一乗寺中谷は絶品揃いの店！絹ごし緑茶てぃらみすなどの人気メニュー紹介

京都観光に欠かせないのがなんといってもおしゃれで可愛いカフェ巡り。街歩きで疲れた体を癒すには、自分だけのとっておきの場所が必要です。京都でお気に入りのカフェを持ちたいあなたにおすすめなのが、京都でも知る人ぞ知るカフェ「一乗寺中谷」です。こちらの特集では「一乗寺中谷」のランチからデザートメニューまでをご紹介します。

四季折々の日本を感じられる街「京都」は、インバウンド効果もあり、世界的観光都市として改めてその価値が脚光を浴びています。また、名所旧跡や神社仏閣巡りを一通り済ませた外国人リピーターによる、お花見や紅葉などの「自然鑑賞」や、「体験できる伝統文化」への興味のシフトが、昨今の京都の新たなスポット開発に大きな影響を与えています。

京都では駅ナカや駅周辺の再開発が進んでいます。特に、京都の玄関口である「京都駅」では、2018年3月に地下にある商業スペースが大規模に改修され、レストラン街が大幅に拡大されました。それと同時に、一味違った京都観光を求める国内外の観光客に向け、寿司や食品サンプル、八つ橋などの製造体験エリアが、京都タワービルに新たに設けられました。

京都は全国でも有数の学生の街としても知られています。学生が多い街には必ず、おしゃれで雰囲気の良いカフェがあるものです。京都の街では、映画の撮影に使われるような個性的なカフェから、老若男女問わず愛される老舗のカフェ、京都らしさが溢れるカフェ、モダンな新しい京都を味わえるカフェなど、多種多様なカフェが楽しめます。

京都でインスタ映えすると人気のカフェといえば、木屋町通りの「喫茶ソワレ」、大人の地下秘密基地「エンジェルライブラリー」、一口サイズで色々な抹茶が気軽に楽しめる「テオカフォン」、アンティークとピンクの世界が楽しめる「カヌレ」など、挙げればきりがありません。

京都と聞くと、ほとんどの方が祇園や四条河原町といった京都の華やかなエリアをイメージするのではないでしょうか。本日紹介する「一乗寺中谷」があるのは、そんな賑やかなスポットからは少し離れた「一乗寺」にあります。一乗寺へは、出町柳駅から叡山電車で揺られること5分で到着します。

一乗寺には都会的なビル群や大型のショッピングセンターはありませんが、何故かほっこりするような街並みが広がっています。また、大学が多いエリアでもあることから、青春を思い出せるようなどこか懐かしい街並がそこかしこにあります。そう言った理由から、一乗寺は一味も二味も違うディープな京都に出逢える場所として、全国にファンが多いのです。

一乗寺はまた来たくなる街。思い出の片隅に残るのが、ノスタルジックな魅力あふれる「一乗寺駅」でしょう。叡山電車は多くても二両しかないため、叡山電鉄の各駅は通常よりもこじんまりとしたサイズになっています。小さな一乗寺駅は朝から深夜まで様々な表情を見せます。一度来るとまた来たくなる、そんな思い出にひっそりと佇んでいる存在なのです。

叡山電鉄は全ての車両がワンマン運転で運行されています。ワンマン運転とは、車掌が乗車せず、運転手のみで車両の運行に関する全業務を行う運転方法をさします。叡山電鉄では運転席側に近いドアは出口、車両の後部のドアが入口となっています。また、無人駅では二両目以降のドアは開きません。昔懐かしい乗車方法も、せっかくなので楽しんでみましょう。

街が静けさを纏う京都には、夜の本屋がよく似合います。一乗寺にある本屋「けいぶん社」へ足を運ぶと、子供の頃にあこがれた、自分だけの秘密基地を持ったような気分になります。気づけば長居をしている場所、思いがけない本との出会いが待っている不思議な本屋「けいぶん社」が一乗寺にあります。

京都の「一乗寺」をご存知の方には、きっとラーメン好きが多いはずです。その理由は、ここ一乗寺が全国有数のラーメンの激戦区だからです。京都にはラーメン店が多く、多種多様なオリジナリティー溢れるラーメン屋がしのぎを削っている場所ですが、一乗寺は「麵屋極鶏」や「高安」といった有名店が多く、ラーメン好きが通う激アツスポットなのです。

