「はらちゃんラーメン」京都出町柳に出没する幻の屋台！メニューや料金もご紹介！

伝統と歴史の街京都には、絶品のグルメが各種そろっています。その中でも庶民派グルメの代表格は、やはりラーメンです。京都は地元の方にも観光客にも愛されるラーメンのお店がある、ラーメン激戦区と言えます。今回は京都で注目を集める話題のラーメン屋台、はらちゃんラーメンについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてください。

京都グルメの新名所はらちゃんラーメンは屋台のお店です。屋台の特徴は店主との距離感です。すぐ目の前で調理するので臨場感があります。待っている時のワクワク感は屋台で食事をする醍醐味です。はらちゃんラーメンは店舗を持たない屋台の形式です。小さな屋台の目印はラーメンと書かれた赤い提灯と白い車です。出町柳に神出鬼没と言われています。

はらちゃんラーメンの営業日は不定期となっています。出町柳の街角に現れるのか?その日の営業はあるのか?は当日にならないとわかりません。はらちゃんラーメンの登場はまさに神出鬼没と言えます。はらちゃんラーメンは遠方にお住まいの方や観光客にとっては、もし食べられたらラッキーと言うほどの幻のラーメン屋台です。

はらちゃんラーメンは京都の出町柳に不定期に現れる小さな屋台です。注目を集めるほどの人気となったのは、クセになりそうな不思議なおいしさと作家森見登美彦の小説「四畳半神話大系」に登場したことが理由です。今では京都以外の遠方からも、はらちゃんラーメンをお目当てに出町柳に向かう人がいるほどです。口コミで一気に話題となっています。

はらちゃんラーメンの営業日は、店主が書いているブログで確認することができます。不定期の営業のため、はらちゃんラーメンの開店日はラーメンを味わえる貴重な機会となっています。もし食べられたら早速自慢できること間違いありません。ちなみに、はらちゃんラーメンの公式サイトは熱心な愛好家の方たちによって運営されています。

ラーメンは庶民派グルメの代表格ですが、現在のラーメンのジャンルは出汁の種類によってさまざまな系統に分かれています。大都市に加えて全国各地のご当地ラーメンも含めると、新たな潮流のラーメンが次々と登場し、進化を続けています。そのような中でも出町柳の屋台はらちゃんラーメンのメニューはトッピングも含めてとてもシンプルです。

はらちゃんラーメンのメニューには、醤油や味噌といった区分けはありません。メニューはシンプルに「ラーメン」のみで、スープも麺も1種類で勝負しています。ラーメン店によってはメニュー選びに迷ってしまうほど各種の味をそろえていますが、はらちゃんラーメンはとても対照的です。並と大、店内にはマジックで手書きされたメニューが掲示されています。

はらちゃんラーメンの「ラーメン並」は600円です。麺は細く上品な印象で柔らかめに茹でられています。スープは比較的あっさりとしていますが、コクと塩気のおいしさがしっかりと出ています。はらちゃんラーメンはどなたの口にも合うおいしさと評判です。多めに振りかけられたコショウとラー油がパンチの効いたアクセントとなっています。

ジューシーなチャーシューを乗せるラーメン店が多い中、こちらのはらちゃんラーメンでは比較的パサッとした食感のバラ肉のチャーシューが特徴です。肉のおいしさそのものを味わえるチャーシューとして常連さんから支持を得ています。さらに「ラーメン並」には刻んだ青みネギと細いモヤシがトッピングされています。半分澄んだスープによく調和します。

麺の茹で方はお好みで硬めも選ぶことができます。はらちゃんラーメンは屋台なので店主が一人で切り盛りしています。お水はセルフサービスとなっています。屋台でのラーメンと言うと男性客ばかりのイメージですが、はらちゃんラーメンには学校や仕事帰りの女性客が多く訪れます。女性一人でも入りやすい雰囲気で気さくな居心地のよさがあるお店です。

