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笹屋昌園のわらび餅とは?京都の名店の人気和菓子をご紹介!

笹屋昌園のわらび餅とは?京都の名店の人気和菓子をご紹介!
投稿日: 2017年11月4日最終更新日: 2020年10月8日

京都には和菓子の名店が多くありますが、その中でも人気の一品が、笹屋昌園のわらび餅です。他のわらび餅にはない食感は、職人の熟練した手作業と、厳選された原料が作りだす、まさに特別な和菓子なのです。そこで笹屋昌園のわらび餅について紹介します。

笹屋昌園は人気の名店見出し

京都には古くからの歴史を持つ和菓子の名店がたくさんあります。大福や生菓子、羊羹などそれぞれの店で人気の一品があり、行列ができる店も多いです。その中でも笹屋昌園は限定品のすごいわらび餅があることで知られています。そのわらび餅の人気の秘密に迫ります。

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京都のわらび餅はココ!お土産にもおすすめの人気店11選! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
大人気の観光地・京都には美味しいものもいっぱいありますよね。特に「食の芸術」といわれる日本伝統の和菓子の中でも、老若男女問わずみんな大好きなのがわらび餅。そのわらび餅激戦区・京都を代表する、お土産にもおすすめの人気11店をランキング形式でご紹介します。

笹屋昌園の歴史見出し

笹屋昌園は1918年、中西喜三朗により創業されました。喜三朗は京都の老舗である笹屋伊織で修業をし、祇園の建仁寺町で笹屋竹泉堂という店を開きます。その後、より水と空気のよい環境を求めて、1928年に現在の場所に移転しました。

その後、1956年に二代目が就任するのと同時に、店名を現在の笹屋昌園に変えました。現在は4代目が店を継いでいます。以降、現在の地で職人技による和菓子作りを続けているのです。

笹屋昌園はどこにある?見出し

その笹屋昌園の店は京都市右京区にあります。と住所で言うよりももっとわかりやすいのは、龍安寺の近くということでしょう。最寄り駅は京福電鉄(嵐電)北野線の「龍安寺」駅で、そこから石庭で有名な龍安寺に向かう道の途中にあるのです。

嵐電は京都の洛西エリアを走る路線で、沿線に多くの観光地があります。京都駅には乗り入れていませんが、在来線を使って乗り継ぐことかできます。具体的にはJR嵯峨野線の太秦駅、嵯峨嵐山駅が、それぞれ嵐電の撮影所前駅、嵐電嵯峨駅と接続します。笹屋昌園は北野線なので、太秦駅で乗り継ぎます。

また、阪急沿線からの場合は四条大宮駅、西院駅が乗り継ぎ駅となります。西院駅のほうが大阪方面よりなので、大阪方面からの場合は西院駅、四条河原町方面からは四条大宮駅で乗り継ぎます。どちらも嵐山本線の駅なので、帷子ノ辻駅で北野線に乗り換えてください。

京都市営地下鉄の接続駅は嵐電天神川駅です。地下鉄東西線の太秦天神川駅で下車し、地上に出てくると目の前に嵐電天神川駅があります。東西線は烏丸御池駅で地下鉄烏丸線と接続します。こちらも嵐山本線の駅なので、帷子ノ辻駅で乗り換えます。

バスの場合は「龍安寺前」バス停が最寄りとなり、京都駅や四条河原町方面からのバスが来ています。ただし、観光シーズンなどはバスは混雑しがちで、時間がかかる可能性もあります。同様にタクシーで行くのも渋滞にかかる可能性があるので、この時期ならば電車利用がおすすめです。

電車の場合、どのルートを使うかという決めては、他にどの観光地に行くかによります。嵐山沿線の人気スポットを観光する予定ならば、嵐電のフリーチケットを使うと手間がかからず、オトクなのですが、他の観光地が阪急や京都市営地下鉄沿線にあるのなら、そちらも使えるフリーチケットを利用するとよいでしょう。

一方、遠方から京都に観光に来る場合、新幹線などを利用すると、京都市内まで使える乗車券を持っていると思います。その場合、京都駅で直接在来線に乗り換えるならば、太秦駅までその乗車券で移動できます。もちろん帰りも同様です。帰りに和菓子やわらび餅をお土産に購入し、太秦駅からまっすぐ帰るという方法もおすすめです。

笹屋昌園は和菓子の名店見出し

笹屋昌園は和菓子の名店として知られています。一番人気は限定のわらび餅なのですが、他にも生菓子や焼き菓子、餅菓子などが販売されています。そして天龍寺や龍安寺、等持院などの近隣の大寺院に御用達として和菓子をおさめているとのことです。

現在でも一つ一つの和菓子を職人がすべて手作業で作ります。つまり販売者がすべての製造段階も担っています。原料も吟味されており、葛は吉野の最高ブランドである「森野」を、餡は丹波大納言小豆、備中白小豆を使い、保存料などは一切使用しません。

「庭の石」は龍安寺の石庭の「庭の石」をモチーフにした餡饅頭です。初代が現在地に店を開いたとき、土地にあった和菓子を作りたいという思いで作りだしたもので、焼く前に手でひねりを加えることで、すべての形が少しずつ違うという特徴があります。90年以上愛される和菓子です。

