台湾２泊３日旅行のおすすめプランをご紹介！観光やグルメにショッピングも！

近年目覚ましい発展を続けている台湾。首都の台北までは、東京からなら飛行機で4時間ほどとアクセスも抜群です！台湾には、世界的に有名な故旧博物院や新しいランドマーク台北101等、新旧一体となった観光スポットや、小籠包に代表されるローカルグルメも満載です。今回は2泊3日で台湾旅行を満喫するおすすめプランをまとめます。

台湾旅行2泊3日のプランをまずはご紹介します。1日目は、日本各地から台湾の台北へ飛行機で移動します。日本各地から直行便が就航していますが、東京からは約4時間、大阪からは約3時間、九州からは約2時間半ほどで、台湾の桃園国際空港に到着します。桃園国際空港から台北市内までは、MRTの快速なら所要時間35分とアクセスも抜群！

午前中朝早い飛行機で出発すれば、お昼頃には台北市内に到着できます。1日目は、昼食から台湾グルメを堪能。その後、周辺の観光地を2ヶ所ほど周り、夜には有名な台湾のナイトマーケットへ繰り出します！2日目は、朝から台湾グルメを堪能し、バスで台北郊外の九份まで遠出し有名な老街を散策して、夜は茶館の幻想的な風景を撮影します。

最終日の3日目は、台湾のランドマークになっている台北101から市内の眺望を楽しみ、おしゃれなお店でお土産ショッピング。最後は、台湾グルメ「担仔麺」とマンゴーかき氷を堪能しましょう！旅行会社の2泊3日プランでは、初日と最終日の送迎だけで、自由行動がほとんど。ぜひ、今回ご紹介するスポットを参考にして旅行してみて下さい。

台湾旅行2泊3日のプラン初日は、まずは午前中の飛行機で移動して、お昼ご飯から台湾グルメを味わいます！弾丸旅行で絶対に欠かせないのは、時間を無駄にせず、効率よく行きたいスポットを回ることです！台湾グルメと言えば、まず食べたいのが小籠包。ガイドブックでは、鼎泰豊が有名ですが、日本にも店舗があるのでスルーしましょう！

代わりにお勧めなのが「杭州小籠湯包」です。こちらのお店は、次に観光スポットとしてご紹介する中正紀念堂からすぐ近くで、観光のための移動時間も時短できます！有名なのは、角瓜蝦仁湯包（ヘチマと海老の小籠包）。「ヘチマって食べれるの？」と思ったそこのあなた！ヘチマは、鹿児島県や沖縄県の郷土料理でも使われている食材です！

あっさりジューシーなヘチマの小籠包はもちろん、三種類の具が入った焼き餃子も絶品です。少し前までは、日本人に有名な鼎泰豐よりお値段も安くて、とても美味しい穴場のお店でしたが、今ではかなり有名店になってしまい、小籠包は8個入り150台湾ドルからとなっています。杭州小籠湯包へのアクセスは、東門駅から徒歩10分くらいです。

台湾グルメ小籠包でお腹がいっぱいになったら、2泊3日プラン1日目最初の観光地となる中正紀念堂へ向かいます。中正紀念堂は、台湾三大観光名所の1つであり、中国の伝統的な宮殿陵墓式の建築物です。ちなみに、中正紀念堂の「中正」とは、台湾建国の父とされる「蒋介石」の本名で、紀念堂の2階には、巨大な蒋介石の像があります。

広大な敷地は、緑地公園として整備され、白い大きな正門が、インスタ映えするおすすめの撮影スポットとなっています。蒋介石を追悼するために作られた中正紀念堂は、中国文化や中華民国の精神を表すテーマにそって建築物が建てられています。台湾国民の想いや、蒋介石にまつわる様々な展示品も見られるおすすめの観光スポットです。

続いては、台湾2つ目の観光スポット、国立故旧博物院に移動します。約700000個の古代の中国の美術品を収蔵している故旧博物院は、世界中から観光客が訪れる台湾一大きな博物館です。収蔵物のほとんどが、中国の歴代皇帝によって収集されたもので、文化大革命の際、中国本土から台湾へこっそり持ち出された一級品ばかりです。