今日はたくさん食べたいという方におすすめなのが、こちらの「ラーメン大盛り」です。麺とスープ、トッピングが並盛りより増量されています。大盛りは男子学生を中心に人気があるメニューです。スープにしつこさがないため、ほぼ全員のお客さんが最後まで飽きずに飲み干してぺろりとたいらげます。はらちゃんラーメンの「ラーメン大盛り」は700円です。

京都出町柳で話題のはらちゃんラーメンですが、テレビや雑誌などの取材は一切受け付けていません。マスコミに登場する機会はなく口コミで静かに評判が広がっています。また屋台のラーメンは飲んだ後の〆の一杯にもぴったりです。営業日は深夜2時まで営業していて0時を回っても何人ものお客さんがはらちゃんラーメンの店内でラーメンを楽しんでいます。

はらちゃんラーメンの屋台は小さなテントで覆われています。4名か5名で満席になるほどのこじんまりとした店内です。そして満席の時には深夜でも行列ができる人気ぶりです。行列では並盛りと大盛りのどちらを食べようか考えながら、星空の下で待つのも屋台の醍醐味です。なお、雨模様の時や天気予報が雨の時にははらちゃんラーメンは休業となります。

シンプルなメニューのはらちゃんラーメンでは、パンチの効いた味にラーメンを変化させることも可能です。注文時にニンニク入りと無しをお好みで選べます。ニンニクの量を増やすとスープに辛味が加わります。常連さんはほとんどの方がニンニク入りをオーダーするそうです。また、よりパワフルな一杯を食べたい時にはニンニク多めでのオーダーも可能です。

ラーメンのてっぺんに盛られた薬味になる青みネギもはらちゃんラーメンの特徴です。しかし中にはネギが苦手でない方がよいという方もいるのではないでしょうか。はらちゃんラーメンではオーダーの際にネギ抜きでも注文できます。メニューは「ラーメン」のみですが、自分の好みの食べ方にカスタマイズできるのもはらちゃんラーメンの特徴となっています。

はらちゃんラーメンのニンニクは唐辛子が入ったオリジナルのペースト状になっています。従ってニンニクの量を増やすと辛さのレベルが多少上がります。特に辛い味がお好きな方はニンニクをたっぷり増やしてラーメンを味わってみるのもおすすめです。ニンニクを増やす場合の追加料金はかかりません。並盛り600円、大盛り700円の料金のままで楽しめます。

はらちゃんラーメンではニンニクを入れずに楽しむラーメンも人気です。席に座るとラーメンの並盛りと大盛りのどちらか?を聞かれますので、その時にニンニクの有無も注文しておきます。はらちゃんラーメンのスープは鶏ガラをベースにしたオリジナルの醤油味です。あっさりとした印象ですが、振りかけられた多めのコショウがアクセントになっています。

スープは最後まで飲み干せるほどでしつこさがありません。中細タイプのストレート麺にクセのないスープがよく合います。ニンニクを入れないことでスープ本来の味を存分に堪能できます。どこか懐かしい印象のスープですが、見た目よりも醤油の骨太い塩辛さがあります。ニンニク無しのラーメンは飲んだ後の〆の一杯に最適という口コミもあるほどです。

知る人ぞ知る出町柳の名所となっているはらちゃんラーメンには、営業日にはお客さんが途切れることなく訪れます。バラ肉を使ったチャーシューとモヤシのトッピングと濃いめの醤油味は、ニンニクを入れないままの一杯でもスタミナが付きそうです。スープは鶏ガラだけでなく豚骨や魚介の出汁も感じられます。複雑で不思議なラーメンに仕上がっています。

はらちゃんラーメンは森見登美彦の小説『四畳半神話大系』に登場するラーメン屋台としても有名です。2010年には『四畳半神話大系』がテレビアニメ化されて、はらちゃんラーメンはアニメファンも訪れるスポットになっています。ストーリーでは「猫から出汁を取っているという噂がある、真偽はともかくとしてその味は無類である」と書かれています。