京都でも特に美しい日本庭園が臨める「詩仙堂」の近くにあるのが、和菓子と洋菓子が楽しめるお店「一乗寺中谷」です。お店の外観は京町家をイメージして作られており、風情溢れる京都の街並みにぴったりです。お座敷風のカフェスペースで一休みすれば、旅の疲れもすっきり癒されます。

せっかく京都に遊びに来たんだから、おいしいスイーツを楽しみたい、でも京都らしい雰囲気も一緒に味わいたいという欲張りなご要望に応えてくれるのが「一乗寺中谷」です。「一乗寺中谷」は、定番の和菓子や洋菓子のテイクアウトはもちろん、お店でゆっくりとお菓子を堪能することもできるので、京都旅行の際には是非訪れたいおすすめの名店です。

わらび餅といえば、ぷるぷるっとした餅にさらさら香ばしいきな粉をまぶしたもの、それが一般的なわらび餅のイメージです。しかし「一乗寺中谷」の「ざるわらび」は一味違います。まず驚くのが「ざるわらび」のまっしろな見た目。ざる豆腐を彷彿とさせる見た目に、一面雪のように真っ白な北海道産のフレッシュクリームがコーティングされています。

一面の雪景色のような「ざるわらび」の表面には、一切切れ目が入れられていないため、きれい過ぎてどこから食べ始めようか迷ってしまうほど。スプーンを入れると、餅の部分がぷるんと顔を出します。半分ほどわらび餅を頂いたら、波照間産の黒蜜をかけて頂きます。クリームと黒蜜の相性が意外とおいしく、コーヒーともベストマッチなわらび餅です。

「一乗寺中谷」では、わらび餅だけでもなんと3種類ものバラエティーが楽しめます。さきほどご紹介した「わるわらび」は和洋折衷の新しい味わいを求める方におすすめです。まずはベーシックなわらび餅を食べてみたいという方には、「本わらびもち」がぴったりです。また、「わらび餅パフェ」を注文すると、京都らしい豆乳ジェラートと一緒に味わえます。

多様なわらび餅のメニューがある「一乗寺中谷」のお次のおすすめメニューといえば、「絹ごし緑茶てぃらみす」でしょう。こちらの「絹ごし抹茶てぃらみす」は、大人気商品のため店頭でも品切れ続出、オンラインショップでも3か月待ちが普通と言われている至極の一品です。

「絹ごし緑茶てぃらみす」を注文すると、まず目に入ってくるのが真っ白なてぃらみすの表目に、点々とバランスよく配置された可愛しい甘納豆。枯山水をイメージして作られた「絹ごし緑茶てぃらみす」には、丹波産の最高級の黒豆、うぐいす豆、小豆が使用されています。そして白あんには豆乳が使わており、非常に口当たりが滑らかです。

和菓子と洋菓子のいいとこどりをした魅惑のコラボレーション、新感覚の「絹ごし緑茶てぃらみす」は「一乗寺中谷」へ訪れたら絶対に食べてみたいスイーツとしてネット上でも話題になっています。数々の情報番組にも取り上げられたこともあり、「絹ごし緑茶てぃらみす」は品切れ続出の商品ですから見つけたらラッキーな一品です。

夏になると絶対に食べたくなるスイーツと言えば、やっぱり「かき氷」です。「一乗寺中谷」ではバラエティー溢れる特製のかき氷があなたを待っています。「一乗寺中谷」では、かき氷と言ったらこれ、というベーシックなテイストから、期間限定のスペシャルテイストまでが多様にそろっています。

「一乗寺中谷」には伝統的な和風テイストの「かき氷」からおすすめのモダンな味わいのものまで、非常にメニューが充実しています。まずはベーシックな味を試してみたいあたなにおすすめなのが、「一乗寺中谷」のみぞれです。みぞれといっても蜜はこだわりの「りんご蜂蜜」とザラメ。口の中でふんわりと溶けていきます。

