「るなぱあく」は前橋にあるレトロな遊園地！料金や乗り物情報もご紹介！

正式名称は「前橋市中央児童遊園」といいますが「前橋るなぱあく」という愛称で前橋市民に愛されている1954年11月に開園した遊園地です。8815㎡のサッカー場2面ほどの小さな面積ですが、国の登録有形文化財に登録された遊具もあるのです。そんなるなぱあくの乗り物やその料金、営業時間や駐車場、アクセス方法をご紹介して参ります。

「にっぽんいちなつかしいゆうえんち」というコンセプト通り、古いというより「懐かしい」というのがしっくりくるのではないでしょうか。デパートの屋上が広くなったような遊園地。敷地内は見渡せるくらいの広さですから、迷子の心配もありません。大人も乗り物に乗れるので、子供の笑顔を近くで見られますし、一緒に楽しめるのがるなぱあくです。

子供によっても差があるとは思いますが、主に未就学児向け乗り物が多いので小学校低学年くらいまでは楽しめて、高学年は物足りないのではないでしょうか。小さいお子様がいるお母さんはこういう場所の方が安心して遊ばせられます。身長制限もないので子供もかなり楽しめるはずです。

にっぽんいちなつかしいゆうえんちは今年で63年になります。世代を超えて、公園デビューならぬ「遊園地デビューは、るなぱあく」という前橋市民は多いのではないでしょうか。自分が昔遊んだ場所に、また子供を連れて来られるなんてとてもステキな場所だと思いませんか?のんびりと、時間を忘れて子供ペースで楽しむ事ができる「懐かしい遊園地」なのです。

るなぱあくの入場料金はなんと無料!時間制限なども特にありません。乗り物に乗るのは有料ですが、大きな乗り物でも50円、小さな乗り物でも10円という破格で楽しむ事ができます。また、満4歳未満の子供が乗り物に乗る際は必ず付添者の添乗を義務付けていますが、子供1人につき1人の付き添いは無料です。安全確保のために、料金を取らないという安全対策をとっています。

乗り物回数券もあり、11回利用できて500円。また、平日のみで5人以上であれば団体割引が適用となり、1日券が1人400円!事前の予約が必要になりますが、5人で団体割り引きなんて利用者側は嬉しい人数です。ご家族やお友達同士でお得に遊びに行くことができます。また障害・福祉手帳などがあれば更に半額となるので、対象者の方は手帳をご持参、ご提示ください。

るなぱあく満4歳になれば全ての乗り物を一人で乗ることが出来きます。4歳のお誕生日を迎えたお子さんは、お誕生日から1か月間、50円のおおきな乗り物全種類に1日1回だけ無料で乗ることが出来ます。その1か月間は何度でも乗る事ができるので、お近くにお住まいの方は毎日でも!バースデー特典の利用がおすすめです。受付にて申し込みが必要になります。

大きなのりものは全部で8種類。その中で、妊婦さんが唯一乗れるのが「まめきしゃ」です。可愛い汽車が園内を走ります。上記でもありますように、満4歳にならないと子供が一人で乗り物に乗る事ができないので、妊婦のママが3歳の子と2人で来た場合には、大きい乗り物は「まめきしゃ」しか乗ることが出来ませんのでご注意ください。

まめきしゃの他には、「メリーゴーランド」「くじらのなみのり」「くるくるサーキット」「まめじどうしゃ」「ウェーブスターライド」「ひこうとう」「ミニヘリコプター」。中でも飛行塔は高さ14.5メートルと未就学児にはスリル満点な眺め。豆自動車で自分で運転するのも楽しいはずです。ウェーブスターライドは8人乗りの小さなジェットコースターを楽むことができます。

るなぱあくといえば木馬と言っても過言ではありません。1954年に作られた電動木馬は、国の登録有形文化財に2007年に登録されました。その電動木馬は今も現役!遊具で唯一稼働中の登録文化財でもあります。この63年間たくさんの子供たちを楽しませてくれている木馬に、今後も頑張って頂きたいものです。それにしてもこんな貴重な乗り物を1回10円でいいのでしょうか。

