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『ベルナシオン』はリヨンの絶品チョコレート店!日本で買える場所は?

『ベルナシオン』はリヨンの絶品チョコレート店!日本で買える場所は?
投稿日: 2018年7月9日最終更新日: 2020年10月8日

ベルナシオンはリオンのみに店舗を構えるタブレットチョコレートなどで有名な絶品チョコレート店です。タブレット型や丸型など数多くの種類のチョコレートがあります。そんなベルナシオンの特徴や魅力、日本で購入できる場所について徹底的に解説します。

ベルナシオンはリヨンの絶品チョコレート店!見出し

Photo by rvacapinta

ベルナシオンは、フランスのリヨンにある、日本でも大人気のショコラトリーです。ベルナシオンのチョコは、タブレット型や丸型のものまで種類が様々です。タブレットの中にラム酒が入った大人な味を楽しめるものもあります。そんな日本でも人気が高い、フランスのリヨンにあるベルナシオンの概要や特徴を紹介します。

ベルナシオンとは?見出し

その人気っぷりは、観光地のパリから少し離れているリヨンにあるにもかかわらず、「どうしても訪れたい」ということで、訪れる人もいるほどのブランドがあるチョコとなっています。フランス国内でも地方都市であるリヨンにしかないため、チョコレート好きにとっても、「食べたいけど、買えない」と思う人気の高いブランドです。

ベルナシオン(BERNACHON)とは、フランスのリヨンという場所に1店舗だけ存在しているチョコレート専門店です。名だたるチョコレート店はフランスのパリに出店しているものが多く、複数の店舗を持っているお店が多い中で、唯一1店舗しかないにもかからわず、チョコレート好きの人やショコラティエから知られています。

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フランスにおける一人当たりのチョコレート年間消費量は6.4kgと、日本の3倍以上です。そんなチョコレート消費大国のフランスでは、数多くのショコラトリーが出店しています。その中でも、とくにお土産としておすすめしたい人気ブランドのチョコレートをご紹介します。

ベルナシオンのオーナーは?見出し

そんな、日本のチョコレート好きにも人気の高い、リヨンに1店舗だけあるベルナシオンのオーナーは、フィリップ・ベルナシオンさん。彼は、現在三代目のショコラティエとしており、2010年から父であるジャン・ジャック・ベルナシオンさんから、引き継いでいるオーナーで、今なおオープン当初から変わらない味を提供し続けています。

そんなフィリップ・ベルナシオンさんが大切にしている考えは「変わらないことで進化する」というもの。ベルナシオンの祖父の代から60年以上引き継がれている「伝統」と「本物」の味を守りながら、少しづつマイナーチェンジを加えながら、新しい技術などを取り入れて更に進化し続けるチョコレートを提供し続けています。

フィリップ・ベルナシオンさんは、自分にも厳しく細部にもこだわりを持ったチョコレートを作るため、伝統を引き継いだ今でも、多くの人々から支持されている優れた才能の持ち主です。チョコの細部の調整のもこだわりつつ、タブレットやカカオのベルナシオン極秘の配合率などは保ちながら、大胆なアイデアを取り入れています。

新しいアイデアを情熱をもって取り入れているため、60年以上の老舗チョコレート店であるにもかからわず、提供されるチョコレートは古臭さを感じさせず美しい仕上がりになっています。また60年以上愛される味や風味は引き継いでいるため、老若男女問わず根強い人気を博しており、リヨンだけでなく日本や世界中でもファンが多いです。

ベルナシオンは家族経営!見出し

そんなベルナシオンですが、現在が三代目のフィリップ・ベルナシオンさんが経営しているといった通り、家族経営による運営を行っています。1953年に創業されてから、世界中のショコラティエとパティシエから人気のショコラトリーであるベルナシオンですが、ベルナシオンのチョコやショコラの製法や伝統は家族だけで管理しています。

「ベルナシオン家の人間だけで製法や伝統を守り続けていく」とフィリップ・ベルナシオンさんがインタビューで答えていたように、職人肌の職人がチョコレートの味や風味を守り続けています。そのため従業員も外部の人がおらず、今も家族だけでこじんまりしたショコラトリーを経営しています。そのためこのチョコレートは価値があります。

この考え方は1953年の創業当初から受け継がれており、カカオの栽培から始まって、カカオの収穫、カカオの輸送、そしてカカオの加工やチョコレートの作成などをすべて自社で管理しています。この考え方は、「Bean To Bar」と呼ばれており、ベルナシオンの考え方は、当時は誰も真似できずパイオニア的存在であったと言われています。