「一乗寺中谷」のかき氷の中でも人気が高いのが、こちらの黒蜜味のかき氷です。波照間産の黒砂糖を使った大人の甘さが心にも体にも染み渡ります。社寺参拝のあとに、ふらっと立ち寄って味わって行かれる方も多いとか。ふわふわの氷とくちどけの柔らかい黒蜜を是非ご堪能あれ。

「一乗寺中谷」では多くのかき氷が販売されています。中でも外せないのが期間限定のかき氷です。毎年全国からファンが訪れる「一乗寺中谷」では、京都の伝統的な行事があるとそれを取り入れた可愛らしいスイーツがお目見えします。かき氷では7月8月の期間限定「紀州梅のかき氷」が人気です。さわやかな梅の香りが暑さを吹き飛ばしてくれる夏の一品。

「でっち羊かん」は一乗寺エリアで伝統的に作られてきた和菓子です。もちろん「一乗寺中谷」でも食べることができます。「でっち羊かん」の「でっち」とは京都、一乗寺の方言で「練り合わせる、混ぜる」という意味があります。その昔、京都から滋賀県の祭りへ駆り出された若者たちが弁当の代わりに持参したのが「でっち羊かん」の始まりだそう。

「一乗寺中谷」の「でっち羊かん」は薄くて、丁度いいサイズなのがポイントです。薄く生地を伸ばすことでまんべんなく火が通り、「でっち羊かん」が包まれてる竹の香りが均等に羊かんに移ると言われています。歯ごたえは外郎売(ういろう)と通常の「羊かん」の中間ぐらいで、あっさりとした甘みが特徴です。

「お茶やのうて、お菓子やんか。」という関西ならではのユーモア溢れる発想から作られたのが、「一乗寺中谷」特製の「豆乳プリン」。可愛らしい湯飲みに入った豆乳プリンの種類は、ほうじ茶とお抹茶の2種類。なめらかで優しい味わいの豆乳プリンは、子供たちにも大人気。食べ終わった湯飲みは持ち帰りできるので、可愛らしい京都土産に早変わりします。

スイーツのイメージが強い「一乗寺中谷」ですが、もちろんランチも楽しめます。「一乗寺中谷」では京都らしい素材を使ったランチが揃っているので、甘いものが苦手な方でも気軽に利用することができます。それでは「一乗寺中谷」こだわりのランチメニューについてご紹介いたします。

まずおすすめしたいのが「一乗寺中谷」の「いろどりご飯」セットです。京風雑煮と言えば、白味噌を使った雑煮が一般的ですが、「一乗寺中谷」ではこちらが気軽に味わえます。京雑煮のいろどりご飯は9月下旬から5月下旬までです。雑煮、お赤飯、ごま豆腐など5種類がセットになっており、何気ない一日が特別な日になりそうな素敵ランチです。

京都の蒸し暑い夏を乗り切るには、「一乗寺中谷」の夏季限定ランチ「夏のいろどりごはん」がおすすめです。こちらのランチセットには、夏でもつるっといただけるそうめんが付いてきます。ご飯はちりめんじゃこ入りのご飯など、爽やかな組み合わせ。5月下旬から9月下旬までの限定ランチセットです。

ランチを食べたら、おいしいデザートが食べたいという方には、「いろどりごはん」と和菓子、洋菓子、お茶のセットがぴったりです。こちらのセットには、おいしいごはんを食べたあとに、和菓子か洋菓子のどちらかをセットにつけることができます。「一乗寺中谷」の全てを一気に味わえるお得なセットです。

スイーツもランチも味わえる素敵な和風カフェ「一乗寺中谷」へは、叡山電鉄「一乗寺」で下車、東へ徒歩で6分ほど。バスでお越しの際は、京都駅から5番系統、北大路バスターミナルから北8系統に乗車、「一乗寺戻り松」下車、徒歩で一分です。定休日は水曜日、営業時間は午前9時から午後7時までです。

こちらの特集では京都旅行の際に味わいたい至極のスイーツ店「一乗寺中谷」のおすすめの商品の数々をご紹介いたしました。「一乗寺中谷」には芸術品のような「絹ごし緑茶てぃらみす」、話題沸騰の「わらび餅」、毎年食べたい「かき氷」など、一度は食べてみたい一品がそろっています。京都旅行の際には、是非「一乗寺中谷」へ。