「微笑餅」は妙心寺の故事から二代目により考案された和菓子です。1968年、全国菓子大博覧会で特別賞を受賞しました。この和菓子のいいところは、体によいものが多く使われている点です。餅にはキビと黒ゴマが練り込まれ、丹波産の黒豆から作ったきな粉がたっぷりとかけられています。

黒豆は大豆ですから、きな粉がたっぷりということは大豆の成分がたっぷりとれるということになります。キビに黒ゴマ、大豆と、体に優しく、子どもにも安心して食べさせられるお菓子です。京都ブランド商品です。

笹屋昌園の一番人気はわらび餅見出し

とはいえ、笹屋昌園の和菓子の中で一番人気といえるのは、やはりわらび餅でしょう。京都のわらび餅の名店はいろいろとありますが、笹屋昌園はその中でも特に名店と言えるお店です。笹屋昌園のわらび餅には、極み、白いわらび餅、至高があります。

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笹屋昌園のわらび餅は限定品?見出し

このうち、白いわらび餅は京都の老舗豆腐屋の豆乳を使った、その名の通り白いわらび餅です。濃厚な豆乳を使うことで、ぷるぷるとした食感と豆乳の濃厚な風味が口いっぱいにひろがります。もちろん手作りで、きな粉と黒みつをかけていただきます。これは限定というわけではないので、いつでも購入可能です。

極みと至高は、どちらも限定品のわらび餅です。ふつう、わらび餅というのはぷるぷるとしているものの、切り分けて食べますが、こちらの限定品はあまりにも柔らかくて、スプーンですくって食べないといけないほどなのです。

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笹屋昌園のわらび餅の秘密見出し

この限定品わらび餅は、国産本わらび粉の中でも最高ランクのものを使います。このわらび粉は一度にわずかしか獲れないのですが、雑味が少ないという特徴があります。それを多くふくむことで、切り分けるのが難しいほど柔らかいわらび餅ができるのです。

さらにその本わらび粉を、熟練した菓子職人の本練りと言われる技術で練り上げていきます。つまり、笹屋昌園のわらび餅は完全手作りということになります。小さな鍋を使って作るため、極みは一度に作れるのが7個であり、当然のことながら一日に作れる量には限りがあるため、限定品となっているのです。

極みには丹波黒大豆で作ったきな粉と抹茶きな粉がついています。まずはそのままの味を味わったら、きな粉とのコラボを楽しみましょう。ふつうのわらび餅のように、きな粉をかけて食べるのもいいですが、箱からすくって、きな粉につけるという食べ方もできます。

さらに至高になると、この最高ランクの本わらび粉100パーセントで練り上げられたものになります。こちらは完全受注生産で、しかも保存期間は1日しかないという、まさに限定品中の限定品と言える逸品です。

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笹屋昌園のわらび餅を食べるには見出し

この名店のわらび餅、ぜひ食べたいところなのですが、どうしたら食べられるのでしょうか。実は笹屋昌園はお取り寄せもでき、極みはネットショップで購入することもできます。しかし、ネットショップでの購入ですら、売り切れになってしまうほどの人気商品です。しかも宅配便で翌日到着する範囲までしか受けつけてもらえません。

やはり、確実に食べるならば、本店で直接購入するということになります。とはいえ、前述した通り、数に限りがあるので、前もって予約することをおすすめします。予約をしてあれば取り置きしてくれるので、確実に手にいれることができます。

もう一つ、わらび餅を食べるチャンスがあるとすると、百貨店などで行われる催事です。いわゆる地方の名産品を販売するイベントで、極みが販売されることがあるのです。笹屋昌園の公式サイトで情報が出るほか、百貨店などの催事情報でも見ることができるので、チェックしましょう。

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笹屋昌園の周辺スポット見出し

龍安寺

笹屋昌園の和菓子「庭の石」のモチーフとなった石庭で有名な龍安寺は、笹屋昌園のすぐ近くです。石庭が有名ですが、南側の池泉回遊式庭園も国の名勝に指定されており、四季折々の美しさが楽しめます。笹屋昌園の和菓子と龍安寺の石庭はぜひセットで楽しみたい、人気観光地です。

仁和寺

龍安寺からきぬかけの路を通って徒歩で行くことができます。また嵐電で2区間乗って、御室仁和寺駅で降りても近いです。『徒然草』などでも知られていますが、特に御室桜と言われる桜は、京都で一番遅く咲く桜として知られ、人気です。

妙心寺

微笑餅はここの故事から着想されて作りだされた和菓子です。龍安寺からは嵐電をはさんで反対側になります。また嵐電で1区間、妙心寺駅で降りても行けます。妙心寺派の本山であり、46の塔頭がある大寺院です。室町時代に建立された開山堂は妙心寺内で最も古い建物で、微笑塔と呼ばれています。

笹屋昌園のわらび餅を味わおう見出し

笹屋昌園のわらび餅は、他のところのわらび餅とは違う、とろとろの味わいが楽しめる名品です。周辺には多くの観光地もあります。ぜひ、周辺の寺社巡りとともに、本わらび餅のぷるぷるとろとろの食感を味わってください。

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投稿日: 2017年11月4日最終更新日: 2020年10月8日

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