。レート表には販売価格のSellと買取価格のBuyの表記があります。販売価格と同じ円を出せば、両替したい通貨を1単位を購入できます。香港の場合は1香港ドルとなり、上記の場合には15.25円で1香港ドルです。1円で〇〇ドルでなく、1香港ドルは〇〇円という考え方になります。

一方買取価格はその逆となり、1香港ドルに対して両替される日本円が記載されています。86.46円と記載されている場合には、1香港ドルで86円しか受け取れないということです。帰国後、香港ドルから日本円に両替する際には買取価格を見て下さい。香港で日本円に両替する際は逆に販売価格を見てください。

香港はクレジットカードの普及率は良く、比較的多くの場所で利用可能です。クレジットカードを利用する場合には香港ドル払いを選択するのがおすすめです。日本円支払いにすると手数料が発生することがあるためです。基本的にJCB、VISA、マスターは使用可能なお店が多いです。しかし屋台やチップは現金が必要となります。

しかし、チップ文化があるので両替は必要となります。免税店などでの高額な買い物はカード、チップや屋台などは現金という考えを持つと良いでしょう。なお、現金を持ち歩きたくない方はオクトパスカードの利用をおすすめします。これは日本の交通系ICカードのようなカードで、公共交通機関やコンビニなどで使用可能です。

レート表の見方が分かったら、後はどこで両替をするか決めるだけです。しかし、日本や香港の空港の両替所や、市街にあるような両替所など選択肢はいっぱいあります。両替をするなら為替レートが良い時にしたいのが本音です。両替所のおすすめなどをご紹介します！

日本と香港では、香港で両替を行った方が為替レートが良く両替が出来ます。香港で無難に両替するなら空港の両替所がおすすめです。ぼったくりや言葉の不安もありませんし、比較的長く時間もやっています。ただし、全額を空港で両替するのではなく、交通費などの最低限の両替をしていくのが良いでしょう。

また、尖沙咀の重慶マンションの２階に、最もレートが良い両替所がありここが1番おすすめです。レートもよいので、利用する方も多くいます。なお、ここでは両替時の手続きが簡単にできるため、現地の方と会話ができない方でも両替可能です。行くまでに変なキャッチやぼったくりの両替所があるのでご注意ください。

日本で両替するメリットは言葉が通じるという安心感と便利さなどがあります。日本の空港でも両替可能ですが、やはりレートの悪さと手数料の点で不評です。もしツアーで行く場合には、空港の両替所で使用可能なクーポンがもらえる事もあるのでそのようなものを利用すると良いでしょう。

イギリスの影響を受けていた香港にはチップ文化があります。そのため、イギリスやアメリカの様にサービスなどに対してチップを払う場面が多くなります。香港へ旅行へ行く際にチップが必要となるのがレストラン、ホテル、タクシーなどが多いかと思います。

レストランは会計にサービス料が加算されます。その為、お釣りの小銭を渡す形になります。なお、チップの不要な屋台や大衆食堂も存在します。タクシーでは少額のお釣りを渡す形となりますが、予め請求時に運転手がチップ分を徴収することがあります。

ホテルではトイレ、ベルボーイ、ベットメーキング、その他スタッフに渡す事が多くあります。トイレでは2から5香港ドル、その他のサービスを受けた場合にはおおよそ5から10香港ドルを渡します。基本的にサービスを受けた時に渡すものがチップなので、何もされていないのであれば渡さなくて大丈夫です。

なお、ベットメーキングへチップを渡す際には部屋毎に置くのでなく、各自で毎朝枕元などに置いてあげましょう。チップは旅行でホテルに泊まる以上、必ず必要になって来てしまいます。両替時にチップ分の硬貨を多めに用意しておきましょう。

香港の通貨、両替についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。香港は同じアジア圏の台湾や韓国と異なり、チップ文化があります。その為、事前に両替する際にはチップ分も忘れずに両替しましょう。香港へ観光する際には是非参考にしてみてください！