この、自分の手の届かない範囲でお店を経営して、味や質の低下を防ぎたいという考え方のもと、家族経営がなされています。もうけ主義で、合理化や機械化や大量生産が進んでいるショコラトリー業界の中で、今も家族だけで、かつ創業店だけで、創業当初からの味を家族だけで守り続けている由緒正しい伝統のある経営方法です。

ショコラティエとは?見出し

チョコを作るような人を、ショコラティエ、ショコラティエール、チョコレートを加工する場所をショコラトリーと呼ばれることがありますが、チョコレートとショコラの違いは何なのでしょうか。そこで、チョコレートとショコラの違いについて説明させていただきます。基本的にはチョコレートが英語で、ショコラがフランス語です。

厳密な違いについてですが、チョコレートは、「カカオを使ったお菓子の総称で、原料や素材、加工前の状態などもチョコレートである」そうです。そしてショコラは「チョコレートを使用して加工されたお菓子の総称である」そうです。そのため、私たちが普段口にしているものは、チョコレートでもありより狭義的な意味ではショコラです。

そのため、チョコレート菓子であるショコラを作る人たちのことを、男性であれば、ショコラティエ、女性であれば、ショコラティエールと呼んでいるそうです。また、ショコラを作る工場のことも、狭義的な意味を使ってショコラトリーという風に呼ばれています。チョコレートに詳しくなるので覚えておくことをおすすめします。

ベルナシオンはBean to Barにこだわりあり!見出し

ベルナシオンは、先述した通り「Bean to Bar」の先駆けのような存在として知られています。ベルナシオンのチョコレートの価格帯は、高級ショコラらしく高い価格となっているのですが、その理由が、この「Bean to Bar」を厳密に守っているからです。そのため、質の高いチョコレートの提供が可能となっているというわけです。

この「Bean to Bar」を行っているため、自社で選んだカカオ豆のみを、豆の状態から加工して、ショコラとして完成させているこだわり具合が見られます。現在のチョコレート業界の人気の製造方法として知られるようになり、安いチョコレートを大量生産するよりも、質の高いものを作ろうとする方式が話題となっています。

ベルナシオンのチョコレートのメニューの種類は?見出し

ここからは、ベルナシオンで販売されているチョコレートの種類について紹介します。ベルナシオンといえば高級なチョコレートを多数の種類を取り扱っていることで日本でも人気の高いショコラトリーですが、その中でも定番のものから、高級感あふれるもの、プレゼントにおすすめのものなど様々なものが存在しています。

ベルナシオンのチョコの種類その1「パレドール」見出し

もっともベルナシオンで人気が高く定番のチョコレートの種類は「パレドール」です。緊迫がふんだんにまぶされた丸いチョコレートです。さくっとしたチョコレートの中には、バニラの香りが食欲をそそりリラックス間に包まれるガナッシュと呼ばれるチョコレートクリームが含まれています。素朴で伝統的な味わいで人気が高い1粒です。

こちらはフランスのリヨンに訪れたときに購入することができます。100gあたりが9ユーロで購入することが出来るので、1粒100円程度と、比較的お手ごろに購入が出来るオーソドックスな一品です。お土産にも選ばれることが多く、誰にでも合うような味に調整されたベルナシオンの手腕のすばらしさには驚かされます。

しかし、こちらの定番のパレドールは、日本でも購入できるのですが、そのときの価格はなんと1箱6粒入りで5000円。つまり1粒あたり800円もする高級チョコレートになります。輸送費なども問題がありますが、フランスの市街地にあるリヨンでしか購入できない非常に珍しいチョコレートですので、その価格でも納得です。

ベルナシオンのチョコの種類その2「アマンド・プランセス」見出し

ベルナシオンの人気のチョコの種類その2は「アマンド・プランセス」です。中身には、ペースト状のナッツと砂糖を混ぜてチョコに加えたクリームであるプラリネと、煮詰めた砂糖にローストアーモンドを加えて固めたものであるヌガチーヌが入っており、食感の違いを楽しめるチョコレートとなっているのが特徴です。

この中に含まれているプラリネとヌガチーヌをカカオの苦味をたっぷりと出したビターなチョコレートでコーティングしているのが「アマンド・プランセス」です。中身に含まれている食感の違いと、ビターなチョコレートと中身の甘みが組み合わさって、面白い食感と味を楽しむことが出来るチョコレートとなり、人気が高いです。

