日本ロマンチック街道（群馬）をドライブ！料金はかかる？観光にぴったり！

日本ロマンチック街道とは、日本の中でドイツのような景観を持つ街道として名づけられた街道です。観光地でいうと上信越高原国立公園や尾瀬国立公園、日光国立公園などがあります。浅間山や白根などの火山が創り出した造形美は、ドライブにぴったりです。高原や滝、湿原など、大自然をたっぷりと満喫できるスポットをご紹介します！

日本ロマンチック街道の鬼押・万座ハイウェーは、「浅間・白根・志賀さわやか街道」に属しています。この街道は、長野県と群馬県をつないでいる上信越高原国立公園を走る自動車専用道路です。この鬼押ハイウェーですが、学研ムックの、全国「絶景ドライブ100選」に選ばれたほどですので、観光におすすめのスポットです。

浅間山の麓を走る鬼押ハイウェーは、長野県軽井沢町と群馬県嬬恋村を結ぶ、全長約16kmの道路です。長野県峰の茶屋料金所から鬼押出しまでは、乗用車料金で270円です。そして鬼押出しから群馬県嬬恋村の三原までは乗用車料金で370円になっています。ドライブデートや観光に行かれる際の参考にしてくださいね。

嬬恋村（つまごいむら）とは群馬県の北西部に位置する高原地帯のことです。浅間山や白根山など、2,000ｍ級の山々が連なるさまは圧巻で、ドライブ中も涼しさを感じます。これらの火山に囲まれているため高原野菜の適地で、「嬬恋高原キャベツ」のブランドは有名で一面のキャベツ畑はとても印象的です。

キャベツ畑で大自然を感じたあとは野生味たっぷり、魚たちとの戦いはいかがでしょうか。バラギ湖ではフィッシングエリアをはじめ、木漏れ日がさす森のトンネルが爽やかなサイクリングコースなど、キャンプ場周辺の大自然をアクティブに楽しめる施設がいっぱいです。ドライブで凝った身体を存分にほぐせることでしょう。ちなみにキャンプ場は高所にあるため、天気の急変にご注意ください。

バラギ湖フィッシングエリアでは、スポーツフィッシングを目的としているため、キャッチアンドリリースが基本になっています。利用できる期間は4月下旬から11月上旬ですが、気象条件等により前後することもあります。おすすめのチケットは2時間券で、料金は税込2,160円、夏期料金も設定されていて1,080円になっています。夏期期間は7月15日から8月31日までなので、夏休みのドライブにおすすめです。

草津町の玄関口に位置する道の駅「草津運動茶屋公園」は、ヨーロッパ風の造りが特徴です。日本ロマンチック街道を象徴するたたずまいなので、観光の記念撮影にもおすすめです。建物の中には、みやげ物店や軽食のお店が並んでいます。他にも「草津の恩人」と称えられているドイツ人医師、ベルツ博士の記念館もあるため、休憩だけでなく歴史を感じられるのもポイントです。長いドライブの途中で一息入れられるため、年間を通して多く利用されています。

群馬県草津町は三国山脈の2,000メートル級の山々がそびえる景勝地です。温泉街の中央にある湯畑は絶景で、周囲にはいくつものみやげ物店や飲食店、旅館が立ち並んでいます。草津温泉観光地といえばこの景色ともいえる、シンボル的な存在を実際に見ると言葉が出ないほどです。温泉が湧き、樋を流れて行くさまは必見です。

ウォーミングアップと熱いお湯を冷ますために生まれたのが、細長い板を使い温泉をかき混ぜる動作とタイミングを合わせるための草津節です。この動作をショーにしたものが見られるのは、湯畑前の「熱乃湯」です。女性たちの歌う「草津節」のリズムに合わせて板を動かしてお湯をもむ姿は、観光にぴったりなのでおすすめです。料金は大人600円、小学生300円になります。

ぐんまちゃんもおすすめしている、春の観光スポットが、ここ東吾妻町です。4月上旬から中旬かけてが見どころなので、春休みの観光ドライブにおすすめです。全国でも有数の水仙の産地で、その数なんと約30万本にもなるそうです。たくさんの水仙と、桜並木のコントラストは絶景です。妻町のマスコットキャラクター水仙ちゃんもいます。