こがたゆうぐは、新幹線やパトカーや白バイ、バスやプロペラ機などなど、様々な子供に人気の乗り物に乗ることができます。ゆっくりと音楽に合わせて動くこの遊具は、小さなお子さん向けでほのぼの楽しめます。初めてこういった遊具に乗るお子さんには最適です。なんといっても10円ですから、飽きるほど遊んでもらえます。

現在はやっていませんが、夏の毎週金曜日にやっていたイベント「るなぱDEないと」。いつもは子供の遊び場のるなぱあくが大人の遊び場に変身。夜間にライトアップされた園内で、日本酒やワインやビールなどを飲めて、子ども向けの乗り物で大人が遊べるという面白いイベント。また大道芸やダンスパフォーマンス等、大人も楽しめるイベントも開催されているので開催日など興味のある方は是非HPにアクセスしてみてください。

土日祝日には数多くのキッチンカーが園内に登場し、様々なグルメを堪能することができます。平日でも日によってはたこ焼きやフライドポテトなどのキッチンカーが出ている日もあります。また参加型のイベントも土日祝日に開催となる事が多いですが、平日も子育てのリフレッシュする場としてママさん向けイベントもあったりします。近くにお住まいの方はうらやましい限りです。

るなぱあくの駐車場は4か所あり、ありがたい事に全ての駐車場が無料です!るなぱあく専用駐車場は西口12台、東口40台ありますが、土日祝日は混雑するので、早く行かない限りは空いていないでしょう。臨時駐車場として土日祝日のみですが、るなぱあくの南側にある旧県知事公舎跡地駐車場に止められます。こちらの方が下記より近くて便利です。

旧県知事公舎跡地駐車場も満車であったり、平日にるなぱあく専用駐車場が空いていなければ、前橋公園駐車場にも止める事ができます。こちらに止めた場合には、ひょうたん池の横を通過して、トンネルと通ったらるなぱあくへと到着します。子供の足でも約10分ほどです。専用駐車場よりは少し時間はかかりますが、何百台も止められる程の大きさなので、車の止めやすさは一番です。

3月1日～7月19日、9月1日～10月31日の通常営業期間は9時半から17時まで。7月20日から8月31日までの夏期営業中も9時半から17時まで。11月1日～2月29日の冬期営業は9時半から16時までとなっています。

定休日は火曜日ですが、春休み・夏休み期間は開園しています。また屋外型の遊園地の為に、雨や雪の日は安全を考慮して閉園する場合もありますので事前のチェックをした方が無難です。当日の営業状況はHPへアクセス、又は、るなぱあくへお問い合わせください。

るなぱあくの中にあるおむすび屋さん「おむすびのマム」は土日祝のみで、営業時間は10時から15時まで。前橋の素材を厳選して直接仕入れていて、こだわりの詰まった安心・安全なおむすびを食べる事ができます。ランチにはもちろん、小腹の減った際のおやつにも美味しくいただけます。帰りに買って、近くの前橋公園の芝生で食べるのも気持ちがいいのでおすすめです。

るなぱあくへは車でのアクセスが一番便利ですが、電車・バスでのアクセスも可能です。最寄りの駅は「JR前橋駅」「JR新前橋駅」「上毛電鉄中央前橋駅」です。下車するバス停は「前橋公園前」「遊園地坂下」「北循環10：臨江閣前」で、各バス停からいずれも徒歩3分でるなぱあくへアクセスできます。バスの路線や時刻表は「バスネット群馬」へアクセスしてみてください。

住所:群馬県前橋市大手町 3-16-3 電話番号:027-231-6774

前橋るなぱあくの乗り物やその料金、営業時間や駐車場、アクセス方法をご紹介して参りましたがいかがでしたでしょうか?お財布にも優しい料金設定ですし、面積も小さいので子供が迷子になる可能性も低いです。群馬県へ行かれる際は、日本一懐かしい遊園地「るなぱあく」へ是非足を運んでみてください。皆さまが楽しい思い出が作れることを願っております。