ベルナシオンのチョコの種類その3「オレンジピール」見出し

ベルナシオンの人気チョコの種類その3は、「オレンジピール」です。オレンジピールとは、オレンジの果皮を砂糖水で煮詰めた後に乾燥させ、ドライフルーツとしたものです。ベルナシオンのオリジナルの商品というわけではなく、一般的に広く食べられている商品ですが、それらよりも大きく切られているため歯ごたえが抜群です。

ベルナシオンで作られているオレンジピールは砂糖漬けの時間やドライフルーツへの製造方法などをオリジナルのものになっているので、ほかのオレンジピーるとは異なる味わいが感じられる一品となっています。またこのオレンジピールは、マンディアンと呼ばれる別のメニューにも使われている人気の商品となっています。

ベルナシオンのチョコの種類その4「タブレットクレオール」見出し

ベルナシオンの人気チョコの種類その4は、「タブレットクレオール」です。タブレットとは、板チョコのことで、その上にレーズンなどの様々なトッピングをしたり、フルーツを挟み込んだりすることが多いです。そんなタブレットクレオールは、ラム酒がたっぷりと入っていたり、分厚かったりと、年によって様々な味わいが楽しめます。

カカオがたっぷりと入っており、ラム酒の甘さとベストマッチして面白い味わいとなっています。こちらも2500円から購入することが出来るタブレット型のチョコレートで、アルコールも入っているので、大人の男性や女性にプレゼントしても喜ばれる人気の高い種類のベルナシオンのチョコレートとなっています。

ベルナシオンが日本で買える?見出し

ベルナシオンの商品が日本で購入することが出来るのかについて説明していきます。この50年以上門外不出でフランスのリオンから出たことのなかったベルナシオンですが、日本では2007年から、新宿伊勢丹で開催されているチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」にて販売されることとなり、現在でも販売されています。

このサロン・デュ・ショコラに出展しているベルナシオンの行列は、毎年多く行列が出来ており、日本での人気の高さをうかがい知ることが出来ます。初出展された2007年から常に行列が絶え間なく続いており、長年愛されています。ベルナシオンは多くの人が、「サロン・デュ・ショコラ」開催時には真っ先に並ぶといわれているお店です。

ベルナシオンを買える「サロン・デュ・ショコラ」は大盛況!見出し

先述したとおり多くのチョコ好きが真っ先に集まる「サロン・デュ・ショコラ」ですが、開店の1時間前から並んでいたとしても、行列がすでに出来ているほど人気の高いお店となっています。新宿伊勢丹では、会談を何度も下ってようやく行列の最後尾にたどり着くほどの、人気っぷりで、並ぶのも踏まえてイベントとして楽しめます。

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ベルナシオンを買える「サロン・デュ・ショコラ」はいつ開催?見出し

日本でベルナシオンを買える「サロン・デュ・ショコラ」の開催時期がいつになるのかについて説明します。基本的には、毎年1月末に実施され1週間の期間で行われています。ちなみに、2018年に行われたサロン・デュ・ショコラでは、1月22日から開催され、1月28日までの7日間で実施されました。

どの日程も、基本的には、朝の午前10時から、午後の8時まで行われており、ほぼ一日中開催されていますので、自分の都合にあった日程や時間を選択して訪れることをお勧めします。また年末になると、具体的な開催日時が発表されます。開催日時は毎年変わりますので、合わせてチェックしておくことをおすすめします。

特に、ベルナシオンを購入したいと考えている人は、初日の朝早くから並ぶことをおすすめします。というのも、ベルナシオンは人気ブランドとなっていますので、初日や2日目で、完売してしまうこともあり、シャロン・デュ・ショコラの会場に訪れたときにはすでに売り切れてしまっている可能性もあります。早めに訪れましょう。

ベルナシオンの極上チョコを楽しもう!見出し

Photo by loustejskal

今回はフランスのリヨンにあるベルナシオンというショコラトリーの概要や特徴について紹介しました。丸い形のものから、タブレット状のものまで、多くの種類があり日本でも人気のチョコレートです。またタブレット型のチョコの中にはフルーツやお酒とマッチするものもあります。ぜひベルナシオンのチョコレートを楽しんでください。

投稿日: 2018年7月9日最終更新日: 2020年10月8日

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