梅香堂は京都のおすすめ甘味処！かき氷やパンケーキなど人気メニューを紹介

梅香堂といえば京都の東山で60年以上続いている老舗の甘味処で、地元の人に愛され続けている人気店です。梅香堂は京都に多数存在する甘味処の中でも幅広い世代の人に人気があり、東福寺や智積院などが近いことから観光客にも利用されています。今回はそんな梅香堂のパンケーキやかき氷など人気メニューをはじめ、おすすめのメニューをご紹介します。

梅香堂のパンケーキは9月頃から5月まで期間限定で登場する人気メニューで、かき氷と入れ替えとなるメニューです。梅香堂のパンケーキはホットケーキという名前で販売されていて、グルメ雑誌に掲載されたりもしている位有名です。パンケーキはインパクトのある生地の厚みが特徴で、小倉バターホットケーキはその中でも注文する人が多いメニューです。

小倉バターホットケーキは2枚の分厚いパンケーキのの上にたっぷりのバターと小倉あんがトッピングされていて、別添えでホットケーキシロップもついています。パンケーキはしっとりと柔らかい食感で、厚みがあるので食べごたえがあります。小倉あんは十勝産の小豆を粒が残るように丁寧に作られていて、豆の味が際立つ上品な味わいです。

梅香堂のパンケーキのメニューは多数あり、中でも小倉あんがかかったパンケーキにソフトクリームをプラスした小倉クリームホットケーキは若い女性に人気があります。厚みのあパンケーキの上から小倉あんとソフトクリームが山のように盛り付けられていて、ボリュームのある贅沢な和スイーツとしておやつや軽食代わりに食べられることが多いようです。

小倉クリームホットケーキはふんわり食感のパンケーキの生地と上品な甘さの小倉あんの味を、さっぱりとしたソフトクリームでまろやかな味に仕上げています。パンケーキは温かいのに対してソフトクリームは冷たいので、素材の温度の違いも楽しめます。さらに別添えのパンケーキシロップを上からかければ、甘いもの好きにはたまらない味になります。

小倉あんのパンケーキメニューと同じくらい人気があるのがフルーツホットケーキで、まるで2段重ねのケーキのような華やかな見た目が魅力のメニューです。厚みのあるパンケーキの上にはホイップクリームとフルーツが乗っていて、色とりどりのフルーツが色鮮やかです。フォトジェニックなパンケーキとしての人気もあり、写真を撮る人が多いです。

フルーツホットケーキはふわふわのパンケーキの上に乗った生クリームとフルーツを、崩さないように上手に食べるのがポイントです。甘酸っぱい苺をはじめ様々なフルーツが乗せられているので、食べるたびに違うフルーツの味わいを感じられます。ホイップクリームは濃厚なミルク感があり、別添えのシロップをかければ一層甘さがアップします。

バナナチョコクリームホットケーキはクレープでも定番のバナナとチョコを組み合わせたパンケーキで、この組み合わせで梅香堂のパンケーキが食べたいというファンが良く注文している人気メニューです。京都の甘味処として知られる梅香堂では和スイーツが多い中で珍しい洋風のスイーツということもあって、もの珍しさから注文してみる人も多いようです。

バナナチョコクリームホットケーキはパンケーキの上にたっぷりのホイップクリームとバナナ、そしてチョコレートソースがかかっています。濃厚なホイップクリームは甘さの際立つチョコレートソースとの相性も良く、バナナによってまろやかな味に仕上がります。パンケーキによってボリューム感も増し、おやつにピッタリの贅沢メニューになります。

パフェメニューはパンケーキやかき氷とは違い通年メニューとして注文でき、10種類を超えるラインナップが用意されています。中でも一番人気は京都らしい和風の抹茶ゼリーパフェで、店内で立てたお抹茶を使用した抹茶ゼリーが魅力です。パフェグラスにはソフトクリームや抹茶ゼリー、フルーツが盛り合せてあり緑と白のグラデーションが美しいです。

抹茶ゼリーパフェは程よい苦みの抹茶ゼリーと上品な甘さの小倉あんの組み合わせが美味で、そこに濃厚なコクのあるソフトクリームの味が追いかけてきます。パフェグラスの中にはシリアルなどのよくあるごまかしは一切なく、最後まで抹茶とクリームのまろやかな味わいを堪能できます。プルンとした食感の抹茶ゼリーは、他では味わえない美味しさです。