2泊3日のプランでは、数々の収蔵品をすべて見て回るのは難しいので、最も人気のある「肉形石」と「翠玉白菜」を目指して、さくさく回っていきましょう。美術品をゆっくり見たい方は、次にご紹介するナイトマーケットへのプランを中止してもOK。日本語音声ガイドの他、小学生向けの音声ガイドもあるので、時間をかけて財宝を見て下さい。

故宮博物院には、収蔵品のコレクションをまとめた書籍や、複製品の他、美術品をモチーフにした個性的なグッズを販売しています。院内各所にギフトショップがあるので、ここで、一つお土産を買うのもおすすめです。日中の開院時間は、8:30から18:30までで、金曜日と土曜日は、夜間も開院していて、18:30から21:00まで見学できます。

台湾旅行2泊3日プラン1日目の最終目的地は「士林市場」です。亜熱帯気候から熱帯気候に属する台湾では、日中は暑いため、夜に出歩くナイトマーケットカルチャーが発達しています。士林市場では、台湾グルメが少しずつ楽しめる「小吃」（シャオチー）を試すのがおすすめ。ナイトマーケットで、様々な台湾グルメを買い食いしましょう。

台湾旅行のネタとして、一度は試していただきたいのが「臭豆腐」（チャウ・タウ・フー）です。漢字から想像がつくと思いますが、ものすごく臭いんです！料理名に使われている豆腐の腐も「腐る」って意味で使われているのではと思うほどの腐敗臭がします。筆者も臭豆腐を食べたことがありますが、食べるのは1回きりで十分です！

台湾2泊3日プラン、2日目は、朝一番で龍山寺（ロンシャンスー）を参拝しましょう。龍山寺は清時代に建てられた台北最古のお寺です！台湾随一のパワースポットとして、地元の人々の信仰の場となっています。中国寺院独特の装飾が施された屋根瓦や、年季の入った引き出し式のお神籤の棚など、レトロで神秘的な台湾を感じられます。

また、龍山寺周辺には、朝ご飯におすすめのお粥に油條（ヤオ・チャー）という揚げパンのようなものがトッピングされたお料理やニラを小麦粉の皮で包んで焼いた包韭菜盒等、台湾グルメがいっぱいあります。お店を選ぶポイントは、とにかく混んでいるかどうか！美味しそうな物を見かけたら「同じもの下さい」とオーダーしてみましょう。

台湾2泊3日旅行、2日目はMRT忠孝復興駅からバスで九份まで遠出するプランです。九份(金瓜石)行きのバス1062番のバス停は、MRT忠孝復興駅の2番出口、姜太太包子店の前にあります。MRT忠孝復興駅から九份までの所要時間は、1時間30分ほどです。バスの車窓から見える台湾の風景も楽しみながら、のんびりとした時間を過ごしましょう。

台湾旅行2日目のランチは、九份にある「芋仔蕃薯」で台湾の家庭料理をいただきます。洞窟のような不思議なデザインの入り口で、写真撮影を楽しむ観光客も多いこのお店では、地鶏や魚介類を使った素朴な台湾料理の他、サツマイモの葉の炒め物など、日本ではちょっとお目にかかれない台湾の家庭料理が味わえます。

眺めの良さが抜群の芋仔蕃薯には、なんと御年94歳、日本語を話せる名物おばあちゃんがいらっしゃいます！戦争を生き抜いて、日本軍占領時代に日本語を覚えたおばあちゃんは、悲しい歴史には一切触れず、笑顔で日本人観光客に対応してくださいます。中国語ができない方や、初めての台湾旅行の方にもおすすめのお店です。

台湾2泊3日プランのハイライトと言っても過言ではないのが、九份の「阿妹茶樓」です。宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」で、主人公の千尋のお父さんとお母さんが、そこに並んだ中華料理を食べて豚になってしまうシーンのモデルと言われているのが、阿妹茶樓です！立派な茶館は、夕暮れ時になるとまさに映画の世界そのもの！