延享4年に観音石像が祀られてから、観音山といわれるようになったそうです。そんな由来のある観音山の登山口の崖上からは、力強いしぶきを上げる大滝があります。洞窟探検もできるので、夏のドライブ観光におすすめです。下流の鳴沢川では、毎年6月中旬から7月下旬にかけて、ゲンジボタルやヘイケボタルが見られます。

群馬県の人口が200万人を突破した記念として製作された、映画「眠る男」の撮影拠点として使用された施設です。この映画の完成を記念して、使用されたセットや、県内各所のロケーションセットを移築したものが「伊参スタジオ公園」になりました。花に囲まれた木造校舎は、とても素晴らしい雰囲気がありますので、日本ロマンチック街道ドライブの際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

もとは廃校となっていた旧町立第四中学校を使用しているため、入館料は無料です。なんと宿泊ができるのですが、その際の利用料としてひとり2,000円になります。イベントとして秋に「伊参スタジオ映画祭」が開催されており、中之条町を舞台としたロケ作品や、新進気鋭の若手作家の作品などが上映されています。

星空案内人講座など、定期的にイベントを開催しているのが、県立ぐんま天文台です。平成5年に「有形の文化資産」として県が建てたもので、国内有数の天文台として有名です。ここは天体のことだけでなく、自然や環境について広く考える機会を提供することを目的としていますので、時間を忘れる施設です。さらにドラマや映画でもよく利用されている施設なので、運が良ければ撮影に遭遇するかもしれないという点でもおすすめのスポットです。

チケットは1日有効で、大人で300円になります。大学生・高校生は200円、中学校以下は無料となっています。再入館する時は、受付にチケットを提示しなければならないため、購入したチケットはなくさないようにしましょう。通常の施設見学や天体観望なら、観測機器等使用料が無料になっていますので、観光に訪れる際はぜひ使ってみてください。貸切利用のときは別料金になります。

大河ドラマにもなった、真田幸村の兄である信之の居城が沼田城です。その城跡が沼田公園です。現在は石垣などの一部に面影を残していますが、その見どころとして約200本の桜が春に咲かせる花は見事で、桜の名所となっているため、特に春のドライブ観光におすすめです。他にも、園内では四季折々の花が咲いていたり、うさぎや孔雀がいる小屋もありしますので、散策に適しています。

関越自動車道、沼田インターチェンジからほど近いため、ドライブの疲れを癒すのに最適な施設です。特におすすめなのが、日帰り温泉施設の「白沢高原温泉望郷の湯」です。温泉にたっぷりと浸かったあとは、温泉併設のレストランでゆっくり寛ぐことができます。正面には雄大な赤城山があり、眼下には片品川河岸の丘が一望できるため、日常を忘れられます。また、農産物直売所で新鮮な農産物を購入することができます。

尾瀬ヶ原は日本で4番目の国立公園指定をうけた、指定特別天然記念物です。その広さは東西に6km、南北に2kmという広大さで、湿原には春から秋にかけて咲くミズバショウが有名です。他にもニッコウキスゲなど、数多くの湿原植物に彩られるさまは絶景の観光スポットですので、ぜひ一度足を運んでみてください。

花豆ソフトクリームと花豆ジェラートが有名で、ベニバナインゲン「花豆」を使用した、甘さ控えめの商品です。大人から子供まで楽しめる、絶景を見ながら食べるスイーツは絶品です。他にも笹まんじゅうがあります。名前が表すように笹の爽やかな香りが漂う、こちらも甘さが抑えめで人気のお饅頭です。

ここまで、日本ロマンチック街道のドライブにおすすめの観光スポットを、特に群馬県にフォーカスをあててご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。まだまだ、ここではご紹介しきれないほど、群馬県は魅力でいっぱいです。日本ロマンチック街道を旅して、ぜひあなただけの思い出を作ってください。その助けになっていれば幸いです。最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。