パフェメニューの定番であるチョコレートパフェも梅香堂の人気メニューで、色々なお店でチョコレートパフェを食べる人なら是非注文していただきたいおすすめのメニューです。パフェグラスの中にはソフトクリームとフルーツ、そしてチョコレートソースがたっぷりとかかっていてトッピングにチョコレート味のフレークがパラパラと散らされています。

チョコレートパフェはこってりとした甘さのチョコレートソースとさっぱり味のソフトクリームのバランスが良く、バナナやオレンジなどのフルーツが酸味をプラスしてくれます。チョコレートソースとバナナも相性抜群で、ソフトクリームで少しひんやりしてとても美味しいです。チョコレート味のシリアルもアクセントになっていて、食感の違いが楽しいです。

パフェメニューの中でも女性からの人気が高いのが、可愛らしいピンク色が特徴のストロベリーパフェです。細長いパフェグラスの中にはたっぷりのストロベリーアイスが詰まっていて、上には生クリームや大きな苺がトッピングされています。チョコレート味のシリアルやミントで美しく飾り付けてあり、フォトジェニックなパフェとしての人気もあります。

ストロベリーパフェは食べやすい大きさにスライスされた苺とブルーベリーがトッピングされていて、生クリームを付けて食べると甘さと酸味のバランスが絶妙の美味しさです。グラスにたっぷり入ったストロベリーアイスは甘酸っぱい美味しさで、生クリームやシリアルにもよく合います。最後まで苺味が楽しめるので、苺好きなら絶対おすすめのパフェです。

梅香堂のかき氷メニューが登場するのは5月から10月の夏季のみで、パンケーキとの入れ違いで食べることができます。かき氷メニューは20種類以上もあり、定番のいちごなどから白玉やフルーツが入ったものなどジャンルも様々です。その中でも京都らしいかき氷メニューとして人気なのが宇治金時氷で、これを目当てに梅香堂に来るお客さんも多いです。

梅香堂のかき氷はお皿から山のように盛り付けられた氷が特徴で、上からたっぷりとシロップがかかっているので最後まで美味しく食べられます。苦みのある本格的な抹茶を使ったシロップは小倉あんとの相性も良く、間に入った白玉にも絶妙にマッチしています。抹茶の味が濃いのが苦手な人は、中にミルクアイスが入った宇治ミルク時雨もおすすめです。

トロピカルマンゴー氷は梅香堂に来るお客さんの中でも女性からの人気が高いかき氷で、一般的なかき氷とは違う洋風な味わいが魅力です。かき氷の器に山のように盛られた氷には零れ落ちる程のマンゴーシロップがかかっていて、上にはミルクアイスがトッピングされています。その見た目はとてもボリューム感があり、友人とシェアして食べる人も多いです。

トロピカルマンゴー氷は濃厚な甘さのマンゴーのシロップがかかっていて、氷と一緒に食べるとじゅわっと溶けてジュースを飲んでいる気分になります。ミルクアイスと一緒に食べるとまろやかな味わいに変化し、白玉にもよく合います。シロップがたっぷりとかかっているので最後まで薄まることなく食べられて、最後の溶けた部分まで飲み干したくなります。

フルーツミルククリーム氷はかき氷の中にフルーツが入った珍しいメニューで、フォトジェニックな見た目から女性の人気の高いメニューです。真っ白なかき氷の中に色とりどりのフルーツが入っていて、その上にはミルクアイスとボリュームがあります。スイカやみかんなどのフルーツはかき氷に密着しているので、ひんやりとしたフルーツが楽しめます。

フルーツミルククリーム氷はかき氷にシロップをかける一般的なものではなく、既に甘いミルク味に味付けした氷をかき氷にしています。そうすることで内側の氷もしっかりと味がついていて、シャーベットのような感覚で食べることができます。所々に入ったフルーツの酸味は良いアクセントになり、ミルクアイスのまろやかさが後引く美味しさです。

抹茶氷が緑色なのに対して黒蜜ミルク氷は全体が濃いめの茶色をしていて、その見た目のインパクトも人気に火をつけています。黒蜜ミルク氷はかき氷にたっぷりの黒蜜シロップをかけていて、内側にはミルクアイスが閉じ込められた珍しいかき氷です。あまり見かけないかき氷のメニューということで、わざわざ食べに訪れるお客さんも多いのだそうです。

