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五色塚古墳は不思議なパワースポット!入場料金や見学時間も調査!

五色塚古墳は不思議なパワースポット!入場料金や見学時間も調査!
投稿日: 2017年11月15日最終更新日: 2020年10月8日

明石海峡を見下ろす高台にある五色塚古墳は、4世紀後半に築かれた巨大な前方後円墳。国の史跡に指定されており、出土埴輪は国の重要文化財にも指定されています。最近では願い事が叶うパワースポットとしても注目されている、五色塚古墳について紹介します。

神戸のパワースポット「五色塚古墳」見出し

五色塚古墳は、兵庫県神戸市にある前方方円墳。兵庫県下では最大規模の古墳で、その特徴的な姿は飛行機からも簡単に確認することができます。実際に飛行機に乗っていて見つけて、場所を調べて訪れたという人も!明石海峡をのぞむ高台の上に位置する五色塚古墳は、最近では神戸の不思議なパワースポットととしても注目をされているようです。

五色塚古墳とは見出し

兵庫県神戸市の五色山の台地にある巨大な五色塚古墳は、淡路島の五色浜から葺石(ふきいし)を運んだことから「五色塚」の名前がついたといわれています。1921年に国の史跡に指定され、1965年から1975年までの10年間の遺跡発掘・整備を経て、築造当時の姿に復元されました。日本で最初に復元整備が行われた古墳としても知られています。

前方後円墳とは、円形と長方形(台形)の盛り土をつなぎ合わせた、古墳時代を代表する日本独特のお墓で、上から見ると鍵穴のような特徴的な形をしています。前方後円墳を造ることは、お墓を用意するという理由だけでなく、太陽信仰に結びついているともいわれており、豪族の為というよりも信仰の一環として造営していたという話もあります。

五色塚古墳の大きさは、全長194m、後円部は径115mで高さ16m、前方部は幅60mで高さ12m。周囲に幅10mほどの堀をめぐらしています。後円部の頂に竪穴式石室があります。たくさんの埴輪(はにわ)が出土されたことから、別名「千壺古墳」と呼ばれています。現在は、円筒埴輪は後円部の最上段にのみレプリカを置いているということです。

五色塚古墳はいつ作られた?見出し

五色塚古墳は、4世紀後半から5世紀初めの古墳時代に築かれたといわれています。全国で40番目の規模の大きさとのことですが、古墳時代(3世紀中頃から7世紀初め)全体を通して前方後円墳が造られており、その中で巨大なものは主に後期に造られていることから考えると、同時期に築かれた古墳の中ではかなり大きいものであったと伺えます。

見学前に入園手続きを行う管理事務所には、五色塚古墳についての詳細が記されているパンフレットが置いてありますので、最初に手元に取っておくことをおすすめします。また、管理事務所内には実際に出土された埴輪などが複数展示されており、こちらも見応えがあります。古墳の復元した部分とその内容なども詳しくわかるようになっています。

五色塚古墳はだれのお墓?見出し

兵庫県神戸市にある五色塚古墳に葬られている人は、明石海峡周辺を支配していた豪族ではないかとされていますが、それが誰なのかということは具体的には特定されていません。前方後円墳は、各地の豪族にのみ許可された形式のお墓であることや、それに加えこれだけの規模の古墳なので相当の権力者だったのではないか、と推測されています。

特に築造に際して、明石海峡対岸にある淡路島から多量の石が運ばれたという記述が日本書紀にもあることから、葬られた権力者の支配領域は淡路島まで及んでいたという説もあります。一方で、日本書紀には五色塚古墳は「偽の墓」という記述もあり、誰も埋葬されていないのではないかという不思議な説もあり、真相は未だ謎に包まれたままです。

五色塚古墳の気になるご利益とは?見出し

近年五色塚古墳は不思議なパワーのあるスポットとしても注目されています。願いごとが叶うともいわれていますが、よく聞かれるのが子宝に恵まれるということ。なかなか子供ができなかったのに、五色塚古墳を訪れたら子宝に恵まれたという人が何人もいるそうです。そもそも、風水的に良い場所に古墳が作られているというのも理由だそうです。

また一説によると、兵庫県神戸市にある五色塚古墳の立地条件がとてもよく、地球からのエネルギーが地面から、宇宙からのエネルギーが空から届く場所であるとか。五色塚古墳は東経135度子午線を通る明石のすぐそばにありますが、東経135度線上には古代史上重要な神社や聖地が点在しており、不思議なパワーが溢れているとの説もあります。