『四畳半神話大系』は京都の大学生が主人公の小説です。はらちゃんラーメンは出町柳の猫ラーメンとして文学やアニメ好きの方にもおすすめです。なお、はらちゃんラーメンの屋台の周りにはどこからともなく猫たちが現れて集まることがあるそうです。猫ラーメンという名称の由来は屋台の周りに猫が集まるためという説も出ているほどです。

はらちゃんラーメンは営業日が不定期のためもし食べられたらラッキーという屋台です。懐かしい味のようでいて何系に属するのかわからない不思議な印象のラーメンを楽しめます。一度食べたらクセになる独特のおいしさと評判です。はらちゃんラーメンは現在では2代目の店主が営業を続けています。出町柳で30年以上も続く老舗と言えるラーメン屋台です。

小説とアニメ『四畳半神話大系』に登場して一部の方には有名な屋台ですが、はらちゃんラーメンではテレビや雑誌といったメディア取材を一切受けていません。また、はらちゃんラーメンの屋台は小屋のような造りになっています。外にはお店の名前を表示していないため、まさに知る人ぞ知るラーメン屋台と言えます。

はらちゃんラーメンには作家森見登美彦のファンの方が遠方から訪れます。その独特な味と雰囲気にすっかりはまってしまう方も多いようです。屋台の開店から30年以上、昔と全く変わらない味でずっと通い続ける常連さんも多くいます。地元京都では出町柳の猫ラーメンで通じる、名物屋台となっています。

出町柳の屋台はらちゃんラーメンの営業日は不定期となっています。平日と休日でいつ営業するのか?という規則性もありません。いつ現れるのかはまさに神出鬼没です。そのために味わえた時の貴重性がより高まる結果となっています。営業日の確認は店主のブログで行なうことができます。毎日夕方に店主のブログをチエックするのがおすすめです。

営業日は決まっていませんが店主のブログでその日の営業を知ることができます。バランスとしては営業日より休業日の方が多いようです。例えば京都旅行の滞在中にはらちゃんラーメンの営業のタイミングが合えば、絶好のチャンスです。ぜひ一度味自慢のラーメンを食べてみることをおすすめします。

はらちゃんラーメンは夜だけ不定期に登場する屋台です。公式サイトによると営業時間は20時から深夜2時までとなっていますが、深夜4時頃まで開いている日もあるようです。その日に営業することを確認できたら20時すぎに出町柳に足を運んでみましょう。なお店主のブログはほぼ毎日更新されて営業の有無を確かめることができます。

営業日の次はアクセスのご紹介です。はらちゃんラーメンは京都出町柳にあります。京阪鴨東線の出町柳駅からは徒歩4分ほどです。鴨川沿いにある園芸店タネゲンの前の立地で、地下駐輪場のエレベーターのそばに屋台が開かれます。鴨川デルタにも近く、鴨川へのピクニックと合わせてはらちゃんラーメンの屋台を楽しめます。

また、はらちゃんラーメンの屋台は下鴨神社のほど近くにあります。下鴨神社へのお参りや観光と合わせて屋台に立ち寄ってみるのもおすすめです。しかし、休業日が多い幻のはらちゃんラーメンを味わえる機会はそうそう多くありません。来店したい日には店主のブログで営業日を確かめると確実です。

住所:京都府京都市上京区河原町通今出川上る青龍町266-3 電話番号:非公開

京都出町柳の幻の屋台はらちゃんラーメンについてご紹介してきました。はらちゃんラーメンでは小説に登場する猫ラーメンのモデルとなった独特な一杯を味わうことができます。神出鬼没の屋台で、4名から5名で満席となる小さな店内は素朴で温かみのある空間です。皆さんもぜひはらちゃんラーメンの貴重でおいしい一杯を楽しんでみてください!