黒蜜ミルク氷は黒蜜のコクのある甘さを存分に味わうことができ、ミルクアイスによってまろやかな味にも変化させることができます。黒蜜の味はトッピングの白玉にも良く合うので、和菓子のような感覚で食べることもできるでしょう。黒蜜シロップがかかったかき氷は全体がしっとりとしていて、なめらかなミルクアイスとの食感の違いが楽しいです。

黒糖きなこミルク時雨氷は黒蜜シロップの茶色と練乳の白、そしてきなこのグラデーションが美しい人気メニューのひとつです。ミルクアイスや白玉、小倉あんなどトッピングも豪華なので、黒蜜氷が好きな人やちょっと豪華なかき氷が食べたいという人にもおすすめです。和スイーツとして注文する人も多い、インパクト抜群のオリジナルかき氷です。

黒糖きなこミルク時雨氷は全体に黒蜜シロップと練乳がかかっているので、コクのある濃厚な甘さの氷が楽しめます。中にはミルクアイスが入っていて全体をさっぱりとさせていて、きなこの香ばしさがたまりません。小倉あんと白玉を一緒に食べるのもおすすめで、和菓子のような美味しさも楽しめます。きな粉がこぼれないよう、慎重に食べ進めましょう。

甘味処の定番といえばあんみつですが、梅香堂のあんみつはボリューム満点で食べごたえがあると若い人にも好評です。寒天や求肥、白玉などが小倉あんと一緒に盛り付けられていて、その周りには数種類ものフルーツがトッピングしてあります。小倉あんもたっぷりと入っていて、上からはあんみつの中に入っている寒天が見えないくらいです。

梅香堂のあんみつに使用されている小倉あんは他のメニューと同じく甘さ控えめの上品な味で、フルーツと一緒に食べても美味しいです。寒天も程よい弾力があり食べやすく、フルーツの味を邪魔することはありません。見た目よりもあっさりとした甘さなので、甘いものが苦手な人でも食べられます。温かいお茶やコーヒーなどと一緒にいただきましょう。

梅香堂の隠れた人気メニューといえばソフトクリームで、かき氷やパフェなどに使用されているソフトクリームを単品でも注文できます。コーンの上に盛り付けて提供されるので、ワンハンドで食べられるスイーツとして人気があります。さっぱりとした甘さとミルクの風味が絶妙で、ボリュームがあるように見えてもあっさりと食べてしまえます。

梅香堂のソフトクリームは店外へテイクアウトができ、地元の人や常連の間では定番となっています。ソフトクリームのテイクアウトはコーンがソフトクリームの頭にもついていて、先から溶けてしまわないように配慮してあります。両側にコーンが付いてるテイクアウトのソフトクリームは、コーンを両側から持って半分に割れば2人でシェアもできます。

甘味処の冬の定番といえばぜんざいですが、梅香堂では一年中注文できるご年配の方にも人気のメニューです。梅香堂のぜんざいはお餅を1つか2つ選ぶことができるので、自分のお腹と相談しながらボリューム調整ができます。ぜんざいに入ったお餅は一般的なものに比べると大き目なので、おやつとして少し食べるのなら1つで注文するのがおすすめです。

梅香堂のぜんざいは小豆を丁寧に炊いていて、上品な甘さでしつこさもなく小豆の風味を感じられます。お餅は軽くこげめがつくまで焼いてあるので、カリッとした表面と内側の柔らかいお餅の食感の違いを楽しめます。焦げ目がついたお餅からは香ばしい香りがぜんざいの汁に移るので、より風味豊かな汁の味をふっくらとした小豆とともにいただけます。

今熊野商店街にある人気甘味処「梅香堂」。京都市バスの今熊野停留所の目の前に位置しており、JR奈良線・京阪本線の東福寺駅から徒歩15分ほどでアクセスできます。周辺には、東福寺や智積院などの観光名所もあるので、お寺とセットで訪れるのもおすすめです。

京都には沢山の甘味処があるので、どこに行こうか迷ってしまいます。今回ご紹介した梅香堂は地元の人に愛さ続けているお店なので、味もボリュームも満足できるはずです。おすすめの人気メニュー以外に沢山のメニューがあるので、自分好みの甘味が見つかります。京都に行ったら是非梅香堂に行って、人気メニューを堪能してみてはいかがでしょうか。