鍵穴型の円形部分の中心が最もエネルギーがあるところだとされているようですが、円の中央部には音が共鳴するポイントがあるそうです。不思議な話なのですが、1500年以上前に造られた古墳の上に立ち、広がる空、海峡を見渡せるこの場所は、確かにパワーを感じる場所に思えます。円錐部分の中央に立って、エネルギーを感じてみてください。

五色塚古墳へのアクセス見出し

五色塚古墳は、JR神戸線「垂水駅」から徒歩約10分。または、山陽電鉄本線「霞ヶ丘駅」から徒歩約5分、もしくは「垂水駅」から徒歩10分ほどです。駅からの途中、標識も出ているので迷うことはないと思いますが、周囲が住宅街なので不思議に思うこともあるかもしれません。そして、迷っていると突然古墳が出てきて驚く人も多いようです。

専用駐車場もありますので、車でのアクセスも可能です。車の場合は、第二神明道路「高丸インター」から約10分。三宮からは約30分程度です。ちょうど後円部が見える位置に駐車場があり、料金は無料。駐車場のスペースは十分あるので、満車になることはあまりないと思います。尚、駐車場を利用の場合は、管理事務所へ申し出る必要があります。

五色塚古墳の入場料金と見学時間見出し

五色塚古墳の見学時間は、9時から17時までとなっており、最終入場は16時45分です。見学料金は無料です。4月から11月は無休ですが、12月から3月については祝日を除く月曜日が休園日となっています。年末年始はお休みです。見学するには管理事務所にて入園手続きが必要です。手続きといっても、簡単な住所と名前や人数を記入する程度です。

管理事務所の脇にはトイレとベンチがありますが、古墳の上にはありません。古墳では、飲食や喫煙禁止です。地元の小学生は必ずといって良いほどに社会科見学にきていますが、駐車場を含め比較的ひっそりとしています。見学料金は無料ですし、最近パワースポットとして注目されはじめているので、今後は混み合うこともあるかもしれません。

五色塚古墳では時々イベントもやっています。勾玉づくりや土器づくりなど、古代人のモノづくり体験が中心です。また、地元の小中学生などが古代衣装を着てパレードをしたり、古墳の上で明石海峡の音頭を踊るなどといったものも!パワースポットといった性質を活かした古墳ヨガなどもやっているようです。イベントの料金は要確認です。

五色塚古墳から見下ろす明石海峡見出し

五色塚古墳は明石海峡を見下ろす高台にあり、本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋も眺めることができます。ここからの景色はずっと見ていたくなるほどに美しく、朝昼夕方それぞれの趣があります。古墳が造られた時にはもちろん橋はありませんでしたが、古墳から明石海峡を見ていると、時を超えた不思議な感覚を楽しめることと思います。

特にこの古墳に立って見る夕陽に染まる明石海峡は、パワースポットといわれる所以が理解できる気がします。興味深い古墳見学とこの美しい景色が堪能できるのは、想像以上の価値があったと訪れた人は言います。駐車場も見学料金も無料ですので、海沿いの道をドライブがてら、五色塚古墳にふらっと立ち寄っていみるもの良いかも知れません。

小壷古墳について見出し

五色塚古墳の西隣にある「小壷古墳」も忘れてはいけません。五色塚古墳と合わせて国の史跡に指定されています。「小壺」という名前は、五色塚古墳の別称「千壺」に対してつけられたものといわれています。円墳としては兵庫県下では2番目の規模。ちなみに兵庫県は日本一古墳が多い都道府県だそうで、何と18841基もあるとのことです。

小壷古墳が造られた時期は埴輪などの形から、五色塚古墳と同じ4世紀末から5世紀初めとされています。どちらが先に造られたかは不明だそうです。五色塚古墳に埋葬された豪族の親族や臣下のほか、副葬品を埋納するために建設された古墳ではないかといわれています。かつては小壷古墳の他にも、周囲にいくつかの古墳が存在していたようです。

五色塚古墳でパワーをもらおう!見出し

兵庫県下最大の古墳である五色塚古墳。駐車場からは後円部がきれいに見えますので、車の方は駐車場に停める際にその姿を要チェックです。広い空には飛行機も頻繁に通り、美しい海峡の景色は圧巻です。料金無料で見学できますので、古代の風を感じながらパワースポットでゆっくり過ごすというのもおすすめです。是非一度足を運んでみて下さい。

神戸の神社&パワースポット巡り!運気が上がる有名な場所とは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
神戸の神社&パワースポット巡り!運気が上がる有名な場所とは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
兵庫県神戸市には、パワースポットとして有名な神社や運気が上がるといわれる観光スポットが多くあります。パワースポット巡りや御朱印巡りは今、ブームになっています。神戸の霊験あらたかな神社や有名なパワースポットをご紹介します。

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