絶対この茶館のどこかに、湯婆婆（アニメの登場人物で悪役）がいると思って間違いない雰囲気です！「千と千尋の神隠し」の舞台との呼び声の高い「阿妹茶樓」は、豎崎路の中央あたりにあります。立派な二階建ての茶館では、中国茶だけでなく、お茶請けにもおすすめの「お茶風味の梅」や「杏仁豆腐」等のデザートも楽しめます。

九份には、基山老街のような古い街並みを残した「老街」（ラオチェ）があちこちにあります。細い路地には、雑貨やお土産屋や買い食いできそうな飲食店もたくさんあります。夕暮れ時までのんびり街を散策して、台湾グルメの芋圓やマンゴーかき氷を食べたりするのもおすすめ。幻想的でノスタルジックな風景は、インスタ映え間違いなし！

台湾2泊3日プランも最終日となりました。2日目は九份まで遠出して、帰りも22:00近くになってしまいますので、最終日は、少し遅めに出発して台北のシンボル、台北101の展望台からスタートです。地上101階地下5階の超高層ビルの高さは、509.2m！台北市内を一望できるおすすめの観光スポットです。展望台入場料は、600台湾ドルです。

松山文創区にある伊東豊雄さん設計の誠品生活松菸店は、大型のショッピングモールが一か所にギュッと詰まったおしゃれなお買い物スポット。売り場ごとに体験コーナー等もあり、お土産の物色だけでなく、観光でもおすすめのスポットです。また、外国人観光客は、2000元以上のお買い上げなら、免税になるという嬉しい特典もあります！

誠品生活では、1階には、系列店となる誠品書店が注目するアーティストの作品等を陳列しています。台湾アーティストの作品が並ぶフロアなので、台湾のトレンドが見れる楽しい場所です。2階には、生活雑貨や文具など、コンパクトで、お土産にも手頃なアイテムが揃っています。また、台湾食材等のお取り扱いもあるので、おすすめです。

誠品生活松菸店へのアクセスは、MRT国父記念館駅にて下車。5番出口から歩いて5分ほどとなります。台北駅からもアクセスできますが、国父記念館駅からの方がまっすぐ歩くだけなので、時短にもなり台湾旅行が初めてという方にも分かりやすくておすすめです。松山文化創園区は、台湾の最新カルチャーに触れられるおしゃれなエリアです。

台湾旅行最終日の最後のランチは、永康街の担仔麺店「度小月」で台湾グルメをいただきます。台北市で、行列のできる担仔麺の店度小月は、空港にも店舗があるようですが、やはり本店の方が味が良いとの噂です。度小月の担仔麺は、量が少なめで、少し物足りないかもしれません。この後ご紹介するデザートでシメるのがおすすめです。

2泊3日の台湾旅行、最終日もいよいよ大詰めです！台湾グルメの小籠包から始まったこの旅の最後は、やはり台湾グルメの「マンゴーロー」（マンゴーのかき氷）でシメていただきましょう。先ほどご紹介した度小月と同じく、観光客で賑わう永康街にある人気のかき氷店「思慕昔」。台湾旅行のフィナーレを飾るにふさわしい名店です。

台湾名物のマンゴーがこれでもかというほどてんこ盛りになったフワフワのかき氷は、まさに「キングオブ台湾」です！思慕昔のマンゴーかき氷は、かなりボリュームも多いので、女子旅ならランチの後にお友達とシェアでも良いかもしれません。永康街には、他にも有名な茶藝館やカフェがたくさんあり、台湾の食い倒れの街と言えるでしょう。

台湾旅行2泊3日プランはいかがでしたか？文中では、触れることができませんでしたが、台北には、迪化街というレトロな通りがあり、お土産のお買い物にも、台湾グルメめぐりにも、本当におすすめです！2泊3日の弾丸旅行で、なかなかすべてを回りきるのは難しいと思いますが、連休や有休などを利用して、ぜひ台湾旅行を楽しんで下さい！